沢から那須 三本槍岳♬阿武隈川本谷&井戸沢★
- GPS
- 39:10
- 距離
- 35.0km
- 登り
- 3,205m
- 下り
- 3,266m
コースタイム
- 山行
- 12:40
- 休憩
- 0:14
- 合計
- 12:54
- 山行
- 2:11
- 休憩
- 0:09
- 合計
- 2:20
天候 | 1日目:薄晴れ→土砂降り、雷雨 (;´д`)→曇り(レイン着ててもビッショビショ) 2日目:曇り 3日目:曇り→晴れ (FEEL) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
・井戸沢→大川林道終点ゲートより周回 |
コース状況/ 危険箇所等 |
★2017.7.15~16 阿武隈川本谷 大黒屋より大橋の下を通る林道を利用する。左側に堰堤が見えた所より入渓。フリクションを確かめながら進み、2個目の堰堤は右岸を高巻く。雰囲気はプチゴルジュぽくなり、鎖やトラロープが掛かり始めると雌滝は目の前。雌滝(12m)は広く深そうな釜を持つ。右岸にしっかりとした鎖が掛かり、大高巻きになる。踏み後を忠実にたどると、雄滝(50m)が木々からチラ見できた。迷わず基部に降り雄滝と対峙。水線右凹状を直登している記録もあるが、凄いの一言。高巻きの踏み後に戻り、雄滝も巻く。左手に天狗滝(40m)が見え、1段降りると二俣だとわかるだろう。本流は右。特に難儀することも無く、赤滝沢との出合う。右が本流で、霧降滝からが核心となる。情報によると、霧降滝上部はゴルジュで、高巻きも厳しくザレの急登の様だ。ここは左岸を一気に高巻き、2ピッチ懸垂で沢床へ戻る。左岸にガレ場を確認できると、二俣となり何となるく水量も落ち着いてくる。1600mあたりから、台地状となりルートが読みにくい。ピシャっとコルに突き上げたいと丁寧に沢筋を詰めが、1750m辺りからそれは消滅し、完全な藪漕ぎとなる。シャクナゲとハイマツのハイブリッド薮。1時間程、薮と格闘し登山道と出合う。難しい地形ではあったが、コルより100mほど?しか離れてなかったので、ルーファイも良かったと思ってる。以後、登山道で、三本槍を通過し、ヘッデン残業で坊主沼避難小屋に到着できた。登山道とは言え、浮石やぬかるみが強く転倒には十分注意したい。 ※幕営適地は豊富な為、上部まで抜けなくても、霧降滝や赤滝沢出合まででも十分に楽しめる内容だと思う。 (teamJA20) ★メンバーの足元はフェルトとラバーに分かれたが、上部ではラバーは滑りまくりでした。フェルトがよさそうでしたが、霧降の滝の巻きは悪くここはラバー向きかな? ★泊まった坊主沼避難小屋について。 電波なし、トイレなし、水場なし。布団あり。 2007年に建て替えられたとてもキレイで静かな無人小屋。 (FEEL) ★2017.7.17苦土川 井戸沢 大川林道終点(ゲート)から1時間ほど行くと、登山道が湯川を横切るので、そこから入渓となる。50mほど遡行し、左から入るガレ沢が井戸沢となる。ゴーロスタートだが、特徴的な丸太堰堤を右岸から巻くと、明るく開放的な沢が始まる。「栃木自慢のミニ米子」と言われるだけあって、とても綺麗で癒される。登れる滝が多く、ナメの滝も多いデート沢。二俣は右を選択し、奥ノ二俣も右を選択。沢登りの詰めは嫌らしい草付きだったり、ガレ場だったりしますが、ガレも藪漕ぎもほぼゼロで登山道と出合う。この時期の稜線はタイミング良くキスゲ天国でした。下降は峠ノ沢を利用。ここで、ウスヒラタケを大量にGETできたのは嬉しかった。 (teamJA20) |
その他周辺情報 | 温泉はチャボランド\600 |
写真
感想
コロコロ変わる天気予報に振り回され、出発数時間前に行き先決定〜!
阿武隈川本谷・・・やられました。
大きい滝もあり楽しく溯行していましたが、夕方には雷雨( ◦д⊙)‼
すぐ近くにドーンッ!!!と落ちたときは、4人で絶叫(||゜Д゜)ウォーッッ!
