夏の終わりにやっと晴れた月山
- GPS
- 04:55
- 距離
- 10.9km
- 登り
- 917m
- 下り
- 924m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
コース状況/ 危険箇所等 |
■危険個所は特になし。鍛治月光の急坂は岩のスリップに注意。 |
写真
感想
梅雨明けしてまともに晴れたためしがなかった今年の夏だが、ようやくスッキリとした青空が広がった。前日姫は「穂高に行ってくる」と言ってザックを背負って出て行った。日曜の朝に上高地に入って岳沢〜重太郎新道〜吊尾根で奥穂に向かうらしい。TONOは仕事があるし一緒には行くわけにはいかないので、近場の月山に行くことに。先週は熊に脅かされたので今回は人が多い山を選択した。
前夜一人で飲み過ぎたせいで軽い頭痛。おまけに夜間の冷え込みで猫がくっついて寝ていたせいで寝がえりが打てず右背部も攣った様に痛い。起床時間が遅れて出発は8時半になってしまった。本当は鶴岡側の8合目から歩いてみたかったのだが、目的地をナビ入力したら到着は11時過ぎ。今回はあきらめいつものように姥沢を目指した。
姥沢に到着するともうほぼ満車状態で最奥のわずかに空いたスペースに駐車。駐車場からは青空の下に湯殿山〜姥が岳〜月山の姿。今年の夏一番の快晴なのではないだろうか。さて時間も遅いし、熊も怖いし今回は往復リフトで楽をする。
リフト上〜姥が岳に上がる。姥が岳西側から湯殿山を観察。来季の残雪期には今期に敗退した湯殿山〜姥が岳を繋いで歩こうと誓う。小休止して先へ進む。P1688〜柴灯森を巻いて登山道は金姥〜牛首と伸びている。牛首から鍛治月光の急坂に入る。ここは雪がある方が登りも下りも楽だと感じる。登り下りのすれ違いで渋滞が発生していたが、足を休めながらユックリ登る。鍛治神社を過ぎて一登りすると傾斜が緩み山頂部分の平坦地に到着。多くの登山者が休憩している。
頂上小屋でトイレを済ませ、やや鶴岡側に行った場所でザックを下して大休止。姫からラインで前穂の山頂の写真が送られてきた。穂高も快晴の様だ。東側に広がる草原地を見てのんびりしたひと時を過ごす。いつか肘折までの道を歩いてみたいが熊との遭遇は必至か・・・
下山は牛首から稜線を離れ、もっと早い時期なら雪渓が残るカール地形へ。木道を淡々と歩く。リフト上との分岐まで行くと直接姥沢に下る登山者も比較的多い。これだけ人がいれば熊も出てはこなそうだが、チケットは往復で購入してあるので予定通りリフトへ向かう。リフトの下にはオヤマリンドウとヨツバヒヨドリがたくさん咲いていた。そして2000kmを旅する蝶・・アサギマダラが羽を休めていた。
もう花は終わっていると思ったがさすがは花の百名山だ。手軽にアプローチできるところにこんな素晴らしい山があることに感謝です。(TONO)
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