竜ヶ岳
- GPS
- --:--
- 距離
- 10.5km
- 登り
- 958m
- 下り
- 953m
コースタイム
天候 | 快晴のち午後にわか雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポストは有料駐車場の案内所前にあります。 ホタカ谷の登山道は木製の濡れた桟道がとても滑りやすく、 また山腹道の一部で幅が狭くしかも路肩が崩れやすいところがあり、 注意が必要です。 笹原の道は黒土で急坂ではとても滑りやすく神経を使いました。 |
写真
感想
3時半に起床。
ぽんちゃんがお昼用のおにぎりを作ってくれた。
5時前に出発。5時過ぎに朝マックを購入して下道を西へ。
天気は快晴、R23から早くも鈴鹿山脈の藤原岳から鎌ヶ岳までの
山並みが一望のもとだ。
桑名市街を抜けて員弁川(いなべかわ)沿いの県道に出ると、
藤原岳や竜ヶ岳が大きく見える。
7時前に宇賀渓の入口に着く。
橋を渡ってすぐ左手の無料Pは満杯なので500円の有料駐車場に入れる。
山の方に目を向けると深い渓谷の奥に快晴の青空を背にした
笹原の稜線が垣間見える。
7時20分に宇賀川の河原を見下ろしながら林道を歩き始める。
ホタカ谷出合から深い渓谷の底に続くルートに入る。
山腹の細い登山道は路肩が崩れやすいし、
木製の桟道は濡れてとても滑りやすいなど足元が悪い。
沢を離れて植林帯の急斜面を登り切ると傾斜が落ちて再び沢に出合う。
やがて林相は広葉樹に変わり、沢沿いの気持ちのいい山道が続く。
源流部を抜けると突然、両側の斜面一面に笹原が広がり、思わず歓声を上げた。
ぬかるんだ黒土に足を取られながら進むと鞍部に飛び出した。
展望が一気に広がり正面にはどっしりとした藤原岳が大きい。
すぐ左の御池岳はいつの間にか多くなった雲に覆われてすっきり見えない。
左に折れて笹原の急坂を登るとなだらかな起伏が続く気持ちのよい山稜となる。
小さな尾根を乗っ越すと向かう先には竜ヶ岳の山頂部が大きい。
所々にあせびの花が咲く山稜を進むと笹原に囲まれた竜ヶ岳の山頂に着いた(11:08)。
南側には釈迦ヶ岳、御在所岳、雨乞岳など鈴鹿山脈の名だたるピークが
ずらりと並ぶ。
しかし西側には上空の寒気のせいか雨を降らせるような黒い雲が浮かぶ。
風が強いので山頂の東の縁に陣取り、ぽんちゃんお手製のおにぎりと
4/18に発売されたばかりのトムヤムクンヌードルでランチにした。
トムヤムクンヌードルは14,5年前にエスニックシリーズで販売されたことがあり、マリリン待望のカップヌードルの逸品だ。
ちょうど食後のチャイを飲み終えたところで雨が降り出してきたので、
急いで片づけを済ませて石榑峠へ向けて出発する。
笹原の稜線は両側が切れ落ちていて高度感があり爽快そのものだ。
雨は大粒のあられに変わりやがていったん止んだ。
急坂の下りになると相変わらずぬかるんだ黒土が滑りやすく神経を使う。
重ね岩を過ぎ、あせびの間を抜けるとまた雨が降ってきた。
石榑峠から小峠までは車道を下り、小峠から再び山道に入る。
雨がだんだん本降りになっていく中、宇賀川上流部の沢に沿って下っていく。
沢の両側は暗い杉林が多いが、花崗岩の山なのか沢床が白く、
流れる水がとてもきれいだ。
長尾滝の滝つぼに降り立ったところで、
それまで本降りだった雨が突然止んで晴れてきた。
あまりの天候の変わり様に驚くばかりだ。
渓谷の中を下るルートを避けて山腹に付けられたルートに上がる。
椿などの常緑広葉樹の森の中を行く落ち葉に敷き詰められた山腹道は、
雨上がりの午後の陽が差し込んできて気持ちがいい。
滝が何段にも続いて落ちる五階滝を過ぎると広い河原に出た。
鉄製の橋を2本渡るとホタカ谷入口はすぐそこだった。
ふたたび降り始めた雨の中をのんびりと林道を下ると宇賀渓入口に着いた(16:03)。
片づけを済ませて駐車場から出発する頃にはまた雨があがった。
東の空にできた鮮やか虹がを眺めながら家路についた。
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