日高山脈_国境稜線縦走 (ペテガリ〜エサオマン)
- GPS
- 166:47
- 距離
- 78.2km
- 登り
- 5,974m
- 下り
- 6,023m
コースタイム
- 山行
- 10:04
- 休憩
- 0:01
- 合計
- 10:05
- 山行
- 12:23
- 休憩
- 0:01
- 合計
- 12:24
- 山行
- 12:04
- 休憩
- 0:57
- 合計
- 13:01
- 山行
- 10:52
- 休憩
- 0:14
- 合計
- 11:06
- 山行
- 9:12
- 休憩
- 0:35
- 合計
- 9:47
- 山行
- 13:03
- 休憩
- 0:23
- 合計
- 13:26
天候 | 8/11:くもり時々小雨 8/12:くもり後雨 8/13:霧雨ときどき小雨 8/14:ガスのち小雨 8/15:霧雨のち小雨 8/16:晴れのちガス 8/17:霧雨ときどき雨 8/18:明け方まで断続的に雨。日中はくもり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス タクシー
飛行機
新千歳空港〜札幌:JR 札幌〜荻伏市街バス停:高速ペガサス号 荻伏市街バス停〜荻伏駅:徒歩 (この間にセイコマとAコープあり) 荻伏駅〜神威山荘:タクシー(日交タクシー)、9000円強 復路 戸蔦別川林道入口〜帯広空港:タクシー(大正交通)、8000円弱 |
コース状況/ 危険箇所等 |
■藪の状況 藪が濃い場所でも踏み跡程度はある。 森林限界より上のハイマツ帯など可愛いもので、問題は森林限界との境界付近のミックス藪(ハイマツ/灌木/ネマガリダケ)。これは視界が効かない上、アスレチックのような藪漕ぎになるため体力消費も激しい。特にルベツネ、ヤオロ間はミックス藪の区間が長いためシビれる。 ■使用した水場 ・ペテガリ山荘 ・ペテガリCカール ・ヤオロの水場 ・ヤオロの窓 (水流細い) ・八ノ沢カール ・エサオマントッタベツ川の無名沢 ■宿泊地 ルベツネ、ヤオロ間は1599峰以外に手頃な幕営地が無い。 他の区間は主要なピークやコルなどは整地せずに幕営できるので、水さえあれば好きなペース歩ける。 ■戸蔦別川林道 崩落が激しい。戸蔦別川本流にかかる橋も含めて多くの橋が落ちている。 路盤ごと流されている場所もあるので、修復されるかすら怪しい。 |
感想
■感想
今回縦走した区間は無雪期であれば悪い場所はないが、それ故に緊張感には欠けるため、長時間の藪漕ぎを続ける気力を維持する事が重要。
山行中はずっと気圧の谷の中で天気が安定しなかったため、展望があったのは合計で1.5日程度。それ以外はガスや雨で目的のピークが見えず、どこまで藪を漕げば開放されるのか不明確。おまけに連日の雨の中で藪漕ぎ大会なので、ずぶ濡れ。モチベーションなど上がる訳もなく、エスケープすることばかり考えていた。
6日目に主稜線最高峰のカムエクでは晴れたので、カムエク山頂の圧倒的な展望を満喫できたのは幸運だった。静かで山深い魅力的な山域なので、次は雪のある時期に縦走したい。
■反省点
・ルート下調べ不足
不安要素も無い山行は面白くないということで、ロープの要否、区間ごとの距離や標高差など最低限の下調べのみで突っ込んだこと。9日間で芽室岳まで行くという、今考えると無理な計画だったが、藪を漕ぐのに時間がかかるので、4日目くらいにエサオマンから下山するエスケープに切り替える。
このエスケープも200mのナメ滝があると聞いていたので、滑ったら終わりのスラブ滝だった場合、沢装備無しで下れるかとビビっていた。(実際にはかなりの緩斜面でスタンスだらけ)。エスケープは、もう少し丁寧に調べるべきだったと思う。
・防虫ネット
Deet40%の防虫剤を塗りたくっていたので刺されることは殆ど無かった(全く刺されない訳ではない)。ただ連日、ブヨやアブに顔の周りを乱舞され、目・口・鼻・耳に飛び込まれるとイライラゲージが上がってくる。沢筋でなくても防虫ネットがあった方が精神衛生上良い。
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