笠ヶ岳 ↑笠新道 ↓小池新道
- GPS
- 13:55
- 距離
- 28.1km
- 登り
- 2,444m
- 下り
- 2,441m
コースタイム
- 山行
- 13:09
- 休憩
- 0:47
- 合計
- 13:56
天候 | 薄曇り、晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
槍ヶ岳公園線の夜間通行止めは9月1日に解除され片側通行。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
一般道なので特別危険な場所はない。 |
写真
感想
はじめに
表紙のモデルさんに騙されて踏んでしまった方は残念でした。おっさんのつまらないレコなので戻ってください(^_^;) 以上。
いつでも行けるからと後回しになっていた笠ヶ岳です。当初は南アルプスの鳳凰山の予定だったのですが、途中で気分が変わったので笠ヶ岳に変更しました。と言うことで自転車を持ってこなかったのでクリヤ谷ー笠新道の周回は断念し、笠新道をピストンするつもりで登山開始。右俣林道は何度も歩いていますが、左俣は初めてでした。
思ったより早く笠新道入口に到着。もちろん真っ暗闇でしたがよく整備されており何の不安もなかったのですが・・・後続の登山者のクマ鈴の音が、せっかくの静寂をぶち壊してくれました。さっさと抜かしてくれれば良いのに着かず離れずのペースでどうにもならない。思わず「うるさい!」と叫びたくなりましたが、そこは暗闇歩きの同志ですので我慢しました。何しろ私があと1時間早く出発していれば良かっただけのこと。私も少しは大人になりました(笑)
でも百名山の一般ルートで先行者がすぐ近くにいるのにクマ鈴を鳴らすとか勘弁して欲しいです。そんなにクマが怖ければ真昼間に登れば良いのに・・・・
そんなこんなで快適な急登をのんびり登って展望が開けた場所へ出ました。できれば夜明け前にここまで登っておきたかったと後悔するも、それは素晴らしい場所でした。1ヶ月前ならさぞ素晴らしいお花畑が広がっていたことでしょう。
その後は笠ヶ岳山荘から下ってきた方と大勢擦れ違いました。なぜか皆さん、私の出発時間を聞いてくるのですが・・・余裕で日帰りできる行程だったので出発時間など確認してこないため、答え様がなくてすみません。私が出発時間を確認するのはギリギリの行程の時だけです。前回の薬師岳も出発時間を確認したのは下山後です。今後は聞かれることを意識し、確認してから出かけますね(^^ゞ
笠ヶ岳山荘は宿泊客を送り出してお掃除の真っ最中でした。私が本日一番のお客の様でした。忙しい中で丁寧に対応してくださり、大変好感のもてる山小屋でした。こんな山小屋なら大枚叩いても惜しくはないと、笠ヶ岳登頂後にラーメンを注文。インスタントとは言え、丁寧な調理でとても満足しました。
ここで登山計画変更を考慮。若い小屋番さんに鏡平経由で下山する場合の所要時間を聞きました。今までの経験から、単純に「鏡平まで何時間かかりますか?」という質問はNGです。「あなたがテント泊装備で鏡平までどのくらい時間がかかりますか?」と問うのが正解だと思います。何しろ登山者によってペースや体力、装備等に違いがあるので、前者の様な聞き方はNGなのです。私が聞かれる立場でしたら面倒なので「さぁ?」と答えます(笑)
あ、ちなみに私はアルプスに登る場合は紙地図を持参せず、頭の中に入れてくるだけなのでコース変更による所要時間を聞かざるを得なかっただけで、普通の登山者はコースタイムの載った地図を持参してるはずなので関係ない話でしたね。ちなみに無雪期アルプスの一般道で道迷いするほど方向音痴ではありません。でもちゃんとスマホアプリには鏡平や双六まで地図キャッシュを読んであるという用意周到さ。
笠ヶ岳から弓折岳は大変素晴らしい稜線でした。なぜこの稜線を歩かずして槍穂を縦走してしまったのか・・・常念山脈の時と同じ後悔再びでした。
