黒部川源流でカレーを食べて来ただけ(泣)
- GPS
- 59:04
- 距離
- 43.7km
- 登り
- 3,582m
- 下り
- 3,577m
コースタイム
- 山行
- 8:13
- 休憩
- 0:29
- 合計
- 8:42
- 山行
- 3:44
- 休憩
- 0:33
- 合計
- 4:17
- 山行
- 8:41
- 休憩
- 0:40
- 合計
- 9:21
天候 | 1日目 晴れ〜曇り〜小雨 2日目 ガス〜曇り〜時々晴れ 3日目 小雨〜ガス〜小雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
折立〜黒部五郎小舎 ほどほどに整備された登山道なので特に危険な箇所はありません。強いて言えば黒部五郎岳のカールコースは稜線からの降り始めが岩の段差が少し大きくザレていますので、スリップに注意です。 黒部五郎小舎〜三俣蓮華岳 三俣山荘への登山道は山頂からしばらくは急坂で浮石がありスリップに注意です。 |
写真
感想
【感想/記録】
今年は山の日とお盆が連なり各登山口は激混みの予感。山の日前日から夏休みで1日早く黒部川源流の山々を巡りたいと思いました。台風5号のお陰で9日の富山県内はまだ大雨警報が発令されており、お天気も今ひとつ。取りあえず今回は黒部五郎小舎に三泊して、双六や三俣〜鷲羽岳、水晶岳方面を目指す事に。
有峰林道の亀谷温泉口には5時過ぎに到着するも、既に20台程の車が列をなしていました。昨日は大雨で有峰林道はお昼頃まで通行止め。折立へ向かった車は少ないと予想。でも折立の駐車場に停められるか、心配でしたがうまく空きがありました。準備をして7時前には出発するもザックが重くて最初の急坂は大変でした。お天気は晴れ間が多く、でも今日は夕方頃から雨の予報なのであまりゆっくりもしておられません。
太郎平小屋には9時45分過ぎに到着し少し休んでから10時には黒部五郎岳を目指して出発。太郎山、北ノ俣岳、赤木岳とアップダウンを繰り返していると、雲が優勢になりガスって真っ白。1時間ごとに休憩し、黒部五郎岳の肩には2時10分頃に到着、長かった。山頂方面はガスって真っ白、霧雨も横から降ってくるので登頂はパスして、カールコースを降りて黒部五郎小舎を目指しますが、ここからも結構長かった。岩でゴロゴロなので歩きづらく、途中で冷たい沢水を飲んだら少しは生き返りました。
黒部五郎小舎には15時45分頃にようやく到着。テン場は手前の段は良い場所が埋まっていましたので、下の段の水はけの良さそうな場所を確保。テントを設営してビールを買って戻ったら、弱い小雨が降ってきました。無理して山頂に行かなくて良かった。今回はビールの荷揚げは無理でしたが、テントと4日分の食料を荷揚げして疲れたので、7時頃に寝ようとしたら小雨が降ってテントに当たった音がうるさく、なかなか寝れない。気温もあまり下がらず脚が熱を持って暑いので、しばらくはシュラフから出て寝ました。
2日目は3時半に目覚ましをセットしましたが、起きて外を見るとガスで真っ白、もう一度寝て4時半に起きても変わらず、結局6時に起きて朝食を食べ7時に出発。お天気が良ければ双六方面に行く予定でしたが、ガスって真っ白なので三俣方面へ。急坂を登り三俣蓮華岳と巻道の分岐点は三俣蓮華岳へ。すれ違う方々はほとんどがレインウェアを着込んでおられましたが、こちらは半袖短パンでも暑いくらい。皆さん暑くはないのでしょうか。
三俣蓮華岳の頂上も真っ白で視界はかなり不良。風もちょっと吹いて少し寒いくらいでした。山頂標のあるところで、お天気とメールをチェック。午後からはお天気が崩れそうな予報だったので、三俣山荘へ向かい9時過ぎに到着。結局三俣山荘でカレーを食べて、また三俣蓮華岳へ登り返しお天気のチェック。ここからはドンドン降って11時15分頃に黒部五郎小舎に帰還。行きも帰りも2時間ほどでした。テン場に到着してビールを飲んでダラダラしていたら、雲が多いながらも青空が見えるお天気に回復(T_T)。テントで寝ようとしても、日が差すとテントの中は暑くて居られない。結局ダラダラしてまだ明るい6時半頃に寝ようとしたら、また雨が降ってきましたが、いつの間にか寝てしまったようです。