(注:私は女性らしく“キャー!”でした。笑)
そしてひどい藪漕ぎが〜。汗
沢のカリスマ“空の下で”の故・弘田さんが撤退した密藪。
コメツガ、ハイマツ、シャクナゲの枝が複雑にからまりーの&引っかかりまくりーの&足は地面につかにゃーの(>_<。)
凶悪な枝のおかげでメンバーのシャツや、私のザックも切れ・・。
メンバーのKさん、数百本の沢の経験をお持ちの方ですが、
“経験した中で最強レベルの藪”だそうです(-_-#)
密藪を抜けた後、登山道に出たときは『ほっ』
那須の三本槍ヶ岳を経て、夜9時前にようやく避難小屋に着いたときには、泳いだみたいに、頭のてっぺんから下着、つま先まで見事に全身ビッショリ。
レイン着てる意味なーい。笑
完全に辛い部類の沢だったけど、猛者揃いのメンバーさんは1人で6リットル近くのお酒を持ってきていました(≧ε≦*) 爆
二日目は朝から酒を飲み、お昼寝して出発(笑)
辛い藪に、もう2度と行くかッ!と思ってたけど、なぜか下山した後は
『もう1回行ってもいいかも』
なぁーんて、思えるから不思議です(*´艸`*)アハッ
強力メンバーさんの中に参加でき幸せです(*^^*)ありがとうございました。
連日の猛暑。北海道では93年?125年?振りの猛暑だとか…よく分からん数字だが、夏が本気になってきたことくらいは分かる♪風鈴や花火などは、暑さをしのぐ風物詩。よし!オシャンティーに納涼床か(*´∀`*)ゞ♪
うぅ…残念ながら風物詩では、この猛暑を乗り越えられる気はしねぇ。カラダはヤキガラシ状態…潤いを与えてくれるのは、やっぱ沢かね♪笑
スタートの準備をしながら、スケジュールやルート、共同装備の確認、意識合わせを何となくな会話で再確認する。時折、おかしな会話が、兄様の間で飛び交う。
gotoh-tさん 「何缶装備ですか?」
KWさん 「えっと、7缶ですね。」
んっ?!なんて??
何が7缶や??ヾ(・ω・`;)
ビール7缶っ!ひぇっ( ゜д゜)3.5ℓ!。加えて、日本酒にワイン…。そして名言でました。「ガチャを減らして酒を背負う」…マジか!(o ̄∇ ̄o)!。。それくらい、かろみを持たなきゃならねぇーってことで。さすが兄様余裕あるぅ♪笑笑
阿武隈川本谷の核心は高巻き。攀じれる滝は少なく、高巻きとなる。KWさんのルーファイで高巻いて行くが、これが、来たことあるかの様なルート取り。踏み後など無いんだけど、すげースムーズ☆流石だぁ♪。雄滝も素晴らしい直瀑でした(//∇//)。。核心を抜けた辺りから、予定通り雷雨に。数十m先に落雷がありました(。・Д・。)ノたまげたゎー。。坊主沼避難小屋にて、小屋のありがたみを感じながら、宴会スタート♪。もーぅ兄様達、重い野菜や肉を密かに歩荷してきて、KWシェフ&gotoh-tシェフの本領発揮っ!心もカラダも満たされる料理が出る出る♡ホントごちそうさまでした。そして、、兄さん達、どんだけ飲むのやら♪。私は先に就寝でした…すいません(๑´ㅂ`๑)Zzz...
翌日、下山後は近くのスーパーにて食材をGETし、友愛の森にて宴会♪。地元産の食材にこだわる兄様達。酒までも「尚仁沢」の1升を購入(o ̄∇ ̄o)♪サラっと飲みやすぃくクセのない一品。
我々の宴に吸い込まれる様に、現れた近所のオジサン…何を話したんだっけ(`-д-;)忘れた…笑。この晩も飲んだっ…就寝タイミングの記憶がないわ♪笑。「酒は、ほどほどじゃいけねぇーよ」…って、誰かが言ったとか、言わないとか。。(*゜∀゜)パァー♪楽しかったぁ☆
最終日は井戸沢へ♪先日の本谷とは、雰囲気が全く異なります。沢登りが好きになる沢ですょん♪その渓相はデート沢☆前半には容易にガバっと登れる滝、後半は癒しのナメ滝が準備されてます。でも、沢ですのでリスクを感じれば、お助けやザイルで確保を。兄さん達も井戸沢を大絶賛してくれました♪嬉しいなぁ☆彡。
詰めた稜線は、タイミング良くニッコウキスゲ天国♪お花いっぱいでした♪。ニッコウキスゲ以外の名は、ほぼわからないので♪。よし、そこはsoyanoさんに教えてもらおう♡
兄さん達は、来月5級の沢へ!凄いなぁ!!
