仏谷左俣〜蛭ヶ岳〜檜洞丸

2016年10月12日(水) [日帰り]

• GPS: 08:45
• 距離: 15.6km
• 登り: 2,063m
• 下り: 2,051m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:07
• 休憩: 0:39
• 合計: 8:46

距離 15.6km 登り 2,068m 下り 2,064m

6:52 神ノ川ヒュッテゲート前登山口
7:01 矢駄尾根登山口
7:06 孫右衛門谷ゲート(仮)
7:33 7:34 広河原入口
7:48 8:01 岩水沢出合
8:27 8:30 仏谷
8:42 8:43 馬酔木平
11:50 11:58 蛭ヶ岳
12:30 ミカゲ沢ノ頭
12:46 12:47 臼ヶ岳
12:58 12:59 神ノ川乗越
13:18 金山谷乗越
13:50 13:51 青ヶ岳山荘
13:56 14:02 檜洞丸
14:24 熊笹ノ峰
15:24 15:28 矢駄尾根登山口
15:38 神ノ川ヒュッテゲート前登山口

天候

晴れのち曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

1160mの二俣。ぐっと曲がった左俣の奥にはゴルジュの連瀑帯が続き、その先は蛭ヶ岳北西斜面の大クドレへ。右俣はガレ沢となり、蛭ヶ岳とミカゲ沢ノ頭の鞍部、本ダルミへ続く。
持参ロープは使わなかった。
仏谷大滝は逆層で登攀困難。他登れる滝は多いが注意したい。巻きもそれなりに悪く、特に仏谷F1CSと大滝の巻き、左俣連瀑一段目の巻きは慎重に。

写真

ゲートは神ノ川ヒュッテ。

広河原にて。

入渓。

すぐに魚留滝が現れる。釜に入り左の細い水流から。

そのすぐ先にナメ滝。

795m。右から金山谷出合。

所々明るい渓相で小滝が続く。

CS5m。垂直に立った左側の壁の残置ロープで攀じ登って越える。

880m、小谷出合。

連瀑の最後に大滝が現れた。

逆層の仏谷大滝。右ルンゼから巻き。

巻きの苦しい態勢でイワシャジン撮り。

苦しい態勢でもう一枚。

1160mの二俣。核心部は左にグッと曲がった連瀑の左俣。

CS5m。岩を抜けるとこがムズい感じで右の尾根から小さく巻く。

巻きの尾根から。左からも巻けるが降りるところが急なようである。

その上には小滝が続く。

5m。少しは濡れないとねっつって合羽着て軽くシャワーで超える。リーチがないとちょっとムズいかも。左から巻ける。

水流を。

手を掛けると岩が剥がれた。右の窪から巻く。

1190m、奥の二俣を左に行き、その先の分岐を右に進んだ。

渓相は一変し、大クドレの入口に立つ。

大崩壊地の始まり。

振り返ると、大室山に癒される。

ガレだらけの狭いルンゼのよう。

1400m辺りで水は涸れる。

大クドレにて。

ここは激ガレの崩壊地で囲まれている。

詰めすぎると出られなくなるので、適当なところで右の草付きから脱出して尾根に逃げた。

前方は恐いけど、後方はいいね。

なかなか痺れる尾根。そして主稜線に近付くにつれ人なのか獣なのか踏み跡が出てくる。

いい眺め。地獄から脱出成功。

山頂から50m程下の西稜に出た。

山頂直下。

蛭ヶ岳に着く頃、雲が広がり始め展望は貰えなかった。

西稜を降って檜洞丸まで行こう。

離れると、明るくなる。意地悪だね。

また来ます。

主稜線から檜洞丸、大笄、大室山。

金山谷の鞍部手前辺りから檜洞丸。

同角。

無人の檜洞丸。

残念ながらもう展望なし。犬越路まで行けば周回ルート。

時間が怪しくなりこのあと、ヤタ尾根で降った。

感想

tosh

ようやく今年初の蛭ヶ岳は仏谷から。大クドレ（大崩れ）はド迫力の別世界。落ちてきたらイチコロなので何度も訪れようとは思わない...な〜んつってしばらくするとまた行きたくなりそうな中毒性がある。

神ノ川エリアはやはり車かバイクとは思うが、いつか日の長い時に神ノ川から表丹沢を谷で繋げてみたい。

ミカゲ沢ノ頭から北西尾根で下山予定だったが、蛭に12時前着で時間があったのでしばらく踏んでなかった檜洞丸まで。犬越路から降れば周回ルートになると思ったが、時間が怪しいかなと思いヤタ尾根で下山。あとでCTを確認すると1時間位しか変わらないので犬越路まで行けたかな。