【八ヶ岳】青年小屋に泊まって、編笠山‐権現岳‐天女山をのんびりと歩きます。

2017年07月09日(日) ~ 2017年07月10日(月)

• GPS: 11:54
• 距離: 13.7km
• 登り: 1,442m
• 下り: 1,657m

コースタイム

1日目

• 山行: 4:00
• 休憩: 0:18
• 合計: 4:18

距離 4.2km 登り 966m 下り 154m

10:28 観音平
11:32 11:41 雲海
12:31 12:40 押手川
14:46 編笠山
14:46 青年小屋

2日目

• 山行: 6:07
• 休憩: 0:38
• 合計: 6:45

距離 9.5km 登り 476m 下り 1,524m

6:51 青年小屋
7:27 のろし場
7:53 7:54 西ギボシ
8:05 8:15 東ギボシ
8:26 権現小屋
8:31 8:35 縦走路分岐
8:44 8:50 権現岳
9:59 三ッ頭
10:09 10:15 三ツ頭分岐
10:34 10:42 前三ツ頭
11:10 11:11 「ここが一番きつい」看板
12:43 12:42 天の河原
13:04 13:05 天女山上駐車場
13:12 天女山
13:27 13:28 天女山登山道口
13:35 八ヶ岳クラブバス停

■距離：13.8��
■累積標高：＋1293m/-1500m
＊二日間とものんびりと歩いています。

天候

二日間とも晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

■往路：八王子駅(8:31-9:53)小淵沢駅(タクシー)観音平
■復路：八ヶ岳クラブ(13:31-13:34)甲斐大泉駅<入浴>甲斐大泉駅(15:57-18:01)八王子駅

◇小淵沢タクシー：0551-36-2525 小淵沢駅‐観音平間￥3340
http://www.eps4.comlink.ne.jp/~kobuchi/
◇清里ハイキングバス時刻表
http://www.kiyosato.gr.jp/sougou/bus.html

コース状況／危険箇所等

◇ヤブがうるさい時期になりました。洋服の上からでも刺して来ますので十分注意ください。

■観音平‐編笠山：押手川付近から石がゴロゴロした急登となります。
■編笠山‐青年小屋：小屋に近づくと、積み重ねられて大きな石の上を歩くようになります。
■青年小屋‐ギブシ‐権現岳：ギブシの登りは岩場になりますが鎖が設置されています。
■権現岳‐天女山：最初は急坂ですが途中からなだらかになります。

