ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 122023
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科

桜平〜天狗岳〜オーレン小屋〜硫黄岳〜赤岳〜美濃戸口

2011年07月16日(土) ~ 2011年07月17日(日)
情報量の目安: S
都道府県 山梨県 長野県
 - 拍手
GPS
32:00
距離
20.1km
登り
1,803m
下り
2,184m

コースタイム

1日目 桜平10:15〜10:50オーレン小屋12:15〜13:00根石岳〜13:35東天狗岳〜13:50西天狗岳〜16:30オーレン小屋

2日目 オーレン小屋6:30〜7:50硫黄岳〜9:15横岳・奥の院〜10:45天望荘〜11:35赤岳北峰
   赤岳北峰12:10〜12:20赤岳南峰〜13:40行者小屋〜15:20美濃戸〜16:00美濃戸口
天候 ほぼ快晴
過去天気図(気象庁) 2011年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス タクシー
タクシー  茅野駅〜桜平 \7,200
コース状況/
危険箇所等
横岳〜赤岳〜中岳分岐
岩場、鎖場の連続ですが、特に難しいところはありません。
慎重に歩けば問題ないと思います。
ただ、雨の場合、私は歩きたくないですね

中岳分岐〜行者小屋
かなりのザレ場です。
ここが一番厄介かもしれません。滑らないように、慎重に。
階段はかえって歩きやすかったです。

美濃戸〜美濃戸口
アブがまとわりついて、ものすごくうっとうしいです。
桜平
2011年07月16日 10:14撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
7/16 10:14
桜平
オーレン小屋の水力発電所
2011年07月16日 10:29撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
7/16 10:29
オーレン小屋の水力発電所
設営完了
2011年07月16日 11:40撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
2
7/16 11:40
設営完了
オーレン小屋
2011年07月16日 12:10撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
7/16 12:10
オーレン小屋
箕冠山までは樹林帯を
歩きます
2011年07月16日 12:27撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
7/16 12:27
箕冠山までは樹林帯を
歩きます
箕冠山
2011年07月16日 12:45撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
7/16 12:45
箕冠山
視界が一気に開けます
2011年07月16日 12:48撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
1
7/16 12:48
視界が一気に開けます
根石山荘の前のコマクサ
2011年07月16日 12:52撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
2
7/16 12:52
根石山荘の前のコマクサ
なんていう蝶でしょう?
2011年07月16日 13:03撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
3
7/16 13:03
なんていう蝶でしょう?
根石岳
2011年07月16日 13:03撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
1
7/16 13:03
根石岳
天狗岳に向かいます
2011年07月16日 13:04撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
1
7/16 13:04
天狗岳に向かいます
東天狗岳への縦走路
2011年07月16日 13:05撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
7/16 13:05
東天狗岳への縦走路
東天狗へ最後の登り
2011年07月16日 13:31撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
7/16 13:31
東天狗へ最後の登り
東天狗岳山頂
2011年07月16日 13:33撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
7/16 13:33
東天狗岳山頂
西天狗へ向かいます
2011年07月16日 13:35撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
1
7/16 13:35
西天狗へ向かいます
西天狗岳山頂
2011年07月16日 13:51撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
7/16 13:51
西天狗岳山頂
赤岳・阿弥陀岳
2011年07月16日 13:52撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
2
7/16 13:52
赤岳・阿弥陀岳
来た道を戻ります
2011年07月16日 14:46撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
7/16 14:46
来た道を戻ります
テン場に戻ってきました
2011年07月16日 17:12撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
7/16 17:12
テン場に戻ってきました
入道雲
2011年07月16日 18:05撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
1
7/16 18:05
入道雲
峰の松目と満月
2011年07月17日 04:55撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
7/17 4:55
峰の松目と満月
オーレンの強清水の脇に
咲いてました
2011年07月17日 06:29撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
2
7/17 6:29
オーレンの強清水の脇に
咲いてました
夏沢峠への道
2011年07月17日 06:38撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
7/17 6:38
夏沢峠への道
夏沢峠
爆裂火口が見えます
2011年07月17日 06:53撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
7/17 6:53
夏沢峠
爆裂火口が見えます
夏沢峠からの眺望
2011年07月17日 07:10撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
7/17 7:10
夏沢峠からの眺望
???
2011年07月17日 07:11撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
7/17 7:11
???
穂高連峰
2011年07月17日 07:14撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
1
7/17 7:14
穂高連峰
乗鞍
2011年07月17日 07:14撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
7/17 7:14
乗鞍
御嶽山
2011年07月17日 07:14撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
2
7/17 7:14
御嶽山
硫黄岳への道
2011年07月17日 07:31撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
7/17 7:31
硫黄岳への道
硫黄岳山頂
2011年07月17日 07:50撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
1
7/17 7:50
硫黄岳山頂
イワヒバリ
2011年07月17日 07:55撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
2
7/17 7:55
イワヒバリ
遊歩道から硫黄岳山頂の眺め
2011年07月17日 07:57撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
7/17 7:57
遊歩道から硫黄岳山頂の眺め
横岳への縦走路
