釈迦が岳〜水晶岳 〜高山にいるような涼しさ〜 [三重県 菰野町]


- GPS
- --:--
- 距離
- 11.6km
- 登り
- 1,072m
- 下り
- 1,064m
コースタイム
天候 | 晴れ 釈迦が岳 23℃ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
料金は掛かるがその分安心は買える。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
大陰のキレット通過後の山頂直下にスズメバチがうろついている。 |
写真
感想
先週の月曜日に登った記録です。
妻と子は前日に帰ってきて(セントレアに迎えに行った)ようやく生活も今まで通りになる。
その次の日のこの日は連休中最後の晴れの日なので、帰ってきて早々申し訳ないが単独登山をさせてもらう。
起きた時間が7時でこの時点で遠くには行けない。
ならば近場で充実した登山をしようではないかと向かった先が朝明キャンプ場。
そう、まだ未踏である釈迦が岳をのぼります。
この朝明という場所は非常に登山のアクセスがよく、ぐるりと周遊することが出来る上、エスケープルートも数多くあるので気軽に縦走が出来る。
しかし登山開始の時間が11時と遅く、そこまで縦走は出来ないかもしれない。
とりあえず時間と相談しながら登ることにし、歩き始める。
沢沿いに出て、尾根ルートに取りつく。
するといきなり集団でおいでなさったブヨたちを引き連れての登山となる。
樹林帯で風も無いのでブヨは集団でどこまでもついてくるので水分補給すら出来やしない。
しばらく登ると鈴鹿特有の花崗岩露出に変わり、周りも見渡せ風も通るようになるとブヨも居なくなりホッとするが、今度はマムシに出くわした。
別にソロっと逃げて行く奴なので構うことはないが、いつもの様にステッキでちょっかいを出す。
勾配はだんだん急になっていき、岩場の迂回路なども目にするようになる。
もちろん迂回路を登っていく。
急坂を終えると見晴らしの良い尾根に出る。
ここでご飯にすれば良かったのだが、山頂にたどり着く前に飯を食べるのはあまり好きではないので先を進む。
この登山でのハイライトとなる大陰通過に差し掛かる。
迫力あるキレットだが、そこまで危険かと言われればそうでもなかった。
それ以上にその先の山頂直下でのスズメバチの方がよっぽど危険だ。
急坂を終えると釈迦が岳最高峰という山頂に立つ。
見晴らしがすごくいいかと言われるとそうでもないピークなので先に進む。
今度は尾根伝いの気持ちの良い縦走路になり、滋賀県との県境尾根に合流する。
そこから少し北に行くと三角点のある釈迦が岳山頂となる。
セブンマウンテンに選定された山だが山頂はそれを裏切るくらい地味で、縦走路が通過をちょっと広くしたくらいのスペースしかなくあまり落ち着かないのでここでご飯にするのもやめ先へ進む。
主稜線の尾根歩きは非常に歩きやすく、歌を歌いながら歩きたい雰囲気なのだがそれを打ち消すアブが出始めた。
さっき登ってた大陰を見ながら猫岳に登った。
この山頂も大した展望はなく樹林に囲まれているが、もう13時半なので岩の上ででご飯にする。
すると一人のタンクトップの男性が登ってきて、山頂で休憩することなく先へ進んでいった。 これ以降キャンプ場に戻るまで人に会うことはなくなる。
ご飯を食べ終え先へ進む。
相変わらずの気持ちの良い尾根がずっと続くと思いきや樹林帯に入り、林道コースとの分岐になるが、そのまま通過する。
10分ほど歩くと樹林帯を抜け白い小さなピークがあり、それがハト峰だ。
もう少し山って感じだと思ったが、こんなにも小さなピラミッドだとは思わなかった。 すぐ下のハト峰峠も時間は大丈夫そうなので通過。
そこから金山までの道は雰囲気を変えながら行くので退屈しないで済む。
金山を踏んで、中峠に着くと時間は15:50。
普通ならもう下山してなくてはならぬ時間なのだが、日が長い今の時期でこんな時間に下り切ってしまうのは勿体ないと思う考えなので水晶岳に登る。
登ると言っても100mくらい登るだけなので難なく水晶岳に到着。
雰囲気的にはこの縦走路の中で一番好きな山頂だった。
そこから掘割上の縦走路を下っていくと根の平峠にたどり着く。
この峠で時間は16:30。
この先は一気に国見岳へと登っていくので、時間的にもここでおしまいなので千草街道と呼ばれる古道で下る。
古道というよりはただの沢下り。
広い石ころの沢筋を下るため道を見失うことが度々あり、その都度赤テープや踏み跡などを確認しながら下っていく。
しばらく下っていくとだんだん林道跡となり登山道入り口の道標が現れたと同時にアスファルトの林道に変わる。
時間は17時を過ぎているがまだまだ明るかった。
そしてキャンプ場まで行くと家族連れなど人が結構いた。
駐車場に戻るとあんなに沢山あった車は殆ど消え、俺の車と数台がポツンとあった。
今回の登山はこの時期としてはかなり涼しく、且つほとんどの人が高山に出かけているせいか人は数名しか会わず、本当に静かな楽しい縦走が出来て良かったと思う。
大型連休だからこそ近くの山で楽しむ、単独行の人としては打ってつけです。
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