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Yamareco

記録ID: 1253182
全員に公開
ハイキング
谷川・武尊

谷川岳(中ゴー尾根↑保登野沢↓)

2017年09月10日(日) [日帰り]
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GPS
10:20
距離
17.4km
登り
1,802m
下り
1,802m

コースタイム

05:17 谷川温泉登山口出発
06:02 牛首
06:42 二俣(いわお新道・中ゴー尾根分岐) 06:48
07:02 中ゴー尾根入口
09:50 国境稜線直下(小休止) 10:12
10:20 国境稜線縦走路合流点
10:43 肩の小屋
10:49 谷川岳トマノ耳
11:03 谷川岳オキノ耳
11:32 天神ザンゲ岩
11:49 天狗の留まり場
12:14 熊穴沢避難小屋(いわお新道入口)
12:36 天神平・天神峠分岐
12:57 天神峠(小休止) 13:17
13:31 保登野沢入口
15:37 谷川温泉登山口帰着
天候 早朝より快晴、10時頃よりガスが上がりはじめる。13時頃よりガスが取れ、雲はあるが概ね晴れ。
過去天気図(気象庁) 2017年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
■往路:都内(01:10/0km)−首都高速−外環道−関越自動車道−水上IC(04:06/186km)−国道291号−<谷川温泉入口>−県道252号−登山口ゲート前(04:30/193km)

■復路:登山口ゲート前(15:58/193km)−県道252号−国道291号−水上IC−関越自動車道−<高崎JCT>−北関東自動車道−<岩舟JCT>−東北自動車道−<川口JCT>−首都高速(19:47/402km)

■駐車場:登山口(ゲート)付近に駐車場はありません。ゲートの手前右側に大きなスペースがありますが、「私有地・立入禁止」の看板があります。
山と高原地図には駐車可と書かれていますが、恐らくゲートの先の林道(車道)終点のスペースだと思います。
ゲート手前に1、2台、ゲート手前を左折した路肩に詰めて10台程度でしょうか。ゲートから林道終点までわずかな距離ですが、ヤマビル対策のためのゲートかしら...
マップコード:554 444 588*44
コース状況/
危険箇所等
■登山口(ゲート)〜二俣〜中ゴー尾根入口
ゲートを入り、暫し歩くと林道(車道)の終点です。普通に考えるとゲートは必要ない距離です。林道終点の方が駐車スペースはありそうです。この終点が駐車可と書かれている東大寮跡なのかも知れません。終点では、左手の河原へ向かう踏み跡と、川から離れ右手への踏み跡があります。道標はありませんが右手が正解で、すぐに明瞭な登山道があります。
左手に谷川を見ながらそれほど斜度もない歩きやすい登山道を歩いて行くと45分ぐらい、両岸が狭まった場所で河原に降り、最初の高巻きで越えます。道標は見当たりませんでしたが「牛首」辺りでしょうか。
その後も谷川の左岸を詰めていきます。本谷に流れ落ちる支流の徒渉はいくつかありますが最後まで本谷の徒渉はありませんでした。河原の通過が難しい場所は高巻きをしますが、増水で河原が歩けないと高巻きだけの通過はかなり難しいと思います。
牛首から3、40分ぐらい、枝沢を越えて左岸に上がります。しばらく行くと開けた場所に大きなケルンがあり二俣です。右手にいわお新道の入口があり、中ゴー尾根へはそのまま直進します。すぐに右手よりのヒツゴー沢(伏流)を渡ります。ヒツゴー沢から上がった所に中ゴー尾根入口の標識があります。

■中ゴー尾根
当初、中ゴー尾根の入口が簡単に見つかるか不安でしたが、二俣から主脈縦走路まで刈り払いがされていました。刈り払いがされていないと薮で入口が判りにくいと思います。
中ゴー尾根は取り付きから急登で、二足歩行では登れません。長いストックなどは邪魔だと思います。
途中、尾根筋の巨木が根から倒れ、登山道が崩壊している場所が3、4箇所あります。全く通れないわけではありませんが、気をつけて通過して下さい。
尾根筋の展望はあまりよくありませんが、いくつか越える小ピークは展望が開け、とくに俎山稜は目の前で迫力があります。
1500m辺りで樹林帯から出ると、谷川特有の森林限界です。森林限界に出ると大半が岩稜の狭い尾根になります。右手はヒツゴー沢、左手はオジカ沢、なかなか高度感があります。
明るい岩稜の尾根は、手掛かりも十分あるのでそれほど危険はないと思いますが、お助け類は少ないので踏み外したりするとタダではすみません。
最後の岩稜をよじ登るとなだらかな稜線が主脈縦走路まで続いています。

