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Yamareco

記録ID: 1211068
全員に公開
ハイキング
鳥海山

鳥海山(鉾立)

2017年07月29日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
09:31
距離
16.3km
登り
1,419m
下り
1,417m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
8:22
休憩
1:09
合計
9:31
4:32
78
5:50
5:50
38
6:28
6:41
19
7:00
7:01
14
7:15
7:15
25
7:40
7:41
44
8:25
8:26
26
8:52
8:53
10
9:03
9:03
31
9:34
9:42
22
10:04
10:14
15
10:29
10:50
11
11:01
11:12
71
12:23
12:23
13
12:36
12:36
9
12:45
12:45
14
12:59
12:59
22
13:21
13:23
40
14:03
14:03
0
14:03
ゴール地点
『スライドショーで見る』だと若干画質が上がります
天候 曇時々雨
過去天気図(気象庁) 2017年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
● 登山口〜御浜小屋:とてもよく整備されている。平な石が多いので濡れているときの下山時は注意。あと虫すごい、虫よけ必須
● 御浜小屋〜七五三掛:ただただお花見コース
●七五三掛〜外輪山コース経由七高山;左側は崖だがまず落ちる心配はない。一部道がわかりにくい部分もあるが問題ないだろう
●七高山〜御室:急な崖&ゴーロ。今回歩いた中では一番危険かも。滑落とかはあまりないでしょうが落石が心配。被害者にも加害者にもならないよう気を付ける。
●御室〜新山:見た目よりは全然登りやすいが周りをよく見て慎重に慎重に。
●御室〜千蛇谷:雪渓ありますがツボ足でも大丈夫。
その他周辺情報 ♨あぽん西浜 400円
シャンプー、ボディーソープ、石鹸、ドライヤーあり。無料ロッカー、サウナ、露天風呂あり

