白馬岳〜名にし負う花名山、稜線は花三昧〜

2011年07月24日(日) [日帰り]

• GPS: 08:45
• 距離: 15.4km
• 登り: 1,320m
• 下り: 1,894m

コースタイム

7:10登山口 - 12:20白馬岳山頂13:00 - 15:50猿倉

天候

曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

5:45栂池高原スキー場駐車場
6:20ゴンドラ - 6:50ロープウェイ - 7:10登山口

コース状況／危険箇所等

・栂池からの登り始めはぬかるみ状態でした。
・雪渓は軽アイゼンで軽快に下れました。

写真

7/23 8:03

×ミヤマハンショウヅル >> ○ベニハナイチゴ

7/23 8:04

イワイチョウ

7/23 8:11

残雪と池塘

7/23 8:11

綿化するチングルマ

7/23 8:13

ヒオウギアヤメ

7/23 8:13

イワオトギリ

7/23 8:13

タテヤマリンドウ

7/23 8:15

チングルマ

7/23 8:33

大岩が連なる白馬大池への道

7/23 8:52

待望の初見〜その1〜
タカネバラ

7/23 9:03

ハクサンシャクナゲ

7/23 9:12

ガスが取れ、緑と白い残雪とのコントラストも鮮やかに青い大池が姿を見せてくれた。

7/23 9:18

大池畔のチングルマ

7/23 9:23

大池畔のハクサンイチゲ

7/23 9:41

お馴染みハクサンコザクラ

7/23 9:44

チングルマの大花畑♪

7/23 9:47

×イワギキョウ >> ○チシマギキョウ

7/23 9:52

チシマギキョウ

7/23 10:09

クルマユリ

7/23 10:33

待望の初見〜その2〜
ミヤマアズマギク

7/23 10:36

待望の初見〜その3〜
タカネナデシコ

7/23 10:38

待望の初見〜その4〜
イブキジャコウソウ

7/23 10:40

タカネウスユキソウ

7/23 10:45

一瞬、ガスが取れた。魅惑的な稜線だ!

7/23 10:45

ハクサンフウロ

7/23 10:54

コバイケイソウ

7/23 10:55

見事なコバイケイソウの群落

7/23 10:57

待望の初見〜その5〜
ミヤマダイモンジソウ

7/23 11:19

待望の初見〜その6〜
出会えた! 女王コマクサ‼

7/23 11:25

砂礫のピークと残雪

7/23 11:30

タカネツメクサ

7/23 11:32

コマクサが其処此処に

7/23 11:36

待望の初見〜その7〜
シコタンソウ、白の縁取りといい、緑〜黄〜赤へのグラデーションといい、花弁の見事な美しさ!

7/23 11:37

待望の初見〜その8〜
ミヤマクワガタ、精緻な紋様が美しい!

7/23 11:38

タカネシオガマ

7/23 11:38

ミヤマクワガタ、群落

7/23 11:39

待望の初見〜その9〜
ウルップソウ

7/23 11:41

あれや、これや!(◎_◎;)

7/23 11:42

ぎっしり(^_^)

7/23 11:51

イワベンケイ

7/23 13:02

旭岳と花畑

7/23 13:05

ミヤマオダマキ

7/23 13:13

待望の初見〜その9〜
ウルップソウ

7/23 13:17

待望の初見〜その10〜
イワオウギ

7/23 13:23

イワカガミ

7/23 13:26

沢沿いのお花畑

7/23 13:27

オタカラコウ

7/23 13:33

×ミヤマシオガマ >> ○ヨツバシオガマ

7/23 13:39

咲き誇ってます!

7/23 13:42

待望の初見〜その11〜
シロウマタンポポ

7/23 13:45

なんか、ユニーク!

7/23 13:47

待望の初見〜その12〜
テガタチドリ

7/23 14:13

大雪渓‼

7/23 14:29

待望の初見〜その13〜
オオヒョウタンボク、本当に虫が葉っぱの真ん中に止まってるみたい!

7/23 14:49

雪渓表面の幻想的な霧の中を最後の登山者たちが登ってくる。

7/23 15:16

待望の初見〜その14〜
キヌガサソウ

撮影機器：

DMC-FX35 Panasonic

感想

yamaday

すかっとは晴れないものの、晴れ間はあるだろうとの予想のもと、満開の花が終わってしまわぬうちにということで、白馬に行ってきました。この夏は花の名山巡りということで登ってきましたが、白馬岳で仕上げです。

天気の方は残念なことに、ガスが基本でした、しかしながら、時折ガスの合間に一瞬姿を見せてくれた大池から白馬岳への途中の稜線は、残雪と岩稜と緑のコントラストといい、稜線と稜線の重なりといい、感動ものの一級品でした。晴天下に必ず戻ってくるよというルートの一つになりそうです。

ガスに阻まれた山行ではありましたが、花の名山の醍醐味は十二分に味わうことができました。いつか見てみたいと思っていた花、白馬岳でなければ見れない花、そんな花を今回幾つも見ることができました。曰く、ウルップソウ、コマクサ、シコタンソウ、オオヒョウタンボク、タカネバラ、ミヤマクワガタ、イブキジャコウソウ、キヌガサソウ。加えて、幾つもの種類の花が咲き誇る花畑があちこちに点在していました。

また、今回は高山病の気配もなく、快適な稜線歩き、花を求めての渉猟歩きができました。下りは大雪渓を降りましたが、3時頃は登る人も降りる人も少なく、雪で空気が冷やされて発生する幻想的な霧のなか、気持ちよい下山ができました。

白馬岳は名声に違いない花の名山でした。

コメント

usatako

はじめまして
yamadayさん、こんにちは。

このコース、日帰りですか。がんばりましたね。
同じ日に白馬に登っていたので、たぶん山頂付近ですれ違っていたと思います。

ちょっと花の名前が気になったので余計なお世話ですが

1枚目　ベニバナイチゴ
17枚目　チシマギキョウ(花弁に毛が見える)
23枚目　タカネヤハズハハコ
48枚目　ヨツバシオガマ

のような気がします。間違ってたらごめんなさい。

yamaday

コメント有難うございます。
usatakoさん、こんにちは。

夏の白馬岳の花はその種類の多さや花畑の規模といい、数といい、本当に素晴らしいですね。天気はイマイチだったものの行って良かったです！

花の同定ミスのご指摘有難うございます。にわかファンの浅薄同定ですので大変助かります。何れもご指摘の通りですね。ただ、タカネウスユキソウというのは、タカネヤハズハハコの別名ということで、使っていましたが、これはどうなんでしょう？

今後とも御指南含めよろしくお願いします！

usatako

ごめんなさい
タカネヤハズハハコをタカネウスユキソウとも呼ぶのですね。これは知りませんでした。おはずかしい

本当に白馬の花には圧倒されます。写真を撮ってばかりで、なかなか前に進めませんでした。

それから、私は日曜日は朝から鑓ヶ岳に向かっていたので、すれ違ってませんでした。 ごめんなさいね

yamaday

ご回答有難うございます。
usatakoさん、早速にご回答を頂き有難うございます。

あんなに花が咲いてたら前に進めなくて当然ですよね！
私も全くご同様でした。

そのうち、花の山でお逢いできるといいですね！