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Yamareco

記録ID: 1227430
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無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

未踏回収の旅 黒部五郎・笠

2017年08月10日(木) ~ 2017年08月12日(土)
情報量の目安: S
都道府県 富山県 長野県 岐阜県
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GPS
--:--
距離
39.3km
登り
3,386m
下り
3,788m
天候 1日目:晴れのち雨
2日目:曇りのち雨
3日目:曇りのち雨
過去天気図(気象庁) 2017年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
[行き]毎日アルペン号 有峰口行 + 富山駅-折立直通バス(富山地方鉄道)
http://www.chitetsu.co.jp/?page_id=741
[帰り]中尾高原より濃飛バス
https://www.nouhibus.co.jp/highwaybus/matsumoto/
コース状況/
危険箇所等
クリヤ谷の渡渉(増水時)
その他周辺情報 新穂高の湯(露天) かなり露出度高なので注意
出発。薬師岳登山口から。
2017年08月10日 07:14撮影 by  PENTAX K-S2 , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
8/10 7:14
出発。薬師岳登山口から。
水場。自動販売機もある。
2017年08月10日 07:32撮影 by  PENTAX K-S2 , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
8/10 7:32
水場。自動販売機もある。
どうかこの天気ができるだけもってくれますように。
2017年08月10日 08:41撮影 by  PENTAX K-S2 , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
8/10 8:41
どうかこの天気ができるだけもってくれますように。
序盤の樹林帯を抜けると心地よいルート。
2017年08月10日 08:49撮影 by  PENTAX K-S2 , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
8/10 8:49
序盤の樹林帯を抜けると心地よいルート。
薬師が見えてくる。
2017年08月10日 09:42撮影 by  PENTAX K-S2 , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
8/10 9:42
薬師が見えてくる。
はな。
2017年08月10日 09:59撮影 by  PENTAX K-S2 , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
8/10 9:59
はな。
小屋を目視。
2017年08月10日 10:18撮影 by  PENTAX K-S2 , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
8/10 10:18
小屋を目視。
東に連なる山々。右端の方が黒部五郎。
2017年08月10日 10:29撮影 by  PENTAX K-S2 , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
8/10 10:29
東に連なる山々。右端の方が黒部五郎。
薬師に向かう木道。
2017年08月10日 10:36撮影 by  PENTAX K-S2 , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
8/10 10:36
薬師に向かう木道。
太郎平小屋。
2017年08月10日 10:37撮影 by  PENTAX K-S2 , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
8/10 10:37
太郎平小屋。
本日のお昼。職場から持ってきたお土産含む。
2017年08月10日 10:45撮影 by  PENTAX K-S2 , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
8/10 10:45
本日のお昼。職場から持ってきたお土産含む。
ヘリが着陸。
2017年08月10日 11:06撮影 by  PENTAX K-S2 , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
8/10 11:06
ヘリが着陸。
昼食後、再出発。
2017年08月10日 11:15撮影 by  PENTAX K-S2 , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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8/10 11:15
昼食後、再出発。
太郎山。
2017年08月10日 11:19撮影 by  PENTAX K-S2 , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
8/10 11:19
太郎山。
akanecoさんによると、ワタスゲらしい。
2017年08月10日 11:37撮影 by  PENTAX K-S2 , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
8/10 11:37
akanecoさんによると、ワタスゲらしい。
ガスってきた。予想はしていたが…。
2017年08月10日 12:20撮影 by  PENTAX K-S2 , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
8/10 12:20
ガスってきた。予想はしていたが…。
雪渓がちらほらと。
2017年08月10日 12:25撮影 by  PENTAX K-S2 , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
8/10 12:25
雪渓がちらほらと。
ハクサンイチゲだと思われる。
2017年08月10日 12:28撮影 by  PENTAX K-S2 , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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8/10 12:28
ハクサンイチゲだと思われる。
花いっぱい。天気さえ良ければ…。
2017年08月10日 12:32撮影 by  PENTAX K-S2 , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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8/10 12:32
花いっぱい。天気さえ良ければ…。
北ノ俣岳。
2017年08月10日 12:53撮影 by  PENTAX K-S2 , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
8/10 12:53
北ノ俣岳。
肩に到着。ちょうど出発前にもらったかりんとうを補給。
2017年08月10日 15:25撮影 by  PENTAX K-S2 , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
8/10 15:25
肩に到着。ちょうど出発前にもらったかりんとうを補給。
景色が絶えると書いて絶景。黒部五郎岳山頂に到達。
2017年08月10日 15:38撮影 by  PENTAX K-S2 , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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8/10 15:38
景色が絶えると書いて絶景。黒部五郎岳山頂に到達。
小舎まで急ぐ。
2017年08月10日 16:10撮影 by  PENTAX K-S2 , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
8/10 16:10
小舎まで急ぐ。
ついに…
2017年08月10日 17:01撮影 by  PENTAX K-S2 , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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8/10 17:01
ついに…
初日の宿泊地、黒部五郎小舎に到着。
2017年08月10日 17:05撮影 by  PENTAX K-S2 , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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8/10 17:05
初日の宿泊地、黒部五郎小舎に到着。
朝。展望なし。ガスっててどうせ見えないだろうけど。
小屋の水場。
2017年08月11日 05:37撮影 by  PENTAX K-S2 , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
8/11 5:37
朝。展望なし。ガスっててどうせ見えないだろうけど。
小屋の水場。
チングルマ。
2017年08月11日 06:14撮影 by  PENTAX K-S2 , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
8/11 6:14
チングルマ。
三俣山荘と三俣蓮華岳との分岐。
2017年08月11日 06:41撮影 by  PENTAX K-S2 , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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8/11 6:41