その他周辺情報

◇日帰り湯：甲斐大泉温泉パノラマの湯　\820
http://panoramanoyu.sakura.ne.jp/

写真

7/9 10:30

今日のスタートは観音平。網笠山山頂まで、標高差約1000mを登ります。しばらくは樹林帯の中を進みます。

7/9 11:26

こんなところもありました。

7/9 11:29

雲海展望台までは、ゆったりとした登りでした。

7/9 11:59

押手川に向かいますが、少しづつ斜度が増して来ます。

7/9 12:15

大きな石も出て来ます。

7/9 12:33

押手川に着きましたが、ここには沢がありました。ここから山頂までは、急登になります。

7/9 13:00

こんな木もありました。

7/9 13:02

大きな石がゴロゴロしていて歩き難い道です。

7/9 13:38

一瞬視界が開けましたが、何も見えませんでした。

7/9 14:20

山頂近くから花が多くなりました。ツマトリソウ

7/9 14:23

ツマトリソウ

7/9 14:26

ゴゼンタチバナ

7/9 14:32

ヤマレコで良く見かける標識です。

7/9 14:34

ツマトリソウ

7/9 14:35

ツマトリソウ

7/9 14:41

網笠山山頂に着きました。絶景です。

7/9 14:42

赤岳と、明日上るギボシと権現岳がすっきりと見えています。ギボシの形が良いですね。

7/9 14:45

取りあえず記念撮影。

7/9 15:00

こちらは明日歩く予定のギボシから始まる稜線です。

7/9 15:02

もう一枚おまけです。

7/9 15:04

三角点もありました。

7/9 15:10

赤岳をズーム。

7/9 15:11

7/9 15:11

ギボシと権現岳。

7/9 15:13

ヤツガタケシャクナゲがまだ咲いていました。

7/9 15:13

今夜の宿、青年小屋が見えて来ました。バックも良いですね。

7/9 15:15

いつまでも見てていても飽きないです。

7/9 15:15

7/9 15:25

7/9 15:25

青年小屋が大分近づいて来ました。十数年ぶりの訪問です。

7/9 15:31

しつこいですが、ギボシの姿が良いですね。

7/9 15:38

本当に歩き難いところです。

7/9 15:40

青年小屋に到着！

7/9 16:28

水場は4−5分の所にありますが、とても冷たいです。

7/9 16:35

7/9 16:37

ミツバオーレン

7/9 16:43

クロユリ

7/9 17:32

豪勢な夕飯でした。

7/9 19:26

今夜は満月。綺麗に見えていました。

7/10 6:50

翌朝は7時前に出発。先ずはギブシを目指します。

7/10 6:55

青年小屋が大分小さくなりました。

7/10 6:57

キバナノコメノツメ

7/10 7:01

暫くは樹林帯を登って行きます。

7/10 7:08

コイワカガミは、山中至る所に咲いていました。

7/10 7:12

少しづつ岩場が出て来ました。

7/10 7:13

南アルプスが見えて来ました。

7/10 7:14

遠くに富士山も見えていますが、写真では無理な様です。

7/10 7:17

編笠山と南アルプス

7/10 7:18

こちらは蓼科山の方面

7/10 7:18

まだ蕾のものが沢山ありました。

7/10 7:19

咲いているのもあります。

7/10 7:20

コケモモ

7/10 7:21

のろし場から見るギボシ。登れるのかな？

7/10 7:21

7/10 7:25

7/10 7:29

凄い切れ込みです。

7/10 7:30

7/10 7:34

イワベンケイ

7/10 7:35

ミヤマシオガマ

7/10 7:37

本格的な岩場が出て来ましたが、要所には鎖が設置されています。

7/10 7:41

7/10 7:43

クロユリ

7/10 7:47

青年小屋から今日歩いて来たルートを振り返ります。

7/10 7:53

権現小屋も近くなりました。

7/10 7:56

7/10 8:00

リシリオウギ

7/10 8:01

高度感のあるトラバースが出て来ますが、この辺が一番の難所です。

7/10 8:02

7/10 8:06

7/10 8:09

難所は越えました。

7/10 8:11

富士山が先ほどよりははっきりと見えています。

7/10 8:14

ギボシ山頂！

7/10 8:15

かなり旧い石像がありました。

7/10 8:15

阿弥陀岳と赤岳。迫力があります。

7/10 8:22

キレットを越えて赤岳へ向かうルートです。年内には歩きたいと思っています。

7/10 8:24

ハクサンイチゲ

7/10 8:25

権現小屋を通り過ぎます。

7/10 8:28

赤岳方面への分岐を分けて権現岳山頂に向かいます。

7/10 8:30

有名な長い梯子も見えていました。

7/10 8:31

いい眺めです。

7/10 8:34

この先が権現岳の山頂。

7/10 8:36

今日歩いて来たルート。

7/10 8:37

ミヤマシオガマ

7/10 8:37

ミヤマダイコンソウ

7/10 8:38

イワキンバイ

7/10 8:39

権現岳の山頂は本当に狭いので標柱は下の方に設置されていました。

7/10 8:39

ハクサンイチゲ

7/10 8:41

7/10 8:41

一人づつ記念撮影。代表してアップ。

7/10 8:42

良く歩いて来たものです。

7/10 8:51

7/10 8:58

これから下る稜線が良く見えていますが、長い！

7/10 9:26

赤岳から清里方面に延びる尾根。

7/10 9:33

赤岳のアップ

7/10 9:45

下山は再度樹林帯の中に入って来ます。

7/10 10:00

赤岳の見納め

7/10 10:02

今日歩いて来たルート、その�　�

7/10 10:02

前の続き。

7/10 10:05

三ツ頭は何の気なしに通過。

7/10 10:09

木戸口公園への分岐を分けて前三ツ頭に向かいます。

7/10 10:31

7/10 10:41

前三ツ頭着！一気に下って来ましたが、これからが長い下りになります。

7/10 10:54

どんどん下って行きます。

7/10 11:00

植生も変わって来ました。

7/10 11:10

「ここが一番キツイところ」の標識ですが、ここから本当にきつかったです。

7/10 12:02

標高1900m付近から斜度が緩んできますが、天ノ河原までは、本当に長く感じました。

7/10 12:18

イブキジャコウソウ

7/10 12:44

天ノ河原に咲いていました。ニッコウキスゲ。

7/10 13:05

天女山の駐車場に着きました。

7/10 13:12

天女山を通過して横断道路まで下ります。

7/10 13:28

横断道路に出て来ましたが、ここで大泉方面に下ります。

7/10 13:35

八ヶ岳クラブの前にハイキングバスのバス停がありますが、ここでバスに乗ってパノラマの湯に向かいます。今日もお疲れ様でした。

撮影機器：

SH-1 OLYMPUS IMAGING CORP.

感想

町田の熊

梅雨の晴れ間の二日間でした。二日間とも好天に恵まれましたが、天気が良すぎて暑い二日間でした。

青年小屋には十数年前に一度泊まったことがありますが、最近は遠い居酒屋とかで一部の方には人気の小屋の様です。健脚の方であれば、一日で踏破するルートを、歳相応に小屋に泊まってのんびり歩こうというのが今回の山行でした。ということで、1日目は観音平から網笠山を越えて青年小屋に入るだけの行程でしたが、思った以上に最後の登りがきつかったです。前日のお酒が祟った人もいたようです。

網笠山からの赤岳方面の眺めは絶景です。今回特に気に入ったのがギボシの姿でした。権現岳よりいい姿をしていると思いました。この日の青年小屋は、我々だけの貸し切りでした。美味しい夕食を頂き持参したウィスキーを少し飲んでこの日は早めに就寝しました。

翌朝も晴天で山と花を眺めながらの山行となりました。先ずはギボシを目指しますが、見た目には登れるのかな？と思いましたが、岩場には鎖が設置されていましたので、さほど苦労せずに登れました。ここからは、権現岳からキレットを越えて赤岳に向かう稜線が綺麗に見えていました。十数年前に赤岳から権現に向かったことがありますが、今度は逆に歩いて見たいと思いました。

権現岳からは、天女山まで長い下りが待っています。標高差で1500mほど下りますので、結構タフなコースです。特に前三ツ頭からの下りは急斜面でうんざりしてきます。標高1900m程から傾斜が緩んできますが、天ノ河原についてヤレヤレと言ったところです。最後は、計画通りにバスでパノラマの湯に向かい汗を流して帰れました。なかなか楽しい山行となりました。

なお下山後の八ヶ岳クラブ前からのバスを利用することにより、大泉駅までの1時間ほどの歩きを省略できますので、計画する際には、事前にバスの時刻を調べておいた方が良いです。

今回で今年の山行履歴は以下の様になりました。
https://www.yamareco.com/modules/diary/69690-detail-135039