谷川岳 日帰り主脈ピストンはメンタルの強さが必要でした
- GPS
- 13:27
- 距離
- 32.2km
- 登り
- 3,515m
- 下り
- 3,499m
コースタイム
- 山行
- 13:01
- 休憩
- 0:23
- 合計
- 13:24
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
長く登り返しの多いコースで体力、気力を消耗します。良い水場も小屋もありませんので食糧と水は担ぐ必要があります。 この日は気温が上がり雪が所々融けてぬかるみと水たまりになり難儀しました。 雪、凍結、ぬかるみ、強風、極寒、暑さと一日で目まぐるしく状況が変わりそれに合わせた対策が必要でした。 |
その他周辺情報 | 温泉など17号沿いに多数ありますが自分は余裕なく |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
ハイドレーション
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ファーストエイドキット
常備薬
保険証
携帯
時計
ストック
カメラ
ポール
チェーンスパイク
|
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感想
槍の日帰りから一週間。もう少し長めの縦走ができるコースはないかなーと思いついたのが谷川岳馬蹄でした。でも馬蹄は今年荒れ荒れの積雪期にやっているから今回は主脈に挑戦してみようかな―と思いつきました。天気も良さそう、雪もあるし登り応えもありそうだ、よし主脈ピストンにしよう!ということで主脈ピストンに挑みました。
計画では3時出発でしたが前日の飲み会(コーラのみ)で時間がおし出発がほぼ5時に。まあナイトハイクも慣れて日が暮れても行動できるし問題ないでしょう。と、軽く考えていました。
仙ノ倉山までは雪こそあれど快適な貸し切りハイキングコース。気持ちが良いです。
人気のある山なのも頷けます。
仙ノ倉山から先が本格的な主脈縦走のはじまり。谷川岳まで激しいアップダウンを繰り返します。途中疲れてRPGみたいに思えてきて、それぞれのピークはこんな印象です。
平標 =行きも帰りも癒やし
仙ノ倉山 =行きは癒やし、帰りはラスボス
エビス大黒ノ頭=仙ノ倉山の腹心 帰りは大ボス
万太郎山 =行きも帰りも大ボス
障子ノ頭達 =万太郎山の腹心達 行きも帰りも中ボス
オジカ沢ノ頭 =中ボス
谷川岳 =ただの通過点
料理で例えるなら、前菜>スープ>メインx2>デザート>コーヒーときてもう一度デザートから逆に食べる感じ。つまり後半はもうお腹いっぱい(笑)
帰りの万太郎山、エビス大黒ノ頭は本当に厳しかったです。日が暮れはじめ強風で寒いなか、仙ノ倉山の前にそびえ立つエビス大黒ノ頭の姿には絶望させられました。
平標に着く頃にはすっかり日も暮れ暗くなりましたが、疲れて焦る気持ちも起きず北アルプス方向に沈む夕日を眺めていました。夕日を眺めるのは久しぶりでなんだかセンチメンタルな気分に。誰もいないですしね。
下山する頃には真っ暗。出発から13時間。累積標高3400メートル。雪のせいか予定よりだいぶオーバーしてしまいましたが無事に下山できてよかったです。達成感より安堵感の方が強かった(笑)
ワンウェイの縦走と違って、ピストンは過ぎたピークをまた帰りに登り返すという点が決定的に違います。体力もそうですがメンタルを著しく消耗します。このコースはワンウェイなら気持ち良いでしょうね。季節柄、凍結、雪、雪解けのぬかるみ、氷点下の寒さ、10度近い暑さと目まぐるしく状況も変わり、状況に合わせた準備も必要です。
もう一度ピストンやりたいかと言われると、次はワンウェイでいいかなと思います。
趣味で楽しくやっていることゆえ、達成度<<疲労度になってしまうのは本意じゃないので。まあたまにやる分にはいいかもですが。ワンウェイから馬蹄を繋ぐとかのほうがメンタル的にはまだ楽かもしれないのでそっちですかね(笑)
なんの偶然か今回の主脈ピストンのタイムが積雪期馬蹄とドンピシャで同じでした!
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-831696.html
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