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Yamareco

記録ID: 1233616
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
剱・立山

後立山連峰縦走(扇沢〜爺ヶ岳〜鹿島槍ヶ岳〜五竜岳〜唐松岳)

2017年08月18日(金) ~ 2017年08月20日(日)
 - 拍手
guccigucci その他2人
体力度
8
2~3泊以上が適当
GPS
52:19
距離
29.1km
登り
3,362m
下り
2,851m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
5:19
休憩
1:10
合計
6:29
5:21
5:28
57
6:25
6:28
38
7:06
7:10
31
7:41
7:59
46
8:45
9:08
10
9:18
9:28
18
9:46
9:46
22
10:08
10:08
18
10:26
10:26
7
2日目
山行
7:38
休憩
1:42
合計
9:20
4:01
4:05
47
4:52
5:10
36
5:46
6:02
39
6:41
6:58
8
7:06
7:43
231
11:34
11:44
43
12:27
3日目
山行
4:35
休憩
0:54
合計
5:29
2:53
3
2:56
2:57
0
2:57
2:57
45
3:42
3:45
74
4:59
5:15
6
5:21
5:25
15
5:40
5:48
17
6:05
6:12
38
6:50
6:52
9
7:01
7:04
39
7:43
7:52
0
7:52
7:53
6
7:59
7:59
4
8:03
8:03
19
GPSの情報に於いて3日目の五竜山荘から大黒岳まで電源は入っていたが衛星をキャッチ出来てなかった模様で山行時間に影響はないが、標高やトータル距離などに若干の差異がある様だ。カシミールで修正出来ると思うが面倒なのでそのままアップロードした。
天候 18日:雨 19日:濃霧 20日午前中快晴
過去天気図(気象庁) 2017年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス 自家用車 ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
扇沢無料駐車場利用
八方尾根でリフト片道¥1550
白馬八方バスターミナルより白馬駅までバス¥180
白馬駅より電車にて信濃大町まで¥500
信濃大町駅から扇沢までバスにて¥1360
コース状況/
危険箇所等
特になし。
その他周辺情報 大町温泉にて薬師の湯
通常¥700だが利用した山小屋などに割引券など置いてあり持っていけば¥200引きになる。
扇沢無料駐車場に車を停め、雨の中の出発。
1
扇沢無料駐車場に車を停め、雨の中の出発。
途中ガスが開けて見えた雪渓。
針ノ木岳の雪渓ですかね。
途中ガスが開けて見えた雪渓。
針ノ木岳の雪渓ですかね。
種池山荘に到着、暫し休憩。
1
種池山荘に到着、暫し休憩。
チングルマの花
冷池山荘がガスの中から一瞬見えた、本日の目的地。
冷池山荘がガスの中から一瞬見えた、本日の目的地。
種池山荘から岩小屋沢岳、鳴沢岳に続く稜線。
種池山荘から岩小屋沢岳、鳴沢岳に続く稜線。
爺ヶ岳南峰に到着、生憎の景色。
2
爺ヶ岳南峰に到着、生憎の景色。
こちらの方向も同様、雲海が広がる景色もガスと混ざる。
1
こちらの方向も同様、雲海が広がる景色もガスと混ざる。
今回の山行では雷鳥を結構な頻度で見ることが出来た。
今回の山行では雷鳥を結構な頻度で見ることが出来た。
親子かな?
