北岳・間ノ岳、そして仙塩尾根を通って仙丈ヶ岳へ
- GPS
- 23:26
- 距離
- 27.6km
- 登り
- 3,461m
- 下り
- 2,961m
コースタイム
- 山行
- 2:26
- 休憩
- 0:01
- 合計
- 2:27
- 山行
- 9:39
- 休憩
- 1:12
- 合計
- 10:51
天候 | 1日目 晴れ 2日目 快晴 3日目 晴れのち曇り ※事前の天気予報では曇りでしたが、いってみるとほとんど晴れでした。 |
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過去天気図(気象庁) | 2016年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス タクシー 自家用車
行きは、広河原まで乗り合いタクシー 帰りは、北沢峠→バス→広河原→乗り合いタクシー→芦安 ※人が多いと臨時でバスや乗り合いタクシーに乗れるようです。 芦安駐車場についたとき、広河原行きの最終バス(13:00)まで1時間以上の待ちでしたが、12:00ぐらいに人がそろったので乗り合いタクシーに乗ることができました。 帰りも北沢峠から広河原までの最終バス(16:00)まで1時間半以上待つところでしたが、20人以上いる場合は臨時でバスが出るということだったので、14:50頃にバスに乗ることができました。広河原からもバスや乗り合いタクシーが待機していたのでそのまま芦安駐車場まですぐに乗り継げました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
コース状況一言メモ <広河原〜北岳> どこを通っても急登だと思います。 <北岳〜間ノ岳> 天空の稜線歩き <間ノ岳〜仙丈ケ岳> 間ノ岳から両股小屋までは、95%ぐらい延々下り。 両股小屋から仙丈ケ岳は、小ピークがあるのでアップダウンあり。 でも85%ぐらいは登り。 なお、大仙丈ケ岳と仙丈ケ岳の間は細尾根のところがあるので滑落注意です。 <仙丈ケ岳〜北沢峠> ほとんど下り |
その他周辺情報 | <温泉> ヘルシーハウス山渓園:湯船は一つしかありませんが、誰もいなかったので貸し切りでした。 |
予約できる山小屋 |
北沢峠 こもれび山荘
|
写真
感想
今年の8月、9月の週末はなかなか天候に恵まれませんでしたが、
ようやく天候の良い週末になりました。10月も下旬なので北アルプスだと雪もありそうですし、3年前のゴールデンウィークに山頂まで行くことができなかった仙丈ケ岳へ忘れ物を取りに行く気持ちで登ってきました。
初日は広河原から白峰御池小屋までなので、距離も短く気楽な感じで登りましたが、次第に息が乱れてきて、足を少し止めて息を整えるの繰り返しでした。
いやー、いつになっても登りはつらいですね。はい。
それでも、コースタイムぐらいで白峰御池小屋に到着できました。この小屋の中を覗くとすごく綺麗ですね。トイレも水洗でしたし。一度泊まってみたいかも。
2日目は日も短いので暗くなる前に両股小屋に確実に到着したいので日の出前に出発することにしました。テントなどを撤収していると小屋から3組が先にヘッドラップをつけて登っていきました。ご来光がみえる地点までいくのでしょうかねぇ。
私も出発して左俣コースからまず八本歯のコルを目指しますが、これがまたずっと急登で初日と同様に息が乱れては、足を少し止めて息を整えるの繰り返しでしたよ。
北岳山頂についたころには、結構疲れましたね。ただ、そこからは絶景でした。
富士山はもちろんのこと、付近の南アルプスの山や中央アルプス、北アルプスも肉眼では槍ヶ岳、穂高はもちろん、立山や白馬岳まで見えましたよ〜
もっと山頂にいたいところでしたが、両股小屋まで行くので、そうそうに切り上げました。本来は間ノ岳までは天空の稜線歩きが楽しめる!はずなのですが、結構しんどかったですね。あと、稜線の西側に登山道がついているところは、谷から風が吹いてきてわりと寒かったですね。
そして、間ノ岳へ。ここまで来るとあとは下りなので、先が見えたのでのんびりと景色を見ながら30分ほど休憩しました。間ノ岳から仙丈ケ岳の仙塩尾根を見ましたが一番低いところ(野呂川越)からさらに下ると両股小屋なんだなと。
下るのはよいですが、翌日の仙丈ケ岳までずっと登りなので、いやいや大丈夫かな。。。とちょっと心配になりましたね。
そんなこんなで仙塩尾根へ。両股小屋までは平日ということもあり一人としかすれ違いませんでした。
両股小屋に到着してテント場の受付をして説明を受けたところ、この小屋では持っているごみも捨ててよいとのことで大変驚きました。また、小屋の方から「今日はマツタケごはんがあるので17:30頃に入れ物持ってきたらあげますよ」と。
ここを利用しているお客さん(釣りの人?)がマツタケが安く買えたそうでお土産にもってきたそうです。いや〜ラッキーでした。しかも、かなり多くいれてもらったのでおなか一杯に。(・・・この前にカップ面をすでに2つ食べてたこともありますが) その後、18時半には就寝しました。
3日目は今回の目的の仙丈ケ岳を超えて北沢峠まで。広河原への最終バスが16:00のため、余裕をもってつけるように日の出前に出発しましたが、小屋の付近は木に覆われているので暗いと道がわかりずらいので注意が必要です。
日が明けてきたころに急坂を登りきって野呂川越に。ここからも樹林帯ですが、苔むした感じの登山道で倒木も結構あります。展望がよくないので、登山が終わったら何を食べようかなぁとか、登りはきついですが一歩一歩あるけば必ず着くぞ!というようなことばかり考えて歩いてました。
2676mのピークぐらいが森林限界で視界が開けます。仙丈ケ岳もかなり近づいてきましたが、まだまだ遠いなぁといった印象です。一歩一歩少しずつ進み、
大仙丈ケ岳から仙丈ケ岳へ。ちなみに仙丈ケ岳へ着くまでは誰にも会いませんでした。なお、山頂には20名ぐらいいましたね。ただ、少し風が強かったのと、稜線を歩いているときに景色は十分見たので、10分ぐらいで下山を始めて北沢峠へ。
最終バスまでには十分余裕のある時間に下山ができましたとさ。
おかげさまで今回の登山で百名山を50座登ったことになりました。
残り50座も・・・いやいや、東北や九州、南アルプスの南部など行きづらいところが残るのでなかなか難しいかなぁ。。
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