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Yamareco

記録ID: 1153024
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
御在所・鎌ヶ岳

お金明神から銚子ヶ口、そしてイブネへ縦走【鈴鹿深部のロングトレイル】

2017年05月28日(日) [日帰り]
 - 拍手
onetotani その他7人
GPS
32:00
距離
17.8km
登り
1,451m
下り
1,469m

コースタイム

日帰り
山行
9:30
休憩
2:02
合計
11:32
6:12
50
砂防学習ゾーン
7:02
7:07
33
7:40
7:45
15
8:00
8:00
17
8:17
8:25
10
8:35
8:35
18
8:53
8:58
33
9:31
9:35
51
大峠・銚子ヶ口分岐
10:26
10:32
8
東のコル
10:40
10:40
5
10:45
10:50
13
11:03
11:03
22
11:25
11:25
15
11:40
11:47
15
12:02
12:29
56
大峠
13:25
13:25
30
P1022
13:55
14:05
18
銚子
14:23
14:40
32
15:12
15:18
35
千種街道に合流
15:53
15:53
22
コクイ谷出合
16:15
16:25
27
上水晶谷出合
16:52
16:59
34
17:33
17:33
11
旧千種街道登山口
17:44
砂防学習ゾーン
天候 晴れ  稜線の風が心地良い一日
【気温】中峠入口:15℃  大峠:18℃  根の平峠:18℃
過去天気図(気象庁) 2017年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
集合場所、AACの施設「松の舎」より相乗りにて、
朝明渓谷の「砂防学習ゾーン」手前の路肩に移動、駐車。
コース状況/
危険箇所等
ルート登録は手入力です。

【お金峠〜コリカキ場〜銚子ヶ口・東峰】バリエーションルートです。
,金峠から西へ急なガレた谷筋を下ります。
谷が浅くなり二次林が美しいコバに出て、谷音を聞きながら
 右(北)へ向かうと焚火跡が残る平坦地に出て北谷尻谷出合の
 コリカキ場に着きます。( テント場適地、分岐の道標有り )
F鷆擇両滝が懸るコリカキ場(北谷尻谷)の右岸から上流へ向かいます。
けΥ漾∈鹸澆魴り返しながら、谷に沿って進みます。
ヅ喘罎留Υ澆砲蝋い平坦地が広がり、絶好のテント場が有ります。
Δ笋て右手山腹のテープを見送ると二股に出て、大峠・銚子ヶ口の
 分岐になります。( 分岐の道標有り )
北谷尻谷の右(北)から合流する谷の左岸へ入ります。
┷鹸漾右岸を繰り返しながら、谷に沿って進みます。
細くなった谷の中を歩くようになると二股に出ます。
 西へカーブする左股を見送り、ザレた右股を上がると尾根に出て
「東のコル」になります。
樹林の中を北上すると好展望の銚子ヶ口・東峰に出ます。