三俣山荘と三俣蓮華岳との分岐。
山頂は若干雨にやられた。
2017年08月11日 07:14撮影 by  PENTAX K-S2 , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
8/11 7:14
山頂は若干雨にやられた。
稜線ルートで。双六山頂。
2017年08月11日 08:24撮影 by  PENTAX K-S2 , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
8/11 8:24
稜線ルートで。双六山頂。
「イワヒバリじゃない?」って言ったけど、「ウソ」でした。
2017年08月11日 09:01撮影 by  PENTAX K-S2 , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
8/11 9:01
「イワヒバリじゃない?」って言ったけど、「ウソ」でした。
双六山荘。
2017年08月11日 09:15撮影 by  PENTAX K-S2 , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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8/11 9:15
双六山荘。
ここを出たら笠に向かう他ない。(行こうと思えば鏡平って手もあるけど。)
2017年08月11日 10:06撮影 by  PENTAX K-S2 , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
8/11 10:06
ここを出たら笠に向かう他ない。(行こうと思えば鏡平って手もあるけど。)
弓折岳山頂。
2017年08月11日 11:17撮影 by  PENTAX K-S2 , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
8/11 11:17
弓折岳山頂。
ほとんどガスっていたけど、大ノマの辺りで奇跡の青空。
2017年08月11日 11:54撮影 by  PENTAX K-S2 , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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8/11 11:54
ほとんどガスっていたけど、大ノマの辺りで奇跡の青空。
振り返ると、鷲羽の辺りまで見える。
2017年08月11日 12:13撮影 by  PENTAX K-S2 , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
8/11 12:13
振り返ると、鷲羽の辺りまで見える。
ここは崩落しかけ。
2017年08月11日 12:47撮影 by  PENTAX K-S2 , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
8/11 12:47
ここは崩落しかけ。
雪渓が解けて流れるカール状の地形を登っていく。
2017年08月11日 13:10撮影 by  PENTAX K-S2 , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
8/11 13:10
雪渓が解けて流れるカール状の地形を登っていく。
抜戸岳。
2017年08月11日 14:04撮影 by  PENTAX K-S2 , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
8/11 14:04
抜戸岳。
分岐をさらっとスルー。
2017年08月11日 14:15撮影 by  PENTAX K-S2 , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
8/11 14:15
分岐をさらっとスルー。
チシマギキョウ?
2017年08月11日 14:17撮影 by  PENTAX K-S2 , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
8/11 14:17
チシマギキョウ?
抜戸岩の辺りは雨だったので写真なし。テン場を確保してちょっとのんびりしてから小屋へ。
2017年08月11日 15:59撮影 by  PENTAX K-S2 , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
8/11 15:59
抜戸岩の辺りは雨だったので写真なし。テン場を確保してちょっとのんびりしてから小屋へ。
太陽が出てきた。
2017年08月11日 17:37撮影 by  PENTAX K-S2 , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
8/11 17:37
太陽が出てきた。
テン場からの笠。
2017年08月11日 17:37撮影 by  PENTAX K-S2 , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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8/11 17:37
テン場からの笠。
奥穂の方から雲が取れ始める。
2017年08月11日 18:19撮影 by  PENTAX K-S2 , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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8/11 18:19
奥穂の方から雲が取れ始める。
槍、現る。
2017年08月11日 18:21撮影 by  PENTAX K-S2 , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
8/11 18:21
槍、現る。
キレット。
2017年08月11日 18:26撮影 by  PENTAX K-S2 , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
8/11 18:26
キレット。
山頂から夕陽を眺めようと思ったが、小屋で雨につかまる。
2017年08月11日 19:36撮影 by  PENTAX K-S2 , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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8/11 19:36
山頂から夕陽を眺めようと思ったが、小屋で雨につかまる。
太陽の気配。
2017年08月12日 05:27撮影 by  PENTAX K-S2 , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
8/12 5:27
太陽の気配。
小屋の裏側は膨大な量の雲海。
2017年08月12日 05:29撮影 by  PENTAX K-S2 , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
8/12 5:29
小屋の裏側は膨大な量の雲海。
雲を押しのけて現れる太陽。日の出は惜しくも逃したが。
2017年08月12日 05:34撮影 by  PENTAX K-S2 , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1
8/12 5:34
雲を押しのけて現れる太陽。日の出は惜しくも逃したが。
モルゲンロートの笠。
2017年08月12日 05:34撮影 by  PENTAX K-S2 , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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8/12 5:34
モルゲンロートの笠。
雲は景色を遮るが、時として幻想的な風景を演出する。
2017年08月12日 05:37撮影 by  PENTAX K-S2 , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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8/12 5:37
雲は景色を遮るが、時として幻想的な風景を演出する。
笠ヶ岳山頂。
2017年08月12日 06:15撮影 by  PENTAX K-S2 , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
8/12 6:15
笠ヶ岳山頂。
結構な岩のルート。好きだけど。
2017年08月12日 06:16撮影 by  PENTAX K-S2 , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
8/12 6:16
結構な岩のルート。好きだけど。
悪天の前のご褒美か。二重の虹。
2017年08月12日 06:55撮影 by  PENTAX K-S2 , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1
8/12 6:55
悪天の前のご褒美か。二重の虹。
水場。水量豊富。
2017年08月12日 08:45撮影 by  PENTAX K-S2 , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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8/12 8:45
水場。水量豊富。
下山。
2017年08月12日 11:00撮影 by  PENTAX K-S2 , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
8/12 11:00
下山。
バスの時間までぎりぎり間に合うだろうと、新穂高の湯に。きわめて野性的。野性的すぎて写真を撮ることを憚られた。
2017年08月12日 11:07撮影 by  PENTAX K-S2 , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
8/12 11:07
バスの時間までぎりぎり間に合うだろうと、新穂高の湯に。きわめて野性的。野性的すぎて写真を撮ることを憚られた。
松本駅近くの蕎麦屋で遅めの昼食。黒部五郎のカールは天気が良いときに再訪したい。

