小4息子と登る最北の百名山『洋上の利尻山』[北麓野営場からピストン]
- GPS
- 08:00
- 距離
- 12.8km
- 登り
- 1,577m
- 下り
- 1,573m
コースタイム
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
船
料金:大人4280円、小学生2140円(2等・往復) 時刻表:http://www.heartlandferry.jp/timetable/ ※稚内港の駐車場料金:1000円/日 ◆利尻島(鴛泊)の宿 ⇔ 登山口(北麓野営場) 宿を登山プランで予約し、宿から登山口まで送迎 |
コース状況/ 危険箇所等 |
★登山道整備度:4(良5・4・3・2・1悪)階段や木道、鎖等の整備度 ★体力難易度 :3.5(難5・4・3・2・1易)歩行距離、累積標高差、急登等 ★技術難易度 :1.5(難5・4・3・2・1易)鎖場、アイゼン等の頻度や時間等 ★登山道の眺望:4(良5・4・3・2・1悪) ★山頂の眺望 :5(良5・4・3・2・1悪) 【すれ違った登山者の数:20人程度、シマリス2匹】 ◆利尻山は、環境保護のため、以下のルールを定められているので注意しよう。 ・携帯トイレを持って入山(400円/個、携帯トイレブースは6・8・9合目)。 ・ストックを利用する人は、先端部分にキャップをする。 ・頂上付近では小さな石でも沢など下方向へ落とさない。 ◆利尻島は、ヒグマ等の大型の哺乳類がいないので、熊鈴は不要。また、キタキツネもいないので、水場では、煮沸なしで飲料可能。 ◆登山道は、よく整備され、鎖場やロープ設置箇所等は無く、全体的に危険性のある箇所は少ない。ただし、9合目から山頂は、岩場の急登が多いので慎重に進もう。 ◆登山口から標高700m程度までは、エゾマツやトドマツの樹林帯歩きで眺望はあまり良くないが、6合目の第1展望台以上は、ハイマツ主体となるため、雄大に広がる利尻山麓や洋上に浮かぶ礼文島、そして稚内方面も一望でき、非常に眺望の良いルートが続く。 ◆利尻山は、花の百名山にもなっており、固有種も多い。花の見頃は7月頃になるが、この時期でも10種ほどの花は咲いていた。 ◆8合目にある避難小屋は、誰でも休憩することができる。あくまで避難小屋であるが、宿泊する場合は、マットやシュラフ等は必要。 ◆登山バッチは、鴛泊港周辺の各売店等で販売していた。(利尻山、利尻岳の2種類) |
写真
感想
今回の山旅は、小4の息子と夏休みの旅行を兼ねて北海道の百名山の中から手軽に登れる山をチョイスして3座登ることにしました。
北海道2座目は、今回の山旅のメインと考えていた「利尻山」です。
単独なら稚内から日帰りで登れる山ですが、子供と一緒ということで、今回は温泉宿に前泊するため、前日の最終便のフェリーで稚内から利尻島に向かいました。
アタック当日は、宿の車で朝4時半に登山口まで送迎してもらいました。
薄暗い朝の森ですが、利尻島は、エゾシカやヒグマ等の大型哺乳類がいないので、妙な安堵感を感じながら歩きました。
標高600mを超えると大きな樹木は少なくなり、眺望が開けてきます。
北側には、大海原に浮かぶ礼文島が見え、素晴らしい絶景を堪能しながら登り続けました。
生憎、8合目以降は、雲の中に入ってしまい眺望は無くなりましたが、小4Haruto君も無事に登頂することができました。
この日は、一昨日登った雌阿寒岳同様、風が非常に強い1日だったので、子供の状態を見て、最悪、8合目の避難小屋で撤退も想定していましたが、登山道の大半は、樹林帯や低木の中を進めたので、子供でも支障なく歩けて助かりました。
今回、利尻島の滞在時間は、丸1日でしたが、前日の夜には、採れたてのウニや刺身三昧、それに毛ガニなどの海の幸も十分に堪能できました。
登山では、8合目から見上げた山頂の存在感と眼下には感動の眺望が広がり、満足感が半端ない凝縮した利尻島でした。
<1座目の阿寒岳に戻る>
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1239863.html
<3座目の余市岳に続く>
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