【イブネから南下する尾根:南尾根?】バリエーションルートです。
(臣海並翆呂僅かに下り始める辺りから、鎌ヶ岳を正面に見て
 南下する尾根の潅木をくぐります。
意外に踏まれた尾根筋はブナの林を過ぎると厳しい傾斜に
 変わりますが、下生えも無く歩き易い尾根でした。
900m辺りで杉林に阻まれますが、左へ逃げて下重谷を横切り、
 左岸の小さな窪地に出ると千種街道に合流します。
ぅ灰イ谷出合から来た場合は栃の巨木を過ぎ、しばらくして
 出合う最初の沢筋が入口になります。
水量の少ない曙滝。前日の雨も影響なさそうで、一安心だ。
2017年05月28日 06:29撮影 by  Canon IXY 180, Canon
3
5/28 6:29
水量の少ない曙滝。前日の雨も影響なさそうで、一安心だ。
ガレ場を急登する。
2017年05月28日 06:44撮影 by  Canon IXY 180, Canon
5
5/28 6:44
ガレ場を急登する。
中峠から下水晶谷を下る。目指す銚子ヶ口方面は雲が多いな〜。
2017年05月28日 06:55撮影 by  Canon IXY 180, Canon
3
5/28 6:55
中峠から下水晶谷を下る。目指す銚子ヶ口方面は雲が多いな〜。
【大瀞】
崩壊寸前の鉄橋。
2017年05月28日 07:22撮影 by  Canon IXY 180, Canon
4
5/28 7:22
【大瀞】
崩壊寸前の鉄橋。
瀞を見下ろし、登山道へ戻る。
2017年05月28日 07:22撮影 by  Canon IXY 180, Canon
6
5/28 7:22
瀞を見下ろし、登山道へ戻る。
靴を濡らす事無く徒渉終了し、上流の廊下を眺める。
2017年05月28日 07:31撮影 by  Canon IXY 180, Canon
7
5/28 7:31
靴を濡らす事無く徒渉終了し、上流の廊下を眺める。
【神崎川左岸】
コバ地のお地蔵さんに挨拶。
2017年05月28日 07:39撮影 by  Canon IXY 180, Canon
3
5/28 7:39
【神崎川左岸】
コバ地のお地蔵さんに挨拶。
【お金谷】
お金明神へ向かう。
2017年05月28日 07:56撮影 by  Canon IXY 180, Canon
2
5/28 7:56
【お金谷】
お金明神へ向かう。
磐座「お金の塔」
2017年05月28日 08:10撮影 by  Canon IXY 180, Canon
5
5/28 8:10
磐座「お金の塔」
お金明神に参拝する。
2017年05月28日 08:13撮影 by  Canon IXY 180, Canon
7
5/28 8:13
お金明神に参拝する。
お金峠に到着。
2017年05月28日 08:30撮影 by  Canon IXY 180, Canon
3
5/28 8:30
お金峠に到着。
【谷尻谷を目指す】
峠から、急な伏流の谷を西側へ下る。
2017年05月28日 08:31撮影 by  Canon IXY 180, Canon
3
5/28 8:31
【谷尻谷を目指す】
峠から、急な伏流の谷を西側へ下る。
やがて谷尻谷の右岸に台地が広がって来た。
(テント泊適地)
2017年05月28日 08:44撮影 by  Canon IXY 180, Canon
4
5/28 8:44
やがて谷尻谷の右岸に台地が広がって来た。
(テント泊適地)
【コリカキ場】(北谷尻谷出合)
是非訪れたかった場所だ。
2017年05月28日 08:47撮影 by  Canon IXY 180, Canon
10
5/28 8:47
【コリカキ場】(北谷尻谷出合)
是非訪れたかった場所だ。
簡単だけど明瞭な道標。
2017年05月28日 08:47撮影 by  Canon IXY 180, Canon
6
5/28 8:47
簡単だけど明瞭な道標。
銚子ヶ口を目指し、北谷尻谷へ入る。
2017年05月28日 08:50撮影 by  Canon IXY 180, Canon
6
5/28 8:50
銚子ヶ口を目指し、北谷尻谷へ入る。
【北谷尻谷】
右岸、左岸を繰り返しながら遡る。
2017年05月28日 08:56撮影 by  Canon IXY 180, Canon
2
5/28 8:56
【北谷尻谷】
右岸、左岸を繰り返しながら遡る。
分岐に出た。いよいよ大峠へ向かう北谷尻谷を離れ、銚子ヶ口への登りだ。
2017年05月28日 09:24撮影 by  Canon IXY 180, Canon
4
5/28 9:24
分岐に出た。いよいよ大峠へ向かう北谷尻谷を離れ、銚子ヶ口への登りだ。
【支流】
岩ゴロの左岸を登る。
2017年05月28日 09:32撮影 by  Canon IXY 180, Canon
3
5/28 9:32
【支流】
岩ゴロの左岸を登る。
雰囲気が源流っぽくなってきた。
2017年05月28日 10:04撮影 by  Canon IXY 180, Canon
3
5/28 10:04
雰囲気が源流っぽくなってきた。
谷間に咲く石楠花。
2017年05月28日 10:10撮影 by  Canon IXY 180, Canon
4
5/28 10:10
谷間に咲く石楠花。
二股が見えた。右股の枯れ谷が尾根へのルートだ。
2017年05月28日 10:13撮影 by  Canon IXY 180, Canon
4
5/28 10:13
二股が見えた。右股の枯れ谷が尾根へのルートだ。
二股で一際鮮やかな石楠花を見上げる。
2017年05月28日 10:16撮影 by  Canon IXY 180, Canon
5
5/28 10:16
二股で一際鮮やかな石楠花を見上げる。
右股を登りつめ「東のコル」に出る。ここからは銚子ヶ口の長い尾根歩きだ。
2017年05月28日 10:23撮影 by  Canon IXY 180, Canon
2
5/28 10:23
右股を登りつめ「東のコル」に出る。ここからは銚子ヶ口の長い尾根歩きだ。
【銚子ヶ口】
好展望の「東峰」に到着。
2017年05月28日 10:37撮影 by  Canon IXY 180, Canon
3
5/28 10:37
【銚子ヶ口】
好展望の「東峰」に到着。