2011年07月17日 08:01撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
7/17 8:01
横岳への縦走路
硫黄岳山荘の前のコマクサ
2011年07月17日 08:22撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
4
7/17 8:22
硫黄岳山荘の前のコマクサ
硫黄岳山荘
2011年07月17日 08:31撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
7/17 8:31
硫黄岳山荘
来た道
2011年07月17日 08:52撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
7/17 8:52
来た道
進む道
2011年07月17日 08:59撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
1
7/17 8:59
進む道
カニのヨコバイ通過中
2011年07月17日 09:05撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
2
7/17 9:05
カニのヨコバイ通過中
横岳山頂
2011年07月17日 09:18撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
7/17 9:18
横岳山頂
三叉峰
2011年07月17日 09:32撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
1
7/17 9:32
三叉峰
岩場を進みます
2011年07月17日 09:37撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
1
7/17 9:37
岩場を進みます
今日も山梨から雲が
湧いてきます
2011年07月17日 09:46撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
7/17 9:46
今日も山梨から雲が
湧いてきます
縦走路
2011年07月17日 09:47撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
7/17 9:47
縦走路
ハクサンイチゲ?
2011年07月17日 09:53撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
7/17 9:53
ハクサンイチゲ?
ミヤマダイコンソウ?
2011年07月17日 09:53撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
7/17 9:53
ミヤマダイコンソウ?
鎖場が続きます
2011年07月17日 09:59撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
7/17 9:59
鎖場が続きます
赤岳は雲の中
2011年07月17日 10:05撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
7/17 10:05
赤岳は雲の中
雲がとれました
2011年07月17日 10:14撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
4
7/17 10:14
雲がとれました
チシマキキョウ?
2011年07月17日 10:21撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
1
7/17 10:21
チシマキキョウ?
お地蔵さん
2011年07月17日 10:39撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
7/17 10:39
お地蔵さん
赤岳天望荘
2011年07月17日 10:45撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
7/17 10:45
赤岳天望荘
阿弥陀岳
2011年07月17日 10:46撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
2
7/17 10:46
阿弥陀岳
???
2011年07月17日 10:51撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
7/17 10:51
???
いよいよ赤岳にアタック!
2011年07月17日 10:53撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
7/17 10:53
いよいよ赤岳にアタック!
あともう少しです
2011年07月17日 11:12撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
7/17 11:12
あともう少しです
赤岳北峰登頂!
2011年07月17日 12:02撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
1
7/17 12:02
赤岳北峰登頂!
歩いて来た道
2011年07月17日 12:08撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
1
7/17 12:08
歩いて来た道
赤岳頂上小屋
2011年07月17日 12:11撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
7/17 12:11
赤岳頂上小屋
最高地点に向かいます
2011年07月17日 12:12撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
7/17 12:12
最高地点に向かいます
赤岳南峰に到達しました
2011年07月17日 12:22撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
1
7/17 12:22
赤岳南峰に到達しました
下ります
2011年07月17日 12:25撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
7/17 12:25
下ります
まだまだ鎖場が続きます
2011年07月17日 12:37撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
1
7/17 12:37
まだまだ鎖場が続きます
下から見上げるとこんな感じです
2011年07月17日 12:41撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
7/17 12:41
下から見上げるとこんな感じです
眺望を目に焼き付けて
文三郎道を下ります
2011年07月17日 12:47撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
7/17 12:47
眺望を目に焼き付けて
文三郎道を下ります
文三郎道
鉄の階段を見上げるとこんな感じです
鉄の階段を見上げるとこんな感じです
階段にホットします
階段にホットします
樹林帯まで戻ってきました
樹林帯まで戻ってきました
行者小屋
2011年07月17日 13:40撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
2
7/17 13:40
行者小屋
南沢を美濃戸に向かいます
2011年07月17日 13:50撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
7/17 13:50
南沢を美濃戸に向かいます
平坦な道が続きます
2011年07月17日 14:03撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
7/17 14:03
平坦な道が続きます
美濃戸までが長い
2011年07月17日 14:39撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
7/17 14:39
美濃戸までが長い
ようやく美濃戸につきました
2011年07月17日 15:18撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
7/17 15:18
ようやく美濃戸につきました
ここから車道となります
アブがまとわりついてきます
2011年07月17日 16:00撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
7/17 16:00
ここから車道となります
アブがまとわりついてきます
美濃戸口
今回も無事下山!
2011年07月17日 16:03撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
7/17 16:03
美濃戸口
今回も無事下山!
撮影機器:

