月山(高山植物の宝庫)
- GPS
- 06:30
- 距離
- 8.0km
- 登り
- 809m
- 下り
- 804m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
駐車場に水洗トイレ、清潔でした ペアリフトの始発:平日8:00 休日7:30 ペアリフト料金:往復1000円 片道560円 頂上にバイオトイレあり、ここも清潔でした |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山道に危険個所はありません 美化協力金200円 |
写真
感想
昨年秋は8合目の駐車場から弥陀ヶ原経由での登山でしたので、今年は2度目の月山を別ルート姥沢駐車場から往復リフトを利用してらくらくハイキングにました。リフト上駅に降りて5〜6分歩き姥ヶ岳への道を左に分けてカール状に開けた斜面へと下降して牛首へ、途中ニッコウキスゲ、ヨツバシオガマ、ハクサンチドリ、他にイワカガミやチングルマも咲いており花を見ては立ち止まってシャッターを押しながら、荒々しい鳥海山の頂とは対照的な、なだらかな月山の頂を望みながら、雲海に浮かぶ朝日連峰を振り返り見ながら、木道をゆっくり辿りました。歩き始めて1時間弱で牛首到着。ここで15分程休憩しました。前方月山中腹の登山道を白装束集団が下ってきました。月山は信仰の山なのです。老若男女各地方からの参拝者のようで早朝4:00に8合目を出発したとの事、全員下ったのを見極めて頂上へと再出発しました。頂上までは岩と石で足場の悪い急登が続きましたが道の両側に現れるウツボグサ、ミヤマリンドウ、ハクサンフウロ、ヤマハハコ、キオン等とても鮮やかでカラフルな花々に癒されて登りました。小休止をして、くっきり稜線を描く朝日連峰を遠望し何時か縦走してみたいと思いました。延命地蔵尊、鍛冶稲荷神社を過ぎて色鮮やかなミヤマリンドウを愛でながら緩やかに高度を上げると方位盤のある月山神社への稜線に着きました。大勢の人々で賑わっていました。月山神社の左に4日に登った鳥海山を望み感動もひとしおでした。神社の脇のお花畑(主役はミヤマキンポウゲとハクサンフウロ)でたっぷり1時間昼食休憩をし下山しました。急な岩礫の道を足元に気をつけながらも時折眼下に姥ヶ岳や雪渓をみながら下りましたが往路で望んだ朝日連峰は雲に隠れてました。牛首の分岐から姥ヶ岳経由でリフト上駅を目指しました。
柴灯森を巻く登山道下斜面に残る雪渓で夏スキーを楽しんでる人々を眺めながら高度を上げました。石畳の登山道は歩き易く道両側には、チングルマ、コバイケイソウが咲き残りイワオウギ、ウメバチソウ、初めて見るトモエシオガマ等も咲いてました。湯殿山分岐の金姥で小休止後木道を辿って月山を振り返り見ながら姥ヶ岳へ。山頂に咲くシロバナトウチソウ、イワショウブ、ミヤマリンドウ、マルバタケブキ、ウメバチソウ等を楽しみながら暫く休憩しリフト上駅へ下りる途中の木道脇の地塘周りのキンコウカの群落には早くも秋の気配、草紅葉が始まっているようでした。木道過ぎの急斜面には盛りを過ぎたニッコウキスゲやチングルマが見事に咲き残り眼を楽しませてくれました。最後まで飽きることのない山、月山は見事な展望とお花の名山でした。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する