1day 鷲羽岳 (おまけ双六+三俣)
- GPS
- 10:17
- 距離
- 41.5km
- 登り
- 3,163m
- 下り
- 3,164m
コースタイム
- 山行
- 9:32
- 休憩
- 0:45
- 合計
- 10:17
天候 | 午前:晴れ 午後:ガス |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
⇔42km ↑3100m よく整備されており、ハイマツが足に当たって痛いってことはありませんでした。 感謝です。 |
その他周辺情報 | 直帰です。 |
写真
装備
個人装備 |
FT半袖L1
半袖
短パン
バンダナ
グローブ
アームウォーマー
|
---|---|
備考 | 消費:水2L(双六小屋で給水2回した) おにぎり3個 ゆで卵1個 クロワッサン2個 ジェル3個 塩タブ7個 余り:おにぎり1個 ジェル1個 塩タブ2個 ソイジョイ1個 |
感想
今年一番の会心のトレランが出来ました。
とても充実しました。
去年の笠ヶ岳の帰路である弓折岳から見た鷲羽岳。
一目惚れ。
1年間、鷲羽岳日帰りプランを検討しました。
新穂高からなら、日帰りでいけそうな目途が付いた。
ピストンでは味気ないので、双六岳と三俣蓮華岳を追加してみた。
三俣蓮華岳は、300名山だから行きたいのと、
富山と岐阜と長野の県境のため、三俣という名前が付いたというのを知り、ますます行きたくなった背景もある。
事前のシミュレーションでは11時間。
ぎりぎりだが、行けると判断。
あとはお天気と日程だ。
その日は突然訪れた。
金曜日の夜11時に、山行許可を取得。
2時間寝てから、家を出発した。
2時間しか寝ないでトレランするのは初めてだがやるしかない。
計画より30分遅れで駐車場をスタートする。
鍋平駐車場から新穂高にはショートカットするルートがあるので、車で登って来た道を行かないように注意してください。
まずは、小池新道までは林道はしり。
途中2か所水場があるので助かる。
小池新道は、石の上を歩きます。
傾斜も緩くてとても登りやすいルートです。
鏡平山荘で2時間半。計画より30分まいている。
なので休憩せず弓折分岐まで行くことにする。
3時間で弓折分岐到着。
ここでおにぎり1個とゆで卵1個を補給。
次に向かうのは双六岳だ。
途中ですれ違った登山者に「この先3分ほど登ったところに雷鳥の親子がいるよ」とアドバイスをいただき、テンションが一気に上がって来る。
今年はまだ雷鳥に会えていないのだ。
走れるトレイルだが、我慢して歩く。
熊鈴は鳴っちゃうけど。
すると真横から鳴き声が。
「クルックルッ」
可愛い鳴き声だ。
母親鳥だ。
俺の方に向かってくる。
すると俺の横を通り抜けて後ろの方へ走り出す。
すると二羽の子供がいた。
俺は完全に二羽の子供を素通りしてしまっていたのだ。
おそるべし保護色。
テンションの高いまましばらくすると目の前に鷲羽岳が見えてくる。
ど〜んっと。
双六小屋の後ろにね。
双六小屋初到着。
今日は軽量化のため、水は1Lしか担いでこなかったので水場で水をいただく。
ハイドレーションを一旦空にして、1Lを補給した。
次は双六岳を目指す。
双六小屋から登ること300mぐらいで到着する。
双六岳からは、笠ヶ岳の眺望が美しい。
そして誰もいない。
ちょっと寂しい。
なので即三俣蓮華岳を目指す。
若干のアップダウンがあったような気がするが、
三俣蓮華岳に到着した。
しかし、ここでも誰もいない。
寂しい。。。
すると視界に入って来たのは3つの三角点!
三角点が3つもある!
急にテンションがあがる。
人目もないことをいいことに、しばし三角点と戯れたのは私です。
最後は100名山でもある鷲羽岳だ。
鷲羽岳方面へ進むと、なんと2500mまで一回降りるのである。
せっかく稼いだ標高が。。。
三俣山荘から鷲羽岳へ登りあげる。
鷲羽岳山頂はガスに巻かれている。
登りの途中、風が強かったのでアームウォーマーとグローブを装着。
鷲羽岳は遠くからみたら、なだらかで穏やか印象だったが、
山頂が近づくにつれて、荒々しい山であることが分かった。
そして6時間丁度で、鷲羽岳山頂に到着。
すると、風がやみ、ガスが取れた!
暑いのでアームウォーマーを脱いだ。
そして、おにぎり1個とクロワッサン1個を補給。
鷲羽岳からの眺望が素晴らしすぎて、思わず地べたに座り、足を延ばしまったりしてしまった。
特に気に入ったのは、黒部五郎岳方面の眺望。
穂高連邦よりこっちの方が好き。
黒部五郎岳は、来年の宿題になっています。
時間に余裕があれば、水晶岳もなんてスケベ根性があったのですが、
水晶岳の手前にあるワリモ岳見て、即行かないことを決定する私であった。。。
後は巻道で下山だ。
三俣山荘をすぎたらガスに包まれてしまった。
午前中に山頂に到着できるのがトレランの醍醐味であることをしみじみ感じる。
これだからやめられない。
帰路の双六小屋で、おにぎり1個とクロワッサン1個を補給する。
そして水を1L入れて最後の下山に備える。
小池新道は、やっ〜っと下る。
林道は、ひ〜は〜っと下る。
そして新穂高へ到着。
人がいない。
そして初めて気が付く。
新穂高から出発する登山者は、泊りであり日帰りする人はいないことを。。。
最後のご褒美である、新穂高から鍋平駐車場への登り返しをやっつけて、
10時間17分でゴール。
人生最長行動時間を樹立。
同時に、充実感で満たされました。
そしてこのコースは、人が少なく静かな山行が楽しめます。
お話ししていただいた方、餌をいただいた方、道を譲っていただいた方ありがとうございました。
お疲れ様でした。
トレランする方って本当に凄すぎ。
実は、この日私もこの稜線を歩いているはずでした・・・
が、天気予報が悪くて中止したんです。なのに、予報は 直前に晴れに転向!
予定通りに山に入っていれば絶景、見れたんだなーって思いました。
maroeri さん。
コメントありがとうございます。
それはお気の毒に。
私の場合、天気図が読めないので、てんきとくらす+気象庁HP+レーダーナウキャスト+岳沢小屋スタッフブログなどの情報を総合して判断してます。
でもお天気悪くても楽しんでしまいますが。
私も登山靴持っていますが、トレランシューズにすると軽くて早くなりますよ。
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