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Yamareco

記録ID: 997053
全員に公開
ハイキング
四国剣山

剣山-次郎笈-丸石-二重かずら橋

2016年11月02日(水) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
10:14
距離
16.5km
登り
1,188m
下り
1,320m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
9:16
休憩
0:42
合計
9:58
6:55
53
7:48
7:49
35
8:24
8:29
45
9:14
9:18
19
9:37
9:42
126
11:48
11:50
22
12:12
12:12
63
13:15
13:16
100
14:56
15:20
93
16:53
ゴール地点
奥祖谷二重かずら橋から見ノ越までのバス(13:50)に乗り遅れ7kmの車道を歩く羽目に。途中で伊豆ナンバーの車に拾ってもらいました。
天候
過去天気図(気象庁) 2016年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
往路:徳島自動車道・美馬ICから国道438号線
帰路:国道439号線-国道32号線-徳島自動車道・井川池田IC
コース状況/
危険箇所等
・見ノ越駐車場:3階構造の無料駐車場。トイレあり。
・見ノ越〜剣山:いざとなればリフトもありの観光ハイキングコース。
・剣山〜丸石避難小屋:途中の次郎笈は巻道あり。丸石三角点過ぎてほどなく殆ど直角に右折れする尾根分岐箇所あり。
・丸石避難小屋〜二重かずら橋:三嶺と二重かずら橋方面の分岐にだけ案内あり。前半は急な尾根ダイレクト。後半つづら折れ。降りきった沢から右岸の小径に渡る橋までの岸が崩落していました。西側の支沢に一旦降りてルーファイして対岸に徒渉して小径から二重かずら橋に
・二重かずら橋:英語・中国語が飛び交う程の景勝地で大勢の観光客がユッサユッサ揺れる吊り橋をビビりながら渡ってくる様子が楽しめます。駐車場に近い「男橋」から「女橋」、人力ロープウェイ「野猿」で戻る人がほとんどで「男橋」を揺れ倍増させながら対面通行するのはヒンシュクものでしょう。『ファッキュー!!!!!!』(笑)言われそうなので「女橋」渡って車道に上がりました。
その他周辺情報 剣山観光リフトHP
http://www.turugirift.com/about/
(四国交通)連日バスダイヤは11月6日まで。7日〜30日は土、日、祝祭日のみ運行。
http://yonkoh.co.jp/renraku/re_01.htm
祖谷渓温泉ホテル秘境の湯
http://www.hotel-hikyounoyu.co.jp/onsen/
1,000円 火休
国道438号線の峠付近から
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国道438号線の峠付近から
見ノ越駐車場のガイドマップで今日歩くルートの確認
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見ノ越駐車場のガイドマップで今日歩くルートの確認
予定より1時間早い出発なので余裕の笑顔。
この笑顔が引きつり顔になるとは、まだ知るヨシもない(笑)
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予定より1時間早い出発なので余裕の笑顔。
この笑顔が引きつり顔になるとは、まだ知るヨシもない(笑)
伐採された古い切り株の中の木霊が・・
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伐採された古い切り株の中の木霊が・・
その木霊に吸い寄せられたのか・・
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その木霊に吸い寄せられたのか・・
西島神社が見えてきた。神社の裏には間者(スパイ)を幽閉した石牢があるらしい。源平にまつわるものなのか?
西島神社が見えてきた。神社の裏には間者(スパイ)を幽閉した石牢があるらしい。源平にまつわるものなのか?
次郎笈(1930m)が見えてきた。
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次郎笈(1930m)が見えてきた。
三嶺(1863.4m)が堂々と
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三嶺(1863.4m)が堂々と
北側の登山道なので凍てている。
北側の登山道なので凍てている。
7:50、登山リフトはまだ動いていなかった。
7:50、登山リフトはまだ動いていなかった。
続々と登山者が上がってくる。さすが百名山!
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続々と登山者が上がってくる。さすが百名山!
モゾモゾ動き出しそうな岩たち
モゾモゾ動き出しそうな岩たち
右肩に三嶺ヒュッテが小さく見えている。
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右肩に三嶺ヒュッテが小さく見えている。
大剱神社。お塔石と次郎笈。
大剱神社。お塔石と次郎笈。
地形図では読めない風格を持っている。
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地形図では読めない風格を持っている。
お塔石は石灰岩でできているらしい。
お塔石は石灰岩でできているらしい。
最後まで元気だったのはこの人だった。
最後まで元気だったのはこの人だった。
8:27 凍えて目をひき
8:27 凍えて目をひき
凍えて鮮やかに
奇岩、次郎笈、お塔石
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奇岩、次郎笈、お塔石
クマはいなかったがクマ笹はいっぱいあった。
クマはいなかったがクマ笹はいっぱいあった。
日が差してきてほっこりしてきた頃。
日が差してきてほっこりしてきた頃。
一面の雲海が出迎えてくれました。
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一面の雲海が出迎えてくれました。
山頂の灯台みたいな建物は何だろう?
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山頂の灯台みたいな建物は何だろう?
剣山観光開発の祖、新居熊太氏のレリーフ
剣山頂上ヒュッテに顕彰碑がありました。
剣山観光開発の祖、新居熊太氏のレリーフ
剣山頂上ヒュッテに顕彰碑がありました。
超絶展望に大喜び!
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超絶展望に大喜び!
