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Yamareco

記録ID: 1214469
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

甲斐駒ヶ岳〜黒戸尾根から北沢峠

2017年08月03日(木) ~ 2017年08月04日(金)
 - 拍手
体力度
6
1~2泊以上が適当
GPS
13:50
距離
15.2km
登り
2,479m
下り
1,242m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
6:01
休憩
1:04
合計
7:05
距離 7.8km 登り 1,703m 下り 113m
9:05
9:13
43
休憩
9:56
9:57
27
10:24
10:40
62
休憩
11:42
38
12:20
12:47
48
13:35
3
13:38
13:50
53
14:43
2日目
山行
6:09
休憩
0:35
合計
6:44
距離 7.4km 登り 800m 下り 1,129m
6:04
53
7:55
7:56
6
8:02
8:16
32
8:48
9:04
34
9:38
31
10:09
10:11
73
11:24
11:25
30
11:55
39
12:47
12:48
0
12:48
ゴール地点
天候 1日目 曇り時々雨一時晴れ、 2日目 晴れ時々曇り一時雨
過去天気図(気象庁) 2017年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス タクシー
行き:JR小淵沢駅よりタクシーで尾白川渓谷駐車場(3,700円)
タクシープールに待機タクシーがなかったため、大泉タクシーに電話して配車してもらった。
帰り:北沢峠より13:30発のバス(3台出た)で広河原(750円)
   広河原で14:00発のバス(2台出た)に乗り換えてJR甲府駅(2,050円)
コース状況/
危険箇所等
危険箇所なし
笹の平付近の笹はきれいに刈り払ってくださってあったので歩きやすい
難しい場所には梯子や鎖が整備されていて問題なし
尾白川渓谷登山口に登山ポスト
トイレ:尾白川渓谷駐車場、七丈小屋、長衛小屋、北沢峠バス停前(仙水小屋は公衆トイレはありませんとの表示あり)
水場:七丈小屋(宿泊者以外は有料)、仙水小屋(断りを入れて無料)、長衛小屋
その他周辺情報 【日帰り入浴】長衛小屋にコインシャワーがあった。芦安駐車場と夜叉神峠駐車場のすぐ前に日帰り入浴の表示があった。どちらも寄っていないので、実態はわからず。甲府市内に温泉銭湯(400円)多数あり。北口最寄りの高砂湯に寄ったが、番台がある昔ながらの銭湯スタイルで温泉。設備は古く、基本的に石鹸シャンプーはない(男湯にはご自由にどうぞといくつかあったそうなので、女湯にもあったかも)。ドライヤーあり。駅の近くにあるスパランドホテル内藤はスーパー銭湯っぽくて、立ち寄り湯は2,000円のようだった。
【食事】北沢峠のこもれび山荘でお昼にしようかと思っていたが、12:45の時点でランチ終わりましたの表示。南信州ビールのアンバーエール(生)が800円で飲めた。甲府駅北口にあるよっちゃばれ広場で地ビールフェスト甲府が開催しており、山梨県を始めとした地ビール各種が飲めた。
予約できる山小屋
北沢峠 こもれび山荘
七丈小屋
小淵沢駅が新しくなっててビックリ!
1
小淵沢駅が新しくなっててビックリ!
尾白川渓谷駐車場には立派なトイレあり
尾白川渓谷駐車場には立派なトイレあり
歩き始めるとシデシャジンが目についた
2
歩き始めるとシデシャジンが目についた
カオナシもどきが迎える登山口には登山ポストあり
1
カオナシもどきが迎える登山口には登山ポストあり
久しぶりの竹宇駒ヶ岳神社はきれいになってた。登山の無事を祈願。登山道は拝殿の左脇を抜ける。
久しぶりの竹宇駒ヶ岳神社はきれいになってた。登山の無事を祈願。登山道は拝殿の左脇を抜ける。
