記録ID: 128593
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沢登り
谷川・武尊
薄根川/川場谷から上州武尊山へ「日帰り」(2011.8)
2011年08月14日(日) [日帰り]
- GPS
- 08:30
- 距離
- 11.9km
- 登り
- 1,281m
- 下り
- 1,035m
コースタイム
川場谷野営場4:50-桐の木平キャンプ場5:25-獅子ノ牢6:10-8m滝7:50-15mナメ滝出合8:15-水涸れ藪漕ぎ始め9:15-1975m右のコル10:20-10:50武尊山11:35-前武尊山12:45-川場谷野営場13:55
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・県道から川場谷野営場までの林道はダートだが普通車でも入れる。川場谷野営場は小屋が一軒建っているが水場は見当たらなかった。MTBで川場谷入渓地点の桐の木平キャンプ場へと向かう。キャンプ場への分岐までは約4kmで標高差400mの下り坂で快適だが、そこからの2.5kmは150mの登り返しとなる ・桐の木平キャンプ場の一角にMTBをデポさせてもらう。管理事務所に挨拶をと思ったが、早朝のためか寝静まっている様子だった ・まだ陽の差し込まない森の中、平滑・ウナギの寝床と通り過ぎてゆく。この辺りまでは左岸に遊歩道が平行しているようだ ・獅子ノ牢は薄暗く入っていくのが薄気味悪いが、通過は容易である ・時折現れる小滝を越えながらの穏やかな渓相の谷歩きが続く ・河原状から徐々にナメ床が続くようになると、丁度谷底にも陽が下りてきて、軽やかな沢歩きとなる ・忽然と現れる8m滝は見た感じなかなかの迫力だが、左を快適に登ることができる ・ナメ床と優美な滝が交互に現れ、甘美な時が暫し続く ・枝沢をいくつか見送ると、徐々に水量も減り、河岸の灌木が近づいてくる ・昨晩、誰か泊まったと思われるビバークサイトから30分ほど行くと休憩中の3人パーティーに出会った。挨拶を交わし先行させてもらう ・1975mピークの右肩めざし左の方向を意識しながら水流を辿る。いくつか沢を分岐すると急に水量が乏しくなり、笹が覆い被さってきて鬱陶しい感じになってくる。間もなく水が涸れ、そのまま沢形を辿るがすぐに消えてしまい藪漕ぎ開始となる ・Web上にある川場谷の記録では左方向に窪状の沢形を繋いで登っていくのが楽なように書かれているものが多い。確かに直ぐ脇に窪状の沢形があり、左にトラバースして沢形に降り立つ。少しの間は楽に登っていけるが、やがて沢形は分岐する。明らかに右が本筋だが、樹間から垣間見える行き着く先を見ると1975mピークの右肩よりも武尊側に詰め上がっているように見える。進路を左にとるが、直ぐに沢形は途絶えてしまう。過去に誰かがここを辿ったようで、多少藪の薄いところを登っていくと、徐々に急傾斜になり藪も濃くなる。しばらく登ると右の方向に窪状が見える。今度はそちらにトラバースして、また沢形を辿るがそれもまた途絶えてしまう。それでもとにかく上へ上へと登っていくと不意に登山道に飛び出した。1975mピーク右の鞍部よりも少しピーク寄りの辺りだろうか。 ・武尊山頂へと登山道を辿りながら、川場谷詰めの最も楽な藪漕ぎルートを目で追ってみるが、ハッキリとこれが正解と言えるルートがあるのかどうかは分からなかった。 ・時折ガスに巻かれる山頂で少し長めの昼食休憩を取り、登山者で山頂が混雑してきた頃合いで前武尊山へと向かう。頂上付近では結構な数の登山者と行き会ったが、武尊牧場への道を見送ると静かな尾根歩きとなった。 |
写真
感想
久々の沢だ。
ちょっとした環境の変化で2009年は何処へも行かず、2010年は小川谷廊下に一度。
今年に入って低負荷で再始動したが、山は日帰りと自己規制している。
日帰りでも記憶に残る濃密な時を過ごしたい。川場谷から上州武尊山への一日はこの夏の良い思い出となるだろう。
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