記録ID: 1134837
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
飯豊山
2017.05.飯豊山域縦走
2017年05月01日(月) ~
2017年05月05日(金)


体力度
10
2~3泊以上が適当
- GPS
- 82:28
- 距離
- 48.2km
- 登り
- 3,771m
- 下り
- 3,659m
コースタイム
1日目
- 山行
- 13:20
- 休憩
- 1:29
- 合計
- 14:49
距離 11.6km
登り 1,487m
下り 717m
2日目
- 山行
- 0:00
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 0:00
距離 7.4km
登り 803m
下り 403m
20:04
宿泊地
3日目
- 山行
- 8:27
- 休憩
- 1:24
- 合計
- 9:51
距離 12.4km
登り 1,076m
下り 466m
天候 | 全日:晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
新発田駅よりバスにて東赤谷 〔帰り〕 西会津町民バス:弥平四郎から野沢駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
加治川治水ダム~蒜場山 ・ダムより岩岳までは上部に雪があるものの危険個所はなし ・岩岳から蒜場山までは,烏帽子岩・兎戻には雪がなくそのほかの箇所に一部雪ありだか危険というほどではい 蒜場山~大日岳 ・蒜場山からの初めの下りは一度北へ行き緩くなったところを下った。 ・その後は沢筋に降りるのだが,上部の雪庇が気になり尾根を降りれないか探したが,結局沢筋を降りることになる。 ・沢筋をある程度行ったら,右側の尾根に行くがそれも個人の好きなところでよい。(自分は早く上がりすぎた。もう少し先で上がれば楽に行けたと思われる。) ・その後は少し雪の上を歩いていったら,木に看板がありそこからは道(?)を行った。 ・高立山の北部を巻いていき縦走路へ出る。(山頂は少し戻る場所,自分は寄ってない。) ・その後,窪地のブナ林に出れば稲葉の平であり初日の幕営地とした。 ・稲葉の平から烏帽子山までは特に危険個所なし。 ・烏帽子山への最後の登りは藪漕ぎがとてもきつい。 ・烏帽子山から先の下りも北側方面からの下降をし,元の藪尾根に戻る。 ・その後はしばらく雪と藪を交互に繰り返しながら尾根を外さないように進んだ。 ・マグソ穴峰とキンカ峰の間の適当な場所で二日目の幕営(薬師岳や喜多方方面の夜景がきれいでした。) ・二日目の幕営地より先は雪稜メインでたまに藪漕ぎがある。(ただ熊笹になるので楽) ・実川山より薬師岳へ向かう雪稜は素晴らしいが長い。とにかく長く感じた。 ・薬師岳から大日岳までは尾根に沿って歩いて,西大日岳以降は基本的にどこを歩いても問題ない雪の量でした。 大日岳~弥平四郎 ・大日岳以降は一般路ですが,大日岳の直下は急なので注意が必要。 ・大日岳直下~種蒔山までは特に危険個所なし。 ・種蒔山~三国岳避難小屋までは,やせ尾根に雪があるのでルートの見極めは重要。(基本的に新潟側を巻く) ・三国岳避難小屋~上ノ越は,避難小屋から少し行くと大きな雪壁となっているが少し先に進んでから降りることが可能。 ・疣岩山直下は,やはりは壁になっていたが雪の量が多いため直登ができた。(今後雪が解け始めると巻ける道が限られてくると思われる。) ・疣岩山以降は特に危険個所などはない。あえて言えば上ノ越からの下る際に尾根が広いので注意する。 ※危険個所などは雪景色の中を歩ける人を基準にしてるつもりです。 |
写真
撮影機器:
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
ネックウォーマー
着替え
靴
ザック
サブザック
アイゼン
ピッケル
スコップ
昼ご飯
行動食
非常食
調理用食材
調味料
飲料
水筒(保温性)
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ナイフ
カメラ
ポール
テント
テントマット
シェラフ
ヘルメット
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---|
感想
蒜場山の先の無名ピークから(5/2)
大日岳から(5/4)
飯豊本山から(5/4)
飯豊本山からの夕日(5/4)
飯豊本山からの朝日(5/5)
疣岩山からの飯豊山(5/5)
コメント
この記録に関連する登山ルート
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大日岳に登っているところをカッコ良く撮って頂きありがとうございます(笑)
御西小屋でお話しさせて頂きましたTです。
Tadashi22さんにお会いした時、蒜場山からやってきたとお聞きし、
驚いたものでした。
体力だけでなく、リスクマネージメントも求められるルートですが、
まだお若いのにそれらを完璧に対処し、踏破するとは御見事です。
去年、私もこのルートを歩きましたが、歩き切ったときの充実感が良いですよね。
かなりハードなルートですが、Tadashi22さんの記録を拝見し、
また歩きたくなってきました。
当方、飯豊、朝日連峰あたりを好んで徘徊してますので、
またお会いする機会があると思います。
今度は、大鳥池辺りでお会いしたいものです。
再会を願うとともに、今後のご活躍を期待しております。
では、またどこかのお山で
Tさま
どうもです!
