北ノ俣岳・薬師岳−山頂にて御来迎

2017年09月09日(土) ~ 2017年09月10日(日)

• GPS: 16:36
• 距離: 29.9km
• 登り: 2,273m
• 下り: 2,263m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:38
• 休憩: 2:19
• 合計: 8:57

距離 16.8km 登り 1,541m 下り 598m

6:58 折立
7:47 7:48 太郎坂(アラレちゃん)
8:17 8:19 青淵三角点(青淵山)
8:31 積雪深計測ポール
9:31 五光岩ベンチ
9:56 9:57 太郎兵衛平
10:26 10:29 太郎平小屋
10:42 12:48 薬師峠
13:12 太郎平小屋
13:20 太郎山
14:24 神岡新道分岐
14:29 14:32 北ノ俣岳
14:37 神岡新道分岐
15:32 15:35 太郎平小屋
15:55 薬師峠

2日目

• 山行: 5:10
• 休憩: 2:29
• 合計: 7:39

距離 13.1km 登り 732m 下り 1,681m

6:05 薬師峠
6:28 6:31 薬師平
7:02 薬師岳山荘
7:28 7:31 薬師岳避難小屋跡
7:46 8:10 薬師岳
8:17 8:18 薬師岳避難小屋跡
8:34 薬師岳山荘
8:57 薬師平
9:11 11:03 薬師峠
11:27 11:30 太郎平小屋
11:43 太郎兵衛平
11:58 五光岩ベンチ
12:37 積雪深計測ポール
12:45 12:48 青淵三角点(青淵山)
13:07 太郎坂(アラレちゃん)
13:37 十三重之塔 慰霊碑
13:43 折立
13:44 ゴール地点

天候

晴れ時々ガス

アクセス

利用交通機関：

自家用車

有峰林道は6:00〜20:00のみ通行可。通行料￥1,900／台
5:30に亀谷料金所到着で12,3台目くらい
折立には前泊の車が多数でほぼ満車状態

コース状況／危険箇所等

前半の樹林帯は木の根っこなどに注意
後半は浮き石に乗らないように
薬師峠から山頂までは最初の岩場と最後のザレが厄介

歩くペースが「とても速い」になってるのは
太陽フレアの影響でGPSデータが狂ってるのだろう

写真

登り始めの樹林帯で立派な檜にホレボレ

三角点を過ぎると剱岳の雄姿

遠く白山も

草紅葉が始まってる

山頂、避難小屋跡、薬師岳山荘が綺麗に見えてきた

左手には剣から立山までくっきり

薬師平と薬師岳を見ながらテン場へ向かう

右手には水晶岳、雲の平

右後方には黒部五郎、双六、三俣蓮華

テントを張ったら北ノ俣岳まで歩いてみるつもり

流石に黒部五郎岳は遠すぎる

テント場が見えた
良かった、まだ余裕たっぷり

テント設営後に散策開始
アカモノの実とか

イワショウブの実

これはチングルマの実と言って良いものか

アオノツガザクラ

ヤマハハコ

太郎平小屋まで戻ってその先へ

とりあえず太郎山

雲ノ平と奥に祖父岳、鷲羽岳
尖ってるのはワリモだな

結構登るんですな

薬師平より上部には雲

なんとも穏やかな景色

ミヤマリンドウ

北ノ俣岳に到着

この先はまたのお楽しみ、
という事で引き返す

二日目、薬師平から

山頂方向はちょっとガスっぽい？

どデカい黒部五郎岳

ヨツバシオガマ

チングルマ

ハクサンフウロ

稜線に出て左方向には端正な形の鍬崎山

トウヤクリンドウ

薬師岳に到着

頭上は晴れてるんだけど

西側からガスが

北薬師岳も金作谷カールも見えない

ガスの切れ間に太郎兵衛平

不意にブロッケン現象
あぁ、阿弥陀如来様〜

東斜面のカール地形

しばらく粘ったけどガスは晴れず
いい加減寒いので下山

左手に中央カールを見ながら歩く

薬師岳山荘と太郎平小屋が見えてきた

振り返るとガスが取れてる？
ハイハイ、予定通り

薬師平の手前から槍ヶ岳もチラリ

帰り際、もう一度薬師岳を振り返る

実はここからも槍が見えたりする

五郎さん、いつか登るから待っててね

雲ノ平もいつの日にか

オヤマリンドウ

登りではスルーしちゃった五光岩

感想

忍者クロこげ

どうも百名山とは相性が悪いらしい
と言うよりも、
深田久弥氏との相性が悪いのだろう
それなら得心がいく

今年登った百名山は3つ
大峰山（八経ヶ岳）、高妻山と今回の薬師岳だが
このすべてで山頂はガッスガス

まぁ、今回はそのおかげでブロッケン現象を体験できた
西洋ではブロッケンの妖怪などと言われているのに対し
日本では御来迎と呼ばれ、中央の影を阿弥陀如来様と見ていた

薬師岳の西側斜面に御来迎、
背面である東側には薬師如来様の祀られた祠、
という奇跡の位置関係　ありがたや〜