おしまい。
2017年08月12日 14:42撮影 by  PENTAX K-S2 , RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
2
8/12 14:42
松本駅近くの蕎麦屋で遅めの昼食。黒部五郎のカールは天気が良いときに再訪したい。

おしまい。

装備

個人装備
雨具 日よけ帽子 サンダル サブザック 行動食 非常食 ヘッドランプ 予備電池 常備薬 日焼け止め ロールペーパー
共同装備
調理用食材 ガスカートリッジ コンロ コッヘル 調理器具 ライター 地図(地形図) コンパス ファーストエイドキット カメラ テント シェラフ

感想

sugaphy「今年は北アルプス行かないの?」ってことで、決まった黒部五郎。笠まで繋げられるのも前からイメージしていたので、折立から新穂高を繋ぐ(地図上で見ると)きれいなラインで計画を立てた。

8/9 竹橋で合流し、毎日アルペン号で有峰口に向かう。

8/10 有峰口からバスで折立へ。バスの車掌さんに相談したら、予約していたより1つ前のバスに乗せてもらえることになった。この40分の猶予は大きい。
折立では、WC渋滞にはまって出発は7:22。序盤それなりの傾斜が続き、しかもかなりの渋滞。強引に抜きにかかった人に便乗して徐々に前に出ることで、集団を抜け出す。太郎平へは3時間ほどで到着。天気は予想に反してまだ良い感じ。恵まれた展望の中、昼食休憩をとる。

太郎平小屋を出てからは、すぐに太郎山へ。山行中初の登頂ということになるか。しばらくは緩やかな登りだったが、天気が下り気味になったところに傾斜は登り気味という状態が重なり、疲労感に打ちのめされかける。黒部五郎の肩直下の急登を越えたところで、sugaphyが限界ということで、肩で待っているというので山頂へ。肩から黒部五郎の山頂までは7分で行けた。もったいない。

肩に戻ってからは、少し休んで回復したsugaphyとカールの方から下る。目の前に見えるはずの絶景はガスで何も見えないに等しい。いい加減、蓄積されてきた足裏へのダメージも気になってきたところで、17時前になんとか小屋に到着。テン場は近い部類になるが、頻繁に行き来するような距離ではない。平で良い場所は多そうだった。電波は入らず。

8/11 3:40起床。雨は上がっていたが、テントは思ったより濡れていた。sugaphyの小屋食を待って5:33出発。電波が入ったところで、焼岳の噴気のニュースが入った。
序盤は余裕をもったペースで入ったが、三俣蓮華・双六を越えて双六小屋についたのは9時頃。だいぶ早いが昼食とする。ちなみに、小屋で情報収集したところ、雨は大丈夫そうだが、全国的に雷注意報が出ているとのこと。

