ついに来た土日揃っての好天気!! リベンジ水晶岳 双六岳 三俣蓮華岳 鷲羽岳
- GPS
- 32:00
- 距離
- 44.0km
- 登り
- 3,295m
- 下り
- 3,278m
コースタイム
- 山行
- 10:20
- 休憩
- 1:00
- 合計
- 11:20
過去天気図(気象庁) | 2016年10月の天気図 |
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アクセス |
写真
感想
昨年は11月に同じ道程にチャレンジするも、冬のテン泊装備の重さに疲弊し、また悪天候のため鷲羽岳で敗退。 今年は夏頃にリベンジを考え、水晶小屋が開いている内にと計画していたが週末悪天候が多く、ここに来てやっと訪れたチャンス。一泊二日はきついが昨年の経験から降雪の無い次期で双六と三俣蓮華で巻き道を使えば何とかなるかなと・・・ しかも夏場に高尾、奥多摩での特訓の成果を試す時だと。
週間天気が発表された後に、毎日アルペン号の3列に空席を発見、迷わず即予約。
いよいよ当日。 バスでは意外と睡眠も取れた、体調も気合いもまずまず。朝の6時新穂高をスタート、天気も気温もちょうど良く快調に林道を進み、秩父沢、鏡池を越えて行くが、何故か双六山荘の手前でスローダウン・・・ ハンガーノックか?と思い小屋でカレーを頂く。(注文から出てくるまでの時間が少し長くタイムロスとなる) これで大丈夫と小屋を後にするが、やはり直ぐにはエネルギーには代わらず
足取りは重い、前を行く登山者との差がぐんぐん開く・・・ 最初から巻き道を行く予定ではあったが、なんだか負け犬気分となり意気消沈。ホントに水晶まで行けるのかなと不安になる。 巻き道はさすがに楽では有り無事三俣山荘着、そこで小屋のスタッフに水晶までの往復時間等の確認をする。 正直まだ迷いはあったがブドウ糖の塊である三ツ矢サイダーを頂くと気合い復活。(因みにスタッフとの話し中、受付後部の冷蔵庫にビールが4本しか入っていないことが気になる・・・ 在庫あれだけですかと尋ねると案の定、これはまずいと思いその内のロング缶一本を早々に購入)
気合い復活し、テン泊装備をデポし水晶行きを決断。(デポするので意地でも帰ってくる事が必要と成ったが結果良し) 軽装となった事、覚悟を決めたことにより足が軽い目標時間を往復4時間とし黒部源流巻き道を進む。 ワリモ乗越辺りで前を進む三俣山荘で見かけた登山者を発見。同方向へ進む人がいるのが分かると俄然元気もわいてくる。 長い道のりではあったが念願の水晶岳到着。 先の方と頂上で喜びを分かち合い、北アの名峰の展望に暫し見とれる。 下山開始、時間的目処も付き体力も十分、帰りは鷲羽岳越ルートを選ぶ、結果復路はこちらの方が安全且つ、神経も使わず楽なのではと感じる。 三俣山荘直前で赤く染まる槍と鷲羽を、また西のコルに沈む夕日を眺む。 山荘着、テント受付を済ませ、何とかライトが要らぬうちにテント張を終える事が出来る。 デポしていたビールで1人乾杯し暫く今日の山行に思いをはせる。 かなり冷え込んできたため持参したソーセージとザーサイパックにて早々に食事を済ませテントに逃げ込む。 満月に近い月が昇り始める、今晩は星空は期待できないのが残念・・・ 深夜寒さで目が覚める、外気温は−7℃程、テントのフライがパリパリに凍り付くがテント内の水は凍っておらず一安心。
明け方早々、外に早経ちの方の物音を聞きながら寝袋のポジションが決まり微睡みの中、再び安眠。起床は06:30。昨日水晶をこなしておいて良かった安心感でゆっくり出来る。 朝食を済ませ、小屋へ挨拶、撤収しスタートは07:20、陽も上がり長Tシャツ一枚でスタート、昨日の敗北感と時間的余裕を考え三俣蓮華、双六コースをとる、疲れも残らず快適に進む。 双六で昨日の水晶先行の方と再会し暫く同行し楽しく歩く。 順調に林道に出てネットがつながるわさび平付近で平湯行きバスの時刻を調べると2.7kmの距離で30分後発、それを逃せば一時間以上のロス、走る!! 何とか10分前に着、売店でビールを買って飲んで一服。 おかげさまで平湯温泉で風呂に入り、飯喰って、しかも一本早い新宿行きに空席一つ、なんか今回はついてるなと思い予約変更。バスに乗り新宿へ、後は寝てれば良いのだが、何故か今回の山行が思い出深く一睡のみ。 案の定中央道は渋滞、帰宅は23:30。
疲れたが満足。 布団で寝る安心感か一瞬で眠りに落ちる。 感慨深い山行であったです・。
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