感想


今回のテーマは「自分はどのくらい岩場・鎖場を歩くことができるのか?」

はっきり言って岩場、鎖場の経験は、ほとんどありません。
が、しかし、低山といえども1年間それなりに歩いてきたので、
なんとかなるんじゃないかと思いつつ、いつも行っている山道具屋の店員さんに
相談してみると、「あそこ歩けないと行くとこないよ」と言われて、
そんなもんなのかなぁと思い、一番身近な山の先輩の親に「赤岳行ってくる」と
告げても「あっそう、気をつけて」と、特に心配する様子もないので、
「これは、やっぱり大丈夫だ!」と予定通り計画を決行しました。

桜平から入ることにしたのは、連休で混雑が予想されていたので、
早く行ってテン場の好立地確保と初日はあまり歩かないで楽をしようと考えていたのと、
2日目天気が良くなかったら天狗岳にでも行こうと計画していたからですね。

茅野駅からタクシーで桜平まで行き、身支度を整えて、さぁ歩きだそうかと思った時、
ゲート開けて進入していく車がありました。
「?、あれ、車いいんだっけ」と思った瞬間、「どこまで行くの」と
運転手の女性が聞いてくるではありませんか。
今日はオーレン小屋までと応えると、「乗って行く?」と。

こちらは、山歩きに来たんだし、車であっさりというのも味気ない。
しかし、甘い誘惑に負けてしまい、乗せてもらうことにしました。
聞いてみるとオーレン小屋の方で、買い出しからの帰りのようでした。
車は夏沢鉱泉の少し先までで、そこに歩荷担当の男性が待っていました。
自分もそこから歩き出しました。

こんな感じで、いとも簡単にオーレン小屋に到着。
なんだか調子が狂ってしまいます。
初日の予定は、様子を見て、峰の松目にでも行ってみるかと思っていたのですが
(その為のサブザックは持って来ています)、
それにしても、あまりにも時間があります。明日の天気も問題なさそうだし、
せっかくなので天狗岳に行ってみることにしました。


テントを設営し昼食を摂って西天狗岳を目指し、出発しました。

稜線に近づくにつれて、木々の背が低くなり、箕冠山を過ぎると
景色が一変しました。森林限界を越えたんですね。
来て良かった!と思う瞬間です。
その先の根石岳、天狗岳と雑誌で見たことのある風景が続きます。

アップダウンもほとんどなく、サブザックの軽さも手伝って快調に歩いて、
西天狗に到着!明日登る赤岳も見え、気分が高まります。

山頂で休憩していると、山梨側から怪しげな雲がわいてきました。
雷にでもあったら大変なので、早々に切り上げて戻りはじめたのですが、
よ〜く見ていると山梨側からわき上がってきた雲は稜線に当たると上昇してしまって、
決して長野側になだれ込んでは来ませんでした。
これが上昇気流というやつなのでしょうか。
と、いうわけで急いで戻らなくても良さそうなので、来た道を、
ゆっくりと眺望を楽しみながら、オーレン小屋に戻りました。

2日目 4時起床。
当初は6時出発のはずだったのに、やはりというか、当然というか、
いつもと同じようにテントの撤収に手間取って、30分出発が遅れました。
それにしてもテントの撤収って面倒ですね。
それに帰宅後の後片付けを思うとさらに凹みます。