大平山荘 420円
シャンプー、ボディーソープあり。ドライヤーなし。「天然水風呂」
遊佐カレーを食べに遊佐駅にいったが臨時休業でガッカリしながら移動中。
2017年07月28日 15:10撮影
7/28 15:10
遊佐カレーを食べに遊佐駅にいったが臨時休業でガッカリしながら移動中。
駐車場に行く前に汗を流す。登山前に温泉に入るのは初めて
2017年07月28日 15:49撮影
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7/28 15:49
駐車場に行く前に汗を流す。登山前に温泉に入るのは初めて
鉾立駐車場の展望台から。やはり山頂付近は雲の中。明日はどうなることやら
2017年07月28日 16:52撮影
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7/28 16:52
鉾立駐車場の展望台から。やはり山頂付近は雲の中。明日はどうなることやら
鉾立登山口。前日の内に登山者カードに記入しておいた
2017年07月28日 16:58撮影
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7/28 16:58
鉾立登山口。前日の内に登山者カードに記入しておいた
一夜明け出発
2017年07月29日 04:31撮影
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7/29 4:31
一夜明け出発
まずは階段昇り
2017年07月29日 04:34撮影
7/29 4:34
まずは階段昇り
鉾立駐車場と日本海
2017年07月29日 04:35撮影
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7/29 4:35
鉾立駐車場と日本海
展望台から。まだ雲は薄い。いつまで持つか
2017年07月29日 04:39撮影
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7/29 4:39
展望台から。まだ雲は薄い。いつまで持つか
キスゲ
2017年07月29日 05:05撮影
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キスゲ
ベニバナイチゴ
2017年07月29日 05:17撮影
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ベニバナイチゴ
イワカガミもまだ咲いている
2017年07月29日 05:18撮影
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イワカガミもまだ咲いている
この辺りで猛烈な虫の攻撃にあう
2017年07月29日 05:28撮影
7/29 5:28
この辺りで猛烈な虫の攻撃にあう
賽の河原到着。早くも雲に覆われてきた
2017年07月29日 05:50撮影
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7/29 5:50
賽の河原到着。早くも雲に覆われてきた
ヨツバシオガマ。トキの顔みたいで結構好きな花
2017年07月29日 06:10撮影
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7/29 6:10
ヨツバシオガマ。トキの顔みたいで結構好きな花
キンコウカは咲き始め
2017年07月29日 06:15撮影
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キンコウカは咲き始め
チョウカイアザミ?
2017年07月29日 06:20撮影
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チョウカイアザミ?
ウサギギク
2017年07月29日 06:24撮影
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ウサギギク
クルマユリ。
2017年07月29日 06:30撮影
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クルマユリ。
御浜小屋。トイレは改築中
2017年07月29日 06:32撮影
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御浜小屋。トイレは改築中
カラフル
2017年07月29日 06:34撮影
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カラフル
鳥海湖到着。朝早いせいかキスゲの咲き具合が微妙
2017年07月29日 06:36撮影
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7/29 6:36
鳥海湖到着。朝早いせいかキスゲの咲き具合が微妙
山頂方面はまだ雲がない。急げー
2017年07月29日 06:36撮影
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山頂方面はまだ雲がない。急げー
5分後。。。
2017年07月29日 06:41撮影
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5分後。。。
青空が見えていれば下りてみる予定だったがまたの機会に
2017年07月29日 06:46撮影
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青空が見えていれば下りてみる予定だったがまたの機会に
ハクサンシャジン
2017年07月29日 06:42撮影
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ハクサンシャジン
イワベンケイとかミヤマホツツジとかハクサンフウロとか
2017年07月29日 06:48撮影
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イワベンケイとかミヤマホツツジとかハクサンフウロとか
御田ヶ原。真っ白け
2017年07月29日 07:00撮影
7/29 7:00
御田ヶ原。真っ白け
一瞬山頂部だけ見えて神々しい
2017年07月29日 07:04撮影
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一瞬山頂部だけ見えて神々しい
ハクサンイチゲ。ちゃんと咲いているのは始めてみた
2017年07月29日 07:12撮影
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7/29 7:12
ハクサンイチゲ。ちゃんと咲いているのは始めてみた
この先もハクサンシャジンは咲き誇る
2017年07月29日 07:24撮影
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7/29 7:24
この先もハクサンシャジンは咲き誇る
たぶん笙ガ岳
2017年07月29日 07:25撮影
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たぶん笙ガ岳
チングルマも色んな場所で群生してました
2017年07月29日 07:34撮影
7/29 7:34
チングルマも色んな場所で群生してました
七五三掛。外輪山コースへ行きます
2017年07月29日 07:36撮影
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7/29 7:36
七五三掛。外輪山コースへ行きます
ゴゼンタチバナ
2017年07月29日 07:43撮影
7/29 7:43
ゴゼンタチバナ
歩いてきた道を振り返って
2017年07月29日 07:45撮影
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歩いてきた道を振り返って
右へ
2017年07月29日 07:46撮影
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右へ
イワオトギリ
2017年07月29日 07:48撮影
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イワオトギリ
アキノキリンソウ
2017年07月29日 07:49撮影
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アキノキリンソウ
千蛇谷の雪渓。右の雪渓は歩かない
2017年07月29日 07:56撮影
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千蛇谷の雪渓。右の雪渓は歩かない
イワブクロ
2017年07月29日 08:02撮影
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7/29 8:02
イワブクロ
トウゲブキ(たぶん)
2017年07月29日 08:04撮影
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トウゲブキ(たぶん)
