雨引山登山と自然観察会

2017年05月29日(月) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 6.0km
• 登り: 494m
• 下り: 479m

コースタイム

行きと帰りが逆になってます。。。

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車

安曇野市穂高公民館主催行事。
安曇野市穂高会館からマイクロバス。
馬羅尾高原林遊館にてバス下車、
馬羅尾高原キャンプ場のトイレ使用。

コース状況／危険箇所等

登り（尾根）と下り（林道）でルートを指定されています。
登りに1ヶ所、ロープを使う下り（熊の倉岩）あり。
左側崖崩落のヤセ尾根あり。

その他周辺情報

馬羅尾高原林遊館に無料駐車場あり。
馬羅尾高原キャンプ場のトイレが使用できます。
洋式、水洗、トイレットペーパー完備。

写真

5/29 7:18

穂高会館受付7:15~7:25
ここにて会費200円（資料・バス代含む）を支払う。
時間より前に受付が始まっていた。

5/29 7:52

雨引山（1,371m）＠バスの窓から
安曇野からは目立たないが、松川村からは印象的なピラミッドピーク

5/29 8:14

馬羅尾高原林遊館
バスはここまで。奥に広い駐車場。
すぐ下の馬羅尾高原キャンプ場トイレを使用。

5/29 8:17

イチヤクソウ

5/29 8:19

コシアブラ

5/29 8:23

ヤマツツジ

5/29 8:24

林道を行く
1班〜4班順（そして私は4班の一番最後）
講師1名、参加者19名、スタッフ3名
元々34名だったのが、5/26（金）予定が延期となったため減ってしまったとのことです。