■天神尾根
たくさんのレコがあるので割愛します。

■保登野沢(谷川温泉への下山路)
天神平からでも天神峠からでも行くことができます。高倉山への分岐道標に谷川温泉の文字はありません。分岐を南東方向に進むと、保登野沢入口の標識があり谷川温泉への下山道があります。
入口付近は草が刈られていないのでチョット心配しましたが、登山道に入るとそれほど悪い道ではありません。途中に登山道が崩れて通れない場所が2ヶ所ありますが、立入禁止のテープが張られ迂回路ができています。
徒渉が4、5回あります。増水時は判りませんが、今回はすべて石飛びでクリアできました。
ヤマビルには要注意です。忌避剤を靴に振り掛けていましたが、途中3匹が靴底近くに付いていました。忌避剤のお陰で靴の上には上がれなかったようです。恐らく徒渉地点で迷って立ち止まったときに付いたと思われます。沢の途中でザックを降ろしたり休んだりするのは避けた方がいいと思います。
保登野沢を下るとホワイトバレースキー場のゲレンデに出ます。登山口へのショートカットもありそうですが標識が全くありませんので車道を歩きました。
谷川温泉水上山荘の先にあるゲートです。ここが中ゴー尾根への登山口になります。先行者はいないようですので、ゲートの左端に駐車しました。登山口に駐車場はありません。
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谷川温泉水上山荘の先にあるゲートです。ここが中ゴー尾根への登山口になります。先行者はいないようですので、ゲートの左端に駐車しました。登山口に駐車場はありません。
ゲート手前の右側に駐車スペースはありますが、私有地・立入禁止の看板があります。
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ゲート手前の右側に駐車スペースはありますが、私有地・立入禁止の看板があります。
中ゴー尾根に取り付く谷川沿い、帰路の保登野沢を歩くには「ヤマビル」対策が必要です。今回、忌避剤として「昼下がりのジョニー」を持ってきました。靴とパンツの裾にタップリ散布して出発します。
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中ゴー尾根に取り付く谷川沿い、帰路の保登野沢を歩くには「ヤマビル」対策が必要です。今回、忌避剤として「昼下がりのジョニー」を持ってきました。靴とパンツの裾にタップリ散布して出発します。
ワイルドな橋です。いまにも落ちそうな、って1枚落ちてるし、朽ちていそうな板だし、濡れているのとコケのせいで滑りやすいです。
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ワイルドな橋です。いまにも落ちそうな、って1枚落ちてるし、朽ちていそうな板だし、濡れているのとコケのせいで滑りやすいです。
橋が落ちています。だいじょうぶ、迂回路があります。
(暗いため明度補正をしています)
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橋が落ちています。だいじょうぶ、迂回路があります。
(暗いため明度補正をしています)
ワイルドなハシゴと最初の徒渉地点です(笑)。でも増水時は水量、水流とも大変なようです。
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ワイルドなハシゴと最初の徒渉地点です(笑)。でも増水時は水量、水流とも大変なようです。
6時少し前、だいぶ明るくなって来ました。谷川に沿って勾配も少ない歩きやすい登山道です。全体的に濡れているのはガスのせいかしら、ヤマビルがいそうな雰囲気です。
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6時少し前、だいぶ明るくなって来ました。谷川に沿って勾配も少ない歩きやすい登山道です。全体的に濡れているのはガスのせいかしら、ヤマビルがいそうな雰囲気です。
登山口を入って45分、河原に降り立ちます。どこを通るんだろう。標識はないけど、ここが牛首の辺りかな...
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登山口を入って45分、河原に降り立ちます。どこを通るんだろう。標識はないけど、ここが牛首の辺りかな...
左岸の岩を登り高巻きます。
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左岸の岩を登り高巻きます。
登った先にはお助けロープが張られていました。
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登った先にはお助けロープが張られていました。
ダルマ岩の蘊蓄が書かれているようですが、粉々で判読できません。
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ダルマ岩の蘊蓄が書かれているようですが、粉々で判読できません。
枯葉に埋もれた石仏がありました。そういえば今日はじめての神仏です。でも何でこんな所に、増水したら水没...安全を祈願して先を急ぎます。
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枯葉に埋もれた石仏がありました。そういえば今日はじめての神仏です。でも何でこんな所に、増水したら水没...安全を祈願して先を急ぎます。
正面に俎山稜が見えてきました。ピークは川棚ノ頭だと思います。
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正面に俎山稜が見えてきました。ピークは川棚ノ頭だと思います。
この辺りは増水すると高巻きを強いられると思いますが、見たところ高巻きもかなり困難そうです。
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この辺りは増水すると高巻きを強いられると思いますが、見たところ高巻きもかなり困難そうです。
明瞭な登山道が現れ、河原から離れると立派なケルンがあります。
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明瞭な登山道が現れ、河原から離れると立派なケルンがあります。
表記はありませんが、ここが「二俣」のようです。いわお新道と中ゴー尾根の分岐です。驚いたことに中ゴー尾根の方向は薮が刈り払いされています。
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表記はありませんが、ここが「二俣」のようです。いわお新道と中ゴー尾根の分岐です。驚いたことに中ゴー尾根の方向は薮が刈り払いされています。
ケルンには山域の概念図が描かれた金属プレートがはめ込まれています。ヒツゴー沢とオジカ沢の間の尾根を登ります。
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ケルンには山域の概念図が描かれた金属プレートがはめ込まれています。ヒツゴー沢とオジカ沢の間の尾根を登ります。
見上げると俎(マナイタグラ)山稜と川棚ノ頭です。
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見上げると俎(マナイタグラ)山稜と川棚ノ頭です。