この吊橋からスタート
この吊橋からスタート
最初は尾白川渓谷の遊歩道を行く
最初は尾白川渓谷の遊歩道を行く
タマアジサイが咲き始めてた
タマアジサイが咲き始めてた
ガスで美しい樹林帯を登る
ガスで美しい樹林帯を登る
2時間半ほどで笹の平。横手からの道と合流。
2時間半ほどで笹の平。横手からの道と合流。
美しい信仰の登山道
美しい信仰の登山道
幻想的な白い花が浮かぶ。ノリウツギかヤマアジサイか。
幻想的な白い花が浮かぶ。ノリウツギかヤマアジサイか。
クワガタソウがちぢれ毛に露を集めてる
1
クワガタソウがちぢれ毛に露を集めてる
タマガワホトトギス
この一株しか見かけなかった
1
タマガワホトトギス
この一株しか見かけなかった
オレンジ珊瑚と勝手に呼んでたニカワホウキタケ
オレンジ珊瑚と勝手に呼んでたニカワホウキタケ
時折晴れ間が覗く
時折晴れ間が覗く
刃渡り
戸隠の1/100くらいの怖さ
2
刃渡り
戸隠の1/100くらいの怖さ
この辺りはホツツジが咲き始め
花柱がストレート
この辺りはホツツジが咲き始め
花柱がストレート
きれいだけど苔の花?キノコ?
きれいだけど苔の花?キノコ?
キソチドリ(だと思う)
キソチドリ(だと思う)
たくさん群生してた
1
たくさん群生してた
コイチヨウラン
いっぱい咲いてて癒された〜
いっぱい咲いてて癒された〜
刀利天狗の手前でついに梯子登場!さあアスレチックが始まるぞ〜
1
刀利天狗の手前でついに梯子登場!さあアスレチックが始まるぞ〜
刀利天狗で大休止。ベンチ代わりの角材あり
刀利天狗で大休止。ベンチ代わりの角材あり
セリバシオガマ
たくさん見かけた
セリバシオガマ
たくさん見かけた
イチヨウランはお疲れさま
3輪ぐったりしてた
イチヨウランはお疲れさま
3輪ぐったりしてた
コイチヨウランは元気いっぱい!
コイチヨウランは元気いっぱい!
オサバグサは最後の一輪ってのが多かった
オサバグサは最後の一輪ってのが多かった
ハクサンシャクナゲは場所によっては最盛期!シャクナゲロードになってた
ハクサンシャクナゲは場所によっては最盛期!シャクナゲロードになってた
ベニテングタケ
まるで絵本に出てくるキノコ
1
ベニテングタケ
まるで絵本に出てくるキノコ
ダイモンジソウ
ここでしか見なかった
ダイモンジソウ
ここでしか見なかった
どんどん登るぞ〜高度稼ぐぞ〜
どんどん登るぞ〜高度稼ぐぞ〜
田舎の悪ガキのような…
田舎の悪ガキのような…
攻略済みの梯子の数々を見下ろす。う〜ん…満足。
攻略済みの梯子の数々を見下ろす。う〜ん…満足。
細い石の階段。靴がはまる。
細い石の階段。靴がはまる。
キンレイカ
これもキソチドリ?下の葉が丸っこいし、緑が薄いし、雰囲気違うけど何なのか同定できず。
これもキソチドリ?下の葉が丸っこいし、緑が薄いし、雰囲気違うけど何なのか同定できず。
朽ちた橋の上に作り直した橋を渡る
朽ちた橋の上に作り直した橋を渡る
アキノキリンソウ
山はもう秋なんだな
アキノキリンソウ
山はもう秋なんだな
さぁ次のアトラクションだ!この後鎖場があって、やっと七丈小屋
さぁ次のアトラクションだ!この後鎖場があって、やっと七丈小屋
七丈第一小屋
前に水場が見える
七丈第一小屋
前に水場が見える
トイレは小屋からすぐ。だけど落ちたらやばいちょっと危険な道。
トイレは小屋からすぐ。だけど落ちたらやばいちょっと危険な道。
8/2現在かな?
小屋の壁にあった環走コースのご案内。キツそ〜
小屋の壁にあった環走コースのご案内。キツそ〜
着く直前まで雨降ってたのにこの青空。天気変わりやすい…
着く直前まで雨降ってたのにこの青空。天気変わりやすい…
鳳凰三山がチラリ
鳳凰三山がチラリ
乾杯にビール2種類ともいただきました。その後は持参の赤ワインで。
乾杯にビール2種類ともいただきました。その後は持参の赤ワインで。
夕食豪華!エビフライ最高!
1
夕食豪華!エビフライ最高!
翌朝は晴れ!小屋のヘリポートから甲斐駒方向。見えてるのは八合目あたりかな。
翌朝は晴れ!小屋のヘリポートから甲斐駒方向。見えてるのは八合目あたりかな。