東側を展望:横たわる県境稜線と釈迦ヶ岳。
2017年05月28日 10:36撮影 by  Canon IXY 180, Canon
4
5/28 10:36
東側を展望:横たわる県境稜線と釈迦ヶ岳。
展望の無い本峰。(三角点名:佐目)
2017年05月28日 10:42撮影 by  Canon IXY 180, Canon
6
5/28 10:42
展望の無い本峰。(三角点名:佐目)
コイワカガミ
2017年05月28日 10:47撮影 by  Canon IXY 180, Canon
5
5/28 10:47
コイワカガミ
コイワカガミの群落帯を西へ向かう。
2017年05月28日 10:49撮影 by  Canon IXY 180, Canon
5
5/28 10:49
コイワカガミの群落帯を西へ向かう。
「中峰?」
足元の古ぼけた道標を左折して、好展望の南峰へ向かう。
2017年05月28日 10:52撮影 by  Canon IXY 180, Canon
2
5/28 10:52
「中峰?」
足元の古ぼけた道標を左折して、好展望の南峰へ向かう。
「南峰」
大峠の頭、水舟の頭。中央奥にはタイジョウと綿向山。
2017年05月28日 11:00撮影 by  Canon IXY 180, Canon
4
5/28 11:00
「南峰」
大峠の頭、水舟の頭。中央奥にはタイジョウと綿向山。
イブネの台地と左に御在所岳、右に雨乞岳。更に左奥には鎌の尖峰が覗く。
2017年05月28日 11:01撮影 by  Canon IXY 180, Canon
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5/28 11:01
イブネの台地と左に御在所岳、右に雨乞岳。更に左奥には鎌の尖峰が覗く。
ヤマツツジ
2017年05月28日 11:10撮影 by  Canon IXY 180, Canon
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5/28 11:10
ヤマツツジ
「西峰」
2017年05月28日 11:21撮影 by  Canon IXY 180, Canon
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5/28 11:21
「西峰」
雲が消えて鈴ヶ岳-御池岳〜藤原岳方面が展望できる。
2017年05月28日 11:22撮影 by  Canon IXY 180, Canon
2
5/28 11:22
雲が消えて鈴ヶ岳-御池岳〜藤原岳方面が展望できる。
鞍部から水舟の池へ下る。
2017年05月28日 11:27撮影 by  Canon IXY 180, Canon
3
5/28 11:27
鞍部から水舟の池へ下る。
【水舟の池】
2017年05月28日 11:36撮影 by  Canon IXY 180, Canon
9
5/28 11:36
【水舟の池】
青空と若葉を映す池。
2017年05月28日 11:38撮影 by  Canon IXY 180, Canon
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5/28 11:38
青空と若葉を映す池。
畔に咲くフデリンドウ。
2017年05月28日 11:48撮影 by  Canon IXY 180, Canon
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5/28 11:48
畔に咲くフデリンドウ。
【大峠】
馬酔木の陰で昼食タイムにしましょう。
2017年05月28日 11:57撮影 by  Canon IXY 180, Canon
4
5/28 11:57
【大峠】
馬酔木の陰で昼食タイムにしましょう。
タイジョウと綿向山
2017年05月28日 12:21撮影 by  Canon IXY 180, Canon
4
5/28 12:21
タイジョウと綿向山
【縦走稜線】
銚子に向けてアップダウンの始まりだ。
2017年05月28日 12:38撮影 by  Canon IXY 180, Canon
3
5/28 12:38
【縦走稜線】
銚子に向けてアップダウンの始まりだ。
大峠の頭に寄り道。
2017年05月28日 12:42撮影 by  Canon IXY 180, Canon
2
5/28 12:42
大峠の頭に寄り道。
崩壊地のヘリに立って、銚子に突き上げる急尾根を眺める。
2017年05月28日 12:48撮影 by  Canon IXY 180, Canon
3
5/28 12:48
崩壊地のヘリに立って、銚子に突き上げる急尾根を眺める。
荒々しい崩壊地。
2017年05月28日 12:54撮影 by  Canon IXY 180, Canon
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5/28 12:54
荒々しい崩壊地。
「舟窪」
舟底の様な窪地
2017年05月28日 12:59撮影 by  Canon IXY 180, Canon
2
5/28 12:59
「舟窪」
舟底の様な窪地
明確な尾根だけど、痩せ尾根の連続だ。
2017年05月28日 13:09撮影 by  Canon IXY 180, Canon
4
5/28 13:09
明確な尾根だけど、痩せ尾根の連続だ。
ヤマシャクヤク
2017年05月28日 13:16撮影 by  Canon IXY 180, Canon
6
5/28 13:16
ヤマシャクヤク
P1022を通過。さあー、もうひと頑張りだ。
2017年05月28日 13:20撮影 by  Canon IXY 180, Canon
2
5/28 13:20
P1022を通過。さあー、もうひと頑張りだ。
痩せ尾根を行く。
2017年05月28日 13:23撮影 by  Canon IXY 180, Canon
3
5/28 13:23
痩せ尾根を行く。
一段と傾斜が増し、最後の急登部にかかる。
2017年05月28日 13:44撮影 by  Canon IXY 180, Canon
3
