高山植物咲き乱れる唐松岳
- GPS
- 27:20
- 距離
- 11.9km
- 登り
- 977m
- 下り
- 1,132m
コースタイム
2日目…唐松岳頂上山荘6:40-丸山7:25-8:30八方池8:45-第2ケルン8:55-9:25八方池山荘9:35-鏡池10:00=アルペンクワッド=ゴンドラリフトアダム
天候 | 晴れ(ガス多し) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
その他無料・有料駐車場多数有り。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・八方ゴンドラ駅に有人登山ポスト(相談所)有り。 ・八方池山荘〜八方池…石畳、木道、登山道等有り。危険箇所無いが、木道の一部残雪に覆われている。 ・八方池〜丸山…数箇所雪渓登りあるが、ステップがついているので、問題ない。 ・丸山〜唐松岳頂上山荘…登り時向かって左側はキレているが、通常歩行時問題無し。 ・唐松岳頂上山荘…テン泊一人500円+トイレ使用料200円(使用自由)、缶ビール350ml/550円、生ビール850円、缶ジュース400円。 テン場は30張でもギリギリか。 テン場に雷鳥が多くいた。(3ファミリーくらいはいそう) ・八方アルペンライン片道通し券1400円/ザック重量15キロオーバーでプラス200円 ・下山時、第二郷の湯を利用する。大人500円。JAFカードで100円引き。 ・昼食は『おひょっくり八方本店』にて、温泉うどんを堪能。 営業時間15分前に行ってしまったが、快く入店させてくれた。水が美味い! http://www.shinshuu-hakuba.com/ |
写真
感想
今回の山行は、当初唐松岳から五竜岳まで縦走の予定でしたが、
終わってみれば唐松岳ピストンになりました。
さて、1日目の予定は五竜山荘まで。
駐車場ではまずまず晴れ。
ゴンドラ乗り場で登山計画書を提出し、チェックしてもらう。
今日は五竜まで行く登山者が多いとのこと。
ゴンドラに乗り、リフトに乗ると、足の下にはお花畑。
グラートクワッドの乗り場手前にはニッコウキスゲのお花畑が素晴らしい。
お花畑越しに、白馬三山が見えてテンションも上がる。
八方山荘を出発した時間が7時半だったこともあり、前日仮眠2時間半、
更には同行者のザックが重いってことで、無理せず唐松岳までとすることにした。
しばらくは整備された道を歩き、脇に咲く高山植物達を楽しみながら歩く。
今日はガスが多いようで、主役は景色ではなく、高山植物鑑賞になりそうだ。
テント泊のため、自分のザックは13キロ。同行者は17キロ。
mineよりは軽いため、苦ではなかったが、同行者は慣れない重量のため、かなりゆっくりペース。
途中木道は通らずに、八方山へ登るコースを歩く。
こちらは登山道。晴れていれば白馬方面がキレイに見えただろう。
八方池に辿り着くと、登山客やら観光客やら多くの人達が休憩していた。
残念ながら、八方池に映る不帰ノ嶮は見えなかったが、小休憩。
ゆっくりと次の丸山を目指す。
ほぼガスの中を歩く感じで、ここでも高山植物を楽しむことに徹する。
雪渓歩きが数箇所あるが、軽アイゼンが必要なほどではない。
この辺りからチングルマがたくさん見られるようになる。
丸山から先の登山道は谷側がキレているが、滑落に注意するほどではなく、普通に歩けば問題ない。
ただし、落石に注意したほうがいい場所もあった。
落石といえば、前を歩いていた年配の男性が、登山道から雪渓へ石を投げて遊んでいた。
観光客ならやりそうだが、山登りをする者として、いかに危険かわかると思うが、なんだったんだろうか。
トラブルにはなりたくなかったので、注意はしなかったが。。。
唐松岳頂上山荘に着くと、唐松岳がキレイに見え、テンションアップ!
テン場が狭いため、早々にチェックインし、スペース確保。
昼食を食べてから唐松岳を目指すことにする。
テントを張り終わると、雷鳥の声。
カメラの望遠レンズで確認したがわからず、肉眼で声をする方を見ていると、テントのすぐ傍に。
ここから雷鳥大撮影大会が開催。
メス1羽にヒナ6羽。
周りの人たちも集まってきて、撮影に没頭。
最終的には1mぐらいのところまで近寄ってきてくれました。
テン場には複数のファミリーがいるようで、有り難味がなくなるくらい見れます。
腹ごしらえも終え、唐松岳山頂へ。
山頂からは不帰ノ嶮がなんとか見えるといったレベルで、眺望を楽しむことはできず。。。
そうそうにテントに戻って、2時間ほど昼寝。
ガスで景色もイマイチ、やることがないので、夕飯にすることに。
アルファ米が戻る間、コーヒーを飲んでいると、五竜岳が少し顔を出した。
夕食のメニューはドライカレーと焼きスパム。ビールは1本半。
気持ちよくなったところで、山荘の上の丘に上がり、日が沈む光景を堪能。
20時半には就寝。翌日は3時半起床。
しばらく月明かりに浮かぶ五竜や立山、劔岳を眺めて過ごす。
朝食は昨日戻しておいた米に、親子丼のフリーズドライを多目の湯で戻し、オジヤ風にして食べた。
テントを撤収し五竜岳へと向かうが、牛首への取り付き部分で、同行者が不安を訴えたので、
急遽八方尾根を下山することにした。
八方池手前までは天候に恵まれ、景色を堪能しながら下る。
丸山から八方池は登りのハイカーとのすれ違いが多く、タイミングよく下ったものの、
予想以上に時間がかかった。
八方池からは観光客が多く、富士山のような渋滞。2本ある木道占拠してるし。
そんなわけで、昨日は通らなかった登山道を通り、1つ目のリフトには乗らず、
散策路を通って下山。
今回は高山植物とテント泊を楽しんだ。
雷鳥も見れたし、劔岳だって拝めたんだから充実した山行であった。
五竜岳は次の機会のお楽しみに^^
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する