ゆったり八ヶ岳 硫黄岳-横岳-赤岳-阿弥陀岳-御小屋尾根周回

2017年06月17日(土) ~ 2017年06月18日(日)

• GPS: 29:51
• 距離: 21.8km
• 登り: 2,026m
• 下り: 2,027m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:28
• 休憩: 1:54
• 合計: 8:22

5:44 美濃戸口
6:28 7:02 やまのこ村
7:04 7:04 赤岳山荘
7:09 7:10 美濃戸山荘
7:51 7:52 堰堤広場
8:45 9:10 赤岳鉱泉
9:15 9:16 大同心沢（大同心ルンゼ）分岐
9:20 9:21 ジョウゴ沢
10:26 10:49 赤岩の頭
11:12 11:16 硫黄岳
11:45 11:46 硫黄岳
12:01 12:02 硫黄岳山荘
12:49 12:49 横岳（奥ノ院）
12:54 13:07 無名峰
13:14 13:17 横岳（三叉峰）
13:26 13:27 石尊峰
13:31 13:35 鉾岳
13:42 13:42 日ノ岳
13:53 13:54 二十三夜峰
14:02 14:02 地蔵の頭
14:06 赤岳天望荘

2日目

• 山行: 5:21
• 休憩: 0:56
• 合計: 6:17

5:17 赤岳天望荘
5:46 5:47 赤岳頂上山荘
5:53 6:01 赤岳
6:33 6:35 文三郎尾根分岐
7:02 7:04 中岳
7:12 7:19 中岳のコル
7:49 8:09 阿弥陀岳
8:11 8:12 西の肩（岩場）
8:17 8:17 西ノ肩
9:39 9:51 不動清水
10:17 10:20 御小屋山
11:34 八ヶ岳山荘

天候

6/17晴れのち曇り
6/18曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

美濃戸口の駐車場に駐車　1日\500
16日夜22時頃ではまだ空いていました。

コース状況／危険箇所等

○美濃戸口〜美濃戸
　林道を歩きます。朝は車通りが多く、幅の狭いところは注意が要ります。
　あと、車が通る度に埃が酷いです。

○美濃戸〜赤岳鉱泉
　序盤は林道歩きで、危険箇所はありません。
　登山道に入ってからは、増雨時は巻道を行くようです。

○赤岳鉱泉〜横岳
　特に危険箇所はありません。樹林帯は黙々と頑張りましょう。
　
○硫黄岳〜横岳
　濃霧時は迷わないように注意が要るかもしれません。
　横岳直下はかなり切り立った所があります。