5/28 13:44
一段と傾斜が増し、最後の急登部にかかる。
辿って来た銚子ヶ口の稜線と御池岳を振り返る。
2017年05月28日 13:46撮影 by  Canon IXY 180, Canon
3
5/28 13:46
辿って来た銚子ヶ口の稜線と御池岳を振り返る。
カクレグラ〜タイジョウの稜線と佐目子谷。
2017年05月28日 13:46撮影 by  Canon IXY 180, Canon
3
5/28 13:46
カクレグラ〜タイジョウの稜線と佐目子谷。
急登が尽きた!
2017年05月28日 13:51撮影 by  Canon IXY 180, Canon
2
5/28 13:51
急登が尽きた!
【銚子】
熊ノ戸谷を隔てて対峙するイブネ。
2017年05月28日 13:58撮影 by  Canon IXY 180, Canon
5
5/28 13:58
【銚子】
熊ノ戸谷を隔てて対峙するイブネ。
心地良い風に吹かれて小休止。
2017年05月28日 13:59撮影 by  Canon IXY 180, Canon
7
5/28 13:59
心地良い風に吹かれて小休止。
熊ノ戸谷を跨いで。
2017年05月28日 14:06撮影 by  Canon IXY 180, Canon
2
5/28 14:06
熊ノ戸谷を跨いで。
熊ノ戸平へ。
2017年05月28日 14:09撮影 by  Canon IXY 180, Canon
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5/28 14:09
熊ノ戸平へ。
【熊ノ戸平】
「イブネのヘソ」
2017年05月28日 14:13撮影 by  Canon IXY 180, Canon
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5/28 14:13
【熊ノ戸平】
「イブネのヘソ」
「イブネのへそ」から「イブネのステージ」へ
2017年05月28日 14:13撮影 by  Canon IXY 180, Canon
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5/28 14:13
「イブネのへそ」から「イブネのステージ」へ
苔ワールド
2017年05月28日 14:16撮影 by  Canon IXY 180, Canon
13
5/28 14:16
苔ワールド
【イブネ台地】
上陸だ〜。
2017年05月28日 14:19撮影 by  Canon IXY 180, Canon
8
5/28 14:19
【イブネ台地】
上陸だ〜。
馬酔木の台地を行く。
2017年05月28日 14:20撮影 by  Canon IXY 180, Canon
3
5/28 14:20
馬酔木の台地を行く。
定番:御在所岳と鎌ヶ岳
2017年05月28日 14:20撮影 by  Canon IXY 180, Canon
5
5/28 14:20
定番:御在所岳と鎌ヶ岳
広大なイブネの眺め。
2017年05月28日 14:24撮影 by  Canon IXY 180, Canon
5
5/28 14:24
広大なイブネの眺め。
雨乞岳を正面に。
2017年05月28日 14:29撮影 by  Canon IXY 180, Canon
4
5/28 14:29
雨乞岳を正面に。
シロヤシオも見納めかな?
2017年05月28日 14:33撮影 by  Canon IXY 180, Canon
5
5/28 14:33
シロヤシオも見納めかな?
尾根の下降点から見た景色。
2017年05月28日 14:34撮影 by  Canon IXY 180, Canon
4
5/28 14:34
尾根の下降点から見た景色。
【南下する尾根】
踏み跡を辿って下降開始。
2017年05月28日 14:36撮影 by  Canon IXY 180, Canon
2
5/28 14:36
【南下する尾根】
踏み跡を辿って下降開始。
歩き易くて、良い尾根だ。
2017年05月28日 14:40撮影 by  Canon IXY 180, Canon
3
5/28 14:40
歩き易くて、良い尾根だ。
末端近くで支沢を左岸へ横切って千種街道へ。
2017年05月28日 15:05撮影 by  Canon IXY 180, Canon
2
5/28 15:05
末端近くで支沢を左岸へ横切って千種街道へ。
【千種街道】
この栃の木も街道のシンボルツリーだ。
2017年05月28日 15:30撮影 by  Canon IXY 180, Canon
3
5/28 15:30
【千種街道】
この栃の木も街道のシンボルツリーだ。
神崎川はすぐ目の前だ。
2017年05月28日 15:36撮影 by  Canon IXY 180, Canon
1
5/28 15:36
神崎川はすぐ目の前だ。
コクイ谷出合に架かる板橋に向かうdさん。
2017年05月28日 15:48撮影 by  Canon IXY 180, Canon
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5/28 15:48
コクイ谷出合に架かる板橋に向かうdさん。
やっと上水晶谷出合まで戻って来ました。
2017年05月28日 16:08撮影 by  Canon IXY 180, Canon
1
5/28 16:08
やっと上水晶谷出合まで戻って来ました。
タケ谷分岐のクジラの様な岩。
2017年05月28日 16:40撮影 by  Canon IXY 180, Canon
5
5/28 16:40
タケ谷分岐のクジラの様な岩。
根の平峠で最後の休憩。皆さんは帰宅時間のメール中かな?
2017年05月28日 16:49撮影 by  Canon IXY 180, Canon
4
5/28 16:49
根の平峠で最後の休憩。皆さんは帰宅時間のメール中かな?
伊勢谷のタニウツギもきれいに咲きました。
2017年05月28日 17:21撮影 by  Canon IXY 180, Canon
3
5/28 17:21
伊勢谷のタニウツギもきれいに咲きました。
撮影機器:

感想

日が長くなりロングコースも可能な季節だ。
朝明からお金峠を越えて銚子ヶ口に上がり、イブネまで歩いて
朝明に戻ると言う約11時間のロングな山行に参加する。

AACの松の舎に集合した総勢8名。顔なじみのdさん、先回御一緒した
Sさん、Iさんら地元山岳会のメンバーに交じって出発する。

入山口、下山口に近い砂防学習ゾーンに駐車し、
朝明川を越えて中峠へ向かう。平坦な道がガレ場の登りに変わると
曙滝が懸る谷に出合う。落差15m程の滝だが今日は水量も少なめで、
前日の雨も水量を増すほどの物ではなかったようだ。
この先徒渉の多いコースなので一安心だ。

急なガレ場を登り県境稜線上の広々とした中峠を越えて
下水晶谷を下るが、視線の先に見えるはずの銚子ヶ口方面は雲が
多そうだな〜。

緩やかに下る下水晶谷の右岸から、僅かに離れると崩壊寸前の橋に出る。
今や下から見上げるだけになった橋を離れ、右手の小谷を下り
神崎川に出ると幸い流れに水没する事無く乾いた岩が多くて、
靴を濡らすことなく徒渉完了だ。愛知川渓谷の景観を楽しみ、
崖を攀じた左岸から下流へ歩くと間もなくお金谷出合いとなる。

