爺ヶ岳・鹿島槍ヶ岳
- GPS
- 29:49
- 距離
- 24.5km
- 登り
- 2,548m
- 下り
- 2,554m
コースタイム
5:10 扇沢市営駐車場
5:16 臨時登山相談所
6:05 ケルン
8:04 種池山荘 8:24
9:13 爺ヶ岳南峰山頂(2670m)
10:44 冷乗越
10:57 冷池山荘 12:15
13:14 布引山山頂(2683m)
14:20 鹿島槍ヶ岳山頂(2889.7m)
15:55 冷池山荘
2日目
6:00 冷池山荘
7:08 爺ヶ岳南峰
7:59 種池山荘 8:50
11:00 扇沢市営駐車場
天候 | 両日とも晴れだったが、初日はガス、二日目は快晴 |
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過去天気図(気象庁) | 2011年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
前日の夜に茨木駅で集合して、扇沢に午前1時過ぎに到着、既に無料駐車場(登山口の川を挟んだ対岸に30台、道路の反対側に10台)は車で一杯でした。登山口から500m程過ぎた左に市営駐車場があります。そこで、夜明けまで仮眠し、扇沢駅(ここは有料駐車場で200台は置けそうです)に行き、トイレと飲料水を確保した上で、また市営駐車場に駐めました。少しでも登山口に近い方が、帰りは登り(トンネルの中を通り10分かかりました)になるため、楽です。
登山道は、稜線までは石畳を除き、土混じりの道が中心です。稜線から上は、ガレ場があったり、岩が主体の道に変わります。いずれも良く整備された道で、鎖場やハシゴなどの危険な箇所はありません。一箇所だけ雪渓をトラバースする場所がありますが、小屋の従業員?がカットしてくれていました。
冷池山荘は、定員250名の大きな山小屋ですが、さすがにハイシーズンだけあり、予約の上11時過ぎに手続きをしたにもかかわらず、一つのふとんに2名という状態でした。見ず知らずの他人と肩触れあってしか横になれず、寝返りも打てません。おまけに人の体温で暑くて、とても寝付けるわけもありません。20:45の消灯から何時間か過ぎた頃、何回か寝ては起こされで、ようやく朝を迎えました。今度は鹿島槍への朝出発組が3時過ぎから起き始め、また寝られません。
これなら、重くてもテント泊が良さそうです。ただ、冷池山荘のテント場は歩いて8分も登ったところにあり、トイレも水も小屋利用と不便です。
11時過ぎに冷池山荘に着いた我々は、ゆっくり赤ワイン付き昼食を摂った後、ガスっているにもかかわらず、鹿島槍ヶ岳に向かいました。途中コマクサが1箇所だけあり、つがいの雷鳥にも出会いました。多くの高山植物を見ることが出来ましたが、最も多かったのがシャクナゲ、コバイケイソウで、イワカガミ、チングルマやミヤマキンポウゲも多く見かけましたが、高山植物の女王コマクサはこの場所でしか見れませんでした。雷鳥は昨年の立山以来ですが、このつがいは人慣れしており、登山道でさかんに砂浴びをしているので、遠慮してなかなか側を通れませんでした。
冷池山荘の生ビールは900円ですが、2階の談話室や外のベランダでも飲めます。宿泊者に1Lの水しか配給されず、歯磨きもこの水でしろという厳しい条件の中、この生ジョッキは格別でした。
扇沢から車で15分ほどの大町温泉郷薬師の湯は、大人600円ですが、小屋に500円の割引券が置いてあります。中で新館と旧館の二つに分かれており、我々は新館に行きました。単純温泉(弱アルカリ性低張性中性高温泉)だそうですが、透き通ったきれいな湯でした。
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