○硫黄岳〜赤岳展望荘
　岩場の連続です。雨の日はスリップ注意です。

○赤岳展望荘〜赤岳
　ザレと岩盤の連続です。少し急な斜度が続きます。

○赤岳〜中岳
　赤岳の下りは岩場の連続です。
　難しくは無いですが、落石を起こさないように注意が要ります。

○中岳〜阿弥陀岳
　阿弥陀岳への登りはエグい岩登りが続きます。
　難しくは無いのですけど、山頂まで延々続きます。

○阿弥陀岳〜不動清水
　最初の竹場はかなり高度感があります。
　その後の下りは急でザレ、岩で歩きにくいです。
　スリップ注意。

○不動清水〜御小屋山
　とても歩きやすい道が続きます。

○御小屋山〜美濃戸口
　最初の分岐を間違わなければ、迷う事はありません。
　別荘地も看板どおりに歩けば美濃戸口に着きます。
　

写真

6/17 5:43

八ヶ岳山荘で登山計画書を提出します。

6/17 5:45

林道歩き、日が差して気持ち良い！

と思ってたのですが・・・

6/17 6:06

車が通る度に凄いホコリ。
口の中がジャリジャリに・・・

6/17 6:49

やまのこ村到着。駐車場は満車。息子、ここまでに手袋を落とす事件発生。

赤いモンベルの手袋・・・あーぁ。

6/17 7:09

北沢と南沢の分岐。北へ

6/17 7:33

林道歩きは相変わらずテンション↓

6/17 7:51

ここからやっと登山道っぽく。

6/17 7:57

とてもよく整備されていて歩きやすいです♪

6/17 8:02

あー、コレですね。
その支えは厳しいっす。

6/17 8:27

川床が赤いですね〜。

6/17 8:45

赤岳鉱泉到着。上の山、面白い形ですね。

6/17 9:09

小休止します。

6/17 9:58

樹林帯を黙々と上げます。

6/17 10:28

やっと稜線へ。

6/17 10:29

展望が良いですね〜

6/17 10:29

これから行く方向。

6/17 10:54

赤岩の頭

6/17 11:03

硫黄岳へ

6/17 11:14

御料局の三角点発見。
三等って見えますね。

6/17 11:17

まーるい広々した硫黄岳山頂。

6/17 11:20

でも地理院地図上では、そこは最高高度点ではありません。
爆裂火口を周ります。

6/17 11:23

ケルンの辺り、こちらが硫黄岳の最高高度点、2760m。
百高山47座目！

6/17 11:29

さらにその先
三角点タッチ！
三等三角点
点名「箕冠」

6/17 11:32

爆裂火口はガスで見れず・・・

6/17 11:47

さて、今度は稜線を南下。
この辺りで小一の子連れ親子さんと一緒にお話しながら歩きます。

6/17 12:01

硫黄岳山荘。
今回はスルーします。

6/17 12:05

振り返って硫黄岳。
やはり山頂標の付近より右側のケルンのあたりの方が高いですね。

6/17 12:06

綺麗です♪名はわかりません(^^;

6/17 12:20

あれが大同心かな？

6/17 12:34

こちらは小同心かな？

6/17 12:37

横岳直下、結構切れてます。先ほどの小一の子、ガンガン行きます。とても強い子です。

6/17 12:41

速さも勢いも完全に負けてる我が息子。これでも強くなったんです。

6/17 12:45

横岳山頂奥ノ院、頂きました！百高山、48座目！
子連れお父さんに撮って頂きました、ありがとうございます♪
この日はオーレン小屋に泊まるそうです。
また、どこかの山で♪