凹んでいても、仕方がないので、出発したんですか、荷物が重い!
昨日、楽をした分、余計重く感じます。で、また凹みます。

と、いった重〜い気分も、夏沢峠あたりで忘れてしまって、
とりあえず硫黄岳を目指します。夏沢峠から爆裂火口の姿が見えました。


森林限界をすぎると、西側に穂高連峰、乗鞍、御嶽山、中央アルブスと
パノラマが広がりました。

爆裂火口は想像していたのと、ちょっと違うけど
、そのスケールに圧倒されてしまいます。
火口に沿って遊歩道?もありました。そこにイワヒバリが沢山いました。

硫黄岳を下るとすぐ硫黄岳山荘に着きました。
昨日の根石山荘周辺同様、硫黄岳山荘の周りでも、
コマクサを見ることができました。
硫黄岳山荘を過ぎ、台座の頭を登り、いよいよ待ちに待った鎖場の登場。
この為にここまでやって来たんです。
カニのヨコバイは思っていたより簡単で、あまり手応えがなく
、あっけなく通過。で、横岳の主峰、奥の院に到着。
いよいよ赤岳が間近に迫ってきました。
三叉峰を過ぎ赤岳が近づくにつれ、鎖場の難易度も高くなってきた感じですが、
思っていたよりも難しくないですね。
この辺りはアップダウンもほとんどなく、鎖場やハシゴと変化に富んでいて楽しいコースです。
それに好天にも恵まれ眺望も言うことありません。

天望荘の前で息を整えて、いよいよ赤岳にアタックです。
正直、この登りはしんどかったですね。
息を切らせて一歩一歩ゆっくりと登っていきます。
で、赤岳北峰に到着。

振り返れば、昨日、今日歩いた山々が見渡せました。
「やっぱり、来て良かった!」と思う瞬間ですね
主峰の南峰は狭くて落ち着かないようなので、こちらで昼食休憩を摂りました。
で、南峰へアタック。
わずか数分で着いてしまいます。登頂してみて意外なことに、
こみ上げてくる達成感を感じませんでした。

なんだか北峰で完結してしまったようです。

と、いうわけで帰りのバスの時間も気になるし、狭い山頂は混雑しているので
、写真だけ撮って足早に立ち去りました。
せっかく苦労して登ったのに、なんかもったいないなぁ。
と、思いながら中岳の分岐まで来て、もう一度眺望を目に焼きつけて、
文三郎道を下りました。

ハッキリ申し上げますと、このザレ場が今回の山行で一番厄介でした。
とにかくよく滑りました。気を抜くとすぐ滑ります。
でも、こういう緊張感って楽しい!って思いましたね。
そのわりに普段嫌がっている階段が現れるとホッとしていましたけど。

階段の道が終わる頃、気がつくと樹林帯を歩いていました。
樹林帯に入ると急な下りもなくなり歩きやすくなりますが、
ここから、南沢、それに続く林道歩きがいやに長く感じました。


総括的なこと

今回、初めて八ヶ岳に登りに行くにあたり、
鎖場の入門コース的な赤岳周辺を歩いてみました。
最初に抱いていた不安は見事に裏切られました(笑)
傍から見ている人には、ツッコミどころ満載のはずだったと思いますが、
自分としてはテントを担いでも特に問題なく歩けたことが少しは自信になりました。
しかし、なんといっても好天に恵まれたことが大きいと思います。
少しでも、岩が濡れていたら、おそらく歩けなかったでしょうね。

今回の経験を次からの山行に活かして、少しずつレベルアップして行きたいと思います。

でも、次は南アデビューで鳳凰三山あたりを狙っていたりします。

それにしても東京の夜は暑いですね。
ザックを担いで、少し歩るくだけで汗が吹き出してきます。

やっぱり山は、いいですね。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:3480人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

積雪期ピークハント/縦走 八ヶ岳・蓼科 [2日]
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5
無雪期ピークハント/縦走 八ヶ岳・蓼科 [2日]
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5
無雪期ピークハント/縦走 八ヶ岳・蓼科 [2日]
天狗岳&硫黄岳(オーレン小屋宿泊) 
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
1/5
体力レベル
4/5
無雪期ピークハント/縦走 八ヶ岳・蓼科 [日帰り]
桜平から東天狗と硫黄岳
利用交通機関:
技術レベル
2/5
体力レベル
3/5
無雪期ピークハント/縦走 八ヶ岳・蓼科 [2日]
権現岳→キレット→赤岳→美濃戸
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら