作礼山・八幡岳は暑かった
- GPS
- 05:22
- 距離
- 13.3km
- 登り
- 863m
- 下り
- 836m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
八幡岳:牧瀬IC前よりR203を唐津側へ2km行き厳木駅を過ぎ県道32号線を左折、4km先で県道315号線(蕨野の棚田の看板あり)を直進。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
作礼山(屋敷登山口より):谷沿いのコースであまり使われていないようだが、黄色リボン+赤テープ少々あり。登山口と第一渡渉点と九合目駐車場下の車道に出る所に標識あり。1回迷って、3回悩みました。九合目からが良いかと思います。 八幡岳(八幡岳キャンプ場より):車道(県道323号線)と登山道(九州自然歩道)があります。登山道の最後の方は分かりませんでした。 |
その他周辺情報 | リョーユーパン佐賀工場直売店・・・出来立てパンが安いです。 きゅうらぎ温泉「佐用姫の湯」・・・6時以降は300円でした。 佐賀ラーメン「喰道楽」三日月店・・・ちゃんぽん670円 |
写真
感想
先日の日記での九州百名山議論?の際に旧版が意外と後回しになっていることが判明し、日帰りで2山行けそうな佐賀のお山にしました。
油断したわけではないが寝坊して8時半に家を出る。
途中、R34号線のリョーユーパンで買い出し。(佐賀方面行くときは結構寄ります)
2山とも頂上直下まで車で行けそうですが、それでは味気ないのでなるべく登山道を使おうと努めてみました。
先ずは、作礼山から。
栗の木バス停前から攻めてみました。
地図で見ると破線があるけどヤブがひどく断念。(冬なら行けるかも?です)
次に屋敷登山口を見つけるも、道幅が狭いので少し戻って車を広い駐車場に停める。(登山者用ではないようですがスミマセン)
仕切り直してスタートするも、不快指数120ですぐに激汗。
おまけに道を間違えて、今日来た事を後悔。(この手の山は冬がいい)
なんとか復帰して上を目指すが道が不明瞭な所があり数回悩みました。
沢が終わり踏み跡が明瞭になったところで九合目の駐車場下で車道に出ました。(ここまでは黄色テープが頼りになりました)
今年で一番汗を掻いたと思います。
ここから先はサンダルでも行けそうなハイキングコースです。
東峰から見る天山はムラサキセンブリやトリカブトが咲いて登山者も多かったことでしょう。(本当はこっちに行きたかった)
いったん下って山頂へ行くとご年配のグループが。どこの山でも女性は元気がいい。
やっと一人になり、三角点を探すと写真の状態になっていました。
これでは三角点がどこにあるのか分かりません。
天端には十字が刻んであり、南面に等級と三角点の文字があります。(大きさは等級により一辺の長さが違いますが)
私の場合、文字面を見て東西南北および周りの山を同定し、地図と見比べて下山ルートの確認をします。(時々向きが違っていたりしますが)
そして三角点は我々が使うすべての地図の基準となるものです。
現在では三角測量ではなくGPS測量に代わり、遺跡的な存在になりつつありますが、
近代日本の正確な地図を作るために汗を流した先人たち(明治〜戦前は内務省陸地局および参謀本部陸地測量部、戦後は国土地理院が設置・管理)に感謝し敬意を払う場所でもあります。(三角点ハンターではありませんが)
少々くどくなりましたが「三角点は大切にしましょう!」ということですね。
因みに、皆さんご存知のようにケルンは道標であり遭難防止が目的です。
これ以外の目的(慰霊碑や観光目的や遊び心の記念碑など)は遠慮頂きたいと思います。
登山道以外に設置すると混乱を招く恐れがあり危険ですし、無駄にに大量の石を集めると表土が流れ環境破壊になります。(人気ルートでは問題になって撤去しているらしい)
やっぱり、くどくなりましたね。(アラ5オッサンですから)
話を元に戻します。
キャンプ場前には池があり覗いてみるとなかなか趣があり気に入りました。
標高800m以上で、人の手は最小限しか入っておらず、水質もよく生き物も多数いるみたいでした。
また来てみたいと思います。(次は車でね)
この作礼山、隣の天山を陽とすると間違いなく陰になると思いますが、「静かに山と向き合うことができる山」という感じでした。
時間も3時を過ぎ、悩みましたが次の八幡岳へGO。(九百ハンターの悲しい性です)
途中、蕨野の棚田を見ながらキャンプ場前から入山。
知らない山でこの時間からの登山はご法度でしょうが、片道1.5kmとあるので急いで行きました。
3回目の車道との交差点で、登山道が不明瞭なので最後は車道で電波塔を回り込んで山頂へ。
さっきまで下界が見えていたのにガスってきました。
真っ白な世界に送信設備の変圧器の「ブ〜〜〜ン」という音だけが響いていました。
最後はおとなしく車道で下山。
アサギマダラさんに「また来年会おう」と別れを告げ帰路につきました。
余談ですが、帰りにR34を鳥栖方面に向かうと、やたらとラーメン屋さんが多いです。
他の麺類と比較するとラーメン屋10に対し、チャンポン屋3、うどん屋1といった感じです。(福岡県ではもっとうどん屋が多いはず)
ただし、看板はラーメンでもチャンポンがメインの店もありますのでラーメンとチャンポンに関しては五分五分といったところです。
R34(長崎街道)で長崎からチャンポンが、久留米・鳥栖からラーメンが伝わり佐賀平野で熱い戦いをしている模様です。
コメント
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すごく勉強になりました。
わたしは地図読みも同定も全然ダメだから
しっかり気合い入れて勉強せないかんです。
ケルンも見つけるとホッとしますし、わたしは頼り過ぎているところがあります。
だから遊びで積んでるケルンがあると非常に困りますね。
三角点、大切にします!
コウラサンさんはいろんなことに詳しい、
記録を通してまた教えてください。
クルリンさん、こんばんわ!
三角点の話なら「劔岳・点の記」(新田次郎、映画もレンタル屋にあるはず)が分りやすいと思います。
今度三角点を見たら文字面が南を向いているかどうか確認してみて下さい。
GPSやスマホ、コンパスがなくても方角が分りますよ。(たまに違う時もあるけど)
文字面が南に向いてるのは気付きませんでした。私は三角点の写真集めてます。国土地理院の点の記で調べると色々分かり面白いです!
CRUさんこんばんわ!
おっと三角点マニアでしたか
そういえばプロフ写真はどこのですかね?
作礼山行って、私の代わりにあの看板を引っこ抜いて下さい。
これは耳納連山の鷹取山です!
ありがとうございます。
やはり、そうでしたか。
ちっご平野の眺めがよかですもんね
こんなの見つけました。
http://saga-webtv.jp/sakure/index.html
http://saga-webtv.jp/
yasu
ヤス村長、情報ありがとうございます。
拝見させてもらいました。
ヤ○ップの方々の活動自体は素晴らしいと思います。
ベテランの方々も多いのに残念です。
どうしてもやりたいのであれば、せめて場所を選んで欲しいですね。
あっ、マムシには会いませんでしたよ(^_^)
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