最近は山ガモデルさんを撮らないことが多かったですが、秩父平で久々に素敵な方とお会いしたのでパチリ。横尾で働いているらしく、お休みをもらって笠ヶ岳まで行くとか。横尾!?上高地のお風呂で有名な横尾山荘ですかね!?私は上高地とは無縁なのでよく分かりません。バイトが終わったら長野県で職を探したいとおっしゃってました。こんな素敵な女性が全国から集まってくれれば、長野県の将来は安泰です。
そして遠くに双六小屋を眺めながら鏡平へ。地形や植生を見ると、本来ならクマさんの安寧の地だと思うのですが、人間に占拠されていて可哀そうだなと思いながら小池新道で下山。水晶、鷲羽、黒部五郎へは新穂高からナイトハイクで行こうと考えているので、その予習を兼ねています。急傾斜も危険箇所もなくダラダラとした面白みのない小池新道・・・初日は黒部五郎小屋か三俣山荘まで余裕で行けるのですから、わざわざ長い林道歩きをするよりも、やはり笠新道で一気に登り詰めた方がぜったい楽しいなと思いました。
笠新道入口では笠ヶ岳山荘で出逢ったソロの女性と再会。和歌山から1人で来て、私と同じく真っ暗闇を歩いていたらしい。散々文句を書いたクマ鈴の方じゃなければ良いが(^_^;) しばらくお話をしながら林道歩きをしました。一時は歩くこともままならない体調だったのに、今では笠新道を日帰りピストンしてしまう。還暦過ぎだというのに体力はもちろん、その行動力には驚かされました。山からもらえるエネルギーというのは凄いものなのだと思いました。
さて、薬師岳ですら偵察から5年も経って登れたので、黒部の源流域もいつ登れるかは分かりませんが、今回の偵察はとても有意義なものとなりました。あとは大町の七倉から入る手も残されているので、そちらも偵察してからになるかなぁ。
行くと解っていれば、裏技を伝授したのですが・・・・
登山口ゲートにある、日帰り温泉「ニューホタカ」前もって
電話で駐車させてもらうよう依頼しておくと、¥1000/日?にて
置かせてもらえます。管理人さんが見当たらない場合は、申し込みをした名前等を紙に書いて車のワイパーにはさんで解るようにして、下山時に支払うようです。
それにしても、北とは相性が良いようですね。
こんばんは。なるほど、それほど広くない駐車場でしたが、停めることもできるんですね。
相性、天気ですか、山ガさんですかね(笑)天気図を見た限りでは南アルプスより北アルプスの方が良さそうだったので、北アに変更しました。予想どおり昼前から南アルプスは雲に隠れてしまったので、今回は正解でした
お疲れ様です!そうですか!夜間通行止め解除されましたか!それは良いことを聞きました!つい先日 知らずにナイトハイクに出かけ
通行止めを知り、道の駅でゲートが開くのを待つ何百人と 一緒にスタートするなんてまっぴらごめん・・ってこと家に帰ってきちゃいました( ;∀;)
笠新道 気に入りましたか〜〜。
私は やっぱり もういいです笑
行くならクリヤ谷から入ってみたいですね(´∀`) 私も、熊鈴は付けて歩かないタイプなので、ガラガラ鳴らして歩く方、うるさいなぁと感じてしまいます。夜中なら尚更ですね。シモツケソウ、大好きです!‼ デンブ!笑
たしかに!!!!!
ちなみに 最後の写真、青い靴はモンベルですね?同じ靴 持ってます(´∀`)
すっきり槍もみえて最高の山旅でしたね‼
トミーさん、こんばんは。
まさかあんなに良い道が通行止めになるとは思いませんからね。随分と遠くに臨時駐車場ができていたので、シャトルバスも混雑したことでしょう。トミーさんが嫌になるほど笠新道の下りは大変なのかな!?
そう言えば燕岳で同じ靴を履いてましたかね。ソールでなんとなく同じかなと思いました。軽くて防水なので重宝してます。
シモツケソウ、そう思って撮ってきました。3大のうちの一つですもんね!
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