クワウンナイ川遡行!!からの十勝岳まで縦走
- GPS
- 80:00
- 距離
- 54.6km
- 登り
- 4,127m
- 下り
- 3,445m
コースタイム
- 山行
- 8:05
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 8:05
- 山行
- 6:35
- 休憩
- 0:25
- 合計
- 7:00
- 山行
- 10:25
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 10:25
天候 | 1日目:小雨 〜晴れ 2日目:晴れ 〜くもり 3日目:晴れ 〜くもり 4日目:晴れ 4日間通して風穏やか。 |
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過去天気図(気象庁) | 2017年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
飛行機
天人閣前泊。旭川駅から送迎を利用。 ◆復路 バス:凌雲閣(13:37)〜上富良野駅(14:20)@500円 JR:上富良野駅(14:36)〜中富良野駅(14:44)@230円 〜 中富良野観光 〜 バス:中富良野(17:12)〜旭川空港(18:00)@680円 JAL:旭川(20:15)〜羽田(22:00)@31,280円 |
コース状況/ 危険箇所等 |
三川台〜双子池まで笹漕ぎになるため長袖長ズボンがよい。 ◆水場(利用箇所) クワウンナイ川源頭 双子池(雪渓はないため溜まり水…) 美瑛富士分岐から10分ほど下った沢 |
その他周辺情報 | 凌雲閣の温泉利用@800円 |
写真
装備
個人装備 |
40Lザック
ツェルト
沢シューズ&スパッツ
食料5日分
浄水器
|
---|
感想
仕事で北海道出張があったため夏休みをドッキングさせて北海道登山へ。
クワウンナイ川遡行と昨年残してしまったトムラウシ〜十勝岳縦走の2つを中心に計画。また初めての沢泊&ツェルト泊、40Lザックに全て詰め込むライト装備といくつか新しい試みを試した。
クワウンナイはスケールの大きさに圧倒された。甲武信ヶ岳の釜ノ沢しか経験はないが…、圧倒的に広い&大きい。難しいのぼりはハングの滝を巻くロープが垂れているところ。残置ロープの信頼度がわからないため、あくまでも補助的に利用して登る。陽射しを浴びながら遡行できて大満足。源頭の天国感がたまらない。ここまで初日に登りきって正解でした。2日目に濡れた沢靴履かなくてすむし。靴下脱いで足を乾かしていたわずかなすきに、アブ(?)に足首まわり10ヶ所以上刺された…のはご愛嬌。
2日目以降は縦走モード。沢装備がきちんと乾かず重りと化す。それでもライト装備のため、いつもの縦走と比べたら軽々。トムラウシ以降の一面お花畑に感動。チングルマは綿毛になっていたが、花の時期であればどんな光景がみられたのだろう。トムラウシ以降とにかく長い。昨年6月に来た際は、悪天でトムラウシから新得へエスケープしたが、突っ込んでいたら相当危なかっただろう。
三川台手前辺りから笹薮がひどく双子池まで続いた。途中でカッパを雨蓋に挟んで進んでいたら、双子池キャンプ指定地到着時に途中で落としたことに気がつく。コスマヌプリでザックを下ろしたため、その間にあるのは間違いない。時間もあるので戻ってみると20分程もどった背丈を越える笹薮のなかに落ちていた。かなり手前で助かった。キャンプ地に戻り水を汲もうと水場を探すが…無い。今年はすでに枯れているようだ。また双子池まで戻りたまり水を汲むことに。すれ違った方から美瑛富士避難小屋の雪渓もなくなっているとの話を聞いたため、翌日の分も含めスーパーデリオスで浄水して4Lつくる。1時間程かかった…、かなり握力を消費してだいぶ疲れた。
3日目は上ホロに泊まる予定だが、水が心配になったため、美瑛富士分岐から沢まで一旦降り、水を取得してから美瑛岳に登り返すルートをとることに。3日目も朝から快晴で快調に登る。美瑛富士分岐からポンピ沢まではコースタイム110分。しかし下りだすと約10分ほどで沢にでた。神様ありがとう!!安堵とともに大休止。時間もかなり短縮できたため、裸足になってアイシングしたり、顔あらったり小一時間ほどのんびりした。明日の文まで4L汲んでもう水の心配は不要。美瑛岳のぼるあたりからかなりガスってきてまっしろに。大砂走りをのぼっていくような十勝岳をのぼりきり上ホロへ。平日ですがだいぶにぎわっていました。大きな雪渓もあり水も取得できたよう。携帯電波が拾えたため帰りの航空券を予約。便利な時代になりました。
4日目も快晴のスタート。風が少しあって気持ち良い。昨日ガスで見えなかった十勝岳もくっきり。火口が荒々しい、爆裂火口のよう。最後のピーク富良野岳。山頂からは富良野平野、芦別岳・夕張岳の展望が良い。惜しむように30分ほどゆっくり過ごす。凌雲閣で温泉&食事をゆっくりとるため余裕をもって下山する。平日だが20名以上の団体含め、かなりの人数が登ってきていた。怪我なく熊(´(ェ)`)にも会わず無事下山できた。沢と縦走を組み合わせた大満足の登山だった。
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