【北アルプス】焼岳~西穂【周回】
- GPS
- 20:00
- 距離
- 24.2km
- 登り
- 2,105m
- 下り
- 2,099m
コースタイム
- 山行
- 7:20
- 休憩
- 0:20
- 合計
- 7:40
- 山行
- 5:40
- 休憩
- 0:30
- 合計
- 6:10
天候 | 8/5 晴れのちくもり 8/6 晴れのちくもりのち雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
名古屋→上高地はバスで移動。 ★★★帰り★★★ 上高地→名古屋はバスで移動。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
焼岳は危険箇所なし。 西穂は独標~山頂にかけて足場狭く急峻な岩場が連続する、慎重に進む必要あり。 |
その他周辺情報 | 上高地温泉ホテルで疲れを癒やした。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
ヘッドランプ
日焼け止め
ロールペーパー
携帯
時計
タオル
|
---|---|
備考 | バス移動の時は、アイマスク、枕、耳栓がほしくなる。 |
感想
★★★全体★★★
今回の山行のテーマは「西穂制覇」であり、目的は達成できました。
西穂山頂から眺めるジャンダルムは大迫力、怖すぎです。
正直に言うと、穂高連峰の中でも西穂は前衛的な存在であり、簡単なんじゃないかとタカをくくっていましたが、そんなことありませんでした。猛省です。
自己分析すると、体力はそれなりにあるけど、技術が伴っていないです。技術力を磨かないといけません。ボルダリングするかな?
★★★8/5(土)★★★
今回は名古屋からの夜行バスで朝5時に上高地到着。
バスの中ではあまり寝れず、ボケボケしながら降車して登山の準備をします。
それにしても、朝イチなのに結構な人がいますね。さすが上高地。さすが穂高連峰。
そんなこと考えながら準備していると、
「あれ?財布がない??」ことが発覚。焦ります。めちゃくちゃ焦ります。でも焦っても仕方ないので、冷静になって考えます。
「乗ってきたバスの中かな??」と思い至り、急いでバスに戻り、座席を確認。
「あった!良かった!!」思いもよらぬハプニングでしたが、無事に乗り越えました。今後は気を付けないと。
改めて、準備して、まずは焼岳を目指します。でもその前に、大正池に映る焼岳を写真に撮りたいので、登山口をスルーして大正池を目指します。結論から言うと、朝イチの大正池は靄がかかっていて、あまりきれいに撮れませんでした。昼間だときれいに撮れるのかな?とか思いつつ、大正池を後にします。
焼岳ですが、標準CTより早く登ることができました。頂上付近は所々ザレてますが、全体的に危険箇所はありません。火山特有の硫黄臭がすごいですが、慣れるといい香りに感じます(笑)展望がいまいちだったので、少しだけ休んですぐに下山し、本命の西穂を目指します。
焼岳から西穂山荘までの道のりは森の中を歩きます。天気がくもっていたせいか、つまらない退屈な道でした。数組とすれ違ったくらいで、人気もありません。そんな感じなので、自然と歩くスピードが早くなります。
13時頃に西穂山荘に到着。本日のふりかえりと明日の予定を確認して、とりあえずビールで乾杯します。夕食は山賊焼き。ボリュームがあっておいしかったです。明日は午後から雨模様なので、午前中に西穂登って上高地に下山できるか検討して、多分行ける!というざっくり算段を立てて、ひとりでニヤニヤ(笑)このときはまだ、西穂をナメてました。
山荘で山の本を読んでると、「観天望気」というモノを学びました。経験則に基づいて、現状の天気から、今後の天気を予想する手法?のようです。その本によると、午前中から山の稜線より上に積雲が発生している場合、積乱雲に発達して天候が崩れることが多いとか。たしかに、午前中に焼岳から撮った写真を見てると、積雲が発生してるし、午後はくもりから雨になってるし、当たってる。観天望気すごい!
ちなみに、前回の笠ヶ岳での反省を活かして、今回は登山靴を見えにくいところに隠すように置きました(笑)インソールを外して、靴ひもも外しました。さすがに新品の靴を持っていかれると精神的ダメージ大きいですからね。
★★★8/6(日)★★★
朝5時30分、西穂山荘での朝食を終えて、いよいよ西穂に向けて出発。
丸山を越えて、ちょっと険しいところを登ると西穂独標に到着。ここまでは余裕ですね。独標からの折り重なるピークの景色は壮観です。
しかしながら、西穂独標から様子が急変。ってか最初の下りが怖すぎる。超ザレてるし、道っぽくないし、こんなところ滑落するって。。。
とか思ってモジモジしてたら、単純にルート間違っていることに気付く(笑)思いっきりバツマーク付いてるし(笑)落ち着け自分(笑)
そんなこんなで、気を取り直して、独標からピラミッドピークを目指します。先行者もいて、ルートも分かったので、そんなに難しくなかったですが、初見でノーヒントで行けと言われたらキツイかも。途中、でかい岩をトラバースするところはどう見ても危険だし。
ピラミッドピークから西穂山頂までは緊張感ある岩稜地帯が続きます。下は見ないことにして、でも見ちゃったりして、怖い怖いと思いながら慎重に進みます。特に、山頂付近の岩場は手がかり/足がかりが分からず、何とか登りましたが、果たして正しかったのか、安全だったのかは不明です。
そしてついに、西穂山頂に到着!!
山頂はそこまで広くなく、先客がいたこともあり、ちょっと怖いです。安定する場所を探して、ザックを降ろして、ホッと一息。
山頂からの景色は素晴らしかったです。少しくもがかっていましたが、笠ヶ岳の大きな山容や、槍ヶ岳~穂高連峰を望むことができました。
なにより、山頂直下のジャンダルムの迫力がすごい!こんなところ歩けるのかな?と思わせるモノがあります。孤高感がハンパないです。率直に怖いです。
ジャンダルムが怖い怖いと思いながら、山頂が人で混んできたこともあって、下山します。登りよりも下りの方が難しいので、いつも以上に慎重に下ります。下りも先行者がいたので、ペース合わせて安全に進むことができましたが、果たして一人だとうまく下山できていたのか?そう考えると、まだまだ未熟だと感じます。練習あるのみです。
ピラミッドピーク辺りからはガスってきて、視界が悪くなってさらに怖いと思いながら、慎重に、慎重に、進みます。独標まで戻ってきて、ようやく安心して、でも気は抜けないと思いつつ、西穂山荘まで無事に戻ってきました。
西穂山荘から上高地までは森の中を下りるだけなので、サクサク進みます。この道は一組しかすれ違いませんでした。人気ないんですかね。
ざっくり算段の予定通り、11時頃に下山完了。
でもって、大正池に向かいます。昼間に写真撮ったら焼岳がきれいだろう、と思いつつ、行ってみました。結論から言うと、昼間はダメです。朝靄はありませんが、ボートに乗ってる観光客がいて、水面が安定しません。なんなら朝よりダメです(笑)
一体いつならきれいに撮れるんだ?と思いつつ、大正池を後にして、無駄足めっちゃ疲れた感を出しながら、温泉に向かいます。登山の疲れを癒やして、上高地からバスで帰路に着きました。
景色が良くてうらやましいです。
日曜の千丈が岳は早朝は晴れてたみたいですが自分が登った時には何も見えませんでした。
zakkyyさん、こんばんは。
登山は早朝に限りますね!
今週末の白山、楽しみですね。
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