第二小屋前のテラスから鳳凰三山と後ろに富士山。雲海がきれい。
第二小屋前のテラスから鳳凰三山と後ろに富士山。雲海がきれい。
小屋前からの日の出は樹林を透かしてしか見えない
小屋前からの日の出は樹林を透かしてしか見えない
第一のテン場。広くて平らで寝心地良さそう。
第一のテン場。広くて平らで寝心地良さそう。
第二のテン場辺りから
景色はいいがトイレは遠いな〜
2
第二のテン場辺りから
景色はいいがトイレは遠いな〜
ヨツバシオガマ
あちこちで見たけど、もう終わりかけ
ヨツバシオガマ
あちこちで見たけど、もう終わりかけ
ラショウモンカズラ
第二テン場辺りで見ただけ
ラショウモンカズラ
第二テン場辺りで見ただけ
八ヶ岳が見えてきた〜
2
八ヶ岳が見えてきた〜
ここまで上がると元気なゴゼンタチバナがまだ咲いてる
ここまで上がると元気なゴゼンタチバナがまだ咲いてる
ひっそりとバイケイソウ
ひっそりとバイケイソウ
この一枚岩登るの!?と思ったら右手に梯子があって巻けた。
この一枚岩登るの!?と思ったら右手に梯子があって巻けた。
八ヶ岳って大きい
八ヶ岳って大きい
甲斐駒の北側には鋸岳、烏帽子岳の辺りが見える
甲斐駒の北側には鋸岳、烏帽子岳の辺りが見える
ハイマツの実はまだ青いけど、ホシガラスの食べカスがいっぱい落ちてた。まだ美味しくないんじゃないかな…
ハイマツの実はまだ青いけど、ホシガラスの食べカスがいっぱい落ちてた。まだ美味しくないんじゃないかな…
剣の向こうには登ってきた黒戸尾根
剣の向こうには登ってきた黒戸尾根
上が近づいてきた!
上が近づいてきた!
8合目の鳥居はほぼ遺跡
8合目の鳥居はほぼ遺跡
北岳カッコいい!!
北岳カッコいい!!
ここまで上がってくるとミヤマホツツジ。花柱がギュインと上に反る。ピントどこ?
ここまで上がってくるとミヤマホツツジ。花柱がギュインと上に反る。ピントどこ?
誰ぞの結婚記念の鎖に助けられて登る
誰ぞの結婚記念の鎖に助けられて登る
キクザキタカネミミナグサ?北アルプスに咲くものらしいけど…
キクザキタカネミミナグサ?北アルプスに咲くものらしいけど…
足を置く場所を考えながら登るのが楽しいの
足を置く場所を考えながら登るのが楽しいの
いくら脆い花崗岩とはいえ、足場を切るのは大変な作業だろう。感謝!
いくら脆い花崗岩とはいえ、足場を切るのは大変な作業だろう。感謝!
アスレチックを着々とこなし、どんどん近づいてくる
アスレチックを着々とこなし、どんどん近づいてくる
ミヤマダイコンソウ
ミヤマダイコンソウ
シナノオトギリはまだ蕾
シナノオトギリはまだ蕾
ミヤマオトコヨモギ
この一株しか見かけなかった
ミヤマオトコヨモギ
この一株しか見かけなかった
雲が湧いてきた〜急げ〜
雲が湧いてきた〜急げ〜
謎の玉ねぎ
ハクサンシャクナゲとハイマツと青空のコラボ
1
ハクサンシャクナゲとハイマツと青空のコラボ
下から雲が攻めてくるぅ〜
下から雲が攻めてくるぅ〜
がぁーがぁー鳴くホシガラス
このあと滑空して思わず「おぉ〜!」
がぁーがぁー鳴くホシガラス
このあと滑空して思わず「おぉ〜!」
あれって北アルプス!?
あれって北アルプス!?
山頂の祠確認!
山頂ちょい手前の駒ヶ岳神社本社
山頂ちょい手前の駒ヶ岳神社本社
タカネツメクサ
大黒さんの向こうに仙丈ヶ岳
大黒さんの向こうに仙丈ヶ岳
あと少しで黒戸尾根完登だ
1
あと少しで黒戸尾根完登だ
崖っぷちのイワツメクサ
崖っぷちのイワツメクサ
ガスと同着…なので山頂からの景色はなし。でも上は青空で最高!
4
ガスと同着…なので山頂からの景色はなし。でも上は青空で最高!
栄えある一等三角点にタッチ
栄えある一等三角点にタッチ
イワヒバリさん
来た道をちょっと戻って、さあ下ろう
来た道をちょっと戻って、さあ下ろう
花崗岩のザレた斜面を下る
花崗岩のザレた斜面を下る
摩利支天を見下ろす。一旦右手に下ってから分岐を左手に進み登頂する。
摩利支天を見下ろす。一旦右手に下ってから分岐を左手に進み登頂する。
イワインチンはまだ蕾
イワインチンはまだ蕾
タカネニガナ
コバノコゴメグサ