幕岩ノ頭と幕岩尾根をアップに...青空が広がってきました。
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幕岩ノ頭と幕岩尾根をアップに...青空が広がってきました。
日当たりのいい河原に下りて小休止です。行動食を詰め込み、温かくなってきたのでこれからの急登に備えレイヤリングを替えました。
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日当たりのいい河原に下りて小休止です。行動食を詰め込み、温かくなってきたのでこれからの急登に備えレイヤリングを替えました。
河原を離れて伏流のヒツゴー沢を渡るとすぐに中ゴー尾根入口の標識がありました。薮で入口が見つかるか心配だったのですが、きれいに刈り払いされていました。
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河原を離れて伏流のヒツゴー沢を渡るとすぐに中ゴー尾根入口の標識がありました。薮で入口が見つかるか心配だったのですが、きれいに刈り払いされていました。
刈り払いがされていても急登は変わりません。二足歩行では登れません。あまりきれいに刈られると手掛かりがないよ...贅沢な文句を言いながら最初のピークです。
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刈り払いがされていても急登は変わりません。二足歩行では登れません。あまりきれいに刈られると手掛かりがないよ...贅沢な文句を言いながら最初のピークです。
急登ですので一気に高度を上げる感じです。下から見上げていた俎山稜が目の前に迫ってきました。左に伸びる尾根は幕岩尾根です。
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急登ですので一気に高度を上げる感じです。下から見上げていた俎山稜が目の前に迫ってきました。左に伸びる尾根は幕岩尾根です。
国境稜線も見えてきました。中央のポコッはオジカ沢ノ頭です。
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国境稜線も見えてきました。中央のポコッはオジカ沢ノ頭です。
音を立てて流れ落ちる滝...オジカ沢の渓観です。
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音を立てて流れ落ちる滝...オジカ沢の渓観です。
さらにオジカ沢上流部。
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さらにオジカ沢上流部。
天神尾根を見上げると、肩の小屋がチョコっと...稜線上を歩く登山者の姿が見えます。
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天神尾根を見上げると、肩の小屋がチョコっと...稜線上を歩く登山者の姿が見えます。
天神山です。帰りは天神峠から保登野沢を下るつもりです。
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天神山です。帰りは天神峠から保登野沢を下るつもりです。
ナナカマドとヒツゴー沢の源頭です。ヒツゴー沢は2級程度のようなので詰めてみたい気もしますが、もうアルツハイカーには無理かなぁ...
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ナナカマドとヒツゴー沢の源頭です。ヒツゴー沢は2級程度のようなので詰めてみたい気もしますが、もうアルツハイカーには無理かなぁ...
俎瑤箸曚榮韻弦發気泙播个辰討ました。こちらはオジカ沢の源頭です。奥に見える山は小出俣山だと思います。
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俎瑤箸曚榮韻弦發気泙播个辰討ました。こちらはオジカ沢の源頭です。奥に見える山は小出俣山だと思います。
ナナカマドの実が色付きはじめました。バックはオジカ沢ノ頭から俎瑤悗領農です。簡単に行けそうな気がしますが、稜線特有の薮があるんでしょうネ。
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ナナカマドの実が色付きはじめました。バックはオジカ沢ノ頭から俎瑤悗領農です。簡単に行けそうな気がしますが、稜線特有の薮があるんでしょうネ。
国境稜線のオジカ沢ノ頭です。まだトンガリは見えません。
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国境稜線のオジカ沢ノ頭です。まだトンガリは見えません。
中ゴー尾根は森林限界に出ると多くが岩稜で、小ピークをいくつも超えていきます。
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中ゴー尾根は森林限界に出ると多くが岩稜で、小ピークをいくつも超えていきます。
ガリーは手掛かり多く登りやすいです。お助け類はあまりないので踏み外したりするとタダでは済みません。
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ガリーは手掛かり多く登りやすいです。お助け類はあまりないので踏み外したりするとタダでは済みません。
草付きを登ると中ゴー尾根も終盤、穏やかな稜線に出ます。
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草付きを登ると中ゴー尾根も終盤、穏やかな稜線に出ます。
急登を登り切ると...
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急登を登り切ると...
国境稜線まで穏やかな登山道が続きます。
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国境稜線まで穏やかな登山道が続きます。
肩の小屋が近づいてきました。
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肩の小屋が近づいてきました。
国境稜線も目の前です。
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国境稜線も目の前です。
歩き出して5時間、中ゴー尾根の急登でだいぶエネルギーを使いました。小休止で腹ごしらえをします。
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歩き出して5時間、中ゴー尾根の急登でだいぶエネルギーを使いました。小休止で腹ごしらえをします。
稜線に立つとガスに覆われるパターンが続いていますが、今回もガスが上がって来ました、チョット早いですが、オジカ沢ノ頭に乾杯!
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稜線に立つとガスに覆われるパターンが続いていますが、今回もガスが上がって来ました、チョット早いですが、オジカ沢ノ頭に乾杯!
振り返って登ってきた中ゴー尾根です。優しそうに見えますが、この先が急峻に落ちています。下山路としては使いたくないなぁ...