会えましたチョウカイフスマ
2017年07月29日 08:14撮影
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会えましたチョウカイフスマ
ウメバチソウ
2017年07月29日 08:19撮影
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7/29 8:19
ウメバチソウ
ミヤマダイモンジ
2017年07月29日 08:19撮影
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7/29 8:19
ミヤマダイモンジ
文殊岳到着
2017年07月29日 08:22撮影
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7/29 8:22
文殊岳到着
絶賛降雨中。向こうは青空なのに
2017年07月29日 08:39撮影
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7/29 8:39
絶賛降雨中。向こうは青空なのに
シロバナ
2017年07月29日 08:48撮影
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シロバナ
イチゴみたい。触るとベタベタ
2017年07月29日 08:58撮影
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イチゴみたい。触るとベタベタ
ガスが抜け御室小屋が見えた
2017年07月29日 08:59撮影
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ガスが抜け御室小屋が見えた
トレランさん達がいるあたりちょっとだけ道がわかりにくかった
2017年07月29日 09:01撮影
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7/29 9:01
トレランさん達がいるあたりちょっとだけ道がわかりにくかった
ミヤマキンバイ?これ系苦手
2017年07月29日 09:08撮影
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ミヤマキンバイ?これ系苦手
アオツガ
2017年07月29日 09:10撮影
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アオツガ
ヨツシオ
2017年07月29日 09:12撮影
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ヨツシオ
アカモノ
2017年07月29日 09:15撮影
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アカモノ
ネバノギ
2017年07月29日 09:16撮影
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ネバノギ
ハシゴバ
2017年07月29日 09:17撮影
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ハシゴバ
外輪山歩きもそろそろ終盤
2017年07月29日 09:20撮影
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外輪山歩きもそろそろ終盤
またしてもフスマ
2017年07月29日 09:25撮影
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またしてもフスマ
あの雪渓、上からみると恐そうに見える
2017年07月29日 09:26撮影
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あの雪渓、上からみると恐そうに見える
まずは七高山を目指す
2017年07月29日 09:31撮影
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まずは七高山を目指す
来ました七高山。なぜか虫がいっぱいいた
2017年07月29日 09:34撮影
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来ました七高山。なぜか虫がいっぱいいた
御室に向かって急坂を下りる
2017年07月29日 09:46撮影
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御室に向かって急坂を下りる
下りてきて見上げる
2017年07月29日 09:52撮影
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下りてきて見上げる
さっき上から見た雪渓。実際は大したことなかった
2017年07月29日 09:56撮影
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さっき上から見た雪渓。実際は大したことなかった
御室小屋付近にザックをデポって新山を目指す。お父さま方お尻撮らせていただきました
2017年07月29日 10:21撮影
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7/29 10:21
御室小屋付近にザックをデポって新山を目指す。お父さま方お尻撮らせていただきました
登ったらすぐ頂上かと思いきやこの間を下る
2017年07月29日 10:28撮影
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7/29 10:28
登ったらすぐ頂上かと思いきやこの間を下る
岩が湿ってて滑った
2017年07月29日 10:29撮影
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岩が湿ってて滑った
着きました。ガスガスです
2017年07月29日 10:36撮影
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7/29 10:36
着きました。ガスガスです
胎内くぐりに来たはずなのにくぐらず出てきてしまった
2017年07月29日 10:57撮影
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胎内くぐりに来たはずなのにくぐらず出てきてしまった
千蛇谷の雪渓トラバース中
2017年07月29日 11:16撮影
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千蛇谷の雪渓トラバース中
一瞬ガス晴れた。今登った人達はラッキーだね
2017年07月29日 11:19撮影
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7/29 11:19
一瞬ガス晴れた。今登った人達はラッキーだね
すぐにこれだもの
2017年07月29日 11:42撮影
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7/29 11:42
すぐにこれだもの
夏道が見えてても岩ゴロの雪渓を下る人もあり
2017年07月29日 12:10撮影
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7/29 12:10
夏道が見えてても岩ゴロの雪渓を下る人もあり
朝より綺麗に咲いてたハクサンフウロ
2017年07月29日 12:13撮影
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7/29 12:13
朝より綺麗に咲いてたハクサンフウロ
鳥海湖のキスゲもきれい
2017年07月29日 12:56撮影
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7/29 12:56
鳥海湖のキスゲもきれい
また雨に降られながら無事下山
2017年07月29日 14:02撮影
7/29 14:02
また雨に降られながら無事下山
〜 前日移動日寄り道編 〜
そばの町大石田で板そばを頂く。次なる獲物のために大盛は我慢し並を注文
2017年07月28日 11:18撮影
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7/28 11:18
〜 前日移動日寄り道編 〜
そばの町大石田で板そばを頂く。次なる獲物のために大盛は我慢し並を注文
車で移動すること4分
次なる獲物、千本だんご
2017年07月28日 11:39撮影
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7/28 11:39
車で移動すること4分
次なる獲物、千本だんご
遠回りして加茂水族館でクラゲ鑑賞
2017年07月28日 13:55撮影
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7/28 13:55
遠回りして加茂水族館でクラゲ鑑賞
タコクラゲの仲間はかわいらしいね。

