光岳 (易老渡からピストン)


- GPS
- 12:19
- 距離
- 27.1km
- 登り
- 2,555m
- 下り
- 2,553m
コースタイム
- 山行
- 11:07
- 休憩
- 1:13
- 合計
- 12:20
天候 | 快晴! |
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過去天気図(気象庁) | 2017年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
そこに50台ぐらい駐められそうな駐車スペースがあります。トイレはありません。 ボクは,道の駅遠山郷で仮眠をとり,早朝にそこへ移動しました。 道の駅から40〜45分ほどで到着します。 (355K) |
コース状況/ 危険箇所等 |
■易老渡から登り始めて5分ほど,ザレた斜面をトラバース気味に登っていきます。 足もとがくずれそうで,ちょっとひやひやします。 ■易老岳手前のP2254.5mを越えたところに,数mの岩場の登りがあります。 登りよりも下りのほうがイヤかな。 ■三吉平から静高平の間には,まだ残雪があります。 滑落するほどの斜度ではありません。アイゼンやピッケルは必要ない程度です。 |
その他周辺情報 | 道の駅遠山郷に隣接する「かぐらの湯」は木曜定休だったので, 天龍村の「おきよめの湯」(大人500円)でおふろ。 アルカリ泉で肌がヌルヌルします。気持ちよかった〜。 |
写真
装備
MYアイテム |
重量:-kg
![]() |
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感想
6月になって,梅雨入りしたとはいえ,お天気のいい日が続いていますね。
そういえば,昨年も6月の上旬に,甲斐駒ヶ岳と池口岳に2週連続で行きましたっけ。
今年もこのお天気のいい日に,南アルプスの光岳へ登ってきました。
光岳への一番近い登山口は,遠山郷から遠山川をさかのぼった易老渡ですが,
易老渡への林道はもう1年半以上前から,林道が崩壊して通行止め。
そこで,光岳へは畑薙ダムから茶臼岳を経由してピストンするしかありません。
とてもじゃないけど,日帰りは無理です。
あるいは,池口岳から加加森山を経由するコースや
大根沢山から信濃俣・百俣沢ノ頭を経由するコースもありますが,
これらはバリエーションルートの範ちゅうで,これまた日帰りはむずかしい。
それでも,光岳にはまだ登ったことがなかったので,
今年はテントを担いで,これらのコースで光岳をめざそうと思っていました。
ところが,2週間ほど前に大無間山に登ったあと,
ヤマレコで「光岳」を検索して,みなさんのレコを読ませてもらったら,
易老渡から登っておられる方がけっこういるじゃありませんか。
未だ易老渡には車で入ることはできませんが,
その手前5キロほどのところにある芝沢ゲートまで車で入ることができて,
そこから1時間弱歩けば,易老渡の登山口に到着するということです。
これなら,光岳日帰りがなんとかやれるんじゃないかと。
そこで前夜,道の駅遠山郷で仮眠をとり,夜中3時過ぎに移動を開始して,
明るくなってきた4時過ぎに芝沢ゲートを出発しました。
易老渡から易老岳への登りは,標高差1500mの樹林帯のひたすら登りです。
ところどころに,易老渡を1,易老岳を30とする標識がかかっていますが,
これは見るたびに気が遠くなりそうでした。
それでも,登山道のわきに咲くバイカオウレンのかわいらしい花に癒され,
ときおり木々の間から見える聖岳や上河内岳に励まされて,なんとか易老岳に到着。
そこからは南ア主稜線をたどりますが,
まずは下って,三吉ガレから中央アルプス方面の絶景をのぞみ,
登り下りをくり返しながら三吉平へ。
三吉平から静高平へは標高差300mほどの登りです。
ここはまだ雪が残っていて,帰りの下りではときどき踏み抜きましたが,危険はありません。
静高平の水場で水を補給して,まずはイザルヶ岳へ登りました。
イザルヶ岳山頂は広くて,さえぎるもののない360度の大展望地でした。
それにくらべると,光岳山頂は木々に囲まれて展望のない,狭い山頂。
それでも,その向こうにある光石まで行ってみると,
そこには深南部の大パノラマが広がっていました。すばらしい展望でした。
帰りは易老岳への登り返しが地味に堪えました。
易老岳からの下りはもちろんヒザにきました。
それでも,やっと光岳に行くことができて,大満足の山行になりました。
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