富士山 吉田ルート
- GPS
- 22:27
- 距離
- 20.2km
- 登り
- 1,803m
- 下り
- 1,800m
コースタイム
- 山行
- 7:21
- 休憩
- 0:29
- 合計
- 7:50
- 山行
- 8:41
- 休憩
- 4:57
- 合計
- 13:38
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
感想
けせん山岳同行会、今年の一代イベント、富士登山にいってまいりました。
朝5時スタートで、仙台でメンバーひとりと合流。
ここでは書けないタイプのアクシデントが発生したため予定より
1時間以上も仙台の出発が遅れるも、なんとか時間通りに
富士吉田市の北麓駐車場に到着。シャトルバスに乗り込み5合目へ。
5合目で東京からのもうひとりのメンバーと合流
なんとこの人、登山始めての初心者。最初に登る山が富士山って
無茶するなぁ…先行き不安である。
高山病対策で五合目で暫く体を慣らし午後4時に出発。
とうとう憧れの富士へのアタック開始である。
1000円の協力金を払い、ほぼ平坦な道を歩き、六合目の指導センターにつく
かなりゆっくりペースだが、高山病の事を考えればこれでいいのだろう。
宿泊するトモエ館にあっという間に着く、体感としてはそれほど高度を
稼げていない感じがして、ここで泊まるなら明日の工程は結構長丁場に
なるな…と内心思うが、長距離移動してきた事を考えればここで休むのは
正解なのだろう。晩ご飯のカレーライスを食べ、就寝
といっても4時間後には出発である、あまり眠れぬまま出発の0時に。
初めてのナイトハイク(氷上山のはナイトハイクじゃないもんな)
だったけど、登山道は広く、とうに森林限界も超えているので
ヘッドライトで十分登れる状態。山小屋毎に休みながら。
ゆっくりペースで登っていく。
初心者の子はさすがにキツそうだが、こちらは待ってあげる事しか出来ない
こちらが待ってる事にもプレシャーを感じるのかもしれないが
暗いうちはなるべく一緒に登った方がいいのである。
頑張れ周ちゃん。
八合目、八合五勺、本八合目…いったいどこが本当の八合目?
私自身は、全く苦もなく、むしろ楽なぐらいの感じで登っておりましたが
時間的には山頂で御来光を見るのは不可能なペース。
まぁ、吉田コースはどこからでも日の出が見えるのでいいのですが。
高度が上がるにつれ、空気が薄くなった感じで生欠伸連発、(ただの寝不足か?)
幸いメンバーの誰も高山病の症状を訴えずそこは良かったなぁと。
そうこうしているうちに東の空が白み始め、御来光館のしたで
御来光を見る事に。
想像以上の美しさ、神々しさ。毎年氷上山より見ている初日の出とは
明らかに別物の太陽の光、季節の違いなのか、標高の違いなのか
とにかく一生忘れられないくらいの衝撃を受けました。
振り返って見ると富士山の赤土がさらに朝日に照らされ真っ赤になる
モルゲンロート。赤富士を見て再びの感動。本当に来て良かった。
このあとは各々自分のペースで登り、山頂へ到着。
3人は吉田口山頂に着いたのだが、もう一人は中々登ってくる気配は無く
三人でお鉢廻りをすることに。
剣ヶ峰への劇坂を登り、本当の憧れの日本最高峰に到着。
本当に嬉しかった。人生における目標の一つをクリアしたと言っても過言ではない。
みんなで記念撮影をしている間もテンション上がりニヤニヤが止まらない。
お鉢を一周すると、もうひとりも無事山頂まで来ており合流。
よく頑張った、始めての登山が富士山って凄いよある意味。
そして、下山なのだが・・・
私以外のメンバーはもうみんなヘロヘロ状態、
歩きにくい火山岩のザレ場も体力を奪い
ひとり元気な私の軽口も癇に障るようで、しょうがないので
ひとりズンズン下りて下で待つ事に。七合目トイレで40分待ちましたよ(笑
みんなゾンビの様な足取りと表情で降りてくる同行会メンバー
「もう二度と富士山には登らない」、「もう山には登らない」、「山岳同行会は解散だ」。
と口々に言っていました。まぁ俺はこうなるんじゃないかと薄々は思っていたけどね。みんな富士山を甘く見すぎ、真面目に訓練登山してたの俺だけだし。
もし、喉元すぎてまた山に行く気が戻ってきたら、富士山以外の山に行きましょうね。私は今後も変わらず山には登るけどね。
天気にも恵まれ、とりあえず私としては大満足な山行でした。
標高、登山者の数、感動、物価、ゴミの多さ、あらゆる意味で日本一のお山でした。
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