おわり。
2017年07月28日 13:52撮影
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7/28 13:52
タコクラゲの仲間はかわいらしいね。

おわり。

感想

《しばらく山に登る話にはならないので読み飛ばしてください》
栗駒山頂から初めて見た鳥海山の秀麗無比なる姿は今でも忘れられない。あの姿を目にして憧れを抱かない登山者はいないのではないだろうか。
去年鳥海山へ行くことを予定していたのだがてんくら予報に惑わされ秋田駒に変更したのだが(それはそれですばらしく良かった)今年は多少の雨なら行こうと決めていた。

7月の最終金曜日を休みにし、前乗りして駐車場で車中泊を予定。せっかく時間があるので途中寄り道を計画しまずは大石田町でそばを食すこととした。開店10分前に到着した時には2台しかなかった車が開店時間と同時に来るわ来るわ、あっという間に満車になった。人気店は凄い。本来なら大盛を注文したいところだが次のために並で我慢する。
続いてすぐ近くの豆腐屋さんらしい店の団子を食べに行く。残念ながらクルミとずんだん(ずんだじゃないんだね)団子は品切れ中だったので、だだちゃ豆ずんだん団子240円とあんきなこ団子180円を注文。想像以上の盛りにビックリ。なぜスプーンが置いてあるのか最初は不思議だったが理由がよくわかった。

お次は鶴岡の加茂水族館へ。夏休みとあって混雑しておりあまりゆっくり眺められなかったがライトアップされたクラゲはなかなかに優美であった。
途中の書店で文庫化されたよねぽの本を購入し遊佐駅へ遊佐カレーを買いに行く。しかし臨時休業でやっておらずガッカリ。。。道の駅に寄ってみるが目ぼしいものは残っておらず仕方がないので向かいのデイリーで夕食、朝食、行動食まで購入する。
あぽん西浜で入浴を済ませ鉾立の駐車場に到着。昼飯をたらふく食べたにもかかわらず腹が減ったのですぐに夕食をとる。一式積んできた布団に横になりながら本を読んでいたらいつの間にか寝てしまっていた。その後何度か寝たり起きたりを繰り返し、夜も明けていない3時30分に行動開始。朝食を食べ、歯を磨き、色々準備をしてさぁ憧れの鳥海山へ登るときがきた。

《ここから山登り》
4時30分、数名の登山者が登って行ったところで自分も出発。あたりは薄暗く上空は薄っすらと雲に覆われていた。まずは整備された階段を登る、いや正確には脇のスロープを登っていく。既に色々と花が咲いていたがどうせノイジーな写真にしかならないだろうから後で撮ることとして先に進む。途中の展望台からはまだ山頂が見えていたが数時間後どうなっているか、それは運次第だ。
少し明るくなってきたところで写真を撮りだす。立ち止まるとたちまち虫が寄ってくる。たまらず虫よけスプレーを体中に吹き掛けると撤退してくれた・・・かにみせかけて、安心していたところで両耳の裏を襲われた。耳なし芳一か。。。

載せてはいないが出だしのテンションで写真を撮りまくりながらゆっくりゆっくり進む。2時間後御浜小屋に到着。あのペースでコースタイム通りということは相当にゆるいコースタイム設定なのだろうか。
御浜小屋のトイレは改修中で使用することができなかったので(追記:使用できたそうです)すぐに鳥海湖方面へ向かう。
鳥海湖の上部にでると笙ヶ岳から鳥海湖、新山の姿が目の前に広がりすばらしい!の一言である。正直自分としてはピークハントよりこのような景色が見られることの方が登山の楽しみとしては大きい。この景色を眺めながら5分休憩。そうしている内にたちまちガスってきてしまい何も見えなくなってしまった。当初は青空が見えているようであれば鳥海湖の方へ降りてみようと計画していたのだがそれはまたの機会にするとして先へ進むこととした。
御田ヶ原から先はハクサンイチゲとチングルマが咲き誇っていた。どちらの花も群生で咲いている状態は初体験だったが上手くは撮れなかった。。
七五三掛を経由し外輪山コースへ向かう。以前として北側からガスが入っては消えを繰り返していたが南からは薄暗い雨雲が近づいてきていた。

外輪山コースへ入ると植生が少し変わった。イワブクロ等砂礫地帯に咲く花が目立ち始めた頃とうとう雨が降ってきてしまった。レインウエアのを着、ザックカバーを掛ける。今年はレインウエアの稼働率が高いなぁなどと考えながら下に置いたカメラを持ち上げた瞬間、ストラップが岩に引っかかりカメラが手から滑り落ちレンズフードがふっ飛んで行った。フードを固定するプラの部分が欠けてしまったが幸いレンズに支障はなく写真を撮ること自体に影響はなくホッと胸をなでおろす。