太平洋側には前線の境目がクッキリ。上の層が温かくて下の層が冷たいんやね。
太平洋側には前線の境目がクッキリ。上の層が温かくて下の層が冷たいんやね。
こんなに大事に守られた柱石は見たことない。登山者の安全を祈願して毎年、シメ縄が替えられているそうだ。ありがたい事だ。
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こんなに大事に守られた柱石は見たことない。登山者の安全を祈願して毎年、シメ縄が替えられているそうだ。ありがたい事だ。
百名山デビューですね。おめでとう!!
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百名山デビューですね。おめでとう!!
撮って頂きました。
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撮って頂きました。
どこまでも続く笹尾根と一筋の登山道に導かれます。
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どこまでも続く笹尾根と一筋の登山道に導かれます。
リンドウ一輪、耐えて咲き
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リンドウ一輪、耐えて咲き
剣山・次郎笈鞍部から南方向の斜面
剣山・次郎笈鞍部から南方向の斜面
次郎笈が迫ってきた
次郎笈が迫ってきた
尾根道と巻道の分岐にて
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尾根道と巻道の分岐にて
剣山を西から振り返る
剣山を西から振り返る
大剱神社のお塔石遠望
大剱神社のお塔石遠望
最低鞍部からの剣山
最低鞍部からの剣山
あれは何だ!
じりじり錦秋
下りは余裕の笑顔がこぼれます。
下りは余裕の笑顔がこぼれます。
丸石(1683.7m、奥のピーク)地味にしんどい登り。バス時刻がかなり気になりだした頃。走ろうか。
丸石(1683.7m、奥のピーク)地味にしんどい登り。バス時刻がかなり気になりだした頃。走ろうか。
丸石(1683.7m)から次郎笈、剣山を振り返る。
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丸石(1683.7m)から次郎笈、剣山を振り返る。
どこの岩塔かな。
どこの岩塔かな。
駐車場までのバスに乗り遅れるなと小走り下山で。
駐車場までのバスに乗り遅れるなと小走り下山で。
グリーンカーペットの丸石南尾根。
グリーンカーペットの丸石南尾根。
美しい!
なぜ、このルートを選んだのかは後ほどご説明を。
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なぜ、このルートを選んだのかは後ほどご説明を。
13:50 国体橋への道が崩落していてルーファイ混じりの徒渉で時間喰ってしまった。バス乗り過ごしのリカバリどうしよう。何とかなるかと
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13:50 国体橋への道が崩落していてルーファイ混じりの徒渉で時間喰ってしまった。バス乗り過ごしのリカバリどうしよう。何とかなるかと
丸石谷の紅葉が映えてキレイだ。
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丸石谷の紅葉が映えてキレイだ。
男橋に到着!!!!
男橋に到着!!!!
男橋途中からの三嶺。引き返してティーブレイク。
男橋途中からの三嶺。引き返してティーブレイク。
女橋を女が渡る図。男子も渡ります。
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女橋を女が渡る図。男子も渡ります。
剣山トレールの最後はここで締めくくりたかった。ただそれだけ。
剣山トレールの最後はここで締めくくりたかった。ただそれだけ。
樹の間からの男橋。男橋渡ってたのは女性ばかり。
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樹の間からの男橋。男橋渡ってたのは女性ばかり。
上が男橋=高くて長くてよく揺れる
下が女橋=低くて短いのであまり揺れない
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上が男橋=高くて長くてよく揺れる
下が女橋=低くて短いのであまり揺れない
人力ロープウェイ=野猿で渡ることもできます。結構人気あり。
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人力ロープウェイ=野猿で渡ることもできます。結構人気あり。
平日にもかかわらず大勢の観光客がきていました。インバウンドビジターもかなり。
平日にもかかわらず大勢の観光客がきていました。インバウンドビジターもかなり。
楽しかった登山はここまで。駐車場まで車道テクテク7kmの現実にヘコむ・・・
タクシー呼ぶ?ヒッチハイクる?折り返しのバスに「乗っけててよ〜!」ってお願いするも「もうケーるからダメ」って断られ・・トホホ
楽しかった登山はここまで。駐車場まで車道テクテク7kmの現実にヘコむ・・・
タクシー呼ぶ?ヒッチハイクる?折り返しのバスに「乗っけててよ〜!」ってお願いするも「もうケーるからダメ」って断られ・・トホホ
なんやかんや、しゃべりながら歩くのもエエもんや。で
ここにもおった〜徳島版!
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なんやかんや、しゃべりながら歩くのもエエもんや。で
ここにもおった〜徳島版!
最後のジロー笈さん。つるぎさんさん。アグネスチャンちゃん。
最後のジロー笈さん。つるぎさんさん。アグネスチャンちゃん。
「よろしかったら、乗られますか?」
女神に見えた、伊豆ナンバーのお車。伯耆大山3cm降雪で登れず剣山登られて明日は石鎚山予定とのこと。テクテクの僕らを気にされてて引き返して拾って下さった。
捨てる神あれば拾う神ありとはこの事か。
「よろしかったら、乗られますか?」
女神に見えた、伊豆ナンバーのお車。伯耆大山3cm降雪で登れず剣山登られて明日は石鎚山予定とのこと。テクテクの僕らを気にされてて引き返して拾って下さった。
捨てる神あれば拾う神ありとはこの事か。
帰りに立ち寄った祖谷渓温泉ホテル秘境の湯。
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帰りに立ち寄った祖谷渓温泉ホテル秘境の湯。
効能=入ると肌がツルツルする炭酸水素塩泉。神経痛、腰痛、肩こり、冷え性、皮膚炎。気持ちエガった〜
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効能=入ると肌がツルツルする炭酸水素塩泉。神経痛、腰痛、肩こり、冷え性、皮膚炎。気持ちエガった〜