まさか自分が参考にした記録を書かれた方とお会いするとは思ってもなかったので驚き,そしてお会いできてうれしかったです。
このルートは普段の登山では味わうことのないような要素がたくさんで想像以上につかれましたが,歩き切った時の喜びと感動は別格でした!
ただ,今回は歩けましたがまだ自分には早かったような気もしてますので,来シーズンに自信をもって自分がここを歩いても大丈夫になってたいな。と思った次第です。
飯豊・朝日が近いのはうらやましく...好んで徘徊したいですがアクセスなどにより年数回となってしまいますが是非ともまたお会いした思います!
あっ!大鳥池は6月末の土日になりそうな感じがしてます。また連絡します。
初めまして。
2日目の朝に、稲葉の平の上でテントの横を通過したものです。蒜場山頂からTadashi22さんのトレースを頼りに蟹沢を下り、大変心強かったです。どうもありがとうございました。
GWなので、このマイナールートでも何パーティか入っているかと思いましたが、私たちだけだったようですね。天気も恵まれすぎるほど恵まれて最高の縦走になりましたね。
記録を読ませていただきましたが、マグソ穴~キンカ穴間のヤブ漕ぎはそれほどきつくなかったでしょうか。私はマグソ穴を超えてからはほぼ忠実に稜線を行ってしまって激藪で死ぬ目にあいました。。。北斜面の残雪を巻けばもっと楽だったのかな(残雪量を見ていないので確かなことは言えないですが)とも思ってます。
初めまして!
返信遅くなりすみません。
稲葉の平から出発した際に,一人先行者の足跡があるのに気づいた時はびっくりしました。
その後,烏帽子山に向かってる後姿を確認しましたが追いつくことできなくお会いすることはかないませんでした...
蟹沢の下りは尾根で下れないか右往左往しましたが,最終的には沢沿いに下るノが一番早く安全という結論に至りました。トレースがあちこちにあったと思いますが,お役に立ててよかったです。
もしかしたら前半の休みで入ってるかな?と思いましたが自分らが初めでしたね。
避難小屋でお話しした方の山岳会の方が5/3から同ルートを縦走しているとのことです。
それでも,今年のGWでも5名程度しか通らないマイナールートをあれだけの好天で歩けたのは幸せでしたね(^^♪)
こちらも記録を読ませていただきました。
自分の記事にマグソ穴峰~キンカ穴峰間の記述が少ないのは...疲れ果ててたからだと思います。
マグソ穴峰のトラバースから尾根の藪に入るタイミングが異なってるのと,尾根に関しては意外と藪の高さが低かったのでそれほど大変であったという印象を受けてないのかもしれません。
しかし,triglavさんの記録にも記述されている1410mからの藪登りに関しては絶望を味わうかのような藪でしたので,ある程度尾根を藪漕ぎした後は,雪がなくガレてる南斜面をトラバースしました。
こちらも二日目以降に関してはトレースを参考にさせていただき,ルートファイティングを楽させていただきました。本当にありがとうございます。
次こそはお会いしてお話ができることを楽しみしてます。
いえいえ、ご丁寧に返信ありがとうございます。
5/3スタートのパーティがあったのですね。さすがGWですね、何度か後ろも振り返ったんですがわからなかったですね~
なるほど、鞍部からのキンカ穴のへの登りは南を巻いたんですね。急斜面で怖かったので私はヤブの中に入ってしまいました。私もたしかに絶望を味わいました(笑)。
マグソのトラヴァースは稜線に戻るタイミングが遅すぎたと思ってます。酷いヤブになってしまいそれ以上巻けなくなり万事休す。まっすぐ上に稜線を目指して脱出しました。おそらくTadashiさんは早めに稜線に出られたのではと推測しますが、正解だと思います。
ほんと、どこかの稜線でお会いできるといいですね。お互い単独が多いようですので安全には気を付けて登っていきましょう。
大声で呼びかけようと思いましたが,各々が自分のペースで歩いて会えた方がいいな。と思ってぐっとこらえました。しかし追いつけなくて悲しかったです...
最終日も,大日岳へ向かってる姿は確認したんですけどね。
そうですね!100mほど登り時間がかかりすぎたので,崩落などのリスクはありましたが南斜面を巻きました。斜面が緩んでいて気は使いましたが,体力的には灌木の藪よりは温存できたと思います。
是非とも!きっとどこかで会うような気がしてます♪
単独は一つのミスが命取りになりますからね!お互い気を付けて山を楽しみましょう!!
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