ジャンダルム・奥穂高岳

2016年09月10日(土) ~ 2016年09月12日(月)

• GPS: 12:35
• 距離: 25.5km
• 登り: 2,677m
• 下り: 2,706m

コースタイム

1日目

• 山行: 2:10
• 休憩: 0:00
• 合計: 2:10

12:30 上高地バスターミナル
12:45 12:45 岳沢湿原・岳沢登山口
14:40 岳沢小屋

2日目

• 山行: 9:22
• 休憩: 1:50
• 合計: 11:12

5:24 岳沢小屋
5:38 5:38 第一お花畑
5:48 5:48 第二お花畑
7:30 7:40 天狗のコル
9:15 9:35 ジャンダルム
10:30 10:40 奥穂高岳
11:05 11:46 穂高岳山荘
12:49 12:50 涸沢小屋
13:02 13:26 涸沢ヒュッテ
14:23 14:25 屏風のコル
15:47 15:48 中畠新道分岐
16:20 16:21 新村橋(パノラマ分岐)
16:36 徳澤園

3日目

• 山行: 1:30
• 休憩: 0:00
• 合計: 1:30

5:40 徳澤園
6:23 6:23 明神分岐
7:07 7:07 河童橋
7:10 上高地バスターミナル

天候

曇り時々晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

写真

9/10 11:46

バス車内から撮影。大正池越しの穂高連峰。

9/10 11:58

良い天気

9/10 12:29

9/10 12:33

お決まりの河童橋

9/10 12:34

今回の目的地はあそこ↓

9/10 12:47

岳沢登山口入口

9/10 12:52

9/10 13:17

天然クーラー

9/10 13:26

上高地方面

9/10 13:27

9/10 13:27

9/10 13:37

9/10 13:50

西穂高方面

9/10 13:51

明日はあそこを歩く

9/10 14:21

天狗沢方面。この沢を登る。

9/10 14:39

到着

9/10 17:14

お出迎え

9/10 14:49

天狗沢入口を確認

9/10 14:49

9/10 14:51

道標＝テーブル

9/10 15:15

先着2張りまで小屋の後ろに張ることができる

9/10 15:35

アルコールストーブ初挑戦。当たりだったみたい。

9/10 17:20

9/10 17:41

充電できました

9/11 5:29

いよいよ出発

9/11 5:29

矢印の所から

9/11 5:32

まずは樹林帯

9/11 5:33

すぐにガレ場

9/11 5:38

第一お花畑

9/11 5:48

第二お花畑

9/11 6:17

コースは向かいの尾根へ

9/11 6:24

振り返る

9/11 6:24

ここからが長い

9/11 6:32

これ位の斜面を登ります

9/11 6:44

ここからガレ場に戻ります。目標はあのコル。

9/11 7:16

もうすぐだが、足元が崩れやすい。

9/11 7:30

小屋の跡

9/11 7:30

この辺りは滑りやすく崩れやすい。石を落とさないように。

9/11 7:31

天狗のコルに到着

9/11 7:41

天狗の頭方面。

9/11 7:42

私はこちら方面へ

9/11 7:45

まずはここを登る

9/11 7:45

9/11 7:59

正面が天狗の頭。鞍部が天狗のコル。

9/11 8:02

尾根を行かず、左を巻く

9/11 8:05

足元が狭い

9/11 8:14

マークは左にあるが、こちらを進む。

9/11 8:22

9/11 8:37

正面に南アルプス。その左に雲をかぶった富士山。

9/11 8:38

上高地を見下ろす

9/11 8:59

マークが見つからないことが何回か。

9/11 9:04

越えたらジャンダルムが正面、槍と奥穂が両側に。

9/11 9:10

マークは所々にある

9/11 9:10

あと一息

9/11 9:16

天使に会えた!!! 今回の目的達成!!!