昼食をとって体力も回復したところで、そのまま弓折→抜戸→笠の後半ルートへ突入。順調に進んでいたが、弓折の分岐でラジオで甲子園の実況を聞いていた人がいた為、中京大中京の試合を最後まで聞いてしまった。

その先、大ノマらしきピークでは、天候が急激に好転。双六や鷲羽の方まで展望が利くようになる。ちょうど12時頃だったので、ここで景色を見ながら昼休憩とした。

抜戸岳は分岐から直登ルートであっさり到着。その先の尾根の方が高い気がするが…。sugaphyは分岐でサボってた。

そろそろ着いてもいいんじゃないかという頃にポツポツと雨が降り始める。今更濡れたくないとザックカバーをしたが、さほどしない間に止んでくれた。そうこうしている間にテン場が視界に入る。先に場所を抑えて小休憩の後、笠ヶ岳小屋へ。山頂は目と鼻の先だが、意外と登るのと、ガスで全く見えそうもないので後回し。どうせ明日嫌でも通るし。

小屋泊のsugaphyと一旦別れて水場へ行き、その後、テントで過ごしていると、雲の様子や風から大気が安定してきているのを感じる。しばらく待つと奥穂の方が見えてきて、続いて槍、キレット、北穂も姿を現す。わずか10分程度だが、展望が開けた時間を捉えることができたのは幸運だった。ちなみに、小屋の方が周りがガスっていたので、テン場の方が見やすかった様子。

その後、山頂を狙う機会を得つつ、明日の打ち合わせをしようと小屋まで行くが、むしろ天候は悪化の一途。レインウェアを持って上がらなかったので、雨宿りを余儀なくされた。外の軒下のベンチでチャンスを伺って、雨の切れ間を縫って何とかテントまで帰還。また数分で豪雨になったところを見ると、貴重な機会だったらしい。

8/12 噂に聞いたダイヤモンド槍は雲に阻まれたが、最終日の出発時点(5:53)までは予報の降水確率50%を裏切る晴れ間の覗く曇り模様。出発後は笠の山頂を越え、岩稜帯を下っていく。

その後、足元の不快なハイマツ・クマザサの間を通り、昨晩の雨に靴を濡らしながら進む。しかも、徐々に天候は下り坂となり、雨は降ったり止んだりを繰り返して、足場の岩を濡らして滑らせるようになる。

さらに下って行った先では、横倒しになったクマザサと足元の視界不良でスリップや路肩の踏み外しが起き、なかなか辛い下りとなった。

穴滝までの間には数回の渡渉があり、特に最後の渡渉は増水によって濡れずに通るのが困難だった。人によっては、濡れたとしても通ることができなかったかと思う。

穴滝さえ越えれば後はわずかな下りで登山口に出る。ここで気になり始めたのが、バスの時刻。間に合うが、温泉にゆっくり入るほどの余裕はない。そこで、新穂高の湯に烏の行水の如く入って軽く汗を流し、無事にバスにも間に合わせることができた。新穂高の湯は野性的すぎて、長湯するところでもなかったが。

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コメント

ワタスゲ
最後の写真の白い花はワタスゲじゃないかなぁ??
2017/8/16 23:03
Re: ワタスゲ
そうかも。なんか先っぽツンツンしてるけど、風のせいかな。
2017/8/16 23:08
やっと編集中がとれた!
山行&レコアップお疲れ様です!

出だしアップの天気の表記や
笠までしか書かない題名にドキドキ、わくわくいや
心配しましたが 無事帰還お疲れ様!
カールがガスは いつかリベンジするにして
未踏回収?おめでとうございます

クリア谷の笹滑りますよね
昨年 数回はすこっろびました

御存知とは思いますが
真教寺尾根下部も 笹の下刈りされていないと
朝露で滑るし ずぶ濡れになりますので
また 天女山から美しの森までの遊歩道?は
私は歩いていませんが
結構山道で意外に大変?らしいのでお気つけて
そうそう 美しの森から天女山までタクシ―で戻った事がありますが
2600ぐらいでした また夏の土日なら巡回バスがあった気がします
ちなみに車でのアクセスなら たかね荘にもトイレはありませんが
登山者用駐車場があります
on-boroP
2017/8/17 16:54
Re: やっと編集中がとれた!
さすが経験と知識豊富なboroPさん。情報ありがとうございます。たかね荘の駐車場は存じませんでした。そもそもジャンに行くプランの予備だったので、かなり穴だらけですが、どうやらこちらになりそうなので、もう少し詰めようと思います。
2017/8/18 0:15
テント
sugaphyさんはテント泊だとあんまり休めないのねw
2017/8/17 19:57
Re: テント
テント持ってるけど、久しぶりの山行だから軽量化したかったっぽい。
2017/8/18 0:16
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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