爺ヶ岳中峰に到着、こちらが主峰。
1
爺ヶ岳中峰に到着、こちらが主峰。
ガスに包まれる稜線。
終始こんな感じ。
ガスに包まれる稜線。
終始こんな感じ。
冷池山荘に到着。
テント札はNO1と友人はNO2を頂いたので本日の受付は1番なのかな、。
2
冷池山荘に到着。
テント札はNO1と友人はNO2を頂いたので本日の受付は1番なのかな、。
翌3時出発。
最初のピークは布引岳。地図では布引山になってる。
風が強い暗闇の中撮影。
1
翌3時出発。
最初のピークは布引岳。地図では布引山になってる。
風が強い暗闇の中撮影。
トリカブト。
鹿島槍ヶ岳南峰に到着。
ガスガスで展望ゼロ。
2
鹿島槍ヶ岳南峰に到着。
ガスガスで展望ゼロ。
本日は終始こんな感じ
本日は終始こんな感じ
こちらもチングルマ
こちらもチングルマ
分かり辛いが雪渓の壁。
分かり辛いが雪渓の壁。
鹿島槍ヶ岳北峰に到着。
3
鹿島槍ヶ岳北峰に到着。
この辺りから険しくなってきます。
ジャン先のロバの耳みたいなところ。
1
この辺りから険しくなってきます。
ジャン先のロバの耳みたいなところ。
ガスの中、またまた雷鳥発見!
ガスの中、またまた雷鳥発見!
天気悪いからか、結構な頻度で見かけてきました。
天気悪いからか、結構な頻度で見かけてきました。
八峰キレットに入る。
八峰キレットに入る。
ガスガスで高度感までないので少々物足りない。
ガスガスで高度感までないので少々物足りない。
こういう所を通る。
1
こういう所を通る。
後ろから撮影してもらう。
後ろから撮影してもらう。
正に秘境ですな。
正に秘境ですな。
あの梯子を上って八峰キレット核心部終了。
あの梯子を上って八峰キレット核心部終了。
人がいると何となくどういう所を通ってきたか分りますね。
2
人がいると何となくどういう所を通ってきたか分りますね。
すれ違う人がいないのもラッキーでした。
1
すれ違う人がいないのもラッキーでした。
ガスってるからか、なーんか不気味。
ガスってるからか、なーんか不気味。
ここまで来るとキレット小屋はもう近い。
ここまで来るとキレット小屋はもう近い。
うっすらであれが何の山か全く分からず。
うっすらであれが何の山か全く分からず。
ここをトラバース。
鎖はないです。
ここをトラバース。
鎖はないです。
キレット小屋が見えた。
1
キレット小屋が見えた。
ここの外のテーブルで軽く昼食を食べ、出発。
ここの外のテーブルで軽く昼食を食べ、出発。
口の沢のコルに到着。
テントが何張か張れそうなフラットなところですが
幕営禁止と書かれてます。
口の沢のコルに到着。
テントが何張か張れそうなフラットなところですが
幕営禁止と書かれてます。
北尾根の頭に到着、。
ここで男女のガイド2名に連れられた7〜8名のパーティーに遭遇。
NHK工藤夕貴がやってた山女日記みたいなノリのパーティーでした。。
北尾根の頭に到着、。
ここで男女のガイド2名に連れられた7〜8名のパーティーに遭遇。
NHK工藤夕貴がやってた山女日記みたいなノリのパーティーでした。。
ブロッケン現象。
結構長い時間綺麗に大きく見えた。
ガスってて何となくうっすらと太陽出てるからブロッケン日和かも。
3
ブロッケン現象。
結構長い時間綺麗に大きく見えた。
ガスってて何となくうっすらと太陽出てるからブロッケン日和かも。
中々全貌を見せない剱岳。
1
中々全貌を見せない剱岳。
イイ稜線。
険しさ増す感じ。
険しさ増す感じ。
ガシガシ進む。
右がG5かな?
G5到着。
因みにGの意味はグラートの頭文字でグラートとは痩せ尾根という意味だそうです。五竜山荘から岩尾根のピークにそれぞれG0から始まりG1、G2とあるそうです。
五竜岳はG3との事。
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G5到着。
因みにGの意味はグラートの頭文字でグラートとは痩せ尾根という意味だそうです。五竜山荘から岩尾根のピークにそれぞれG0から始まりG1、G2とあるそうです。
五竜岳はG3との事。
こういうところは割りと楽です。
こういうところは割りと楽です。
五竜岳に到着。
相変わらずガスってて劔とか見えません。
3
五竜岳に到着。
相変わらずガスってて劔とか見えません。
五竜山荘のテーブル越しに。
少しの晴れ間。
1
五竜山荘のテーブル越しに。
少しの晴れ間。
3日目。
やはり3時出発で唐松岳を目指します。
大黒岳って書いてあるけどこれがピーク?