1
コバノコゴメグサ
コケモモ
摩利支天に到着。イノシシの像が覗く
摩利支天に到着。イノシシの像が覗く
摩利支天からの甲斐駒ヶ岳。ガスがかかっては消えの繰り返し
摩利支天からの甲斐駒ヶ岳。ガスがかかっては消えの繰り返し
タイツリオウギ
摩利支天でだけ見た
タイツリオウギ
摩利支天でだけ見た
次の目標「六方石」をロックオン!
次の目標「六方石」をロックオン!
直登コースの稜線
直登コースの稜線
シラネヒゴタイ
摩利支天への道で2株ほど見かけた
シラネヒゴタイ
摩利支天への道で2株ほど見かけた
マイヅルソウの生き残り
下の方では実になってた
マイヅルソウの生き残り
下の方では実になってた
ハクサンイチゲの生き残りも
ハクサンイチゲの生き残りも
キバナノコマノツメ
キバナノコマノツメ
六方石(8合目)からは西側が望めるが雲多し
六方石(8合目)からは西側が望めるが雲多し
戸台川の沢筋を見下ろす
戸台川の沢筋を見下ろす
トウヤクリンドウ
秋だねぇ…
1
トウヤクリンドウ
秋だねぇ…
ヤマハハコ
駒津峰(6合目)から甲斐駒ヶ岳
駒津峰(6合目)から甲斐駒ヶ岳
双子山経由の方が早いが、仙水峠に下りる道を選択
双子山経由の方が早いが、仙水峠に下りる道を選択
ミヤマシャジン
下山中に数株しか見なかった
ミヤマシャジン
下山中に数株しか見なかった
オヤマリンドウはまだ蕾
オヤマリンドウはまだ蕾
仙水峠
残念ながら摩利支天の勇姿は見られず
仙水峠
残念ながら摩利支天の勇姿は見られず
噴石のような岩塊の山とシャクナゲロードが続く。まるでサーティワンアイスのような蕾。
噴石のような岩塊の山とシャクナゲロードが続く。まるでサーティワンアイスのような蕾。
急にひんやりすると思ったら、風穴があちこちにあった
急にひんやりすると思ったら、風穴があちこちにあった
コバノイチヤクソウ(だと思う)
コバノイチヤクソウ(だと思う)
ウスユキソウ
オクヤマガラシ
ベニバナイチヤクソウ
ベニバナイチヤクソウ
クルマユリ
上では蕾だったけど下では全盛期
クルマユリ
上では蕾だったけど下では全盛期
長衛小屋前のヤナギラン
長衛小屋前のヤナギラン
キバナノヤマオダマキ
キバナノヤマオダマキ
ホタルブクロ
カイタカラコウ
長衛小屋は金土ともに満室。テン場も学校登山っぽい若者でいっぱい。
長衛小屋は金土ともに満室。テン場も学校登山っぽい若者でいっぱい。
南信州ビールのアンバーエール(こもれび山荘)。無事下山の乾杯に最高!
南信州ビールのアンバーエール(こもれび山荘)。無事下山の乾杯に最高!
甲府駅北口へ下りるエスカレーターには横断幕が
甲府駅北口へ下りるエスカレーターには横断幕が
平日は16:30オープンで準備中
平日は16:30オープンで準備中
第二の目的達成〜
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第二の目的達成〜

感想

憧れの黒戸尾根で甲斐駒ヶ岳を目指す。天気予報は微妙だったが、第2の目的地ビールフェスト甲府が今週末までなので、空いている平日を狙った。

ガスでムーディーな樹林帯歩きの後は、梯子と鎖場のアスレチックで、お腹いっぱいに楽しめた。しかしやっぱりキツイ…日帰りピストンの人と数回すれ違った。異次元の世界や〜途中小雨がぱらついたり日が射したりの不安定な天気だったが、レインウエアは着ずにすんだのでよかった。七丈小屋は我々だけの貸切りでゆったり寝られた。金土あたりだと混むんだろうな。翌日は朝から晴れて気持ちよく登れた。スタートが遅かったためガスに追いつかれたけど、8合目でいい眺めが見られたので大満足!山頂で眺めを楽しみたければ、もう1時間早く出発しなくちゃだった。下りは仙水峠までが急坂で思ったより疲れたが、変化があって楽しいルートだった。

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技術レベル
5/5
体力レベル
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