お金谷の左岸山腹から踏み跡を辿って右岸へ移り、再び左岸へ戻ると
まもなくして幹に書かれた「オカネ」の文字から右手山腹を
小尾根へ直登すると岩の塔が現れ、鈴鹿の聖域「お金明神」となる。

重なった岩がまるで天狗を思わせる風貌を創り出し、
塔尾金明神社のご神体として信仰の対象となったことも頷ける。

二年ぶりの参拝を終え、塔の峰へ延びる尾根を左から捲くようにして
お金峠に出る。天狗滝辺りからクラシに至る長い尾根で区切られた
西側は鈴鹿の最深部で何処からも遠いエリアだが、
今からそこへ踏み込むのかと思うとワクワクする。

お金峠から西へ向かって伏流となったガレのような急な谷筋を
一気に下る。昔、佐目村の人々もこの谷を通ってお金明神へ
参拝したのだろうか?

しばらく下ると、谷が浅くなり射し込む光に映える二次林が美しい
コバが広がり、やや右手(北)へ向かうと谷尻谷の右岸に出て、
北谷尻谷が滝壺のある二筋の小滝を懸けて合流している。
ここが「コリカキ場」か。
『コリカキ場は、佐目の人々がお金明神にお参りする時に禊をした
神聖な場所だ。澄み切ったこの水で身も心も洗われたのだろう。』
そんな記事に惹かれて是非訪れたかった場所に来ることができた。

出合に架かる道標に従って北谷尻谷の右岸から西方へ歩く。
右岸、左岸を繰り返して谷に沿って進むと、やがて右岸に広い平坦地
が現れて、テントが2張程見られる。こんな場所で一夜を明かしたら
素敵だろうな・・・。

左岸山腹のテープを見送るとすぐに谷が分かれて道標も
架かっている分岐に出る。
大峠方面へ向かう本流と別れ、右から合流する支流を北上して
銚子ヶ口へ向かう。ガレ場の様な左岸から北上すると手前で見かけた
テープのルートと合流する。
崖を右岸へ逃げたり、谷間に咲く石楠花を見上げたりしながら進むと
次第に流れが細くなり源流っぽくなってくる。
浅い流れの中を歩くようになると二股に出る。西へカーブする
流れのある左股を見送り、右股の枯谷を上がると尾根に出て
「東のコル」に到着する。

朝明を出てから神崎川を挟んだ二本の稜線を越えて鈴鹿の最深部に
入って来た。薄い踏み跡を辿ると僅かの距離で銚子ヶ口「東峰」に
到着だ。東側に広がる鈴鹿主脈の大展望は後の楽しみとして
先を急ごう。

これからイブネに続く長い稜線は良く踏まれた道にテープ等も
見られるが、しばらくは複雑な地形が続くので注意して行こう。

南峰に立ち寄って鈴鹿主脈の展望を楽しみ、西峰を下った鞍部から
小尾根を下り水舟の池に出る。
青空と深い緑が映える大きな池は鈴鹿でもトップクラスだろう。
畔を半周回して低い尾根に出て雑木をくぐると一気に開けた大峠だ。
馬酔木の茂みが点在する広い峠はつい休憩したくなる場所だ。

馬酔木の陰で風を避け早速昼食だ。雑談しながら短めの食事を終えると
いよいよ銚子に至るまでアップダウンの始まりだ。

大峠の頭を過ぎ、崩壊地を尾根下から捲き舟窪を過ぎると
一気に高度を下げ、再び登りにかかると痩せ尾根が連続してくる。
P1022を過ぎ、うるさいほどの石楠花を抜けると林床に緑が現れ、
銚子も近いと思わせるがここから一段と傾斜がきつくなる。
これまで辿って来た銚子ヶ口からの尾根や御池岳を振り返り
一頑張りすると突然登りが尽きて銚子の東端に出る。
もうこれで登りは終わり、イブネの台地を散歩する時間だ。

長いコースも残りは僅かだ、腰を降ろしたり、ストレッチをしたり
思い思いに銚子のひとときを過ごし、熊ノ戸平から苔ワールドの間を
イブネのステージに上がるが、人影は見えずひっそりとしていた。

