赤谷山ーこっちの水はあ〜まいぞ?
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- GPS
- 08:58
- 距離
- 15.6km
- 登り
- 1,627m
- 下り
- 1,622m
コースタイム
- 山行
- 8:08
- 休憩
- 0:51
- 合計
- 8:59
取水堰堤〜赤谷ピストンのコースタイムはヤマレコ(山と高原地図)で10時間30分、ヤマケイで9時間だが、ヤマケイは山域ごとにバラつきがある(自分の印象)ので計画はヤマレコを基準にしている。
今回は先週の大猫〜猫又山行を基準に休憩込みの10時間と踏んでいたが、藪漕ぎがなかったせいか予定より早く帰ってこれた。
猫又も赤谷も破線ルートだが、少なくとも赤谷は一般登山道のくくりでもいいのではないかと思う。ほぼ全線で道は露出していた。
6時出発予定が1時間遅れ。先週は2時間遅れだったので少しは改善された(?)
天候 | 晴れのち曇のち雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
ゲート(駐車場所)からブナクラ谷入口までは工事用道路を歩く。途中の分岐(工事現場事務所のところ)は直進。右は大窓方面。取水堰堤を過ぎて未舗装になった道路がカーブするあたりがブナクラ谷入口。右側に赤テープ、赤ペンキあり。 【ブナクラ谷入口〜戸倉谷出会】 入口付近は岩がゴロゴロした河原のようなところで、上へ向かう。すぐに岩が積みあがったようなところが見えるがそこまではいかずに右の樹林帯に入り(赤テープあり)、ほどなく第一渡渉点。あとは道なりで迷うことはないと思う。普通の登山道だが、水の流れている沢を歩くところもある。(先週よりは距離が短かった) 戸倉谷出会は第3渡渉点でそのまま直進もできるが、川岸をへつる道もあり少し上流でも渡渉できる。 【戸倉谷出会〜ブナクラ峠】 しばらく平坦な道が続いたあとに傾斜が出てくる。急登ではないが何度も息を整えるために立ち止まった。 樹林帯を抜けるとゴーロ帯。どうにでも歩けるのでひたすら上を目指す。赤ペンキあり。 【ブナクラ峠〜赤谷山】 藪を覚悟したが、ほぼ全行程で道ははっきり(露出)してる。猫又方面に比べればずいぶん楽に感じた。 出だしの小ピーク二つはまき道を行く。二つ目のピークを巻いた後に見えるピークは赤谷山ではない。その後ろにある。 途中分岐が2か所ほどあるが、どちらも左(上りの場合)へ行く。赤テープを見落とさぬように。 地理院地図やガーミンの山岳地図は1850m付近で右へ行くよう(尾根通し)に登山道がついているが、ヤマレコやヤマケイオンラインのコースが現在のコースのようだ。 巻き道は折尾谷側(後立山側)に付いているが、上りに入るとルートは涸れ沢で岩がゴロゴロしている。 |
その他周辺情報 | 湯のみこ温泉¥500 |
写真
(上りで)右側にも道はあるが左がルート。右へ少し行ってみたが草で覆われて先が見えなかったので戻ってきた。
下りでは間違えないと思う。
昭和12年12月27日早月尾根ニ於イテ。昔はこの辺から取り付いたのかな?
ちょと先に昭和28年8月19日付の北大山岳部のレリーフがある。
感想
先週の猫又山行後に、もう当分あの辺は結構、という気になったが、笹に覆われた道がどんなものかわからなかった(ガスで視界も悪かった)ので不安、戸惑いでそういう気持ちになったのではないか思い、どんな様子かわかった今ならもっとうまく歩けるんじゃないかと考え、それを試すために赤谷山へ向かった。
だが、思惑と違ってブナクラ峠から赤谷山への道は峠〜猫又山よりもずっと歩き易く、全線にわたって道は露出していたので、藪漕ぎがうまくできるかどうかはもう一度猫又に行くしかなさそうだ。まだ当分は遠慮しておくが。
猫又の藪漕ぎと言っても、登山道の両脇の笹や灌木が背丈くらいというだけで、歩くところには生えていない。道なき道を行く藪漕ぎとはちょっと違う。ホントの藪漕ぎをするなら無雪期の大笠山から笈ヶ岳かなぁ。怖いもの見たさでちょっぴり行ってみたい気もするが一人では躊躇する。
午後から50%の雨予報だったが夕方まで大丈夫だろうという根拠のない自信を持って出かけたが、自分の予想より2時間早い14時に雨が降り始めた。翌日も雨予報だったので降り続くと考え、早めにレインウェアを着用。いつもはただの重しになっているレインウェアとレイングローブが奈良岳山行以来2度目の役に立ったことは良かった(?)
赤谷山と言えば、ガイドブックに「剱見るなら赤谷山でよ〜」という剱ダンチョネ節の1節が紹介されているが、正しくは赤谷(アカダン)尾根らしい。ダンチョネ節の替え歌で早稲田大学山岳部の部歌だそうな。いつ頃作られたかわからないけど地元では山は少なくとも「アカタン」と濁らない。尾根になると濁るのかな?
http://tanifujikumiko.web.fc2.com/turugisita.html
【追記】
「富山の百山」では「あかたにやま」となっていた。釜谷山も「かまたにやま」とふり仮名がついていた。
先週は2人(大猫ピストンと猫又下山)にしか会わなかったが、今週は大猫へ向かう5人くらいの中高年パーティーに登山口で、赤谷の上り(涸れ沢)では2人組とすれ違った。
5人パーティーは登山口であと2人を待っていたようだが、その2人は途中で大窓方面の道路を進んだようだ。下山後には自分の車以外はなかったので無事合流して戻ってきたのだと思う。
2人組は赤谷山で野営して白ハゲまで行って戻ってくる途中だった。そういう楽しみ方もあるんだなぁ、とその時は思ったが、山頂で白ハゲ、赤ハゲ方面を見た時には、え、あそこ!?、という感じであまりそそられなかった。
この日も帰りは工事用道路をジョギングで戻ろうと思ったが、半分以上も走れなかった。レインウェアが邪魔だったということにしておこう
コメント
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レッズさん、赤谷いいですね。ここも大好き(最近は行っていないが)です。山頂のちょっと奥に日本庭園のような場所もありますよ。その先の北方稜線もいいです。道がかなりヤバくなっていますね。そのうち廃道化するのだろうか・・・紅葉は来月ですね。チカ
午後から雨予報だったのですぐ下りてきましたが、山頂で剱を眺めながらゆっくりと昼食をとれたら最高でしょうね。
昨日からの雨で気温がぐっと下がって紅葉が進むかもしれませんね。早ければ月末には草紅葉が見られるかもしれませんね。
丁度、あかたん山行きの予定あったんで参考にしました
思ったよりキツイ山でした
お疲れ様でした。この辺の山は登山者に優しくないんですよねぇ。
レコを拝読しました。劔の展望台としては最高なのですがガスで残念でしたね。
今度は大猫〜猫又はいかがですか?辛くなったら大猫ピストンでも大猫平の草紅葉を楽しめると思います。
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