記録ID: 1234126
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍
【裏銀座】絶景独占!マイナールートの北アルプス!(扇沢〜蓮華岳〜船窪小屋〜不動山〜烏帽子岳〜烏帽子小屋〜野口五郎岳〜水晶岳〜鷲羽岳〜三俣小屋〜三俣蓮華岳〜新穂高)
2017年08月19日(土) ~
2017年08月22日(火)
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体力度
10
2~3泊以上が適当
- GPS
- 39:50
- 距離
- 57.7km
- 登り
- 5,034m
- 下り
- 5,334m
コースタイム
1日目
- 山行
- 8:46
- 休憩
- 1:30
- 合計
- 10:16
距離 12.5km
登り 1,980m
下り 943m
2日目
- 山行
- 7:43
- 休憩
- 2:42
- 合計
- 10:25
距離 11.7km
登り 1,373m
下り 1,307m
3日目
- 山行
- 8:51
- 休憩
- 1:55
- 合計
- 10:46
距離 15.5km
登り 1,124m
下り 1,124m
4日目
- 山行
- 7:28
- 休憩
- 0:53
- 合計
- 8:21
距離 18.0km
登り 557m
下り 2,006m
12:33
天候 | 1日目:曇り一時雨のち晴れ 2日目:晴れ 3日目:晴れ 4日目:上部はガス、下部は曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
◇竹橋〜扇沢 まいにちアルペン号 22:30 竹橋発 04:15 扇沢着 ■帰り ◇新穂高ロープウェイ〜松本 元々は、新穂高ロープウェイ13:40発の特急松本行に乗るつもりでした。 が、なんと運行期間が8/20まで・・・ 新穂高ロープウェイ発高山行き 13:46 新穂高ロープウェイ発 14:28 平湯温泉着 平湯温泉発松本行き 14:50 平湯温泉発 16:15 松本バスターミナル着 ◇松本〜自宅(青春18きっぷ) JR篠ノ井線・大月行 16:33 松本発 19:47 大月着 JR中央線・東京行 19:54 大月発 21:28 新宿着 埼京線で自宅最寄り駅へ。 普通電車乗り換え2回だけで松本から埼玉の自宅まで。 長かったけどラクチンでした。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険なところは多々あり。迷うようなところは、ほとんどなし。 コースのいたるところで花は満開(^^♪ ■扇沢〜針ノ木峠 ・今年は残雪が多いと思っていましたが、雪渓はだいぶ崩壊が進んでいます。先日のレコではノドの手前から高巻き道とありましたが、今は雪渓の取り付きから少し登るとすぐに左側の高巻き道へ。ノドの手前をトラバースして、今度は右側の高巻き道へ。雪渓歩きはかなり短い区間になっています。 ・上部は沢が多く、水も豊富。最終水場を過ぎたあたりから、急な登りで針ノ木峠へ。 ■針ノ木峠〜蓮華岳〜北葛岳〜船窪小屋 ・針ノ木峠を過ぎると、少し急な坂を登ったあとは、蓮華岳までなだらかな登り。 ・蓮華の大下りの下部はガレのクサリ場。かなり石を落としやすい道になっていますので、落石にはかなりの注意が必要だと思います。私も注意していたつもりでも、ひとつ、落としてしまいました。 ・北葛岳、七倉岳とそれぞれ、急な登り返し。 ■船窪小屋〜不動岳〜南沢岳〜烏帽子岳〜烏帽子小屋 ・この区間は急なアップダウンも多く、道も悪く、全体的に歩きづらいため、事前に思っていた以上に時間がかかりました。 ・船窪キャンプ場を下ったところに水場があります。梯子を下りる必要があったり、聞きしに勝る水場でした。水量はそれなりに。ここら先のコース上は、烏帽子小屋まで水場はありません。 ・船窪山(第一ピーク)を超えると、アスレチックが始まります。メインは船窪山第二ピークまで。 ・不動岳のは平らで広い山頂。立山、後立山方面の景色もよく、のんびりするにはいいところ。 ・南沢岳は、不動岳以上に広い砂礫の山頂。こちらものんびりするにはよいところ。 ・烏帽子岳には山頂直下に垂直のクサリ→トラバースカニ歩きのクサリ→ほぼ垂直の3mほどの岩登りが待ち構えています。岩登りに自信がない方はいかない方がいいと思いますが、結構なお年の方も行かれているようで。 ■烏帽子小屋〜野口五郎岳〜水晶小屋 ・景色もよく、人も少なく、非常に気持ちのよい稜線歩きの区間でした。 ■水晶小屋〜水晶岳〜鷲羽岳〜三俣山荘 ・さすがにここから先は人も増えます。 ■三俣山荘〜三俣蓮華岳〜新穂高ロープウェイ駅 ・双六小屋から弓折乗越まではアップダウンが続き、意外と長い。 ・弓折乗越から小池新道分岐までは長い下りで、これまた長い。北アルプスはどうしても、稜線に出るまで/外れてからが長い・・・ |
