ケーブル&バスでらくちん!立山三山巡りの巻
- GPS
- 07:53
- 距離
- 11.8km
- 登り
- 1,014m
- 下り
- 1,165m
コースタイム
- 山行
- 6:27
- 休憩
- 1:18
- 合計
- 7:45
天候 | 2日とも快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
大汝山から雄山にかけてガスが出ると判りにくいかも。 |
写真
感想
9月のシルバーウィークは大日三山、10月の3連休は唐松&五竜を予定していたものの、雨に祟られ決行不可。たまに日帰りで近場をウロつく程度で悶々としていたところに、今週末はひょっとして晴れ?
これは行くっきゃない!ってことで、当初は相方の3gouと行者小屋テン泊で南八ヶ岳を計画していたのですが、相方の業務が都合つかず単独に。
どうしようかなと思案の末、時々覗いていた立山のライブカメラがふっと頭をよぎりコレだっ!と。
少々コスト高ですが今回を逃すと雪になるため、今シーズン最後のアルプスは立山に決定!。そう決まったのは金曜の日中でした。
そうと決まれば業務段取り調整のうえ、若干フライング気味に定時上がりで即帰宅。
いそいそと準備を進め夜9時に自宅を出発。晴れ確定なのでウキウキで眠い運転も我慢できます。そんなこんなで立山駅前についたのは午前2時前でケーブル始発の6時まで車中で仮眠します。
翌朝5時に起床し朝食代わりの菓子パンを食べ5時半にチケット売り場に行くと、すでに10人ほどの行列でその後ろに並びます。
ケーブルで上る途中はまだ紅葉中かなといった感じでしたが、美女平よりバスで上る途中はすでに紅葉の盛りは過ぎた感じでした。
途中、称名滝や立山スギなどの観覧ポイントでバスは一時停車してくれます。弥陀ヶ原手前の中腹辺りのブナ林は見事で、機会があればこの辺りも紅葉時期に訪れたいです。
小一時間でバスは室堂に到着、労せずして標高2450mにたどり着いてしましました。文明の利器万歳。(少し後ろめたいですが‥)
室堂ターミナルはホテル立山と一体になっており、3階の広場に上がると絶景が待っていました。
天気は予想以上の快晴、どピーカンです!。こんなに晴れたのは久しぶりのことで一気にテンションが上がります。
始発で上がった方々は殆どが登山者で、みなさんそれぞれの方向に散っていきます。
自分は雷鳥沢にテント設営後、立山三山を巡りテン泊後明日帰宅予定です。
まずはみくりが池、地獄谷を経由し雷鳥沢へ向かいます。室堂から小一時間で雷鳥沢を見下ろす雷鳥沢ヒュッテに到着します。
上から見た雷鳥沢はすり鉢状の底に位置しほぼフラットな地形も相まって、風も吹き付けず極上のテン場です。
テン場には到着時点で10張ほど張っているだけなので、どこにでも張り放題で、早速、奥の沢が見える位置に設営し9時から三山巡りに出発です。
まずは雷鳥沢を渡り剱御前小屋に向かって雷鳥坂を登ります。
サブザックだけなので身軽ですが、結構急な登りで且つ2500mを越えているため最初は息が切れ、ゆっくり息を整えながら登ります。
雷鳥坂を上るにつれ左手に剱岳がだんだんと姿を現し、稜線に出た途端、後立山連峰が一望できます。
既に小屋の多くは先週末で小屋閉めらしく、開いているのは雷鳥沢ヒュッテと一の越山荘の二つだけみたいで、ほぼ観光客向けに開いているようです。
ここから稜線沿いに30分程で別山に到着、ここからは剱岳が正面にきれいに見えます。別山からは南に進路を取り、真砂岳、富士の折立、大汝山を経由し雄山に到着です。大汝から雄山へは岩場になり晴れていればよいですが、ガスるとルートを誤りそうです。
雄山からは北アルプス南部の全域が見渡せ、その天候も相まって絶景の一言に尽きます。遠くには霞んでいましたが富士山も望めました。
展望を堪能した後は雷鳥坂へ下るつもりでしたが、水が切れたので室堂ターミナル前の湧水を汲みテン場に15時に戻りました。
戻った時点で日も傾きだし、熱くも寒くもなく快適な中、ウィスキーの湧水割りをちびちびやりながら横になっているといつの間にか寝入ってしまいました。
寒さに目が覚めるとすっかり日が落ちており、今度は夕食にカレーメシを食し、就寝準備に入りますが一気に気温が下がります。
ターミナルの掲示板では朝8時で2℃らしいので、夜半は氷点下確実です。
ダウンの上下を着こみ水はシュラフ内に抱え、ラジオを聞きながら横になるといつの間にか眠ってしまっていました。
翌朝は4時ごろ目が覚め外にでるとガスもなく今日も晴れのようです。
放射冷却でかなり朝方冷え込んだようで、外に放置したコッヘル内の水やテント内のペットの水も凍りついていました。
日が昇るまで間があるため、シュラフにくるまったまま外張りを開け、スープやコーヒーを飲んだり、残ったおかず類をつまみながら明けてゆく山々を眺めます。これまた至福のひと時でした。
食事を終え外に出ると他の皆さんも食事中です。テン場は最終的には40張程度で少な目でした。
6時半辺りから撤収をはじめ7時にはテン場を出発、ゆっくり周囲を眺めながら室堂に向かいます。
丁度小屋泊まりの方々も出発されるタイミングですれ違いざまお話をすると、やはりこの週末の晴天狙いで来られた方が多く、皆さんの笑顔が印象的でした。
室堂には8時すぎに到着、次のバスは8時40分なので周辺をうろうろしたりお土産を物色、バスとケーブルを乗り継ぎ立山駅前に戻りました。
立山駅からは北陸道のパーキングに寄り道したり、昼寝をしたりしながら夕方帰阪しました。
大満足の二日間でした。
しかし立山は一大山岳リゾートですね。
アルペンルートを名乗るだけのことはあります。
おわり
快晴の2日間ですね(^o^)
羨ましい限りです🎵
あれ!!温泉は?
三山を巡ってテントに戻ると登り返して温泉に行くのが面倒になりやめちゃいました。
立山は雪の時期に散策するのも良いかも☺
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