初めての南アルプス 甲斐駒ケ岳と仙丈ケ岳
- GPS
- 27:50
- 距離
- 20.1km
- 登り
- 2,335m
- 下り
- 2,383m
コースタイム
- 山行
- 0:20
- 休憩
- 0:10
- 合計
- 0:30
- 山行
- 7:50
- 休憩
- 2:20
- 合計
- 10:10
- 山行
- 7:11
- 休憩
- 1:14
- 合計
- 8:25
泊/長衛荘
8/24 北沢峠5:10-5:12仙丈岳二合目登山口-5:16北沢駒仙小屋-5:45仙水小屋5:50-6:33仙水峠6:38
-8:00駒津峰8:10-8:35六方石8:40-9:40甲斐駒ケ岳9:55-10:00駒ケ岳神社本宮10:30
-11:10迷い込んだザレ尾根-11:40六方石11:45-12:20駒津峰(昼食)13:10-13:45双児山13:55
-14:10双児山南峰14:15-15:20北沢峠 泊/長衛荘
8/25 北沢峠5:20-7:00藪沢大滝ノ頭-7:45小仙丈岳7:55-9:00仙丈ヶ岳9:25-9:50仙丈小屋
-10:45馬の背ヒュッテ(昼食)11:20-11:38水場11:42-12:25藪沢大滝-13:30大平山荘-13:45北沢峠
天候 | 3日間とも晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2007年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
いったい何台停められるのかと思う広さなのにほぼ満車でした。 ここでバスに乗り換え、南アルプス林道を北沢峠まで往復しました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
北沢峠に登山ポストや公衆トイレがあります。 |
予約できる山小屋 |
|
写真
感想
4月に希望退職したyosは、8/1付で新しい職に就いたのですが、
2週間の集合研修を終えて配属されて、
所属長からの第一声が「夏休みいつ取ります?」
え?俺、まだ働いてないのに…。
高いノルマを気合と体力でこなす、体育会系の前職とはえらい違いだわ。。。
まあ実務に着いてから休むよりましかと、喜んで夏季休をいただきました(^^;
ということで、初めての南アルプス、
甲斐駒ヶ岳と仙丈ケ岳に挑むことになりました。
で、初日は戸台口からバスに乗って北沢峠まで行くだけだからと、
ゼロ磁場の分杭峠が近いのを地図で見て気づいて、寄っていこうとしたのが大失敗。
分杭峠まであと数劼箸いΔ箸海蹐如△泙気の工事通行止め。
そこで諦めればよかったのに、カーナビで見ると抜け道が。
ところがこのダート道もあと少しのところで、またも通行止め。うっそ〜(悲鳴)
ハッと気づくとバスの最終便まであと40分。
分杭峠経由なら20劼靴ないので楽勝だけど、
戻って高遠経由だと、三角形の二辺どころか六角形の五辺で50辧
高速ならともかく一般道ではとても無理。。
仙流荘に泊まって朝一のバスに乗ろうかと、とぼとぼ峠道を下り始めました。
が、下りきって、原集落あたりから高遠に向かう田舎道に入ると、
実に走りやすい道なんです。
片側1車線ですが、地方道にありがちな行く手を遮るノロノロ車もなく、
緩い丘を登り下りする適度なワインディングロード。
昔の峠族は、気持ちよくアクセルベタ踏みで愛車ギャランを走らせ、
なんと30分で戸台口に着いちゃいました(^^;
おかしいなぁ、安全運転が一番です。法令順守!
おかげで、最終のバスで南アルプス林道を北沢峠に登り、
予定どおり長衛荘に泊まり、
夜明け前に甲斐駒ケ岳目指して登り始めることができました。
南アルプス林道の車窓から見上げて歓声を上げた甲斐駒ケ岳は、
白い花崗岩の輝く岩峰ですが、
仙水峠から見た、目の前に聳える摩利支天の異形が印象的でした。
甲斐駒の山頂に立ったあと、その摩利支天に下ろうと、
砂礫の斜面の九十九折を下るうちにショートカットする踏み跡に踏み込んでしまい、
花崗岩のザレの急斜面に入り込んでしまいました。
すぐそこに見える摩利支天とは、深く険しいキレットが間を隔て、
これ以上下ると身動きが取れなくなることに気づいて、慌てて登り返しましたが、
よくこんな所を下りてきたなと思うような難所が続いて💦
先に摩利支天が見えているものだから、何も考えず下ってしまいました。
もう少しで、二進も三進も行かなくなるところでした。
それはさておいて、甲斐駒ケ岳の山頂からの360°の大展望は素晴らしく、
明日登る仙丈ケ岳はもとより、
すぐそばの鳳凰三山や南に聳える北岳は、
すぐにでも登りたいと思わせる素晴らしい眺望でした。
眺望と言えば、翌日の仙丈ケ岳からの眺望はさらに素晴らしく、
昨日登った甲斐駒の姿も荒々しく、鳳凰三山は正面からの雄大な広がりを見せ、
北岳や間ノ岳は指呼の間に聳えています。
下りの藪沢では、本物の南アルプスの天然水をたっぷり飲んで、
3日間の南アルプスの山旅を美味しく締めくくりました。
2泊お世話になった長衛荘では、
事務的で仕切りがきついお兄さんにムカッとしたりしましたが、
高山病でヘタってしまった相方の夕食に気遣いしていただいたりして、
不愛想に見えて、実は気配りの利いた方だったみたいでとても感謝しています。
手入れも行き届き、気持ちのいい山小屋でした。
【2017.4.9.作成の過去レコです】
宿泊した長衛荘は、現在は北沢峠こもれび山荘と名前を変えています。
で、当時の北沢駒仙小屋が、今は長衛小屋と名を変えています。あ〜、ややこし。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する