竜ヶ岳の笹の稜線はGOOD! ただ最後の詰めは・・・
- GPS
- 07:33
- 距離
- 11.7km
- 登り
- 1,087m
- 下り
- 1,065m
コースタイム
12:40 - 13:20駐車場
天候 | 晴れ。 ただこの季節、若干霞み。 午後から黒い雲が出てきました。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
宇賀渓の道路に観光案内所と登山ポストがあります。 カードに記入して出発しました。 竜ヶ岳から石榑峠に下る途中、「重ね岩」の道標の向きが逆で、ルートが見つけられず、しばらく立ち往生しました。 峠から登ってこられた方がいて、やっと判明したのですが、あの状態はトラブルを生むと思います。 |
写真
感想
竜ヶ岳を歩いてきました。
南に稜線を辿って釈迦ヶ岳まで足を伸ばせるかと前日まで考えていたのですが、何のため? と考えてみると、登った山の数を稼ぎたいなんてどうでもいいことが理由だったりするのでやめよう。 と
前回の御池岳でのヒルの襲撃や藤原岳での谷底からの撤退など、けっこう怖いことになっている私の鈴鹿山行ですが、比良と同じく山々がそれぞれ特徴があって簡単には卒業させてくれそうにありません。
ルートは三重県側の宇賀渓から入ります。
早朝の涼しい時間帯の行動に味をしめて、そのつもりで自宅を出たのですが、往路の距離が予想以上に、というか、あまり考えてなかったので、宇賀渓に着いたのは結局5時40分でした。
道路わきの駐車スペースに入ってみると、大きくもない駐車場にもう車が一杯の上、テントまで張られていたのに驚きました!
さすが夏休みってことでしょうか?
空いていた最後のスペースに停めて、準備をして即スタートします。
宇賀渓はなんとなく昭和の香りが漂う懐かしい観光地で癒されます。
登山カードの記入、投函も済ませ、さらに奥に向かうとつり橋があり、キャンプ場のようです。
奥に滝が見えたので出発直後なのにさっそく寄り道します。
フリーのテントサイトは1泊ひとり500円
設備を誇るところではないですが、自然の中で動くにはいい拠点になりそう。
滝を眺めて少し時間を食ってしまい、あせる代わりに頭がのんびりモードに切り替わったみたいです。
登山口からの登り、チェック表では「北へ上りながら左の尾根を越える」と。
1本隣の沢に移るルートを確認しながら進みます。
その後は左右からの支沢の合流を確認しながら現在位置を把握しようとするのですが、右を見て、左を見て、後ろを見て、前を見て、・・・もう分からない!
はだかの土山ならともかく、木の生い茂るなか、地形を見るのは至難の業(汗)
そういう時は「もうしばらく進むと、右に崖の崩落跡が見えるから、その先の沢の合流点がポイント」 と次の目標を設定して進みますが・・・分からない!
私は練習のつもりで地形図を片手に持ったまま歩いています。
ほとんど常に見返しながら歩いているのに現在位置を見失うなんて・・・??
