天狗岳〜硫黄岳
- GPS
- 09:19
- 距離
- 10.0km
- 登り
- 1,311m
- 下り
- 767m
コースタイム
5日 赤岳鉱泉 7:27 → 9:18 美濃戸口
天候 | 4日晴れ、5日早朝曇り ガス |
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過去天気図(気象庁) | 2011年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
JR在来線高尾行始発で茅野駅まで。 この時期はまだAM6時台にJR茅野駅より美濃戸口へ向かうバスは走っておらず、渋の湯から入山することとした。6時台のバスをあてにして来られた方々もあったようで、バス利用の場合は、アルピコのサイトで運行期間の確認要。 復路は、下山が早かったので、阪急とアルピコが共同運行している茅野-大阪間高速バスを利用できた(通常16時発のところ、名神工事期間中だったこともあり、この日は14時半発であった)。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
渋の湯〜黒百合平間、根石山荘〜夏沢峠間、赤岩ノ頭〜赤岳鉱泉間では、所々残雪があり、凍って滑りやすいところが多々あり。 天狗岳への途上、残雪箇所があり要注意。ここだけトレッキングポールを使用して回避した。 |
予約できる山小屋 |
黒百合ヒュッテ
|
写真
感想
私の初八ヶ岳は、本年1月初めの北八雪山山行から。
その際は、渋の湯から入山し、黒百合ヒュッテにテントを設営し、そのまま天狗岳をピストン、翌日は中山峠からピラタスロープウェイまでの間を縦走との行程で、終始、雪中に歩を進めるばかりでありましたものの、八ヶ岳という山域に魅せられるに十分、夏山での再訪を待ち望んでいた次第。
久方のソロテント泊山行で、余計なものをあれこれ担ぎすぎ、けっこうヘタってしまいました。
いらんやろうなあ、と思いながら12本爪のアイゼン、ピッケルとか。西宮市の水道水2.5L、行動食、予備の食糧も多すぎ、使わぬ備品のあれやこれや。
もっとスリム化せねば、とは昨年来の教訓でしたが、全く学習しとりません。
硫黄岳頂上に近づくほど、まずは左手に広がる火口跡に驚嘆、これが爆裂火口ですか。
即座に「悠久の自然、儚い人生」という某山岳映画中、柴崎さんの台詞が思い出される。
硫黄岳頂上に到達すると、眼前にある横岳、赤岳、阿弥陀岳が連なる景観にしばし呆然。
同じ某山岳映画中、先の台詞に続く「なんであれ、山に登ることは気持ちがええっちゃ」という長次郎さんの言葉に思い至る。正に。
これがあるからやめられんのよね、今日も登ってきて良かった、と悦に入る。
しかして、この時点ですでに16時をまわっており、テント泊であればこのまま稜線を進むのは不味かろう、赤岳鉱泉に向かうこととする。
翌日は、赤岳鉱泉より赤岳ピストンをと考えていたものの、AM4時過ぎに目覚め外を確認してみると、昨晩の満点の星空から一転、頭上はガスに包まれている。テンションは一気に急降下。
昨日のような景観が臨めそうになければ仕方が無い、主峰群への登頂を残して帰途につくのは残念ではあるが、次回夏山本番の時期にでも再訪することとした。
今回はじめてiPhoneの GPS DIY というアプリを使用してみた。
このアプリ、「カシミール3D入門編」という書籍を購入し、Winで付属DVDの2万5千分の一地図より該当地域の地図を切り取りデータ化、gmailのアドレスに送信しiPhone4にて取得、GPS DIYに取り込むだけ、なのでとても簡単。
これなら電波の届かない場所であっても、GPSとして十二分に機能する。
GPSロガーの機能を使ってルートのログを取っていたので、今回はルートログを掲載することができた。ただ、途中でiPhoneの電池が切れてしまい、ルート図は赤岳鉱泉へ向かう途上まで。
その場で充電すればよかったのだが、まあエエかと。
iPhoneの充電用に用意した機器は2つ、内ひとつは不発に終わる。このあたりの機器も再調査し、新たに入手の要。
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