その他周辺情報 | どの小屋も食事がうまかったです。 ■船窪小屋 ・「窪」とつくくらいなので、窪地にある小屋なのかと思っていましたが、稜線沿いに立っており、景色のよい小屋です。晴れていれば槍ヶ岳を見ることができます。 ・定員30名程度のこじんまりとした小屋です。ちょうど満員くらいということでしたが、直前でキャンセルが入ったようで、私は4人のスペースを一人で独占! ・先代が7月末に引退されたということで、お子さんが跡を継いだということ(私は先代は知りませんが)。 ・到着時には、鐘を鳴らして迎えてくれます。その後のサービスもよく、気持ちよく滞在することができました。 ・夕食は山菜の天麩羅を中心としたおかずと、白馬産の紫米でした。囲炉裏を囲んでの食事で、味があってよいです。翌朝のお弁当は、白馬産紫米の🍙。 ・携帯は問題なく通じました。 ■烏帽子小屋 ・定員は30〜40名でしょうか。この日は4割くらいの埋まり具合といった感じでした。 ・周りは山に囲まれて、北アルプスの真ん中!という雰囲気があります。 ・近くに水場はありません。小屋で1ℓ200円で販売。 ・夕食は名物ボルシチ。お弁当はおにぎり二つ。 ・携帯は通じません。2〜3分、キャンプ場方面に歩いて左側にあるヘリポートまで行くと通じました。 ■三俣山荘 ・山荘の正面にどーん!と槍ヶ岳が構えています。夕暮れ時のアーベンロートが非常にきれいでした。もちろん、左側には鷲羽岳もどーん!と迫力。 ・2年前、シルバーウィーク5連休の2日目、三俣山荘にテント泊したときに、小屋は布団ひとつに3人と聞いており、混雑する小屋だとビビッていました。実際には平日ということもあり、食事も1回転で終わるくらいでした(30人弱くらい?)。布団も8人スペースに3人くらい。 ・トイレがバイオになったということで、きれいでした。和式トイレですが。 ・夕食は鹿肉のシチューでした。南アルプスが鹿の食害で困っており、協力の意味でのメニューだということ。お弁当はしっかりした普通のお弁当で、ボリュームもたっぷり。おにぎりだとばかり思っていたので、ちょっとびっくり。 ・携帯は通じません。小屋で聞くと、鷲羽岳、三俣蓮華岳の8合目までいかないと通じないということでした・・・ |
写真
撮影機器:
装備
個人装備 |
ザック(40L)
ザックカバー
クッカー
ガスボンベ
コッヘル
昼ご飯(4食分)
非常食
ハイドレーション
水
酒(ウィスキー500ml)
レインウェア
ダウン
フリース(上下)
アンダーウェア(着替え)
Tシャツ短パン(帰り用)
帽子
手袋
ストック
ヘッドランプ
チェーンアイゼン
ライター
サングラス
地図
スマホ
カメラ
ロールペーパー
救急用品
サバイバルシート
予備靴ひも
携帯簡易トイレ
保険証
タオル
サンダル
Kindle
LEDランタン
バッテリー
|
---|---|
備考 | ・ハイドレーションのボトルを持っていって、チューブを忘れた・・・ ・余分なものが大かったのか、水が入る前(酒は入っている状態)で10kgを超えてしまった・・・ ・アイゼンは、現地でレンタルしてしまうのが正解だったかも。 |
感想
何か月か前から予定していて、早々にバスも予約していた裏銀座の縦走。
今年の夏は天候不順だったため、日程が近くになると、気が気でありませんでした。
金曜日の時点の予報で、☀→☀→☁→☂と、久々の晴れの週末。
途中の予報によっては下山も視野に入れながら決行!!!
いくらマイナールートとはいえ、久々に晴れた週末、それなりの混雑を予想していましたが、水晶小屋に出るまではかなり人も少なめ。
初日の午前中は雨も降ったものの、3日目まではいい天気。
それぞれのピークでは、ほとんど人もおらず、もうお尻に根っこが生えまくり。一度止まると、なかなか足が進みませんでした。
幸か不幸か、最近、山に行く機会も少なかったため山の体力が落ちており、また、まだ新しい靴に足がなじんでいないこともあり、途中で(特に下りで)足が痛くなり、早く歩くことができず、早々にノンビリ歩きを決め込みます。
その分、ノンビリと景色を楽しむことができました。たまにはこういう山歩きもいいものだと思いました。
今回もそれぞれの小屋で、色々な方と話をさせていただきました。毎日、早めに寝てしまったため、談話室での会話がなかったのは残念でしたが・・・
さあて、これからも天気はイマイチなようですし、今年はもう泊まりの山歩きは打ち止めかな・・・
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