9/11 9:23

来た道を振り返る

9/11 9:23

9/11 9:24

槍から、三俣蓮華、黒部五郎、薬師、その向こうに立山と剣

9/11 9:42

ジャンダルムから降りて、奥穂に向かうトラバース

9/11 9:47

まずはロバの耳

9/11 9:51

9/11 9:53

ロバの耳の向こう側は一気に降下

9/11 9:55

ここを下りました

9/11 9:55

9/11 10:11

ロバの耳を振り返る

9/11 10:15

馬の背全景

9/11 10:16

いよいよ噂の馬の背

9/11 10:24

馬の背を振り返る。怖さは感じなかった。

9/11 10:28

次は奥穂高岳

9/11 10:30

到着。1年ぶり。

9/11 10:39

お馴染みの絵

9/11 11:19

穂高岳山荘でコーラを購入し昼食。
今晩から雨予報。この先のルートに悩む。

9/11 11:39

結局、晴れているうちに下ることを決断。

9/11 12:47

9/11 12:48

テントもまばら

9/11 12:55

今晩、どこに泊まるか検討中。

9/11 13:24

結局、初のパノラマコースを下りて、徳沢園に泊まることに決定。

9/11 13:29

9/11 13:36

槍の穂先がちょびっと

9/11 13:45

これが道か？

9/11 13:51

来た道を引き返す

9/11 13:57

ここで間違えた。

9/11 14:13

漸く稜線に出る

9/11 14:20

9/11 14:20

涸沢ヒュッテよりかなり登ってきた

9/11 14:21

屏風のコルに到着

9/11 14:22

9/11 14:26

赤い屋根が徳沢園？

9/11 14:48

9/11 15:31

慶應尾根の手前

9/11 15:31

9/11 15:31

9/11 15:47

中畠新道分岐

9/11 16:11

林道に出る

9/11 16:12

この標識に気付くかな？

9/11 16:18

9/11 16:19

9/11 16:32

徳沢園到着

9/11 16:42

天干し中

9/12 5:42

今日も良い天気

9/12 5:52

9/12 6:14

9/12 6:23

9/12 7:07

秋の空

9/12 7:11

上高地バスターミナルに到着

9/12 7:43

始発で帰ります

9/12 10:13

昨晩はJ2のゲームがありました。

撮影機器：

IXY 410F CANON

感想

Sands

永年思いをはせ、実行できなかったルートに挑戦しました。
きっかけは昨年10月に放送されたBS-TBS『日本の名峰・絶景探訪』「ジャンダルム　 日本岳人に捧ぐ【2時間特別編】」でした。Youtubeにも動画は数多くアップロードされていますが、TV放映されると違います。これでルートの様子が分かり、計画実行につながりました。
今回は岳沢ー天狗のコル経由だったので西穂からの真ん中からですが、それでもルートの様子がつかめ、全ルート踏破も憧れではなくなりました。

奥穂までのルートはこれまでの経験を活かしルートファインディングと三点支持をしっかり行うこと、切り立った地形にビビらないことの2点を確実に行えば恐れる必要はありませんでした。
途中、マークが見つからず、引き返すことが何度かありました。日によっては前後に誰もいないことがあるので、注意が必要です。
馬の背についてはすれ違う方から「楽しんできてください」(笑)と言われましたが、あっさりと通過してしまいました。高度を感じないのか、自分でも不思議でした。
またジャンダルムでは天使に会うことができ、感激ひとしおです。
このルートで最も気を使ったのは、とにかく石を落とさないこと。真下に他の登山者がいるのが見えますから、慎重に行動しました。

当初計画では穂高岳山荘から槍ヶ岳経由で燕岳・中房まで行く予定でしたが、3日目以降は天気が崩れるとのことから、今回の山行の目的を果たしたこともあり、悩んだ末に穂高岳山荘から下山することにしました。
この時刻になると私の足では上高地からの最終バスには間に合わないので取りあえず涸沢まで下り、涸沢ヒュッテで今晩どこに泊まるかを考えながら地図を見ていました。すると「パノラマコース」が目に入りました。まだ通ったことがないので、即決で行くことにし、その結果徳沢園に宿泊することが決まりました。
結論から言えば、人が少ないのはよいのですが、あまり楽しいコースではなく「このコースはもういいかな」と感じました。次回以降は横尾経由になりそうです。

今回の山行に当たり、テント泊を前提に荷物の軽量化にも取り組みました。いつもの縦走の荷物ではこのルートを踏破するのは厳しいです。結局5kgほどの軽量化に終わりましたが、それでも効果は十分にありました。ストーブは初めてアルコール式を使いましたが、ソロ山行ならこれで十分と分かりました。ツエルト泊も検討しました。-2kgは大きいのですが、この時期に使うのは気候的に少々厳しく、テントで正解でした。別の機会に試してみようと思います。