6/17 12:50

小同心の上にクライマーの方々が・・・

6/17 12:52

こちらも出発。ここから先は岩場の連続。

6/17 12:53

東側は快晴ですね。

6/17 13:01

これから行く峰々。

6/17 13:14

無名峰。
横岳の奥ノ院山頂標にある「2829m」は、実はここの標高と言うお話です。
先ほどの奥ノ院はホントはもう少し高いと言う事ですが・・・

6/17 13:15

息子「待ってなさい」と言う感じで。

6/17 13:16

そしてもう一つの横岳山頂。
「三叉峰」

6/17 13:34

岩場に慣れていないと、少し難しい所かも知れませんね。

6/17 13:41

赤岳へまっしぐら。

6/17 13:44

雨が降っていたら滑りそうな所です。

6/17 13:52

ガシガシ行きます。

6/17 14:01

地蔵尾根分岐。御地蔵様がいらっしゃいました。

6/17 14:02

あともう少し。

6/17 14:07

赤岳展望荘、到着。本日ココまで！

6/17 14:15

大部屋で予約したのに、混雑してて子連れという事で個室に案内されました。
ありがたやありがたや・・・

6/17 14:38

お茶、コーヒー、お湯が飲み放題。
私はビール頂きます。息子もおやつタイム。

6/17 17:28

夕ご飯はバイキング形式。
和食で美味しい♪
御風呂も入れる赤岳展望荘。
この日は7時半に就寝しました。

6/18 5:09

もーにん♪高層雲で曇りの一日。
御来光は諦めての赤岳&富士山。

6/18 5:09

槍様、穂高様。

6/18 5:28

赤岳へはザレと岩場の少し斜度のある登りが続きます。

6/18 5:45

赤岳頂上山荘。

6/18 5:46

の目の前に古い三角点。

6/18 5:57

と言う事で、赤岳山頂頂きました！
百高山、49座目！

6/18 5:50

そしてこちらは国土地理院三角点
一等三角点　
点名「赤岳」

6/18 5:53

南アと富士山。
綺麗ですね~。

6/18 6:07

山頂は混雑してたのでそのままスルー。

6/18 6:18

中岳とのコルへ降ります。
結構な岩場ですね。

6/18 6:20

下から来たら、この看板見ると安心するでしょう。
あともう少しです。

6/18 6:36

中岳から阿弥陀岳へ。
綺麗ですね~。

6/18 7:01

中岳へ登りはじめて振り返るとこんな感じです。

6/18 7:03

中岳山頂、頂きました♪

6/18 7:13

富士山

6/18 7:24

阿弥陀岳へ取り付きます。
いきなり梯子からスタート。

6/18 7:31

難しくは無いのですが、山頂まで延々とエグい登りが続きます。

6/18 7:41

横岳の上を雲が乗越して行きます。

6/18 7:54

阿弥陀岳山頂、頂きました！
百高山、折り返しの50座目！
いやっほぅ~♪

6/18 7:57

乗鞍、御嶽、中央アルプス

6/18 7:57

仙丈、北岳の南アルプス

6/18 7:58

富士山、赤岳。

6/18 7:59

権現岳の上を雲が乗越します。
正直、赤岳よりこちらの方が景色が綺麗な気がします。
少しゆっくり過ごしました。

6/18 8:00

古い御料局の三角点。

6/18 8:10

出発して直ぐに�┘沺璽�。
古い宮内庁の境界標ですね。

6/18 8:12

「竹場」と書いてあります。
ここは足がすくみました。

6/18 8:13

梯子と鎖。
高度感があります。

6/18 8:15

阿弥陀岳、なかなかエグいところでした。でも絶景。

6/18 8:16

中央陵分岐。

6/18 8:25

さらにザレ&岩の斜度のある所が続きます。

6/18 8:27

目凶？　

と読んでしまいました。
四区でした。

6/18 8:33

なかなかに歩きにくいです。
息子、時間がかかりますが仕方ないですね。

6/18 8:46

やっと樹林帯へ。

6/18 9:13

御小屋尾根はこんなのがいっぱいです。
一番新しい日付は昨日でした。

6/18 9:38

ようやく道が歩きやすくなったあたり。
道の左側に矢印。
GPSで確認、間違いないです。

6/18 9:40

左真っ直ぐが通常ルート。上が稜線に戻る道です。

6/18 9:43

進んでみたら30mほどで水場でした。
不動清水。
コンコンと沸いてました。
ここで小休止しました。

6/18 9:51

水場分岐（5分）とありますが、行って水を汲んで戻って5分です。
片道1分ほど。水平移動で苦労もありません。

6/18 10:06

途中、いちど登り返すところがありますが、それほどきつくありません。
頂上は広々でした。

6/18 10:17

御小屋山、到着です。

6/18 10:17

封鎖されている分岐道。
美濃戸に続いているとか・・・

6/18 10:18

御小屋山の三角点！
三等三角点
点名「鷹打場」

6/18 10:20

ここの分岐を美濃戸口に進みます。

6/18 10:21

モフモフの緑の中にアレ

6/18 10:39

少し急な下りが終わると、何かの作業道の跡のような所にでます。
下から来たら看板を見失わないように。

6/18 10:53

所々に、向こうの沢に下りる踏み痕があります。

6/18 11:08

もう、ずーっと歩きやすい道です。

6/18 11:16

舗装路に出ました。

6/18 11:33

案内看板に素って歩くと、八ヶ岳山荘に到着します。

6/18 11:34

お昼前に下山！
御疲れちゃんでした♪

6/18 13:18

下山が早かったので、帰りは松本の「信州五十六屋」へ。
男は黙ってマル外

6/18 14:15

そして「村の駅アルプスの郷」
ここのアイスは手作りです。
ワサビソフトはワサビ風味じゃなくてホントのワサビ！
辛甘い♪

6/18 15:03

御風呂は平湯。
洗い場は無いですけど、寸志（\300ほど）で入れます♪

感想

ssPENTAGONss

八ヶ岳へ行ってきました。
赤岳~硫黄岳の周回は、頑張れば1日で回れそうな道のりですが、折角なので山小屋泊まりのゆったりで周る事にしました。
そして二日かけていくならと、阿弥陀岳も御小屋尾根も通ってみる事に。