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振り返って登ってきた中ゴー尾根です。優しそうに見えますが、この先が急峻に落ちています。下山路としては使いたくないなぁ...
主脈縦走路にある中ゴー尾根の分岐道標です。国境稜線上に登山者の姿は見えません。
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主脈縦走路にある中ゴー尾根の分岐道標です。国境稜線上に登山者の姿は見えません。
二度あることは三度ある。三度目の正直はありませんでした。ガスガスでなぁ〜んも見えません。
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二度あることは三度ある。三度目の正直はありませんでした。ガスガスでなぁ〜んも見えません。
さっさと帰りましょう。
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さっさと帰りましょう。
肩の小屋はたくさんの登山者が休んでいたので寄りませんでした。
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肩の小屋はたくさんの登山者が休んでいたので寄りませんでした。
天神尾根は登りの行列ができています。小さな子供達、一生懸命登る姿は微笑ましいのですが、渋滞や待ち時間は大変です。
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天神尾根は登りの行列ができています。小さな子供達、一生懸命登る姿は微笑ましいのですが、渋滞や待ち時間は大変です。
天神尾根から見た中ゴー尾根です。この角度、チョット盛っているかも...
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天神尾根から見た中ゴー尾根です。この角度、チョット盛っているかも...
右が天神山、左奥が高倉山です。谷川温泉に下る保登野沢は両山の間を南東方向に下ります。高倉山の鞍部に天神平が見えています。
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右が天神山、左奥が高倉山です。谷川温泉に下る保登野沢は両山の間を南東方向に下ります。高倉山の鞍部に天神平が見えています。
熊穴沢避難小屋まで降りてきました。ここは今朝通ってきた二俣へ下る「いわお新道」の入口です。今回はまだ時間があるので天神峠から保登野沢を下りますが、時間が無いときはここを下る選択肢もありました。
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熊穴沢避難小屋まで降りてきました。ここは今朝通ってきた二俣へ下る「いわお新道」の入口です。今回はまだ時間があるので天神峠から保登野沢を下りますが、時間が無いときはここを下る選択肢もありました。
ところが、いわお新道の入口にはロープが張られ注意書きがありました。通行禁止というわけではないと思いますが、谷川本谷の増水状況が判らないと危険だからでしょう。
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ところが、いわお新道の入口にはロープが張られ注意書きがありました。通行禁止というわけではないと思いますが、谷川本谷の増水状況が判らないと危険だからでしょう。
天神平から保登野沢へ向かった方が早いのですが、天神峠には未だ行ったことがないので、この分岐を天神峠へ向かいます。
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天神平から保登野沢へ向かった方が早いのですが、天神峠には未だ行ったことがないので、この分岐を天神峠へ向かいます。
天神平を俯瞰します。
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天神平を俯瞰します。
天神峠に来ました。実は期待をしていた自販機はありましたが、炭酸類は全て売り切れでした。
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天神峠に来ました。実は期待をしていた自販機はありましたが、炭酸類は全て売り切れでした。
13時になりました。天神峠から見た谷川岳です。山頂付近のガスは取れました。
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13時になりました。天神峠から見た谷川岳です。山頂付近のガスは取れました。
白毛門と朝日岳です。
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白毛門と朝日岳です。
小出俣山とオゼノ尾根が気になります。
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小出俣山とオゼノ尾根が気になります。
天神峠にある天満宮です。リフトの係員は登山道は整備されていないようです、って心配気味でしたが、保登野沢下山の安全祈願をして天神峠を下ります。
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天神峠にある天満宮です。リフトの係員は登山道は整備されていないようです、って心配気味でしたが、保登野沢下山の安全祈願をして天神峠を下ります。
リフトの係員は「谷川温泉」への標識があると行っていましたが、見当たりませんでした。でも、保登野沢入口の標識がありました。忌避剤をタップリと散布して下ります。
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リフトの係員は「谷川温泉」への標識があると行っていましたが、見当たりませんでした。でも、保登野沢入口の標識がありました。忌避剤をタップリと散布して下ります。
整備されていないと言われた登山道、どうしてどうして、多少枝がウザイことを除けば、立派な登山道です。全体的に緩やかな傾斜で、膝に優しい下山道です。
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整備されていないと言われた登山道、どうしてどうして、多少枝がウザイことを除けば、立派な登山道です。全体的に緩やかな傾斜で、膝に優しい下山道です。
徒渉は4、5回あります。特に困難な徒渉はなく、濡れずに渡れます。しかし、徒渉点を迷って立ち止まると、ヤマビルの出番です。
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徒渉は4、5回あります。特に困難な徒渉はなく、濡れずに渡れます。しかし、徒渉点を迷って立ち止まると、ヤマビルの出番です。
ホワイトバレースキー場から車道を歩いてチョット遠回りをしましたが、自販機でコーラをゲットして、飲みながら戻って来ました。お疲れ〜...
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ホワイトバレースキー場から車道を歩いてチョット遠回りをしましたが、自販機でコーラをゲットして、飲みながら戻って来ました。お疲れ〜...