3日目。
やはり3時出発で唐松岳を目指します。
大黒岳って書いてあるけどこれがピーク?
まだ陽は登らず。
暗闇の中進む。
まだ陽は登らず。
暗闇の中進む。
ひまわりが咲いてるよ!っと思いきや造花でした。
なんでこんなところに、、しかも咲いている様な体で(笑)
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ひまわりが咲いてるよ!っと思いきや造花でした。
なんでこんなところに、、しかも咲いている様な体で(笑)
少し空が明るくなってくる感じですかね。
2
少し空が明るくなってくる感じですかね。
陽が登る前の剱岳。
こういう景色が3日目にしてやっと見れた。
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陽が登る前の剱岳。
こういう景色が3日目にしてやっと見れた。
広がる雲海。
ご来光は近い。
唐松岳が見えてきた。
山頂にはご来光待ちの人達で溢れてます。
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唐松岳が見えてきた。
山頂にはご来光待ちの人達で溢れてます。
お、段々紫掛かってきました。
1
お、段々紫掛かってきました。
滝雲も。。
日の出前に幻想的だなー。
3
滝雲も。。
日の出前に幻想的だなー。
漸く、出てきたか。
3
漸く、出てきたか。
最後の最後でご来光を見れて良かった!感無量!
しかし涙とか出ず、この辺りは割とドライです。
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最後の最後でご来光を見れて良かった!感無量!
しかし涙とか出ず、この辺りは割とドライです。
振り返ると立山と剱にも陽が当たってきてますね。
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振り返ると立山と剱にも陽が当たってきてますね。
モルゲン剱。
唐松山荘直下のテン場。やはりちょっと少ないかな。
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唐松山荘直下のテン場。やはりちょっと少ないかな。
唐松岳頂上山荘に到着。
ザックをデポして山頂目指す。
唐松岳頂上山荘に到着。
ザックをデポして山頂目指す。
山頂到着。さっきご来光見に来てた団体さんはみんな降りた後でガラガラ、暫し山座同定を楽しむ。
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山頂到着。さっきご来光見に来てた団体さんはみんな降りた後でガラガラ、暫し山座同定を楽しむ。
穂高に槍が見える。
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穂高に槍が見える。
左に目をやると昨日ガスガスだった五竜が鎮座。
やっぱカッコいい山だなー。
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左に目をやると昨日ガスガスだった五竜が鎮座。
やっぱカッコいい山だなー。
不帰のキレットと白馬方面。
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不帰のキレットと白馬方面。
雲海はまだあるね。
そろそろ下山します。
ここはいつも後ろ髪を引かれる思いで下山します。
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雲海はまだあるね。
そろそろ下山します。
ここはいつも後ろ髪を引かれる思いで下山します。
不帰の景と唐松岳。
不帰の景と唐松岳。
不帰の曲。
歩いてきた稜線。
五竜の向こうに鹿島槍ヶ岳も見えてきた。
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歩いてきた稜線。
五竜の向こうに鹿島槍ヶ岳も見えてきた。
ここにもチングルマ。
ここにもチングルマ。
この絵面いいな。
3
この絵面いいな。
こっちがいいかな。
ケルンって写真映えするね。
3
こっちがいいかな。
ケルンって写真映えするね。
鹿島槍ヶ岳と五竜、ここらが最後の見納めかな。
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鹿島槍ヶ岳と五竜、ここらが最後の見納めかな。
マルバダケブキ。
マルバダケブキ。
ハッポウアザミかな?
ハッポウアザミかな?
