花々と雷鳥の白馬岳
- GPS
- 32:40
- 距離
- 21.5km
- 登り
- 2,418m
- 下り
- 2,404m
コースタイム
2日目 4:40頂上宿舎テント場-7:10鑓ヶ岳-8:20大出原分岐-10:00白馬鑓温泉-12:40小日向のコル-14:00猿倉
天候 | 晴れ☀時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
猿倉を起点に左回りに白馬三山をめぐるコースを歩きました。 トイレ、登山ポストは猿倉山荘前にあります。貸し軽アイゼンやパンなども置いてました。大雪渓はアイゼンがあった方が良いでしょう。上の小雪渓はかなりしっかりしたステップが切ってあるのでアイゼン無くても大丈夫かもしれません。(自己責任で・・) 尾根筋は特に危険な場所はありません。鑓温泉手前の鎖場は大したこと無いように見えますが、見た目よりも岩が滑りやすいので十分注意が必要です。私が通った時にも、足を挫いた方がいらっしゃいました。温泉から下にはまだしっかりした雪渓が残っています。ここもアイゼンが必要です。涸れた沢をトラバースするところもかなりザレているので滑落しないように十分注意が必要です。 |
写真
感想
とうとう大枚をはたいて別荘を手に入れました。床面積2平米。重さ1.3kg。
そして、記念すべきテン泊デビューは白馬三山を選びました。この山域は花の豊かなこと、種類・量とも国内有数です。天気は微妙な予報でしたが稜線ではまずまずの天気。日の入りとご来光こそは見られませんでしたが、ちょうど季節も良く素晴らしいお花畑を堪能できました。雷鳥にも逢い、まだまだ雪田の残る山の眺めも見事でした。写真を撮りまくること600枚超。
深夜に着いたにもかかわらず、駐車場がかなりいっぱいだったのには驚きましたが、登山道の混雑はさほどでもなく、村営白馬頂上小屋前のテン場は11時ごろに着いた段階ではまだ10張程で思っていたほどの混雑ではありませんでした。(3連休には250張設営されていたそうです。)
花はミヤマキンバイ、ハクサンイチゲ、イワベンケイ、コマクサ、ハクサンコザクラ、ヨツバシオガマ、ミヤマオダマキ、ニッコウキスゲがほぼ満開、チングルマ、ミヤマダイコンソウが終盤戦。クルマユリ、イワギキョウ、チシマギキョウはこれから本番といった感じでした。
2日目は、ご来光の時間を見誤まり、朝ごはんをのんびり食べている間に辺りが明るくなってきて、あわてて荷物をつめこんで稜線に出ましたが方角的にも山の影で昇る瞬間を見逃しました。それでも霞の中の幻想的な朝日を見ることができました。稜線を歩いて行くうちに鑓や白馬岳山頂にかかる雲も晴れてきて、素晴らしい眺め。剱岳もくっきり。
大出原のお花畑は大雪渓とは違う花が楽しめます。
鑓温泉への下りはかなり足にこたえます。温泉手前の鎖場は、一見大したことがないように見えますが岩が滑りやすく、すぐ前で一人足を怪我された方が小屋に運びこまれていました。鑓温泉から先は雪渓とザレた沢のトラバース続きます。小日向のコルまでは気が抜けませんが、そこから先は楽な道となります。
4年ぶりの白馬でしたが、カメラとテント合わせて5-6kg重くなった荷物はさすがに堪えました。
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