感想

今回はいつものハイキングバディと百名山の山旅。相方にとっては百名山デビューになるのでガイドブック、地形図渡しスマホにヤマレコマップ入れ込みガストで予習ミーティングまでして万全の?準備態勢で臨みました。デビューの祝いに登山用メリノウール下着をプレゼント。

M55も剣山はお初なのでカシミールで山座同定用パノラマを作ってスマホに入れておいたのですが、それが無用の超絶雲海展望に。澄み渡った青空とどこまでも続く笹尾根、緑の尾根に鉛筆で引いたような登山道を歩く楽しさ。二重かずら橋を渡って旅を締めくくるってゾクゾクするような行程。のはずだったのですが13:50のバス時刻が最大のネックになってしまいました。

丸石避難小屋あたりから時間が押してきて「走って降りよか」。空腹を行動食ミックスナッツやアミノバイタルでごまかしながら必死のパッチ。心拍数が致死量の160/分まで上昇。目がチカチカしてきてどうなるかと思いました(笑)。最後のダイレクト尾根下りは相方のザックを小脇に抱えてクマのように下ったのが最後には力尽きて大転倒。なんやかんやで沢にたどり着いた先は岸の崩落で橋を渡れず時間掛けて徒渉しルートに辿り着いた時にはタイムリミットオーバーになっちゃいました。

「まあ、何とかなるんとちゃう。ゆっくり行きましょ〜」
いつものマッタリモードに戻り穏やかな山歩き。清冽な沢底まで差し込む陽や紅葉を愛でながら到着した二重かずら橋は観光客で賑わっていました。緊張から解放された相方の優しさにウルウルしながら7kmの車道を歩いていると伊豆ナンバーの車の女性に声を掛けてもらい駐車場まで送って頂けました。感動、感激、感謝の山旅になりました。

百名山デビュー(^^)d
事前に何度も相方さんと確認、チェック。
チョっぴり不安と、わくわく感一杯でいざ出発。見ノ越しに着いた時は、一面ガスガス(..)
登り始めると、どんどんガスがなくなり、みるみる快晴に❗
山頂に近づくにつれて、景色が広がり一面雲海\(^^)/素晴らしい❗心あらわれるー。
剣山山頂360°パノラマ風も穏やかピカーンの太陽と山々、感激で(涙)、相方さんに感謝(涙)

後半は時間が押して、ダッシュ🏃💨💨と急かされて激下りの苦手な私は(涙)(涙)でした。
バスの時刻に間に合わず、まったりモードにきりかえ、車道歩き、これもまた楽しいと思っていましたが……なかなか7凖个蠅瞭擦歪后爾、相方さんがへたってました。(初めてかも)
途中とても親切な女性ドライバーの方に、声をかけて頂き乗せていただき、助かりました。

感動、感謝、感謝の百名山(゜∇^d)!!

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