巻機山・米子沢より
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- GPS
- 06:50
- 距離
- 11.7km
- 登り
- 1,364m
- 下り
- 1,348m
コースタイム
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
朝6時半過ぎに到着で9割以上埋まっていました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
米子沢は一般登山道ではありません。 沢登り経験と、ちゃんとした沢装備の無い方は入ることはできません。 |
写真
感想
関越道で向かう道中、群馬県側はどんよりと曇った天気で谷川連峰も雲の中でしたが、関越トンネルを抜けるとそこは別世界の青い空!長雨の合間に気持ちの良い天気にも恵まれて、噂に違わぬ素晴らしい名渓を楽しむことができました。
登山口の桜坂駐車場には6時半すぎに到着したが、さすが百名山人気でほぼ満車、ほとんどは一般の登山者だと思うけど皆さん早いです。
雨の多い夏だったせいか沢の水量も多そうで、普段よりも少し難易度は上がるのかなと思いながら、早速入渓する。
しばらく1kmくらいはゴーロ歩き、いつもは伏流になっているらしいゴーロも普通にザーザーと川になっている。
ゴーロが終わるあたりで、6人くらいの先行パーティに追いついて先に行かせてもらう。その先には誰も先行パーティはいなかった。
そこからは休む間もなく次々と滝が現れ、序盤の40m大滝は巻いたが、それ以外はほとんどの滝を直登または側壁を登ることができ、難しくはないがいろんな要素があって楽しい。安全を期してロープは3回出して登った。小さいながらもゴルジュ帯も面白く、へつりやシャワークライミング、そこを抜けた先に広がる大ナメのスラブ帯がまた綺麗で素晴らしい。振り返ると太源太山などの山並みも見えて景色も最高だった。
そして夢中になって登っていたらあっという間に源頭に近づいて最後は癒しの風景、穏やかな草原地帯となり、もう沢が終わってしまうのかと思うと残念だった。詰めの二股は右はロープが張ってあって進入禁止、左股を進んでしばらく行くともう避難小屋に続く踏み跡で終了。
避難小屋は綺麗でトイレもあり、水場も近いので、ぜひ次は泊まりに来てゆっくりしたいと思うような素晴らしいロケーションだった。
避難小屋からはたくさんの登山者に混じって巻機山の山頂を目指し、景色に癒されながらのハイキング、すぐに頂上に着いた。
景色を楽しんで満足して井戸尾根登山道を下山、標高差は1200mあるので結構歩き堪えはあったが予定よりも早く降りることができた。
麓の320円の温泉で汗を流して地元の人との触れ合いもあって、本当に大満足の山行、この沢に行くならぜひ天気の良い日を選んで行きましょう。
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