感想

以前から中ゴー尾根を登りたいと思っていた。
そしてこの時期は登れない本家谷川岳の俎山稜を近くで見たい...

しかし、登山口から中ゴー尾根入口までの谷川本谷周辺にはヤマビルが生息する。また下山コースに予定している保登野沢にもたくさんのヤマビルが生息しているらしい。
そこでヒル対策の忌避剤をネットで調べ、よさそうな感じの「昼下がりのジョニー」をアマゾンでポチッ。

本当は秋の紅葉の時期に行きたかったが、秋に山に行けるかの保証はないし、秋の天神尾根は大渋滞するだろうから、時間が取れたこの時期、好天も期待できそうだったので行くことにした。

二俣までは、前半は左手に谷川を見ながら歩きやすい登山道で、昔はそれなりに賑わった登山道かも知れないが、あまり歩かれている形跡は見受けられない。
後半は牛首辺りだと思うが、河原に降り立つ。何回か左岸を高巻くが、増水して河原が歩けないと厳しい登山道になりそう。

二俣から中ゴー尾根は刈り払いがされていたのには驚いた。登山道に伸びている枝も切り落とされていた。それでも急登には変わりはないが、途中登山道が崩壊している箇所が何ヵ所もあった。通れないわけではないが、整備はしないのだろうか。

森林限界を出てからの展望は素晴らしく、俎山稜、オジカ沢、ヒツゴー沢は十分に満足のいくものだった。
お約束通り国境稜線が近くなるとガスが上がって来て、谷川岳の山頂ではガスガスだったが、山頂からの展望は何回も見ているので、そそくさと山頂を後にした。

ヤマビルについては、谷川本谷では忌避剤が利いたのか、一匹も見ることはなかった。
保登野沢では、徒渉の直後に靴底付近に張り付いてうごめいている三匹を発見したが、忌避剤の散布のせいか靴の上に上がってくることはなかった。忌避剤を直接吹き掛けるとすぐに離れたが、やはり気持ちのイイものではない。

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