3日目は4時半に起床するとやはり外は曇りで、ガスったりして不安定な雲行き。水晶岳方面に行こうと思っていましたが、お天気が読めないので下山することに。食事をして撤収の準備をして重くなってテントを片付けていると小雨が。外したフライシートをまた被せてテントの中に避難。結局出発は8時半過ぎに。
黒部五郎岳のカールもガスっていましたが、徐々に晴れてカールの全容が明らかに。沢水を給水して稜線に登っていると小雨が降り出し、雨脚が強くなりそうなので稜線に出てからレインウェアを切るはめに。黒部五郎岳の肩に到着すると頂上へは行かないつもりだったのに、雨の中にもかかわらず多数の方が頂上へ向かっていました。なので自分もザックを降ろすのが面倒だったので、そのまま頂上へ。
山頂に到着すると奇跡的に雨が上がり少し視界が開けたので撮影をして、この隙に昼食を食べてすぐに下山。黒部五郎岳から中俣乗越まで下り、赤木岳まで来ると青空が見え、太郎兵衛平付近が明るくなったのでお天気は回復かと期待。北ノ俣岳に到着すると少し休憩し、太郎平小屋を目指します。
しかしお天気は時折青空が見えるものの、ガスって霧雨が降ったりし、レインウェアを脱いだり着たりの繰り返し。ようやく15時20分頃に太郎平小屋に到着すると、ガスって人もまばらでした。ここからも激下りとなりますが、ガスっているので涼しく順調下れると思っていたら、途中から小雨が降ってきてレインウェアを着ましたが、サウナスーツの様でやはり暑い。登山道は雨水が流れてぬかるみます。登山道には滑りやすい木の根もあり、ここでコケると全身泥だらけになるので滑らない様に集中して、18時ちょっと前に折立に到着。雨が降るとストレスが溜まり大変でした。
折立キャンプ場には多数のテントが設営され、駐車場が満車で路駐も多数、有峰林道から帰る途中には時間が遅くお天気が悪いのに折立へ向かう車がチラホラ。お盆は山も人が溢れて大変です。結局黒部川源流付近の行きたかった山々、鷲羽岳や水晶岳には行けず、ガスや雨降り続きで眺望もほとんど無しの山行となりました。でも暑い下界から離れて涼しい北アルプスで三日間も避暑ができて、三俣山荘の美味しいカレーも食べることができましたとさ(泣)。
【注意点や反省点】
今は亡きマウンテンダックスのダブルウォールテント、レラ2が倒産直前に半額で叩き売りされていたのを購入したのですが、設営が面倒そうだったのでこれまで使用しませんでした。今回は雨降りが続くようなので結露に強いダブルウォールテントのレラ2を初めて使用しましたが、室内が結露しないのは快適で良いですね。でも設営はちょっと面倒で、質量もニーモよりも300g程重いのが難点です。
黒部五郎小舎のテン場は一泊千円、キレイな外トイレあり。テントのペグも良く刺さりました。
テン場から三俣方面へ約150mほど登り、標高2530mを過ぎたあたりからドコモの電波が繋がりました。三俣蓮華岳頂上ではドコモは不安定、ソフトバンクは4Gが繋がりました。
黒部五郎岳のカール内は小さな沢を渡渉したり、ぬかるんだ箇所があって、トレランシューズではちょっと厳しいかも。
ドライナミックメッシュは汗と雨で濡れても不快な感じがせず、是非山行に使用したいアンダーウェアです。
【Apple Watch等による計測結果】
ムーブ(安静時を越える推定エネルギー消費量 / kcal)
835
404
925
エクササイズ( 活発に活動した分数 / 分)
11
11
15
スタンド( 1時間のうち1分以上身体を動かした時間 / 時間)
14
6
17
登った階数( 一階=約3mの高度を上昇 / 階)
288
172
156
ウォーキングの距離(km)
27.2
13.4
28.6
歩数(1日で歩いた歩数 / 歩)
38,510
18,365
39,989
心拍数 (1日で最低、最高の心拍数)
41〜143
64〜138
58〜127
体重
60.1 -> 59.8
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