塔ノ岳 冬の岳ノ台もイイね(大山〜塔ノ岳)
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- GPS
- --:--
- 距離
- 20.5km
- 登り
- 2,216m
- 下り
- 2,219m
コースタイム
- 山行
- 5:58
- 休憩
- 0:59
- 合計
- 6:57
天候 | 晴れのち雪,時々雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
復路:大倉BS(神奈中バス(渋02)渋沢駅北口行き,大倉14:38発) |
コース状況/ 危険箇所等 |
表尾根の鎖場周辺も凍結場所はほとんどありませんでしたが,天候により変化しますので,アイゼンは準備しておいたほうが良いと思います。 |
その他周辺情報 | どんぐりハウス(大倉BS)山北町杉山農園さんの「手作りジャム」は季節変わりのジャムがとっても美味しいかったです。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下
防寒着
雨具
靴
ザック
昼ご飯
行動食
飲料
地図(地形図)
コンパス
計画書
ヘッドランプ2
予備電池
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
保険証
携帯
時計
タオル
カメラ
ハードシェル
タイツ
アウター手袋
予備手袋
ゲイター
ネックウォーマー
毛帽子
アイゼン
水筒(保温性)
|
---|---|
備考 | 手袋は少しずつ濡れてくるので,予備手袋をもっていってよかったです。 |
感想
久しぶりの1日休み,今年初めて塔ノ岳まで足を延ばすことにしました。予報では午後から雨でしたが,天気の変化も楽しもうと思い準備をザックにつめこんで,にまにまと地図と眺めながらどこを歩こうかと予定を考えていた前日。できれば丹沢まで歩きたいと思い当日を迎えました。
当日朝は予報が本当かと思うくらいに気持ちのよい青空とまぶしい朝日に恵まれました。独楽参道も大山阿夫利神社参道も朝日がキラキラしてとても気持ちがよかったです。東京の自宅アパートから大山をながめると,高取山〜大山〜北尾根へと天幕をはったような直線的な尾根筋がとても美しいのですが,実際に大山を歩くときは,いま尾根筋のどのあたりを歩いているのかな,と想像しながら歩いています。登ってゆくにつれて広がる相模湾のパノラマビュー,途中からぱっと開ける丹沢山系の連なり,そして山頂にむかってきれいに収束してゆく尾根道と,登りながら改めて美しい山であることを感じました。
ヤビツ峠までイタツミ尾根を下ったあとはヤビツ峠バス停の脇から岳ノ台までほんの少しひと登り。このトレイルは歩くひとが少ないせいか,夏場は半ば藪こぎ状態になるところもありますが,冬は藪も枯れており,ちょうど気持ちのよいハイキングコースになっています。北斜面の一部は雪だまりがありますが,ほとんどの道は快適でした。急登もなくなだらかなコースで,岳ノ台からは二ノ塔・三ノ塔が正面に見え,晴れていると富士山,パラグライダー滑走台からは爽快なパノラマビューと,お楽しみも多いので,サンドイッチをもって子どもと一緒にハイキング,というのもイイんじゃないでしょうか。
さて岳ノ台から菩提峠に下ってすぐ,日本武尊の足跡入口の看板があり,そこから二ノ塔尾根へと続く道があります。2014年の山と高原地図ではこの道は書かれていませんでしたが,新しい地図ではしっかり実線で書かれていますね。登りはじめは植林帯を半ばつづら折りのようにひと登りしますが,尾根手前から斜度がゆるみ,ちょっと行くと少し開けた場所に日本武尊の足跡を祀る不思議スポットがあります。小さな鳥居をくぐるとその奥になにやら不思議なしめ縄と岩。ぜひ足跡を探してみて下さい。いったん看板まで戻って再び二ノ塔を目指してひと登り。
二ノ塔から表尾根を歩きます。塔ノ岳,丹沢へとZ字に続く尾根筋と枯れ色の表尾根。やはり今年は雪は少なく,谷筋に雪がのこりますが,尾根道はほとんど土と泥濘でした。でもまだまだ2月なのでこれからもう一雪ということもあるかな?お腹がすいたので三ノ塔で小休憩。暖かいといってもやはり今は2月,歩いていると大丈夫だけど止まると冷えます。赤飯と味噌で塩分補給をして三ノ塔を下ります。途中鎖場で久しぶりにハイカーのグループとすれ違います。気を付けてくださ〜い,というお声にアザーすと少しテンションがアップしますが,どうも足は重いな・・。行者ヶ岳のあたりから風が強くなり,雪が舞い始めるなか塔ノ岳へと足を進めます。新大日からはいよいよ風雪が舞いあたりは真っ白に。塔ノ岳山頂で尊仏にお参りをしたあと,山荘でしばし暖をとらせていただきました。
入口はいってすぐ左手にネコさんのお写真がかざられており,その御隣には三体の木彫りの仏様が並べられていました。仏様のお顔を一体一体よく拝見させていただくと・・うすく閉じられた目,眉からお鼻筋,そして唇にはそれぞれに特徴があり,とっても慈愛に満ちたお顔でした。心が暖かくなったところで,今日は尊仏山荘をあとに下山することにしました。
丹沢はまた次の機会に。
日が長くなったら,表〜主稜をを東から西へを歩いてみよう。
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