超晴天と言う訳にはいかなかったですが、2日目も高層雲で見晴しも良く、景色を堪能できました。
赤岳展望荘さんも混雑していましたが、子連れと言う事を配慮して頂き、個室へ案内されました。
とてもありがたいお話です。
御風呂にも入れますし、とても快適でした♪

八ヶ岳のこの辺りは初めてでしたが、コンパクトにまとまってて変化に富み、楽しいですね。
アプローチ、クライム、稜線歩きと明確に分かれる上にコンパクトに回れます。
人気の秘密はこれなのかな？と思いました。
人の多さにも頷けますね。

おかげさまで100高山も折り返しの50座に到達しまして、あと50座頑張ります♪

コメント

hidanogaku

八ヶ岳登山お疲れさまです！
ssPENTAGONssさん、HEPTAGON君こんにちは！

親子で八ヶ岳、そして折り返しの50座お疲れさまです🎵
八ヶ岳の岩稜帯は迫力がありますね！
確実に安全に楽しく楽しまれている様子が伝わってきます❗こんな稜線を歩けたら楽しさ倍増ですね〜。

ご来光は残念でしたが、温かい小屋の配慮で快適な一時でしたね❗
最近、皆さん八ヶ岳を歩かれるので、久しぶりに行ってみたくなりました🍀

八ヶ岳登山お疲れさまでした✨

ssPENTAGONss

Re: 八ヶ岳登山お疲れさまです！
hidanogakuさん、おはようございます。

コメントありがとうございます(^^)
赤岳周辺も初めてだったのですが、想像していたより良い山で楽しかったです。
山小屋も快適でしたよ~
gakuさん、アクティブですからスっと行ってしまうのでしょうね(^^)
レコ、楽しみにしてますね♪

olddreamer

こんばんは ssPENTAGONssさん HEPTAGONさん
おめでとう　50座達成

見るたびにたくましくなっていますね
お父さんとビールで乾杯できる日が早く来るといいですね
私も一緒に待っています

ssPENTAGONss

Re: こんばんは ssPENTAGONssさん HEPTAGONさん
olddreamer さん、おはようございます。

なんとか折り返しの50座に到達しました。
あと50座、数年かかるでしょうけど、のんびり行きたいと思います(^^)
息子がビールを飲めるようになるまで、あと8年。
もう少し先になりそうですね~

wakabon7

お疲れ様でした。
PENTAGONさん、HEPTAGONさん、こんばんは。

計画されていた八ヶ岳周回、ついに達成されましたね
岩場の多い山域で、スリルも味わえて歩き応えがありますよね！
親子で安全且つ楽しまれた様子が窺えます♪
素晴しい山旅を拝見させていただきました。
２８枚目の写真は「オヤマノエンドウ」と言う花で、濃いムラサキが鮮やかですよね！
100高山の50座に到達、お疲れ様でした。

ssPENTAGONss

Re: お疲れ様でした。
wakabon7さん、こんにちは

天候を心配してましたが、空梅雨のおかげで無事に歩く事ができました(^^)
あの紫の花、オヤマノエンドウと言うのですね。
鮮やかな色に目を奪われてしまいました。
あと、山で聞いたのですがホテイランは南沢の方なんですね。
私達が歩いているところでは見かけることが出来ませんでした

さらに、下山時の御小屋尾根ですれ違った人に聞いた「ツクモグサ」と言う花。
通った稜線に咲いていたはずなんですが、気付きませんでした。
やっぱり色々と花の名前や群生している場所を知ってると、また山の楽しみが増えるのですね。
色々覚えたいのですが、なかなか頭に入らないです(^^;