5/29 8:27

これがナツトウダイかな？
講師は先頭を行くので後ろには聞こえないのです。

5/29 8:32

君の名は？
この直後、林道を離れ、登り尾根道へ。
途中、自動車3台で来たグループに抜かされました。

5/29 9:35

ギンリョウソウ（銀竜草）
4班には中国出身の人もいたので、漢字を付け足すして説明。

5/29 9:47

先頭交代
2班〜4班、1班

5/29 9:50

オトコヨウゾメ
かな？　コバノガマズミだったりして？

5/29 9:52

雨引山へ
4班の人には事前に断って、歌いながら歩く。
NHKの試して合点でも唱歌を歌いながらの山歩きを紹介してたんですよ。

5/29 9:56

高圧線鉄塔の下を行く
No.38か？しかし、どこに番号があるのか分からず。

5/29 9:57

振り返ると有明山が見える。
近くにはカラマツの林も。

5/29 9:58

ヤマウルシ
小河先生は先頭を歩いているので、列の後ろからは説明が聞こえない。荷札で名前を教えてくれる。
私は過去3回、ウルシにかぶれた悲惨な経験があります。

5/29 10:18

イワウチワ
下見の時は花盛りだったそう。

5/29 10:18

熊の倉岩（11:15通過予定が、10:18）
ここの下りがロープで1人ずつ、と言うことでコースタイムを長目に設定した模様。

5/29 10:25

ミツバツツジ
今回は4種類のツツジがありました。
ヤマツツジ、ミツバツツジ、ムラサキヤシオ、レンゲツツジ（オニツツジとも）

5/29 10:27

タカノツメ
コシアブラに似た葉の木。
枝がすべすべして冷たく、庭木にはもってこいのシルエット。
しかし、タカノツメと言えば、唐辛子と思ってましたよ。

5/29 10:36

イワカガミ
白に近い花と、普通に赤いのとありました。

5/29 10:36

イワカガミ
普通に赤い方です。たくさん咲いてました。

5/29 10:37

稜線歩き。
開けて来て、ヤマツツジが咲き、時々ヤマウルシも…両側に…過去に、触れなくても頬がかぶれたことがありました…

5/29 10:37

ノギラン
足元にたくさん。一見、ツバメオモト（こちらは少ない）やコバイケソウに見えないこともない。

5/29 10:42

ヤマツツジ
華やかだけでなくて、ヤマツツジは食べても美味しいです。

5/29 10:47

これが岩付五葉松か？
（11:55通過予定が、10:47）

5/29 10:51

有明山遠望
7月はあそこに登るハズ（有明神社の抽選に通ったら）

5/29 10:51

有明山山頂の鳥居
太陽光に反射してました。

5/29 10:52

イワナシ

5/29 11:00

アカモノ
クロマメノキの仲間。これもブルーベリーに似た実がなるのでしょうか？
つい、君の行く道は〜♪　を歌いだす。

5/29 11:01

シャクナゲ
ほとんど終わりでしたが、中にはブーケのような美しい花も。

5/29 11:01

下りルートへの分岐点
（12:15通過予定が、11:01）

5/29 11:02

マイヅルソウ（舞鶴草）
これにマイ「ズ」ルソウはやめて欲しい…

5/29 11:03

雨飾岳遠望
（過去2回挑戦して1回登頂）

5/29 11:04

爺ヶ岳
（過去3回は登頂）
鹿島槍の山頂には雲、五竜は日が陰ってました。

5/29 11:06

北アルプスの展望はここと、山頂のみ

5/29 11:06

餓鬼岳
（過去2回登頂）

5/29 11:06

蓮華岳
（過去1回登頂）
左手の山に、針ノ木（過去3回登頂）が隠れている。

5/29 11:06

5/29 11:17

ムラサキヤシオ
もうほとんど終わり。やっと咲き残りがありました。

5/29 11:17

君の名は？

5/29 11:18

レンゲツツジ
稜線に咲いてました。毒があります。知らないで食べても、思わず吐き出してしまいます。

5/29 11:18

シジミチョウ
レンゲツツジより、中央のシジミチョウが気になる。
きれいなコバルトブルーの羽でしたが、閉じてる…

5/29 11:25

最後の登り
と、言われたけれど、やはりもう1回下りがあった。
3、4、1、2班順。

5/29 11:35

社
松川村では、この神社の氏子が多いそうです。
で、少し前に村民登山があったとか。

5/29 11:36

鳥居の先が山頂
山頂の写真は他の人の顔が写ってしまったので割愛。

5/29 11:38

山頂向こう側からの北信の山。
雨飾山の右側は…北信五岳？

5/29 11:38

湖を望む。
木崎湖かな。

5/29 11:41

マイズルソウ
マイヅルソウにして…
単独行の男性が、五竜の黒いTシャツ、地下足袋で走り抜けていきました。

5/29 11:47

虫刺され
左手、薬指の下をブヨにやられ、象の皮膚のように腫れました。下手すると完治に1ヶ月…涙。
社周辺でランチ。

5/29 12:39

ここより下山路へ。
（13:15通過予定が、12:39）
4班、1〜3班の順。

5/29 12:47

林道峠
（13:30通過予定が、12:47）
この峠は断層なんだそうです。

5/29 12:47

林道峠からの爺ヶ岳
鹿島槍も見えてきました。

5/29 12:52

ハウチワカエデ
コハウチワカエデかもしれない。両方ありました。

5/29 12:55

オトコヨウゾメ？

5/29 13:08

アサギマダラ！
右端、真ん中に1頭！

5/29 13:20

モミジイチゴ
キイチゴの花。実は美味。

5/29 13:47

ウワバミソウ
この茎をサバ缶と煮ると美味しいそうです。
刻むとネバネバ。体に良さそう。

5/29 13:59

君の名は？

5/29 14:17

林道ゲート通過　お社
（14:30通過予定が、14:17）
植物解説でだいぶ時間を稼ぎましたね。

5/29 14:29

再びのナツトウダイ

5/29 14:30

ヤマツツジに黒いアゲハ（君の名は？）
女性陣はトイレを目指して先行させてもらいました。
順番が乱れ2班の人と2人で、故郷、花、早春賦、赤とんぼ、紅葉を合唱。
バスの中で閉講式があり、穂高会館でバスを降りてそのまま解散となりました。

撮影機器：

PowerShot SX620 HS CANON

装備

備考

日焼け止め、虫よけスプレー

感想

yamamusume

穂高公民館主催の「雨引山登山と自然観察会」と言うことで、
私は「登山」のつもりでいましたが、「自然観察会」のウェイトが大きく…
まあ、植物の名前はたくさん教えてもらえたし、
アサギマダラも1頭見られました。
過去にはテン（夏毛）やカモシカも目撃されたそうです。

千m台の里山は、三千m級の北アルプスよりも難しいと思う…
道の情報が定かでないし、クマが怖いし、単独行で万一の事があっても、
通る人が少ないので見つけてもらえないかもしれない。

なので、こういう催しは有り難いです。
7月には有明神社主催の有明山登山に応募しています。
今回、平地からは見られない有明山頂の鳥居も見られました。
過去に有明山に登ったという人達の話も聞けました。

雨引山は安曇野からは目立たない山ですが、
松川村からはなかなかに印象的な「おらが山」という感じでした。
少し前には村民で登るイベントがあったとかで、笹も刈りこまれていました。
道が分かりやすい里山なのではないかと思われます。
せっかく雲一つなく晴れたのに、北アルプスの眺望は今ひとつで、
それだけが残念でした。
（北アを見たければ、西じゃなくて東の光城山に行かないとね…）

今年、十数年振りに山に行くのですが、登山靴は購入後二十年は経とうかという…
雨引山の前にウォーキングで3日履いて、履けて、雨引山にも履いてきました。
靴底がはがれることも、穴が開くことも、靴紐が切れることもありませんでした。
次の有明山にも、この登山靴で行くつもりです。