午後を過ぎてもスッキリと晴れた空のもと、御在所-鎌、雨乞岳と
定番の眺めを楽しみ、花を多く付けたシロヤシオの木を目印に
下る尾根の潅木をくぐる。南下するように直接千種街道へ出る
杉峠をショートカットするのに都合が良い尾根だ。
初めて歩く尾根だが意外に歩かれているようで、
きつい傾斜も無くはないが、季節を問わず歩けそうな気がする。

900mを過ぎた辺りで左の沢を越え、浅い窪地を右折すると
そこが千種街道だった。まるでハイキングの様な気楽さでコクイ谷出合、
上水晶谷出合を過ぎ、根の平峠まで戻ると朝明まではあと僅かだ。
長かった一日の最後の休憩を取って、会話をしながら伊勢谷を下る。

【それぞれの縦走路からイブネに向かった事はあったが、
神崎川から尾根を越え、最深部の北谷尻谷から銚子ヶ口へ
上がるルートは始めてだった。
鈴鹿の聖地とも言える「お金明神」と「コリカキ場」を訪ね、
緑が眩しい鈴鹿の最深部を巡る山行はロングコースの
疲れを感じさせない極上の一日だった。】

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コメント

素晴らしい ロングコース
onetotani さん こんばんは
鈴鹿の聖地をめぐるロングコース。素晴らしい!
大瀞やお金明神までは行けてもそれ以上絶対僕では歩けないルートです。
「コリカキ場」って初めて聞きました。こんな場所があるんですね。
それにしても、dさんのグループの凄いです。
多分皆さん鼻歌を歌うようにハイキング気分 で歩いていたんでは?
皆さん本当に若々しいです。
2017/5/30 22:59
Re: 素晴らしい ロングコース
sugi-chanさん 今晩は。

鈴鹿の最深部には、まだまだ魅力的な場所がいっぱいですね。
特に新緑が緑を増したこの季節はいっそう美しさが増し、
尾根にも沢にも生き生きしとした生命力を感じます。

11時間を越えるロングコースでしたが、疲れを感じる事無く
皆さんと楽しく歩けました。

歩けば歩くほど魅力に嵌って、興味が尽きません。
2017/5/30 23:42
健脚ですね〜♪
onetotaniさん、皆さん、こんにちは♪ (こちらでははじめまして(^^ゞ)
大瀞からお金明神までお話させて頂いた方々でしょうか!??
色々教えて頂き、ありがとうございました^^
あっ、残念ながら♂の方です・・・
私たちはお金峠からクラシへショートカットしましたが、皆さん健脚ですね
この日は、早い時間は怪しい雲も掛かっていましたが、だんだんと晴れ渡り 、素敵な苔と青空のイブネに出会え、お互い良い一日になりましたね
ロングお疲れ様でした
2017/5/31 1:18
Re: 健脚ですね〜♪
ni-shiさん 今晩は。コメントありがとうございます。

お金明神の天狗様はどうでしたか?
自然の造形って不思議ですね。つい手を合わせてしまいます。

お金峠でお別れしてから、やはり再会は無理でしたね。
お二人がイブネに着かれた頃は、まだ銚子ヶ口辺りを歩いていました。

クラシ北尾根からのイブネも変化が楽しいコースですね。
これからも楽しい山行を重ねて下さい。
2017/5/31 19:45
やりましたね
onetotani さん、こんにちは

お金明神から銚子ケ口、イフネのロングルート楽しく回ることができたご様子で何よりです。
ちょうど4年前、私がこのループ回った時に初めてonetotani さんからコメントいただいたのを思い出し嬉しく思いました。
充実した1日でしたね。
私ももう一度、お金明神に訪れようと思ってますよ。
2017/5/31 6:00
Re: やりましたね
higurasiさん 今晩は。

念願のコリカキ場を訪れる事が出来ました。
北谷尻谷から東峰に至るコースもいい所ですね、「テントを持って
来るのもいいかな」なんて考えながら歩いていました。

以前歩いたコースをこうして繋ぐと新鮮でした。
見所が多い、奥深いエリアを巡る山行でしたが、疲れを感じる事もなく
しっかり楽しみながら歩けました。
2017/5/31 20:00
萌黄と言えば通かな?
この時期の雑木林と言おうか二次林の色。
私は大好きで、今回、余り、疲労を感じずに楽しみました。

