八ヶ岳・美濃戸〜阿弥陀岳・中岳・赤岳〜美濃戸
- GPS
- 13:15
- 距離
- 17.3km
- 登り
- 1,699m
- 下り
- 1,673m
コースタイム
- 山行
- 5:45
- 休憩
- 3:16
- 合計
- 9:01
天候 | 17日:曇り 18日:雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
中岳のコルから阿弥陀岳の登りは登攀があります。 下りは落石を起こさないように注意してください。 地蔵尾根の下りは鉄階段が滑りやすいので注意してください。 <Record> 出発時刻/高度: 05:30 / 1682m 到着時刻/高度: 09:58 / 1681m 合計時間: 28時間28分 合計距離: 17.32km 最高点の標高: 2859m 最低点の標高: 1681m 累積標高(上り): 1388m 累積標高(下り): 1367m ●総歩数(Door to Door):1日目 20,214歩/2日目 24,154歩 |
その他周辺情報 | <赤岳展望荘> 小屋の受け付け順に色違いのカップが渡され、コーヒーとお茶が飲み放題になります。 カップの色で食事の時間が異なります。 食事は夜、朝ともにバイキング形式で私は最終組でしたが十分な量がありました。 談話室は個室棟からは屋内から、大部屋から玄関を出て行きます。 ガスで視界が悪いときはライト必須です。 お風呂は大きな釜の五右衛門風呂で5人くらい同時に入れます。 後続の人が列をなしているので、あまり長湯ができませんが、山で汗を洗い流せるって幸せです。 今回、私は飲んでいませんが、ビールやワインもそろっているので、酒好きな人にも満足できると思います。 |
写真
感想
会社の同僚と三連休を利用して八ヶ岳に行ってきました。
美濃戸から阿弥陀岳、中岳、赤岳、横岳、硫黄岳を縦走する計画です。
天気が下り坂なのが気になります。
5時半に美濃戸のやまのこ村に到着。
三連休の初日とあって結構混んでいます。
受付の女性の方に駐車スペースに誘導してもらい準備を整えます。
やまのこ村をスタートし、赤岳山荘、美濃戸山荘を通過したら北沢ルートと南沢ルートの分岐が現れます。
今回は阿弥陀岳から登るので南沢へ進みます。
沢沿いの樹林帯を緩やかに登っていきます。
苔むした道が八ヶ岳らしくて気持ち良いです。
2時間半くらい歩いたところで行者小屋に到着、ここで小休止します。
行者小屋は水場があるので、一息つくにはもってこいの場所です。
ここまであまり登った感じがしなかったのですが美濃戸から約700m高度を稼いでいました。
行者小屋を出ると文三郎尾根を左に見送り、中岳のコルを目指します。
1時間弱で中岳のコルに着くと左手に中岳、右手に阿弥陀岳、そして正面やや左に富士山を見ることができます。
阿弥陀岳は登攀が必要な場所もあるので、中岳のコルにザックとストックをデポし、サブザックでアタックしました。
カメラを背中に仕舞ったので写真はありませんが、全身を使っての岩登りが楽しくある意味今回の山行で一番のハイライトかもしれません。
阿弥陀岳は眺望に優れ目の前の中岳、赤岳はもちろん、横岳、硫黄岳その向こうに天狗岳、権現岳や編笠山を見ることができます。
登攀で登ってきた道は下りの方が高度感があって緊張を強いられます。
浮き石が多いので落石を起こさないように注意してください。
中岳のコルに戻って荷物を回収したら中岳を超えていよいよ赤岳へのアタックを開始します。
まずは文三郎尾根の分岐まで九十九折に斜面を登り詰め、南側に回り込んだらキレットとの分岐を過ぎたら鎖場となり、一気に高度を上げます。
祠と標柱が見えたら赤岳山頂です。
残念ながらガスで眺望ゼロでしたが、十分達成感はありました。
山頂を堪能したら、赤岳頂上山荘を抜け赤岳展望荘に向け下ります。
北斜面は南側より傾斜は緩やかですが、ガレ場なので滑らないように慎重に下ります。
道が平坦になったら展望荘はすぐそこです。
展望荘で受付を済ませたら本日の行程は終了です。
しばし小屋の生活を楽しみましょう。
二日目は台風の接近もあり、雨と強風の予報。
早い時間が比較的風が弱いようなので、横岳、硫黄岳は今回諦め、地蔵尾根からエスケープすることにしました。
小屋を出ると雨は思ったより弱かったですが、風が強いので稜線歩きは緊張を強いられます。
お地蔵さまが見えたらいよいよ地蔵尾根の下りが始まります。
地蔵尾根は距離が短い分、高低差が大きくハードと聞いていたので不安半分、楽しみ半分でした。
序盤の鎖場に始まり、鉄階段、急斜面の連続ですが、慎重に下れば問題なく、思ったより楽に下ることができました。
行者小屋を過ぎたら樹林帯に入るので風の心配はありません。
足元に注意しながら下山しましょう。
2時間ほどでやまのこ村に到着。
今回、横岳から先へ行くことができませんでしたが、阿弥陀岳から赤岳で十分満足できました。
横岳、硫黄岳はまたの機会に取ってくことにしましょう。
お疲れ様でした。
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