蛭ヶ岳 丹沢主脈縦走(焼山登山口〜大倉)(行こう!歯科健診登山部)
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- GPS
- 10:45
- 距離
- 26.6km
- 登り
- 2,201m
- 下り
- 2,204m
コースタイム
- 山行
- 9:38
- 休憩
- 1:02
- 合計
- 10:40
過去天気図(気象庁) | 2016年09月の天気図 |
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アクセス |
写真
痛くも痒くもないですし、この体長で血を吸われた所で健康に影響があるレベルではないのでしょうが、とにかく気持ち悪いです。
肌に食いついたヒルを引っ張って取ろうとすると、ガッチリと食いついてなかなか離れないし…
いつも履いているサポートタイツを履かなかったからなのか、トレッキングポールを使わなかったからのか…
なにかひねったのか…
ともかく左膝を曲げると痛い!
サポートタイツとトレッキングポールを装備すると少しはマシになりましたが…
この時点で12時。左膝を伸ばしたままなら痛くありません。
登りは右足を踏み出して左足を伸ばしたまま引きつけます。
下りは左足を伸ばしたまま下ろし、次いで右足を下ろしてくればノロノロ運転ですがまあ歩けます。
自力で歩けるので、救助を要請するのは止め、丹沢山〜塔ノ岳〜大倉ルートで下山することにしました。
このルートであれば何度も歩いていますし、山小屋もあり、登山客も多いので、仮に動けなくなったとしてもどうにかなります。来た道を戻って焼山登山口に降りると、登山客が少なく山小屋もないので…
いざとなればツェルトもあるし、行動食(菓子パン5個)もあるので、ビバークも可能です。
感想
前から気になっていた地元神奈川、蛭ヶ岳に行ってきました。
蛭ガ岳山頂についた途端にガスってしまいましたが、山頂直下でみた景色は素晴らしかったです。
塔ノ岳で念願の猫にも会えたのですが、あれは塔ノ岳の青い目の猫だったのか、ミー君(尊仏山荘の飼い猫)の方だったのか…
しかし、蛭ガ岳から丹沢山に向かう途中で問題発生。
膝をひねったのか、いつも使っているサポートタイツとトレッキングポールをナシで登ってきたのがまずかったのか、とにかく左膝を曲げると強い痛みが走るように…
感覚的には、関節ではなく筋肉の痛みっぽかったですが、ともかく左膝を曲げると強い痛みがありました。
下る時は左足から、登る時は右足から踏み出すようにすれば左膝をそれほど曲げなくても(ゆっくりとですが)進めることを確認して、どうすべきか少し考えました。
「携帯の電波が通じる場所まで行き、救助を頼む」
↓
まだ自力でゆっくりですが歩けるので、とりあえず却下。体力的にはまだ十分余裕があり、時間も13時。焦るような時間ではありません。ツェルト(ファイントラックのピコシェルター)もあるので、いざとなればビバークも可能です。
コースはどうするか?来た道を焼山登山口までもどるか?それとも予定通り大倉に降りるか?
↓
大倉までの道のほうが、みやま山荘、尊仏山荘等山小屋が多く、登山客も多い。塔ノ岳から大倉までの道は何度も往復しているので、今日始めて通った焼山登山口までの道を降りるよりも確実。
仮に左膝が悪化して動けなくなったとしても、山荘に泊まれるし、救助も頼みやすい。尊仏山荘より下の山小屋が開いているかは微妙だが、最悪軒下を借りてビバークはできる。
よって、予定通り大倉に降りることにしました。
サポートタイツを履き、トレッキングポールを持ちます。左膝を曲げなければ、ゆっくりですが登りも下りもそれほど問題ありません。
普段よりも少し時間はかかってしまい、最後はヘッデンをつけての下山になりましたが、救助を呼ぶこともなく、それ以上の怪我もせず自力下山できました。
ツェルトを持っているという安心感が大きかったです。いざとなればビバークができるというのは心の余裕に繋がります。
翌朝、まだ左膝を曲げると多少痛みますが、まあ大したことはなさそうです。今後はサポーターやサポートタイツによる膝痛対策も考えないと…一番確実なのは普段からのトレーニングですかね。
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