私は、お供すらできませんが、いつかは٩(。•ω•。)و✩
大成功できますように♪気をつけて。。
今回も皆様、ありがとうございました。
那須は、沢も綺麗なんですねぇー(*^^*)
でも、沢で雷雨は怖いですね。
雨の中の藪こぎ、お疲れ様でしたm(__)m
井戸沢はWWには載ってなくて、ちょっと難しいのかな…と思っていますが、そうでもないのかな?
デート沢かあ…。
取り合えず、中ノ沢に遊びに行ってみよーと思っています。
ヒルは居ないですか?(◎-◎;)
花の名前、分かんなーい。僕に聞かないでー(^^;
那須の花の稜線も歩いてみたかったけど、暑くて…。。。
また沢登りにでも誘ってくださいまし(*^^*)
soyano999さん
ねー♪那須の沢も綺麗です☆
WWに井戸沢は記載されてませんか(∗•ω•∗)
載ってても良さそう♪二俣を間違えると、嫌らしいガレを詰めちゃうので注意かも。。ちょっと、高曇りだったけど、青空だったら、ホントに綺麗♪オススメです(๑•∀•๑)。ヒルはいないと思われます〜大丈夫♪
中ノ沢へはいつ行かれるのですかぁ☆暑い日にバシャバシャ楽しめるといいですね(*^ω^*)
はーい♪誘いますね(>ω<〃)
soyanoさんからのお誘いも待ってまーす♪
この辺はヒル被害は聞いたことがないなぁ〜。
中ノ沢思いっきり楽しんで癒やされてきてくださいね(*^^*)
再来週宜しくおねがいしまーす♬
連日の沢攻め、お疲れ様です\(^o^)/
指くわえて拝見させていただいています♪
実はこのコースに「いつか行きたい」と想いを寄せている箇所があるのですが、
写真15の赤岩沢、他のサイトなんかではよく「赤滝」と紹介されている滝だと思います。
これって、この山行だと写真一枚でする〜っと終わっちゃっている感じなのですが、
そんなもんなのでしょうか(^^;?
そしてそこまでの行程って、ロープなどの道具が必要だったり、腰まで水に入らざるを得ないとかはありますかね?
まだいつ行くってわけではないのですが、直近で行った方々の声を聞きたいなと思いまして(^^)/
おぉー(º ロ º๑)すごい!マニアック!!
ご指摘ありがとうございます。
赤滝に修正しました(ฅ∀<`๑)
この滝は今回進んだ沢ではなくて、途中でルートが別れる方の登っていない滝なので1枚でした。
私たちは早々に入渓したので、膝上程度の入水を繰り返したけど(ロープ使用はなし)、この滝の手前の雌滝&雄滝は登山道から簡単に行けるようでした。
雄滝からは大きく(100mくらい?)尾根へ登り返し、多少足場の悪い斜面を下ると、天狗滝があり、その奥のまぁ簡単に歩いて行けるところに赤滝があります。
(赤滝と二俣で分かれている霧降滝の方に今回は進みました😄)
山慣れている人なら行けると思いますが、ご存じの通り一般道ではないので、
マニアックnosterさん、行かれるならお気をつけて😄
nosterさん
ここを狙ってたっすかぁ(*゚∀゚)アヒャー♪
うん♪マニアックですなぁ☆
御指摘ありがとうございます。
そうそう、霧降滝との出合(本流は右俣)をスルーし、左俣へ進み最初の滝が「赤滝」となります(支流)。そこまでロープは出してませんし、今回の条件では腰まで浸かる様な事はありませんでした。
えっと、本谷を詰めずに「赤滝」より、ピストン計画(同沢下降)であっても、私なら最低ロープ30mは装備すると思います^^;。下降時、懸垂する方が「安全」と判断するポイントがあるかなぁーと思いまして。主観的でスイマセンm(__)m
その際は、気をつけて緊張を楽しんで来てください♪
おそらく「赤滝」も正式名称ではなく通称だと思われます。
ですので、間違いを指摘したわけではなく、このレコで赤岩沢と呼ばれている場所が、
僕が赤滝と認識している場所と同一かどうかを確認しただけです(^^)
地域によっても呼び名が違ったりしますもんね。
そして詳細ありがとうございます♪
teamJA20さんの主観意見こそ一番ありがたいですよ!
正直、現時点ではまだ怖いかな?といったところです。
ロープも持っていないし、使い方もわからない現状ではちと早い?と感じています。
まあのんびりと考えます♪
nosterさん
「赤滝」への想いを感じまする(>ω<〃)♪
そうですね☆無理に突っ込むのはリスクだと思いますので。。その判断さすがですm(_ _)m
行けるといいなぁ( *´꒳`* ))
魅力的な滝の多い沢なので、遡行も楽しいと思います。また訪れたいと思う沢なので、気が向いたら声掛けてくださぃ☆
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