帰り道の千蛇谷の雪渓を確認したり湯ノ台コースを眺めながら外輪山を歩いていると御室小屋が見えてきた。ここまで来たら七高山はすぐ目の前だ。既に雨もあがりスイスイ進んでいくと標高2229mの七高山に到着。パっと見向かいの新山とどちらが高いのか分からない。
七高山で休憩後御室へ向かう。途中の崖は今日一の要注意登山道といっても良い程の場所だった。後から団体さんが来そうな雰囲気だったので落石の恐れもあるのでさっさと抜ける。御室までには一部雪渓が残っており外輪山から見下ろした時には恐そうであったが実際行ってみたら全然平気であった。

御室小屋のトイレでチップを払い利用させてもらう。休憩もそこそこにザックをデポし新山を目指す。よく写真で見ていた岩場登りは空身だったせいか思いのほかすんなりと登ることができた。
新山は予想通りガッスガスで残念ながら周りは何も見えなかった。10分程待ってみたが晴れそうもなかったので下山を開始する。帰路は胎内くぐりのコースへ行ったつもりだったがどこでどう間違えたのか分からないが狭い場所は通らず出てきてしまった。やや急な雪渓を歩き再び御室小屋へ戻る。

10分の休憩後下山開始。千蛇谷コースへ向かう。こちらはまだ長めの雪渓が残っていたので念のためにとチェーンスパイクを装備していたら5,6歳位の女の子が街中を散歩でもするかのような恰好でパパさんと一緒に雪渓を歩いてきた。おじさん少し居たたまれない気持ちになりながらも雪渓を渡り切ると今度は学校行事中の小学生達に遭遇。連続こんにちは攻撃に応戦しながら休憩する。それにしても日帰りで鳥海山に登るって結構ハードな行事じゃないだろうか。まぁ案の定子供たちより父兄の方がゼイゼイ言って歩いていたが(笑)
七五三掛へのしんどい登り返しを終えるとまた雨も降りだし周囲はガスに覆われてしまい疲労もあって帰りに撮ろうとしてた花も撮らずに下山してしまった。

憧れの鳥海山、噂に違わぬ花の多さに大変満足することができた。一方景色はというとガスっていることが多く、こちらはまた次回以降も満喫する余地を残した。これは鳥海山がまた来いよと言っているのだと捉えることとした。
さて次はどの季節にどこから登ろうか、お楽しみはまだまだありそうだ。

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コメント

鳥海山 素敵ですよね!
kokoさん こんにちは。
プチ(食レポ?)旅行と鳥海山を満喫されたようで、お疲れ様でした。
鳥海山のお花達、期待を裏切りませんよね。
私は1日違い、日曜に登ってきました〜。歩きやすい石畳の道、緩やかに広がる鳥海湖付近の景色から、御室から新山山頂までの岩岩と変化に富んで、素晴らしい山でした。
岩登りは、マーク通りに行けばいいのですが・・・、ビビりの私には悲鳴に近い声が出てましたね(笑)
栗駒はじめ近隣の山から、また鳥海山を眺めた時に、きっと思い出すでしょう。
ヽ(^o^)丿
2017/8/2 12:43
Re: 鳥海山 素敵ですよね!
minkさん こんにちは。
いつもは登山以外は温泉ぐらいしか観光らしい事はしていないので今回は色々と事前に調べて楽しんできました。前日に作った団子(味付けなし)が無料でどうぞと置いてあったので思わず残った餡を付けて食べそうになりました(笑)

新山の岩登りは岩が動かないので想像していたよりは恐くなかったです。そういえば途中すれ違った小学生の団体も山頂まで行ったのか気になりました。自分も小学生の頃、行事で栗駒山に登った思い出があったのでこうしてまた山に登っているのですが鳥海山ともなればより深い思い出となり、あの中の数人はきっと山に嵌るでしょうね。地域の学校の恒例行事なのかもしれませんがただのマラソン大会なんかよりよっぽど有意義な気がします。
2017/8/3 12:31
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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ハイキング 鳥海山 [日帰り]
鳥海山 大平ルート
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス
技術レベル
3/5
体力レベル
3/5
無雪期ピークハント/縦走 鳥海山 [日帰り]
千畳ヶ原
利用交通機関:
技術レベル
3/5
体力レベル
3/5
ハイキング 鳥海山 [日帰り]
技術レベル
2/5
体力レベル
3/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

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