紅葉はこれから？（棚頭〜雨降山〜権現山〜鋸尾根）

2016年10月29日(土) [日帰り]

• GPS: 07:17
• 距離: 17.6km
• 登り: 1,275m
• 下り: 1,326m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:30
• 休憩: 0:47
• 合計: 7:17

距離 17.6km 登り 1,275m 下り 1,340m

8:53 スタート地点
9:25 9:34 棚頭登山口
10:29 ゴウド山
10:46 和見峠
11:24 11:31 雨降山
11:46 ナベワリ沢ノ嶺
11:55 大窪沢ノ頭
12:08 12:39 権現山
13:03 オクノ沢ノ嶺
13:23 麻生山(栗干場)
13:33 尾名手峠
13:57 三ッ森北峰(郡内鋸岳)
14:27 カワツバタ窪ノ頭
15:33 杉平入口
15:39 富岡バス停
15:57 浅川入口バス停
16:10 奈良子入口バス停

天候

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

■往路
JR中央本線　四方津駅より犬目行きバスで矢坪バス停下車
■復路
奈良子入口バス停より猿橋駅経由大月駅行バス

コース状況／危険箇所等

■棚頭の登山口は民家への階段になっています。入口に十字型の案内板が設置されていますが、文字がかすれて読めなくなっていました。
■雨降山の山頂は送信アンテナが建っていて見通しが悪い状態です。破線道（山頂近道）から縦走路に出るには、管理棟のある広場から「用竹→」の案内に沿って進むと縦走路に出ます。
■麻生山〜鋸尾根は案内板が少なく、踏み跡が不明瞭な箇所がありました。岩場は濡れた落ち葉で滑りやすいです。

写真

10/29 8:54

矢坪バス停から出発。橋の下は中央自動車道です。

10/29 9:02

登山口まで2キロくらい車道を歩いていきます。

10/29 9:09

ジオラマモードで。

10/29 9:12

セキヤノアキチョウジ

10/29 9:17

キャンプ場の看板。1枚の看板なのに絵柄に全く統一感がありません…。

10/29 9:21

青空は最初だけ。

10/29 9:24

ツリフネソウ

10/29 9:26

目立たない棚頭登山口。矢印の階段を上がります。

10/29 9:40

薄暗い人工林の急登が続きます。

10/29 10:02

アキノキリンソウ

10/29 10:25

未舗装の林道に出て20mほど先を矢印のほうへ上がります。（間違えて真っすぐ行っても同じ場所に出ます）

10/29 10:31

ゴウド山。山頂の文字もなく、ただの分岐点です。

10/29 10:34

コウヤボウキ

10/29 10:36

舗装された林道に出ました。ここは目の前に登り口が見えます。

10/29 11:23

雨降山にある通信設備。近くには大きなアンテナ塔もあります。登山道の入口は赤い矢印あたり。

10/29 11:32

雨降山の山頂。標識が3本も立っていますが、内容は皆同じです。

10/29 11:38

カメラのモードを変えて足元の落ち葉を撮ってみました。

10/29 11:45

馬頭尊・・・ということは古道のようですね。

10/29 12:03

山頂下に建つ和見王勢籠神社奥社。祭神様はヤマトタケルノミコト。

10/29 12:24

権現山の山頂には二等三角点があります。南側は雲が厚く、富士山は見えませんでした。

10/29 12:11

奥多摩方面は雲が多いながらも眺望がありました。

10/29 12:11

三頭山。五つくらい頭があるような。山腹はだいぶ紅葉が進んでいるようです。

10/29 12:26

左端の大岳山から右へ続くのが馬頭刈尾根。右奥には関東平野が広がっています。

10/29 12:27

120キロ先の筑波山が見えました。右手前は馬頭刈山です。

10/29 12:43

浅川峠への分岐。大月市の標識に上野原市の標識が間借りしているのが面白い。

10/29 12:52

たまにハッとするような黄葉が見られました。

10/29 13:22

麻生山は疎林に囲まれて眺望なし。三等三角点あり。

10/29 13:33

霧にかすむ森。雨が多かったせいか、今年も色づきが悪いようです。

10/29 14:19

後半苦しめられた鋸尾根。

10/29 15:07

登山道の終点近く、見事な竹林です。

10/29 15:54

バス停に向かう車道から眺めた鋸尾根〜麻生山〜権現山(右端)

10/29 16:12

バスの時刻10分前に奈良子入口バス停に到着。

撮影機器：

DMC-TZ60 Panasonic

感想

tabidori

棚頭登山口から標高1000mあたりまではひたすら人工林の急登です。眺望も休憩場所もなく、久しぶりの山歩きで息が切れました。雨降山から西は自然林で気持ちの良い稜線です。たまに赤や黄色に色付いた木も見かけましたが、色乗りが悪くそのまま枯れてしまいそうでした。全体的にはまだ青々としています。

晴れていれば権現山の山頂から富士山が見えるようですが、残念ながら厚い雲に覆われて丹沢の山が少し見える程度。そのかわり都心方面は晴れて遠く離れた筑波山が見えました。

後半は下るだけと油断していたら、鋸尾根の返り討ちに遭いました。樹木があるので一見分からないのですが両側は急斜面の痩せ尾根で、濡れた岩場に落ち葉が重なり足場の悪い難路です。たまに尾根の幅が広がると踏み跡が不明瞭になります。途中、ルートを外した登山者を分岐点まで案内しましたが、GPSが無いと迷いそうな場所が度々ありました。

権現山の山頂には山梨百名山の山頂標が設置されていますが、大月市の標識も立っていました。地図で見ると山頂付近は上野原市の市域なので、大月市の標識があるのは不思議なんですが、そのせいか設置場所は遠慮がちに隅っのほうです。山頂が市境だったら大月市秀麗富嶽十二景に選定されていたのでしょう。