ワレモッコウかな
ワレモッコウかな
ハクサンジャシン。
ハクサンジャシン。
タムラソウ
不帰の喫が微かに見え、天狗の大くだりも見える。
不帰の喫が微かに見え、天狗の大くだりも見える。
八方池が見えてきました。
八方池が見えてきました。
八方池から見る白馬だが肝心のところがガスってしまった。
2
八方池から見る白馬だが肝心のところがガスってしまった。
サンショウウオ
ウラジロヨウラク。
ウラジロヨウラク。
ホタルブクロ
八方のゴンドラに到着!
長かった〜!
2
八方のゴンドラに到着!
長かった〜!
リフトから見る白馬村、下界は曇ってた。
1
リフトから見る白馬村、下界は曇ってた。
白馬バスターミナルから白馬駅までバスに乗り、電車で信濃大町まで移動、ここから扇沢線のバスに乗る。
白馬バスターミナルから白馬駅までバスに乗り、電車で信濃大町まで移動、ここから扇沢線のバスに乗る。
扇沢駐車場に到着。
さてと温泉入って帰ろう!
2
扇沢駐車場に到着。
さてと温泉入って帰ろう!

感想

このコースはいつもの山仲間と昨年夏に計画していた山行だったが私が膝にダメージを負ってしまった為、流れてしまっていた計画でした。
しかしここの所、何とか膝の調子も良くなってきたので改めて行こう!ということになった。
3人の予定を併せるのは中々難しく、結局この3日間で予定したが天候は生憎の
雨やら曇りやらで、てんくらでも直前まで二転三転する予報にやきもきしていましたが結局蓋を開けてみれば初日から雨の中の出発となり、睡眠不足と雨でテンション下げまくりのスタートだった。
初日の宿泊地である冷池山荘に到着も雨の中のテント設営など気持ち的にも萎える
状況の中、一泊目終了。
ただ、二日目の出発する時は満点の星空がひらけて暫し見とれる様な時間があった。が、みるみる内に雲に覆われていき二日目は終始濃霧の中の山行でした。
そんなガスガスの中9時間近い歩行時間にも拘わらずテンションを維持出来たのは時折出てくる雷鳥やブロッケン現象、八峰キレットの様な秘境感漂う場所の通過によるものだ。
こういう天候だからか、すれ違う人も疎らだし、勿論追い抜く人もいなかったのでマイペースで進めたのも思いのほかストレスにならなかった要因かもしれない。
五竜山荘に到着したのはお昼ちょい過ぎでだったのでテン場での場所は色々選べたが、翌日の朝も早いのでテン場の奥や中心でバタバタやるより上の方でさっと撤収出来る場所に幕営し、山荘で軽食を摂る。
その後、テントに戻ると流石稜線上のテン場だけあって風が物凄い。
夜中の零時までずーっと吹きあれて二日目終了。
最終日、ヤマテンでは午前中は何とか晴れるとの予報なので期待をしつつやはり朝3時に出発、空を見上げると満点の星空、二日目の様に雲に隠れる事もない。
これは期待出来る。
この三日間の朝で一番体調もイイ!
高まるテンションを抑えつつ暗闇の中唐松岳に向かう。
唐松岳の山荘手前の牛首付近でご来光が見えた、周囲は雲海と
昨日、一昨日と見ることが出来なかった景色が広がる。
最後の最後で頑張ったご褒美をもらった様な景色だ。
冷池山荘辺りから山行時間とコースが被っていた大学の山岳部の連中はそのまま不帰の方に向かっていった、あの荷を担いでここまで来るのも大変だったと思うが流石に
更に先に行くとは頭が下がる思いで見送った。
唐松岳は積雪期しか来てないので冬とルートが全く違う為、違う山に来てるんじゃないかと思わせるくらいの印象でしたがマッタリとランドネ気分で下山出来た。
今回のコースで一番印象深いのはやはり八峰キレットとそこに聳えるキレット小屋
でしょう、いつか泊まってみたいと思わせる山荘だ。
五竜山荘の水はヤマレコでも頻繁に不味いと噂されていたので今回小型の浄水器を持っていったのは正解でした。

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