秋を感じてきた白馬岳(北ア)
- GPS
- 25:39
- 距離
- 20.0km
- 登り
- 1,723m
- 下り
- 1,729m
コースタイム
- 山行
- 4:48
- 休憩
- 0:59
- 合計
- 5:47
天候 | 曇り〜ガス〜曇り 曇り〜晴れ〜曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
コース状況/ 危険箇所等 |
整備された登山道なので特に危険なポイントは無いと思います。 |
写真
感想
【感想/記録】
9月の三連休は休暇をくっ付けて、2泊〜3泊でどこかへ行こうかと思っていたら、お天気はあまり良く無い予報、さらに台風16号まで接近する始末。白馬岳〜不帰ノ険〜唐松岳やその先へ縦走、あるいは黒部五郎岳方面へ行きたかったのですが、このお天気では無理。ならば一泊二日で近場、あるいは日帰りと悩みましたが、今年まだ行ってなかった白馬岳へテント泊で行くことに。ただお天気が微妙なので、白馬大池でテント泊し、サブザックで白馬岳をピストン、白馬岳頂上まで一気に行き白馬岳頂上宿舎のキャンプ場でテント泊のどちらか悩みました。
栂池高原には7時過ぎに到着し、準備をしたら栂池パノラマウェイ始発便に乗り、8時45分過ぎに登山口から登り始めました。9月半ばだけあって最初は長袖シャツでも寒いくらいでしたが、整備された登山道を歩くと風が無い樹林帯はすぐに暑くなりました。2週間ぶりの登山なので身体はなまっていないか心配でしたが、いつもより調子が良いくらいでした。毎週の登山はやはりおっさんには疲れが取れなく、疲労の蓄積があったのでしょうか(笑)。ほとんど休まず天狗原から白馬乗鞍岳に到着。しばらく小休止して白馬大池山荘に到着。ここで給水させていただき、昼食を食べて11時20分頃に出発。
船越ノ頭からも順調に進みましたが、小蓮華山を越え稜線に出ると風が強くなり、雨粒も降ってきたので、レインウェアを着込んで再出発。幸い雨はパラパラと極短時間降っただけでしたが、そこそこ強い風が吹いて寒いくらいでした。ここから稜線を少しアップダウンしながら進むと、白馬岳の頂上が見え13時45分くらいに頂上に到着。薄日が差すくらいにお天気は回復しましたが、残念ながら高曇りで青空は見えず。それでも剱岳や立山、杓子岳、白馬鑓ヶ岳、振り返ると歩んで来た小蓮華山なども見えて、まずまずの眺望でしょうか。
頂上は風が強く寒いので30分くらいで下山し、白馬頂上宿舎のキャンプ場でテントを設営しようとしましたが、ここは窪地なのに風が稜線並みに結構強く、テントがなかなか張れない。苦労してテントを設営し、ビールを調達して一息ついたら、曇り空ですが一応夕日を撮影しに白馬岳頂上へ。やはり曇り空なので残念ながら剱岳の向こうが少し赤くなった程度でした。山頂付近はソフトバンクの電波が通じるので、明日の天気をチェックすると、あまり思わしくない予報。なのでとっとと夕飯を食って寝ました。
夕方には一旦治った風が夜には再び吹き出し、夜半には強風で風の音がうるさく、時々突風が吹いてテントが揺れ、その度にテントが吹き飛ばされるかと思って、落ち着いて寝られませんでした。やっぱり白馬大池に引き返せば良かったと後悔しながら、うつらうつらとして熟睡できないまま、4時になったのでテントの撤収準備を始めました。空を見ると怪しげな雲があり、雨が降らないうちに下山したかったので、朝食は抜きで撤退の準備しました。幸い風は少し収まり、強風のおかげでテントは結露せず、いつもよりも早く準備が完了。5時10分頃に白馬岳頂上に向けて出発すると、東の空が赤くなっていました。頂上へ着く頃には日が上がって御来光にはちょっと間に合わず残念。それでも赤く染まる山々、富士山、八ヶ岳や剱岳、立山、遠くには白山や穂高連峰まで見えて、頂上にまで来た甲斐がありました。雲が切れて青空も見え、悪い天気予報にしてはなかなか良い眺望が得られて、これまで5回も来た白馬岳は期待をやつぱり裏切りません。頂上からすぐに撤退せずテントの中で強風に耐えて良かったです。
頂上付近は結構な強風が吹き、レインウェア、ジャケット、フリースを着ていても寒いくらいでした。夏山では無く秋山を感じますね。しばらく撮影をして、6時には栂池高原に向けて下山開始。いくつかのピークを越えて、小蓮華山、船越の頭を過ぎて8時に白馬大池に到着。ここにまで来ると風も収まり暑くなったので、レインウェアとフリースを脱ぎ、ちょっと遅い朝食を食べて8時40分頃には栂池高原に向けて再出発。ここからは大きな岩が続く坂道が続くので、ジャンプしながら岩の上を飛び越し下っていると、調子をこき過ぎたためか、後半は足に疲れがきてペースダウン。まだまだ修練が足りません。天狗原付近では紅葉が始まっていますが、本格的な紅葉は来週以降でしょうか。昨日はガラガラだった登山道も三連休のため登って来る多数の方とのすれ違い渋滞も発生し、待ち時間も発生したのでペースが上がらず、10時半頃にようやく栂池高原に到着。あまり良くない天気予報でしたが、幸い雨が降らないうちに無事下山できました。明日は大荒れの予報が出ていますが、今日宿泊される方大丈夫でしょうか。
【注意点や反省点】
長野県側が見える稜線ではソフトバンクの4Gの電波が入りました。
朝夕はそれなりに冷え込み、稜線に出ると風が強い場合はかなり寒いので、ビーニーや薄手の防寒グローブなどがあると良かったです。
今回のザック、カメラバッグなどの装備の重さは約13.2kgでした。水は500ccのペットボトルのお茶だけでしたが、余るくらいでした。もう秋なのであまり水は消費しませんでした。白馬大池では給水ができますので食事にも便利です。
白馬岳頂上宿舎キャンプ場は1泊1000円、水場がありトイレは男女に分かれ、ペーパーもあり比較的きれいでした。整ったテン場ですが、人気のお山なので休日は良い場所はすぐにいっぱいになります。一昨年来た時には良いスペースが無く奥の斜めになったところで幕営しました。
今回も使用したモンベルの登山靴、アルパインクルーザー 2000は、樹林帯から岩が積み重なった稜線がある白馬岳で使用しても良好でした。オールラウンドに使える登山靴ですね。比較的軽く足も痛くならず、履き心地も良好です。耐久性は分かりませんが、アウトソールも張り替えできて長く使用できそうです。モンベルが自慢しているトレイルグリッパーの威力は確認出来ませんでしたが、言われればそうカナという程度ですね。
【Apple Watch等による計測結果】
ムーブ(安静時を越える推定エネルギー消費量 / kcal)
718
666
エクササイズ( 活発に活動した分数 / 分)
38
47
スタンド( 1時間のうち1分以上身体を動かした時間 / 時間)
14
10
登った階数( 一階=約3mの高度を上昇 / 階)
324
116
ウォーキングの距離(km)
22.9
18.8
歩数(1日で歩いた歩数 / 歩)
30,030
23,445
心拍数 (1日で最低、最高の心拍数)
55〜104
57〜107
体重
61.0 -> 60.2
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