好かったですねー。
本当に楽しめた。

有り難うございました。
2017/5/31 6:27
Re: 萌黄と言えば通かな?
dedeppo5さん お世話になりました。

新緑も良かったですが、紅葉もきっと素敵な気がします。
今度はゆっくりテント泊も良いかな・・・。
2017/5/31 20:07
最奥地
おはようございます。
鈴鹿の最奥地を巡る、素晴らしいロングルートです。
初夏の緑に青い空、澄んだ清流、どれをとっても素敵な眺めです
これぞ鈴鹿ですね

私は、お金より西へは行ったことがありません。
コリカキ場、是非とも訪れてみたいところです。
onetotaniさんのレコを参考に、行ってみます
2017/5/31 7:28
Re: 最奥地
totokさん 今晩は。

鈴鹿の奥には、まだまだ知らない魅力がいっぱいありました。
念願だった北谷尻谷も思った以上に素敵で、
多分、紅葉の時期も素晴らしい所だろうと思います。

totokさんなら、地形確認を怠らなければ大丈夫でしょう、
是非お出掛けください。期待を裏切らないと思います。
2017/5/31 20:18
いやあ〜長そうです
onetotaniさんこんにちは!
こんな周回チャレンジしてみたいですが、私達だと1泊じゃないと日が暮れてしまいそうです。
コリカキバを含む谷尻谷の上流付近は良い雰囲気ですね、そのあたりで1泊を体験するのも楽しそうです。銚子ヶ口からクラシの稜線も歩いてみたいですし、いつかこのあたりをメインに歩けたらいいな!と、レコを拝見して思いました。

6月近くなのにシャクナゲが綺麗に咲き、イブネのシロヤシオの花が残っているとは!やはり例年とは違うようですね。

P.S. dedeppo5さん、興味深い鈴鹿の山歩き、参考にさせて頂いてます!
2017/5/31 14:10
Re: いやあ〜長そうです
teppan2013さん 今晩は。

dさんのログを見ると19kmになっていました。
最低限の休憩に留めての周回になりましたが、
ゆっくりしたい場所が満載でした。コリカキ場と北谷尻谷の下流辺りに
素敵なテント場が有りましたので、一泊行程で歩く方が
お似合いかも知れません。

このエリアは距離も伸びますが、鈴鹿の奥深さを感じながら歩けるのが
魅力ですね。
2017/5/31 22:47
onetotaniさん、こんにちは。
池と、コケの草原、水流れなどの
雰囲気のよろしい道ですね。道中、
渡渉と、バリエーションルートづくしで
とても僕には手が出ない道ですが
グループ登山ですと、色んな発見が
ありますね。
僕は同じ山に、同じルートで登る登山が
ソロの場合、ほとんどですので
新しいルートに、いつも果敢に向かわれる
onetotaniさんの姿勢は、見習いたいものです。
2017/6/2 0:10
Re: onetotaniさん、こんにちは。
komakiさん 今晩は。
昨年の秋にご一緒した縦走より、時間も距離も伸びましたが
明るい内に駐車地に戻れました。

県境稜線を越え、滋賀県側に入ると尾根も谷も整備は遅れていますが、
それだけに豊かな自然に触れながらの山行が楽しく、
歩いた距離程の疲れを感じませんでした。

大半が以前歩いたコースでしたが、アレンジ次第で初めての様な
新鮮さを感じられ、今後の計画の参考になりました。
2017/6/2 18:51
いいコースでした。
onetotaniさん

なぞらせていただきました。

ずっと行きたかったコリカキ場でしたが、本当に良いところでした。
次回は、ここに泊まりたいと思いました。

どの沢も水量が多く、それでよりキレイだったようにも思えます。
2017/7/8 22:18
Re: いいコースでした。
pikeさん レコを拝見いたしました。

丁寧にありがとうございます。

県境を越えて滋賀県側に踏み込むと、まだまだ知らない鈴鹿の魅力が
見つかりますね。
谷尻谷付近をもっと知りたいと思っています。
2017/7/9 18:19
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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