これは何かの練習になっているのか? と当然の疑問は出てきますが、いくつかポイントを飛ばしてやっと地形を判別できた標高820mポイントで無理やり自分をほめてやります。
気を取り直し、笹の茂る稜線に出るととたんに榑視界は開け、足も軽く進みだします。
竜ヶ岳山頂では、一昨日常念岳に登ったという若い男性と言葉を交わします。
男性は中道を宇賀渓方面に下りていき、私は西尾根から石榑峠(いしぐれとうげ)に向かって下ります。
途中にあった「重ね岩」の道標の矢印が逆を向いていたことで、道を見失い右往左往した件は写真コメントの通り。 下から登ってきた方に聞いてやっと事情が飲み込めて先に進むことができました。
峠に下り、さらに下ると山麓一帯の公園のような雰囲気になり、道標の数も増え、道も管理の行き届いた歩きやすいものになります。
「砂山」(名づけた人は、何を見てそう名づけたのか聞いてみたい)での昼食はいつもの通りおにぎりと松茸のお吸い物、コーヒー。
せっかくのストーブを、お湯を沸かす以外のことに使ってみたくなりました。
もうほとんど下りているので、砂山からは地図を見るまでもなく一直線に駐車ポイントに向かいます。
・・・ただ下山して出たところは出発点から遠く離れた場所でした。
駐車ポイントまではさらにバイパスを30分近く歩いたのが一番情けなかったですね(泣)
次の週末は、大きな景色を見に行きます。
樹林帯の地形は読みにくいですね。
地形図に表現されない細かい沢や尾根も多いですし。
道標の向きが逆とは・・・間違いのもとですね。
鈴鹿の山の中では比較的メジャーな山ですから、直してもらいたいと思います。
道標も必ずしも合っているとは限らないので、確認は必要ですね。
間違いに気づけるようだと、なお良いのですけどね
尾根道を登っているときはチェックポイントは分かりやすく、比較的自信を持って進めるのですが、ルートが斜面をトラバースしていたり、おっしゃるような樹林帯を抜けるような道ではまだまだ未熟者です
地形だけに集中する山行のトレーニングを何度か積むことで、危険予知能力は高められるらしいのですが、 その域にはまだとても届かなくて・・・
地形図をただの道案内図で終わらせない楽しみ方を見つけたいものです
鈴鹿は中南部の山には殆ど登ったことがないんです。
竜ヶ岳、御在所、釈迦ヶ岳に鎌ヶ岳
ホントに魅力的なんですけど、強敵ヒルのイメージが強烈で・・・
地図読みは・・・
難しいですよね
使ってくうちに慣れていくしかないのでしょうね
私も、比良にしろ鈴鹿にしろ良い勉強になってます
竜ヶ岳登ったことあります!って思いながら見始めたら、何か違う・・・
私が登ったのは正月だったから?
いやいや、竜ヶ岳ちがいでした〜(笑)
私が行った竜ヶ岳は富士山の展望の山です。
竜ヶ岳はこんなところにもあったんですね!
沢や滝、すがすがしいですね
お天気も良くて、写真を見ているだけで爽やかな気分になります。
晴れの日の光を浴びた水の流れって素敵ですよね。
それにしても無事に帰還されて良かったです。
来週はどちらに行かれるんですか?
レコ楽しみにしてますよ
鈴鹿のヒルは確かによく話に聞きますね
ただ私が遭遇したのは藤原岳の西尾根を下りた真ノ谷で1匹と、御池岳の北西尾根で靴についてた数十匹
御在所岳や雨乞岳、鎌ヶ岳では見ませんでしたよ。
今回の竜ヶ岳でもいそうな気配もなかったです
咬まれて血を流した経験がないのが幸いして、それほど私の中で拒絶反応はないようです。
それより楽しいことを見つけることに忙しくしていたいじゃないですか
・・・とはいえ、蜂が飛んでいると体が硬直してしまう私は偉そうに言えませんが
山の名前は登録商標ではない分、全国を見ると同じのをよく見ますね。
自宅の近くに 「袴腰山(はかまこしやま)」というのがあって変わった山名だと思っていたら、北海道や青森、静岡なんかに 「袴腰岳」という山があるのを知りました。
そんなに重なるようなありふれた名ではないと思うのですが・・・
この週末は、いままで経験していないものを楽しみに出かけてみます。
ワクワクですよ
なんだか、山の形が想像できるような…
きっと形のいい山なんでしょうね〜
週末のご計画、気になります
かなり気になってます(笑)
hariさん、食いつきが良すぎます
山の の私は、毎回の山行が初体験の連続で、単独なのにテンション上がり過ぎ の怪しいおじさんになっています。
そこにあるもの 、そこで起こること 、そこで出会う人 、いろんなことで喜びたいですよね
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